相談の流儀

先日
「人権学習をやるにあたって相談にのってほしい」
というメールが来ました。で、もちろんOKを出すわけですが…。
もちろん時間は夕方、相談の実時間は10分ぐらい。あとはグダグダ話をすることになります。もちろんビールを呑みながら…。

てことで、7時頃に合流して、さっさと用事をすませて、あとはダラダラと呑みながら、ひたすらよもやま話です。結局なんのために会ったのかはわからない感じです。
もっとも、先方さんも
「なんで人権学習の相談が呑みながらなんだ」
とパートナーさんに言われて
「いつきさんは「呑みながら」と言わないと来てくれない」
と正直に答えられたそうな。
まぁそんなもんですわ(笑)。

でも、ちょっとはマシなんだと思う

巷では菅さんをこきおろしているけど、なんだかんだ言って、それなりのことをやっているとは思うんですよね。もしも100%を求めるなら、それはぜんぜんだろうけど、そもそも100%はありえない。というか、状況が悪すぎるなかで、まぁまだマシなんだと思います。
巷では民主党をこきおろしているけど、なんだかんだ言って、まぁそれなりなんだと思うんですよね。まぁ今やっていることはかなり「なんだかなぁ」ではあるけど、だからと言って、自民党時代にどうだったかを考えると、似たり寄ったりかな。
今一番こわいのは、振り子の振り返しです。たぶんワヤなんとちゃうかなぁ…。

とにかく全面的に休日!

今日の行動は、前々から決めていました。
家から一歩も出ない!
とにかく朝起きてから昼間でベッドの上でゴロゴロ。昼ご飯をつくって、ビールを呑んで、ふたたび布団の上でゴロゴロ→ウトウト。夕方から起き出してお風呂に入ってビールを呑んで、上の子どもと「ダーティーハリー」を観て。ふたたびゴロゴロ。
あ〜、和んだ…。

で、打ちあげ

終わってから、濃いぃメンバーで近くで打ちあげです。なにが濃いかというと、みなさん西成近辺の学校に勤務しておられるということです。とにかくちょっとやそっとのことでは動じない場数の踏み方と信念を持っておられます。そんなみなさんから
「いつきさん、うちの学校に来ない?」
とか誘われてしまったら、やっぱりうれしいものです。そんなこんなでワイワイしゃべっていたら、気がつくと最終の客になっていました。やばい、帰らないと最終電車が…。

やっぱり大阪!

今日は夕方から大阪でお座敷です。仕事が終わってから会場へ向かいます。
大阪で話をするのは、ある意味やりやすく、ある意味やりにくいんです。やりやすさは「ノリのよさ」に起因して、やりにくさは「レベルの高さ」に起因します。まぁ簡単に言うと
「ふ、その程度か…」
で終わる可能性があるということです。さてさてどうなるか…。
フタを開けてみると、えらいウケました。おかげさまでこちらもテンションがあがりまくりです。いやぁ気持ちよかった!
でも、あとで聞いたら、隣の会場の人たちが
「なにが起こっているんや」
と、えらい気になっていたらしいです。ちょっと迷惑だったか?

初日はきつい

朝、身体が動きません。なのに、今日から2学期です。でも自業自得です。
とりあえず職場に着いたのですが、今日は相当ハードな一日になりそうです。
まずはいきなり文化祭に機材出し。なにせ、午後一番から機材講習会をしなくちゃならなくて、そのために機材を準備する時間なんてあるわけがありません。おそらく通常ではぜったいにまにあわないわけですが、そこは放送部の連中、なんとかやってくれました。
で、午後からは機材講習〜芝居小屋づくりです。
うちの職場では、2年生は小さな体育館で小演劇をやります。もちろん舞台は仮設です。床は柔道用の畳を6段重ね。幕は暗幕をつるすだけです。で、その暗幕はロープにつるすわけで、そのロープはギンギンにはってあげないといけません。ここでわたしの出番です(笑)。
かつて
「どこの地域にもロープ張りが得意なおっちゃんがおるなぁ」
と言われたわけですが、まぁそういうことです。
それにしても真夏の体育館の天井近くはえげつない暑さです。キャットウォークの上でロープを締めていると、全身から汗が吹き出してきます。脱水症状になりそうです。とにかく3本ロープをはったところで
「レスト」
とひとこと言って、しばし涼みます。
それからも暗幕をつるしたり、放送器具のセットをしたり、あれやこれやしていると、あっという間に6時過ぎです。
もうダメ、今日は帰りましょう。
家に帰ってお風呂に入ってビールを飲んで、ようやく一息です。
上の子どもが
「ダーティー・ハリー、借りてきたし、見るか?」
と聞いてくれます。でもまだレンタル期間があるみたいなんで、今日のところはケンミンショーにしておきますか。

