この一年半、ずっとわたしを迷わせていた日がやってきました。
思い起こせば一年半くらい前に一本のメールが来たのが発端です。
「京都でBENTっていう芝居をしたい。協力してほしい」
はぁ?
「な、なにを協力すれば…。観客動員ですか?」
「まぁそうです」
「あー、それは無理です。わたしがからむと、かえって人が減りますよ(笑)」
「いいです」
「いや、それ、本末転倒でしょう^^;;」
というやりとりからはじまりました。
で、半年くらい前に、またまたメール。
「アフターイベントに出てください」
はぁ?
「他に、シンガーの方とかも出られます」
いや、歌を歌える人はそれでいいじゃないですか。
「あの、芸、ないですよ。漫談でもしろと?」
「はい」
って、それならそういうプロがいるでしょーに、よりによってわたしかよ_| ̄|○
で、2ヶ月くらい前に玖伊屋に来られて
「ここで打ち上げさせてください」
あ、これならわかります。了解了解(笑)。
ってことで、今日を迎えたと。
集合時間は午前10時。「服なんかの一部にピンクをつけてこい」という支持があったのでピンクの服を着ようと思ったら、シミがついてます。ダメじゃん(T_T)。てことで、代わりの服を探していたら大幅に時間をとってしまって、出町柳から走るハメになってしまいました。やれやれ…。
会場に着くと、みなさん温かい笑顔で迎えてくださいました。が、わたしとしては、いまだ何をすればいいかがわかりません。わかっているのは、マダンセンターに集合して準備をはじめてくれている「愉快な仲間たち」の進捗状況をチェックすることぐらいです。
にしても、出演者っていいです。
リハをすべて見ることができます。鈴木重子さん&バディタイムのセッション、スゲー!Divaさんのオーラ、ハンパねー!そんなこんなで、リハをたっぷり楽しませてもらって、いよいよ打ち合わせです。
楽屋に行ってみんなで話はじめたのですが…。濃いぃよ。みなさん、濃いぃよ。言葉がスルスルと出てきます。わたしは…。いつもの通り
「うーん、なんだろ…。えーと、こんな感じで…。」
みたいな。で、オチがない(T_T)。
完全に「プロの中に放り込まれた一般ピーポー」です(笑)。ま、いいや。本番になったら、どこかからコロボックルさんが来てくれるでしょう。