今日はうちの職場の人権教育研修会です。つまり、わたしが企画する側ってことです。
講師は佛教大学の原さん。最近、超売れっ子です。だからというけではぜんぜんなくて、臨床教育学的な観点から、今どきの若者のありかたの分析と、うちの職場の子どもたちに必要なことについてヒントがもらえればと思って依頼をしました。
なんでも午前中の会議が大幅に押してきたとかで、最初は助手をしておられる方が話されたのですが、これがけっこうおもしろい!途中交代されて帰られたのですが
「あのまま続けられたらいいのに」
と、つい言っちゃいました。そりゃ、一緒に研究してこられた方ですからあたりまえか。にしても、急遽引っ張り出されてかわいそうだったなぁ^^;;。
で、原さんの話ですが、さすがに慣れたものです。と同時に情報量がすごい。そんな話を聞きながら、たぶんうちの職場がうちの生徒にやろうとしていることは、そんなにはずれていたいんだろうなと、なんとはない確信を得ました。で、その源流をつくったのは、間違いなく一緒にムラの子らにかかわってきた先輩たちなんですよね。
あたかも
「進路部研修ちゃうの?」
な内容なんですが、「同和教育の総和は進路保障である」なんです。実は、人権教育って、学校づくりとイコールなんですよね。進路指導や生徒指導なんかと同様にね。
でもまぁ、そう考えている人は少ないんやろなぁ…。どころか(ry
月: 2012年8月
「coming out story」鳥取上映会
変なの…
今年も勝負の日がやってきました。うれしはずかし健康診断の日です。
朝、問診票を見ていると、今年の?検査用紙は性別欄のうちの「異なる方」が黒く塗りつぶされていて、とてもよくわかるようになっています(笑)。
さてさてどうなるか…。
まぁ、身長・体重・視力・血液はどうってことないです。楽しいのは心電図。
基本的にセリフが決まっていて、女性と判断したときは
「ストッキングを脱いで、上着はブラジャーもろとも上にあげろ」
みたいな指示が来ます。
で、今年はそのあとが秀逸でした。性別欄を見たあと
「あ!こ、この性別欄、まちがってますよね」
しゃーないから
「あー、それね、ややこしいからほっといてください」
「いや、でも、これ」
「いや、だから、そこんとこややこしいからほっといてください(笑)」
「じゃあ、服はそのままでいいですね?」
「いや、隠してください」
「わかりました」
で、一通り終わって、向こうの方が一言
「大きな声で騒いでしまってすみませんでした」
「いえいえ」
どうせ職場の人たち全員にバレていて、知らないのは検査をやっている人たちだけです(笑)。
そのあと並びながらの同僚との雑談。
「なんかかかってる病院あるかとか言われても、精神神経科やしねぇ」
「わはは!」
「飲んでる薬あるかって言われても、女性ホルモンやしねぇ」
「わはは!」
「わけわからんやろし、言うてもしゃーないし、なんもないって言いますねん」
「わはは!」
みたいな(笑)。
にしても、なんだかなぁ。
身体の形状が同じであっても、性別欄が別の記載であればこういう混乱はおこらない。で、今回の方は、身体の形状ではなく書類を優先させようとした。
わたしにとっての性別欄は、すでに時間と意志で変更できる程度の位置づけしかありません。マジで性別欄ってなにをあらわしているんだろう。少なくともわたしにとっては「現実」をあらわすものではなく、単なる過去の残滓でしかない。そこで判断するってことは、現実を直視せずに思考を停止させることにつながるかもしれないとも思うんですけどねぇ。
さらにいうなら、反対の性別記載も身体の状況を正確にはあらわしていない。身体を加工するってことは、オリジナルな身体を獲得することであって、既存の枠組みではわたしの身体を測ることはできない。
結局、性別欄は、少なくともわたしにとってなんの意味もないということを、あらためて実感させてもらいました。
もっとも、そんなシビアな話は別の部分であって、心電図には関係ないけどね(笑)。
でも、こんなことがあるから、性別欄を変えるなんてもったいないと思ってしまうんですよねぇ(笑)
フィールドワークに飛び入り
朝、犬に起こされてしまいました。
なぜかS田さんちの空くん@犬に昨日からかなり気に入られてはいたのですが、今日、ますます気に入られてしまったようです。伸ばしている手のところに口にくわえたおもちゃを持ってくるって^^;;しばらく抵抗したのですが、とうとう負けちゃいました(;_;)。
てことで、しばらく犬と遊んで朝ごはん。その後S田さんと一緒に近くの温泉。K村さんとこもそうだけど、近くに温泉があるっていいよなぁ…。
で、帰ってきたところでSやかさんという方が合流。実は、午後にフィールドワークがあって、飛び入り参加をさせてもらうことになったのですが、そこから米子駅まで送れる人がいなくて、その要員として急遽召集された方なんです。もうしわけないというかなんというか。でも、ご本人は
「いつものこと」
って笑ってはりました(笑)
で、3人で昼ごはんを食べて、いよいよフィールドワーク開始です。もっとも、お二人は
「暑い」
とか言って、事務所でしゃべってはりましたけど(笑)
フィールドワークの方は…。
なんしか暑い。でも、そんな中これまた熱い説明をしてくださいます。
まぁ、かつてのムラの姿が残っているところは、それこそ未指定でなければないだろうし、未指定でもおそらくはずいぶんと変わっているはずです。そういう意味では、
「こんなふうに変わった。そこにはこんなことがあった」
という話を、いまの姿を見ながら話をするしかないです。それは東九条も同じかな。なので、話す側の力量もさることながら、聞く側の想像力も必要になるかと思います。
そうそう、今日案内してもらったムラでは、経済的には苦しいものの、学力は高いとか。そこには保護者の努力がすごく関連してるということでした。このことについては、S田さんも話してられました。
んー、なんというか、社会的立場の自覚が、もしかしたら学力と相関関係があるのかもしれないですねぇ。
てことで、1時間半ほどのフィールドワーク終了。案内してくださった方、潜り込ませてくださった方、ありがとうございました!
