朝、とある小学校の一時間目の授業におじゃましました。なんでも、ここに当事者の子がいるとか。わたしは助っ人です。
いや、はじめこの話が来た時、正直気が進みませんでした。もしもみんなに話したければ自分でやればいい。それは、小学生であろうが大人であろうが同じです。
でも、「どうしても」ということだったので、そう言われると、まぁしゃあないなと。
ところで、行くことにしたのはいいですが、小学生相手に30分〜40分。なにをしゃべれと(T_T)。この数日間ずっと考えていました。で、一応昨日の夜に大筋完成させて、今朝の道中に最後の微調整をして、いよいよスタート。自分の話をしたり、「仲間とは」みたいな話をしたり、まぁ、ちょいとわかったふうのことをしゃべっていると40分なんてあっという間に終わりました。
話が終わったら、センセが
「感想を誰か」
と、一人の子どもが手をあげて
「わたしもいつきさんも同じ気もちがあって…」
と語り出しました。
この子か…。
メッチャしっかりしています。わたしなんて来なくてええやん^^;;。そう思ったのですが、話し終えてしばらくしたその子を見ると、目から涙があふれているのが見えました。そうだったんだ。
センセから解散の声がかかったので、すぐにその子のところに行って、思わず抱きしめてしまいました。
しっかりしてるんじゃなくて、しっかりしないと生きていけないんだ。自分の内からパワーを出すことで、ようやく立てている。そんなオーラが伝わってきました。小さな仲間に出会えたこと、そしてその子への愛おしさに、わたしも思わず泣いちゃいました。
来てよかった。もしもその子な望むなら、長くつきあいたいな…。