延々と呑み

で、近くの居酒屋に移動して呑み開始。こういう時の呑みのおもしろさは、単にカウンターにまつわる話をするんじゃなくて、もっと自分寄りの話をすることなんですよね。
「みんなわからへんやろけど、オレ、元来は芸術家肌やねん」
とか
「自分の生まれはこのあたりで、こうこうこうで」
とか。こういう会話をすることで、単に「その場にいつもいる人」から、少しずつ人間としての立体感が出てきます。人間って多面的な存在であるとわたしは思っています。仮に「運動/活動」や「仕事」というだけのつながりであればそれば、そこだけの情報で充分です。でも、みんな魅力的なんですよね。てことは、少しでも立体的にその人を見たい。だから、こういう場での会話が楽しいんでしょうね。

てなことやっていながら、少しずつ時間が気になってきました。なので、暴走機関車に電話。すると、すでに現地に到着してるとか。こりゃまずいわ。
てことで、あわてて京都に移動。電車のつながりもよく、1時間で東九条に到着。
今日からあした、「卒業生の会」です。
みんなすでに宴たけなわです。今日は生後7ヶ月の子どもも参加していて、この子が場の空気を支配しています。
今回の卒業生の会のメインテーマは「二郎系ラーメン」(笑)。ジロリアンの卒業生が、なにやら熱く語っていました(笑)。
そんなこんなで、遅がけの参加者なんかが来て、ウダウダしているうちに、眠くなってきて、布団にもぐりこんでしまいました。しばし眠気に抵抗したけど、やがて、気づかないうちに落ちました。

趣味の3連発

朝、めっちゃ眠いです。でも、さっさと片づけて、今日の予定を開始しなくちゃなりません。うーんと思っていたら、案外みんなサクサク動いてくれて、予想より早く片づけが終わりました。
とてもいいことです。

で、帰りになじみの歯医者さんに寄ってみたりして。にしても、最近歯の具合がよろしくないです。割れるわ欠けるわ。歯だけじゃなくてつめてる金属が欠けたりします。ま、経年変化による劣化なんでしょう(笑)。
ま、今回もとりあえず神経抜く一歩手前でセーフ。よかったよかった^^;;。

で、いったんおうちに帰って体制を整えます。とりあえず野菜たっぷりの味噌ラーメンなんぞつくってみたりして。
で、次のタスクの場所へ向かいます。今日は教育研究集会でレポートです。たいしたレポートではないけど、とりあえず出すことに意味があるわけです(笑)。
で、50分ばっかレポートやって、再び駅へと向かいます。

続いて到着したのは道頓堀。すでに橋の上には何人か知り合いがおられます。ダラダラしゃべっていると、向こうから某交流会の卒業生が歩いてきました。
「ありゃ?こんなとこでなにしてんの?」
「今からバイト。で、いつきちゃんは?」
「今からここでカウンター」
その子、バイトまで時間があったみたいで、カウンターにつきあってくれました(笑)。でも、TLに流れてきた街宣の文言を読んで、
「なんかムカつくわ。腹立つわ」
と繰り返し言ってました。そりゃそうだわ。
カウンターの後半はテラスから観察です。傍からは「余裕かましてる」って見えるかもしれませんが、わたしにはあの人たちの姿は、自分に向けられる刃に対して、真正面から目を見開いて仁王立ちになっているように見えたんですがねぇ…。
途中から「自分にできることはなんだろう」って思って、「ビラまきだ!」。てことで、街の遊撃手(笑)よろしくビラをまきまくり。かなり反応よかったです。
で、そろそろ疲れてきたなと思ったら、いきなり静かになって、「あれ?」。あ、終了ですか…。えらい早くに終了です。30分ほど短かったのは、もしかしたらカウンターの激しさに「やんぺ」ってなったのかもしれませんね。

粘った

で、夜はお泊まりの飲み会。懐かしい卒業生も来てくれて、楽しいひとときです。
お泊りなんで乗り越しの心配はないわけですが、逆に飲みすぎる心配があるわけで。でも、そこはそこ。少しずつ長くグライダーの着地のように呑んで、気がつくと寝てましたo(^^)o

資料は裏から見る

今日は結婚差別にかかわる意識調査の話でした。
部落の人と部落外の人の結婚で被差別体験のある人のパーセンテージ、60代と30代とでどちらが高いかみたいな話でして。これ、30代なんですよね。わかりきった話ですけど、からくりは簡単で、昔は結婚差別を受ける以前に、そもそも通婚(部落の人と部落外の人の結婚)が少なくて、だから差別が少なかったと。
まぁこれ、からくりを知っている人にとっては当然の話なんですが、からくりを知らない人には、もしかしたら「昔のほうが差別はゆるかった」っていう結論に至る可能性もあるわけで。
もっとも、裏ばかり見てもこれまたいけないのかな。
例えば、「部落であることを相手に伝えた」「伝えなかった」と結婚時の被差別体験にはさほどの違いがなかったりします。ということは、「伝えないこと」のメリットがさほどないということになります。ま、伝えなかった理由の第二位が「伝える前に相手は知っていた」ってのがあって笑ってしまいました。
結婚差別にかかわる意識調査の話は前にも聞いたことがあるんですけど、あらためて聞くと、調査結果はいろんな角度から見なくちゃならないんだなぁという、これまたごく当たり前の結論に達したりするわけで(笑)。