あとはSやかさんの車で米子駅へ。古ーいつきあいのEみりちゃんと再会したりしながら車中の人へ。なんかウトウトしながら気がつくとおうちに帰ってました。
晩ごはんを食べて、ピカルを見て(笑)、さぁ寝ましょう。あしたから仕事だ(;_;)
遅がけの懇親会
とにかくみなさんえらい勢いで撤収しておられます。そりゃそうです。終了時間が9時で、そこから懇親会ですから。
わたしはというと、昼のお弁当以降一切水分をとっていません。からだが水分を欲しています。
てことで、米子に移動して居酒屋へ。
ようやくビールにありつきました。あとは、米子のおいしい海の幸をいただいたり、おいしいお酒をいただいたり、みなさんの地元感あふれる話を楽しませてもらったり、部落史の話で盛り上がったり。楽しいひとときを過ごさせていただきました。とは言え、そんなに飲んでないにもかかわらず、途中でダウン。まぁしゃーないかな。体は疲れてるもん…。
お開きのあと、わたしはS田さんさん宅へ移動。そう言えば前回も泊めていただきました。少し体調がもどったので、軽くワインを呑みながら、娘さんも交えてえげつないトーク。
3時をまわったあたりで、そろそろ寝ますか。
この夏最終遠征
とりあえず、この夏の最後の遠征先は大山町です^^;;
倉吉まで移動。移動中は原稿書きです。なにせ今日が〆切^^;;。
で、お迎えの車に乗って会場へ。と、ここで
「色紙があるので、なにか書いてください」
とか言われてしまいました。んなもん書いたことないよ!どーするー!
控え室をもらったものの、頭のなかは色紙に何を書くかでいっぱいです。うろうろとうろつきまわって長考一時間の後、やっと書けました。
そんなことをしていると、お客さんが続々と来られます。こんな夜なのに、いったいなんでまた?気がつくと、予備にとってあった椅子まで出しておられます。えらいこっちゃ。 てことでお座敷スタート。これがまた、非常にノリのいいお客さんです。のっけからいい幹事でウケてます。まあ、このまま二時間ウケ続けるのはきついかもしれません。いや、笑いは体力がいるので、疲れてくるんですよね。でもみなさん、うまくペース配分しながら、最後まで笑顔で聞いてくださいました。えへへ、気持ちいい!
朝はゆっくり
今日は午前はゆっくりできます。なんでも上の子どもの自転車がパンクしてるとか。じゃぁ修理しますか。自転車屋さんでやってもらうとメッチャ高いし…。
ところがチューブを水につけてチェックしてもパンクしてるかどうかわかりません。おかしいなぁと思っていたら、ふと気づきました。ポツリポツリと泡が出てます。えらい小さい穴です。こういうのがやっかいなんだよなぁ。てことでパンク修理終了。
さて、シャワーを浴びたらでかけますか。
駅に向かって歩いていたら、行きつけの美容院の前で車を押してる美容師さんが。せっかくなので協力しましょう。
てなことをしながら、移動開始。
こんなところで!
で、懇親会。ちょっと要求しちゃったかなぁという気もしますが、でも来られた方はやる気満々な感じだったので、あえて気にしないことにしました。
にしても、話の内容がおもしろかった!
おひとり新大阪近辺出身の方がおられて、その人の子ども時代の話で大盛りあがりです。「いま」を知るわたしにとって、「過去」をそこで生きてこられた方の話は、自分の経験に厚みを加えることにつながります。とは言え、そんな真面目な話じゃなくて、お腹がよじれそうなほど笑いながらの話で、楽しい時間を過ごさせていただきました。
さて、今日は早めに終了です。おうちに帰ってのんびりしましょう。
ふんわりとしたウケ加減
で、兵庫県中部へ。今日は地域の教職員研修みたいなもんです。
聞いてくださるのは主として小中の教員。思ったよりも年齢層にばらつきがあります。しかも、二年前にも来た気がします。さてさてどうなるか…。
で、しゃべりはじめたのですが、なんというか…。一部のけぞって笑ってる人がおられます(笑)。もちろんおおむね笑顔です。はじめは「フーン」という感じだったのに、気がつくと柔らかい笑顔に変わっている人もおられます。ただ、全体的に静か…。たぶん、真面目なんだろうなぁ。いや、この「真面目」はほんとうに掛け値なしの誉め言葉なんです。ただ、「変態」ではない。もちろん一部おられる感じなんですが(笑)。
それでも二時間、ふんわりとした笑顔に包まれて話をさせてもらいました。
再び引っ越し
朝起きたら左足ふくらはぎの上の腱が痛い。昨日の夜足がつった後遺症みたいです。んー…。今日一日の行動がなんとなく不安だ^^;;。
今日は午後からお座敷がありますが、その前に職場の引っ越しをしなきゃなりません。実は、この間今日やらなくていいようにしようと思っていたのですが、体の疲れに勝てずにダラダラしちゃったのが、今日にきたわけで。でも、あのダラダラがなければたぶんやばかったので、それはそれで正解でした。
てことで、約2時間ガッツリ荷物運びとネットや電話の接続をして、急いで駅に向かいました。