で、総括

佐久間さんにはしばし職場でダラダラしてもらって、同僚の車で京都市内へ。で、厳しい総括の場所へと向かいます。
とりあえず、他の若い衆が来るのを待ちながら、しばしふたりで話。やっぱり講演では言えないネタこそがおもしろいですね。やがて、若い衆が三々五々やってきます。ど同時に、盛りあがりが加速していきます。佐久間さんも話の感じがどんどん「現職の先輩」にもどっていきます。きっとこういうのが大切なんですよ。先輩として伝えなくちゃならないことはやっぱりあるわけで、それを伝えることを怠ると、単なる「年寄り」になってしまうのかもしれません。
てなことで、10時前に解散。いや、佐久間さん、明日も朝から仕事らしいです。大丈夫かなぁ…。

「自尊感情を育てる学校づくり」

今日はうちの職場の人権教育研修会です。ふだんは呼ばれる側ですが、今日は呼ぶ側。これはこれで、かなりプレッシャーがあります。なにがプレッシャーかというと、うちの職場の皆さんの反応なんですね。
基本的には「いま、これが課題だろう」「いま、これが関心事だろう」「いま、これを知りたいと思っているだろう」というふうに、風を読みながら、「この人!」と自信を持って人を選んでいます。でも、その読みがあたるかどうかはわからない。
今回は、春の研修会で「自尊感情がわからない」という質問が出てきたので、その流れの中で佐久間敦史さん@大阪教育大学に来ていただきました。
佐久間さんとはまだ数回しかお会いしていないのですが、でもすごく印象的な方なんですよね。なにより、数年前に
「これが最後の仕事なんです」
と言われ、話をさせていただいたことがありました。当時はまだ小学校現場におられながら、人権教育研究会の仕事もしておられ、若い教員の育成もされているという、すごくご多忙な頃だったんだと思います。

で、今日の講演会。
まずは地元のネタから行くあたりが、基本的に「やっぱり関西人」です。その後、子どもたちの意識調査の結果なんかを出されるわけですが、そこへのツッコミが、同年代*1にはかなりウケる内容なんですね。かなりまじめな内容なはずにもかかわらず、ところどころで笑いが出てきます。すごいよ。
最後にリフレーミングのワークショップをして終了なんですが、最初に言われた
「夏休み最終日なんだから、さわやかに終わりましょう」
という言葉通りの終わりでした。終わってからの皆さんの表情も、いつになく柔らかかったような気がします。
いやぁ、感謝です!

*1:40代以上という感じ

立場は違えども

当然終わってから打ちあげなわけで。ここではY中学校の教員以外のお友だちも来てくださいました。で、なんだかんだと話をしていたのですが、しばらく話をしていると、
「ボク、いつきさんとは別の組合に入っています」
という人がおられました。でも、この人、うちの組合の人よりも組合らしい感じなんですよね。パウロフレイレがどうの、イリイチがどうのと、話がガンガン進んでいきます。すごいよ!
そう言えば、U市にも同じような人がいたよなぁ。結局、どこに属しているかじゃなくて、その人が何をしているかなんですね。もちろん、組織が最大の課題になる局面では、それだけではすまないところもあるわけなんですが、でも、日々の教育実践ではそういうことなんだろうと思いました。
あぁいい呑み会だった。けど、あしたが心配だ(笑)。