楽しかった&荒れた(らしい)

夜は教科の飲み会。今年は出入りが多かったので、けっこう人数が多いです。ちなみに会場はなぜか「ニュー○ビスノ」。2日前に来たよ(笑)。てか、歓送迎会でコースを頼まないって^^;。
教科の飲み会は、基本的には楽しいんですよね。なんというか、浮世離れした感じがいいんです。
で、楽しく一次会を終えて、なんとなく2次会へ。どうもここがよくなかったみたいです。
たぶん、ここしばらくの人権学習〜人権研修のプレッシャーがすごかったみたいです。メッチャ荒れたらしい。しかも、覚えてない^^;。
う〜ん、どうしたものか…_| ̄|○

排除する学校・排除に抗する学校

今日は校内の人権研修会。講師は大阪府立大学の西田芳正さんです。
実は元々は「エフェクティブスクール」についての知識的な話を話してもらいたいなと思って、その道の第一人者と交渉をしていたのですが、どうしても都合がつかず、なくなくあきらめたと。で、途方に暮れながらもいろいろ探していたら、西田さんに行きあたりました。で、どんな研究をしておられるか、最新の本を読んだんですが、これがおもしろい!早く先が読みたくて、結局、一日で読んでしまいました。
てことで、今日の研修は大期待です。
西田さんの話のキモを、あえてひとことで言ってしまうと「学校万能論も学校無効論も違う」「学校にできないことはたくさんあるけど、学校にしかできないことがある」ということかなと。で、「排除に抗する学校」であるためには、学校が何をどのようにして排除してきたのかを考える必要がある。
ということかなと。
で、それを具体的な事例をあげながら説明されるのですが、まさに「いるいるいる!」という感じなんですよね。実感と研究がピタリと一致している感じなんです。だからこそ、そこで最後に出てくる結論に説得力があります。
にしても、もちろん簡単な道じゃないんですけどね。

ちなみに、帰り、校門まで送っている時に
「排除する学校というタイトルはエキセントリックかもしれないけど、誰かが言わなければならない。少なくとも欧米の研究ではごく一般的なのに、誰も言ってこなかった」
と言われました。なので
「いやぁ、ムラに入った教員は、ごく当たり前に親から言われてきたと思いますがねぇ」
と答えました。西田さん、笑っておられました。