今年も始動

今日は久しぶりに車で出勤です。
なにせ、「焼肉販売」をしなくちゃ活動資金が底をついてしまいます。で、焼肉販売のためには、その前の準備が必要ってことで、今日はとにかく買い出し日です。
まずは仕事の前に買い出し。仕事をガッツリやって、仕事の後にも買い出し。
あー、めんどくさい…。でも、誰も代わってくれないよなぁ…。
ま、いいか…。

タイの学校におけるセクシャル・マイノリティ教育

今日は某所で「タイの学校におけるセクシャル・マイノリティ教育」ちおうテーマでセミナーがありました。サブタイトルが「「第3の性」を学校ではどのように教え受け入れているか?」というものです。なんでも、チェンマイにある大学附属小学校の校長さんが話するとか。これは聞きに行かねばなりません!
てことで、言ってきました。

で、内容は…。
タイのセクマイというか、タイトル通り「サードジェンダー」の話でした。
具体的にはカトゥーイやトムボーイの話です。
で、聞いていたんですが…。
う〜ん、セミナーを開催された方がはじめにビデオを見せながらいろいろ話をしておられたのですが、もしかしたらプロパーではない?セミナー中ではありましたが、ちょいとググってみると、教育工学が専門らしいです。で、ゲストスピーカーは…。いくら「紫トイレ」をつくったとはいえ、研究者ではなくあくまでも教育者ですから、やはりプロパーではない。なので、どちらかというと「現場からの報告」って感じでした。

で、タイ語と英語と日本語が入り交じるセミナーで、全貌がよくわからなかったんですけど、簡単に言うと、タイの社会って、とても「てーげー」な部分と、とても「厳格」な部分が同居してるんですね。だからこそ「サードジェンダー用のトイレ」なんていう発想が出てくるのかな。カトゥーイの子ら、学校ではまわりの子らに受けとめられているんです。でも、どの子もみんな短髪。で、校長さんに質問しました。
「みんな髪の毛伸ばしたいだろうと思うんですけど、なぜ短髪なんですか?」
すると答は
「みんな男の子扱い。だから、高校までは短髪なんです」
とのことでした。厳格じゃん。さらに続けて
「だから、大学に入ると大きく変わります」
はーなるほど。タイの大人のMTFがあそこまで女性ジェンダーを強く身にまとうのは、そういうのもあるんだ。
あと、性教育はぜんぜんやってないみたいです。性についての疑問を親に聞いたら「先生に聞け」で、先生に聞いたらとりあえずは教えるけど…。みたいな。
社会も「能力で評価」って感じですね。だから、身内にいるのはやっぱりイマイチだし、子どもが同性婚ってなると、許容の割合は半分くらい。
そうそう。話の中に「FTMもMTFもほとんどが手術する」みたいなことを言っておられました。真偽の程は定かではないのですが、もしもそうだとすると、それってジェンダーの縛りの強さの反動とみることもできるかもしれません。
だから、タイが「トランスが完全に受け入れられている理想の社会」ってものとはほど遠いかなって気がしました。ま、あたりまえか(笑)。

ま、でも、タイの教育事情を聞けたのはよかったです。

久々の「部落史の見直し」

かつて、年に何回講演を聞いただろうという「部落史の見直し」ですが、そう言えば、ここ数年とんと講演の企画をしなくなりました。
まぁ、みんなひと通り知ってるだろうというふうに思って、あえて他の企画を優先していたのですが、最近ふと
「みんな、知らんのとちゃうん?」
という気がしてきました。というのは、担当者はくるくる変わっていて、部落史の講演をやまのようにやっていたころの人はほとんど残ってないんじゃないかなってことに気づいたのです。
てことで、今回久々に部落史の講演を聴くことにしました。講師は本郷浩二さん。依頼内容は
「基本編でよろしく」
です^^;;。もちろん個人的にはマニアックなところを聴きたいのですが、そんなところをやられても、はじめて聴く人にとっては「は?」ってなるのは確実です。なので、今回は通史的なところで攻めてもらおうかと。

