静かに終わる〜わたし好み

今日は終業式。そのあとのロングホームルーム。きのう「映画」を見せたクラスに遊びに行きました。で、ひとこと。
「みんなの感想文、読ませてもらいました。みんなの中にいろんな混乱が起こっていることがわかりました。でも、それはやっぱりうれしかった。なのでありがとって言いにきました」
わたしのお礼に、子どもたちもなんとなく柔らかい空気を送ってくれました。いい終業式のあとの時間を過ごせた気がしました。
職員室にもどろうと思った時、ひとり、どうしても伝えなくちゃならない子がいることを思い出しました。その子、1年生の時にわたしに「男?女?どっち?」って聞いたことを覚えていて、昨日の「映画」を見て、どれほど残酷なことを聞いたかって思い、自分の未熟さをすごく後悔したって感想文に書いてくれたんです。
でも、それは違う。そこから関係をつくっていけばいいし、その機会がその生徒とわたしの間になかったってことなんです。なので、ちょいと教室にもどって、その子に
「ありがと!大丈夫だよ!」
って言ったら、その子、すごくホッとしたようなうれしそうな笑顔でピース返してくれました。きっと昨日、しんどかったんだろうな。でも、それほどまでに受けとめてもらえたことは、とてもうれしいな。

で、午前の最後は「スタンプラリー」。赤点の子らが教科担当をまわって指導を受けるひとときです。
さて。どんな課題を出そう…。
「あんな。課題な。今日の帰りに図書館行け。で、数学の本を借りて、それについてレポート書け」
「なんでもいいんですか?」
「いや、どんな本を選んだかも評価の対象やな」
「えー」
「わたしの性格、わかってるやろ(笑)。ま、楽しませてくれ」
さて、どんなレボートが出てくるかなo(^^)o。