飛んだ…

で、懇親会。みんなファイトを燃やしています。なわりに、ぜんぜん店へ移動しようとしない。業を煮やしたわたしは若い子らを誘って
「行こ!」
とさっさと移動。ところがお店に着いてから、待てども待てども後続部隊が来ません。
20分ほど待ったところでようやくみなさん到着。さて、呑みましょう!
しばらくすると、東さんが到着。なぜかわたしを引っ張って
「みんなに紹介する!」
とか言ってくださいました。紹介しておられる内容、半分くらいわかった気がするけど、「過分な紹介」でした^^;;。
やがて、京都に宿を取っておられるUさんOさんコンビに
「そろそろ終電の時間ですよ」
と言うと
「帰るの、やめた」
とか言います。あのね…。まぁ、今日もお酒はセーブしているし*1、もういいわ。つきあうことにしましょう(笑)。まぁ、東さん、家に泊めてくれるって言ってるし。
ところが、そうは問屋が卸しません。ここはカッパ横丁。すぐ近くには堂山があります。元気な講師団は、ここからゲイバーに行きたいとか言っているようです。ちなみに、ダイヤモンドさんはここで離脱。最後にもう一回ハグ(笑)。
で、ゲイバーに移動。ん〜、いい感じのゲイバーです。でも、なんとなくビアンバーも気になるな。てことで、UさんOさんといっしょに探検。いや、同じビルにあるみたいなんですけど、店がありません。思い切って「その場所」にある店の人に聞いたら「つぶれました」とのこと。嗚呼…。
てことで、店にもどったわけですが、んなもん、どこかの時間で出るわけがありません。てことで、閉店時間まで遊んで、帰ったのは始発でしたよ。もう、ダメ…。

*1:ガチで、呑み会が多すぎるので、最近お酒はセーブしています。みなさん、くれぐれもいつきに必要以上にお酒を与えないでください(笑)。

関西性教育セミナー

今日は夜は大阪で関西性教育セミナーがあります。「世界」を知ることができる数少ない機会です。とりあえず、お勉強をしに行きましょう。
会場は淀屋橋近辺。大阪駅から歩こうと思っていると、
「いつきさん」
と呼ぶ声が。OさんとUさんのおふたりでした。てか、なんで広い大阪駅でバッタリ会うんだ?でも、うれしいです。結局3人で会場へ向かうことにしました。
会場に着いてしばらく待っていると、本日の講師団が来られました。で、ミルトン・ダイヤモンドさんとがっちり握手。完全に顔を覚えられています(笑)。
まずは講師団の自己紹介から。東さんの人選もあったのかもしれませんが、トランス関係の研究者が心なし多いような。なかでも、Winterさん*1とElizabethさんのおふたりの話が興味を惹きます。個人的な興味としては、Winterさんのグループに行ってトランスをめぐる最前線の話を聞きたい気もするし、でも、今後のことを考えるとElizabethさんのグループに行って子どもたちの支援について話を聞きたい気もするし…。どちらのグループに行こうかなぁ。と思っていたら、おふたりでひとつのグループをつくってくださいました。ラッキーです。
まずはWinterさんからICD-11についての話。某所にあったように、Winterさんは「Gender Incongruence」を提唱されています。なぜ「Dysphoria」を使わないかというと、「distressを強調するのは精神疾病というとらえ方だからだ」と言っておられるような気がしました。いや、英語、わかりません。そもそも、ICDの中での位置づけも「精神疾病でも身体疾病でもない第三のジャンル」というふうに根本的に変えてしまおうと思っておられるみたいです。おもしろいなぁ。「DSMは精神疾病分類だから、どれだけ脱病理化をはかっても精神疾病から逃れられない」という主張(とたぶん言っていた気がする)が印象的でした。
続いて、Elizabethさんからオーストラリアの若年層トランスの話。メッチャ簡単に言うと、日本と一緒です(笑)。理解する親もいれば理解しない親もいる。理解する学校もあれば理解しない学校もある。制服のある学校もあれば制服のない学校もある。そんな中でいきいきとしている子もいればそうでない子もいる。そりゃそうだ…。でも、簡単に言うと、「特効薬はない」ということなんでしょうね。「これをこうしたらこうなる」みたいなことじゃなくて、ひとつひとつのケースに個々あたっていく以外方法がないということなのかな。
で、おふたりの話の中で印象的だったのは「子どもには治療は必要ない」ということでした。「サポートが必要なのは、親や学校」という話も出てきました。そりゃそうだ。でも、某所でHさんの発言が書かれていますが、「日本では医学疾患の方が、学校のサポートが得やすい」んですよね。まさに「病院に連れて行けば病気になり、交流会に連れて行けば変態になる」なんですよね。
それにしても、2時間ほど英語のシャワーを浴びると疲れます。で、ずっと通訳をしてくださっていたS々木さんに
「英語がわかるといいですね。わからないと半端なく疲れます」
というと、
「いや、英語がわかっても疲れます」
とのことでした。まぁ在日外国人の子どもたちのストレスも、こんなのなんだろうなぁ。
てことで、セミナーは無事終了。みんなで記念写真を撮って、ミルトン・ダイヤモンドさんやElizabethさんとハグハグ。

*1:≠ういんたさん(笑)