今日は第二のふるさとの人権教育研修会。
講演はなくて、レポート発表と協議です。ガチです。わたしは「学力部会」なる分科会に出てみました。
ここの地域の特徴は、保小中が合同でやっているところにあります。そもそも、保育園って管轄としては「教育機関」ではないんですけど、実際にはものすごくきめ細かな教育・啓発をしておられます。そんな保育園ですから、保育士さんの洞察力がすごい。で、小中もそれに負けず劣らず子どもや保護者に対して細かい見方とケアをしておられます。
じゃ、高校の教員はなにができるのか?たぶんそれは、「大雑把さ」なんじゃないかなぁ。きめ細かだからできることと、であるがゆえに見落としてしまうこと。前者を学ばせてもらいながら、後者を提案する。更に言うなら、その「大雑把」な場所に、いずれ子どもたちは巣立っていくわけで、そこの話を交流することは、保小中の人たちにとっても、たぶん意味があるんじゃないかなぁと思うのです。
てことで感じたこと。
んー。小中の教員は教えるプロですね。まぁ、太刀打ちできません。じゃ、わたしのアドバンテージは?たぶん「考え方を教える」ってことなのかなぁ。「いかに教えないか」みたいな。言い換えるなら、小中の勉強の仕方から脱皮する手伝いと言えるかもしれません。
まねる→学ぶ→考える→研究する
という感じでしょうか。
そんなことを連携できるって、たぶんかなり意味があるんじゃないかなぁと思いました。