で、話を聴きながら感じたのは
「こなれてきたなぁ」
ってことでした。
なんというか…。今から10数年前、「部落史の見直し」という「黒船」がやってきた時は、現場はすごく混乱しました。でも、混乱していたのは現場だけじゃなくて、たぶん研究者も「いま、ここ」でやっていることをようやく言葉化・文字化できた時代だったんじゃないかなと思います。だから、ひとりひとりの講演がそれぞれ微妙に違うし、なにより講演がとんがってました。それが、今回話を聞いていると、あの頃の「とんがり」がなくなっている気がしました。そういう意味では、ようやく例えば素人であるわたしたちでも教材化できるところまできたのかなという気がしたんです。
もうひとつ感じたことは、「プラスαとしての提言」ができるところまで来たんだなってことです。
たぶん10数年前も提言はあったんだと思います。でも、それはまだ個人としての思いみたいなところであったり、そういう言い方をせざるを得ないさまざまな時代状況のしばり*1なんかの中で「提言」として、わたしたちのところまで届いてこなかった。それが今回、はっきりと部落史を学ぶ意味みたいなところまで届く内容だったんですね。それが印象的でした。
たぶん、次のステップとして「部落差別の成立の歴史」から「多様なとりくみの歴史(紹介)」を聞かなきゃならないのかなと思います。これこそが大切だし、でも「時代」という流れに溺れそうになりながら、あるいはその流れにうまく乗りながら、でも「部落解放」を志向してきた歴史、あるいはそこから脇道にそれた人もきっといるわけで、そんな歴史も含めて、そこから学ぶものはハンパないんだろうと思います。

なんか、ワクワクしてきました。もう一回本郷さんにお願いしたいな…。

*1:大人の事情ともいう

あまりに注目

で、夜はおべんきょ。うれし恥ずかし数学タイムです。
今日のは「aで割ったあまりがr、bで割ったあまりがqである数nをひとつ求めよ」って話でした。
これ、ユークリッドの互除法から出てきた「aとbの最大公約数をdとすると、ax+by=dとなる整数x,yの組が存在する」から求めることができます。
ちなみにこれ、aとbが互いに素であれば存在しますが、そうでない時は存在しない場合もあります。で、存在する時の条件を求めたりしてました。
ここで直感的に求めることも可能なんですが
「あまりに注目してみましょう」
とのお言葉。なんでも「法演算」というのを使ってみるとか。これ、「aをnで割ったあまりとbをnで割ったあまりが等しい」ときに「aとbはnを法として合同である」→「a≡b(mod n)」ってやるそうです。簡単に言うと、「数」をあまりで分類する感じでしょうか。で、これを使うと、具体的にはあまりの差がaとbの最大公約数の倍数であることが条件になるようです。
ついでに「10で割ったあまりがr1で12で割ったあまりがr2である数nと10で割ったあまりがq1で12で割ったあまりがq2である数mがあるとき、nとmの差を求める」なんていうのもありました。これは十干十二支で考えた時の年の差をもとめるってお題でした。

でも、あまりって「あまり」っていうぐらいですから「いらないもの」「半端もの」って感じがしがちなんですが、実は「商」よりも「あまり」のほうが使い道があるんですね。
でも、「ま、そりゃそうだな」と、なんとなく納得もするわけで…^^;;。

細々

先週は出張だらけでした。出張があると、その間まったくデスクワークができなくなるので、職場での仕事の密度があがります。もっともまわりの人はそんなことはわからないので、
「あの、これ」
とか言ってこられます。まぁ、「それ」が仕事なんで、まっとうといえばまっとうな話ではあるのですが、けっこうパニックになります。
で、仕事って、頭の中に「これ、せにゃ」と思ってることと、その場で人から言われたことは顕在化するけど、「あー、やらなきゃなぁ」って思ってることは潜在化したりして、あとで「うわ」ってなったりします。
まさに今日がそれでした。
朝、突然入ってきた代講で一日の組み立てが完全に崩れて、そのままドタバタでした。
いや、代講はおもしろかったんですよね。なんの憂いもなく、単に代講に行くだけなら、それはそれで楽しいものです。生徒もノリがよかったし。
でも、まぁ、パズルのピースの細かいところをはめられなかった一日だったなと^^;;。

ダウン

今日は大阪でいろいろあるので行きたいな、行かなくちゃ…。でも、身体が動きません(;_;)。もがくこと1時間。とうとう断念しました。
パートナーはお出かけ。
「お昼、焼きそばでもつくったって」
とのことでしたが、なんか寒くなってきたので、気分はラーメンだなと。子どもたちは遊びに行ったり寝たりしてるので、自分の分だけつくればよろし。ならばと、脳内にあった味噌ラーメンでもつくりますか。もちろん、麺は焼きそば用ですが(笑)。
できあがりを食べるとまぁまぁです。
さてと。洗濯機をまわして…。4回もかかったよ^^;;。
ま、そんなこんなで1日は終わっていきます。
晩ごはんは鍋。暖まるけど、やっぱ寒いな。さっさと寝ることにしましょう。明日のことは明日が思いわずらいます。