幾度めだろう

授業のはじめに…。
わたしが代表するわけではないんだけど、一有権者として君たちに謝らないといけないことがある。
昨日をもって、日本は本当に戦前になった。これからは「戦争のできる国づくり」が着々と進んでいくだろう。それは例えば徴兵制というかたちで出てくるかもしれない。わたしは年齢的に徴兵されることはないだろうけど、多分君たちは兵隊にならなければならないかもしれない。銃で人を殺すとはどういうことか。友だちの友だちにイラク帰還兵がいる。その人は、今も戦場のことがフラッシュバックするという。戦争というのは、一人の個人の人生をそういう形で変えてしまう。
では、どうすればいいのか。「best」の選択をしないこと。なぜなら、もしも「best」が誤りであった時、すべてをご破算しなくてはならないから。だから「better」の選択をすること。「better」ならやり直しが効く。
今回の選挙はみんなが「best」を求めようとした。でも、そんなものはあるわけがない。なぜそうなったか。
そもそも議会制民主主義とはとてもまわりくどいものだ。選挙で人を選び、その人たちが議論を戦わせ、それぞれが考える「best」から妥協することで「better」を選択する。なぜそういう制度になったのか。それは「そう簡単に変わらない」ことが安全を担保するということを戦争の経験から学んだからだ。
だから、選挙は大切なんだ。友だちのお父さんが「民主党は期待に応えなかった。お灸を据えないといけない」と言ったらしい。その発想はまちがっている。選挙はファン投票ではないんだ。
「平和をつくる一票」はとても難しいかもしれない。でも、「戦争を避ける一票」ならありうるかもしれない。そして、その一票をどう選ぶのか。それは、時代を見て、社会を見て、考えること。それ以外に方法はない。
このクラスの子は全員日本国籍を持っているはずだ。だから、数年後に選挙権を持つ。一枚の投票用紙を目の前にした時、できれば「なんか言ってたな」と思い出してもらえたらうれしい。

じゃぁ授業をはじめましょう。

で、おべんきょタイムが終わったら、向かいにある「おべんきょ仲間部屋」で忘年会。中国からおべんきょしにきている仲間たちが鍋をつくってくれました。

ひとつは真っ赤な鍋。

辛くておいしい!もうひとつは高菜の鍋。これははじめてです。わたしは真っ赤な鍋のところに座っていたので、もっぱらそっちをいただいていましたが、高菜の方もなんといえないおいしい香りがして、なかなかいけます。
で、辛い鍋には当然ビールがあいます。と、
「白酒、おみやげに買ってきたんですよ」
のひとことにつられて、早速いただきました。
これがまたなんとも。口を近づけていくと、ほんのりクセのある香りがしますが、一口呑むとまったくクセがありません。すいすい入るので、これはヤバイなと^^;;。
てなことやっていると、あっという間に11時です。ヤバイ!今日もえらい遅くなっちまった!

こうやって方向が定まるのか

今日のおべんきょの発表は、おべんきょ仲間の担当です。今回はかなり分厚い資料が出てきました。どうやらいい資料が見つかったみたいです。で、いろいろ話をしているうちに、突然おべんきょ仲間さん
「あっ!」
とか言います。どうしたのかと思ったら、突然方向性がわかったみたいです。そうか、こんなに突然のこともあるんだなぁ。もちろんこれから大変だろうけど、方向性が定まるって大きな一歩ですよね。よかね!

お掃除当番

先週が女性休養室の掃除当番でした。ただ、先週は鬼のように出張が入っていて掃除をするひまがありませんでした。
てことで、今日やることにしました。
ほとんど誰も使っていない部屋なので、ゴミもほとんどありません。でも、掃除機をブイーンとかけました。
この部屋に自分のロッカーを置かせてもらうために何年もかかったなぁ。でも、いろんな人が協力して置かせてくれたなぁ。そんなみなさんへのお礼の気持ちをこめながら掃除しました。