交流会の会場に着くと、なんかえらい熱気です。この面積に100人はいるのか?という感じ。
乾杯の後は、メチャクチャ暑い。そりゃそうです。人がたくさんいるだけじゃなくて、メニューが鍋。もう、なにがなんだかわかりません。もちろん狭い部屋で大声でしゃべるものだから、誰がなにを言っているかもわかりません。まぁいいです。この熱気が、この交流会なんです。
日本各地で「点」として実践している人たちが、その実践を持ち寄って呑む会なんです。いや、実践ができていなくても、たぶんいいんです。「しなくちゃ」「やりたい!」という思いを持っている人が、元気をもらう会でもあります。そして、来年会う時は、きっと自分も実践を持ってくるぞと決意する会でもあります。
気がつくとあっという間に3時間ほどたっていました。
その後2次会。近くの串屋さんで呑み。松下さんも合流。でも、なにがなんだかわからなくなりつつあります。なんか途中でもめていたみたいですが、1時に終了。
部屋のみや!とか言っていたけど、気がついたら寝ていました。すみません。
日: 2010年11月20日
で、シンポ・全同教1日目(その2)
- 「それぞれの立場から…」
みなさんのビデオ、一度見たとは言え、やっぱりいいなぁ。それぞれの人となりがあふれています。中でも山口さんや池田さんのビデオに出てくる子ども達の笑顔はすごい!その笑顔をとりもどすために、守るために、どれほどのことをしてこられたんだろうなぁと思います。藤田さんのビデオは、藤田さん自身の笑顔がいい。でも、その笑顔の裏側にはいろんな葛藤があるんですよね。
で、わたしか…。
「まずはビデオの冒頭のシーン、気づかれましたか?あそこででているビールはヱビスなんです」
笑ったのは、最前列の数名だけ。またやってしまいました。
やがて、休憩をはさんで、シンポは佳境に入っていきます。
- 生きづらさを抱えている子どもたち
それぞれがかかわっておられる子ども達の現実が出されます。わたしは、暴走機関車の話題を出してみました。もっとも冒頭は、手話通訳の方に向かってお詫びからはじまるんですけどね。
「すみません、また早口です」
めっちゃ嫌そうな顔されましたよ。
で、暴走機関車の話を出したのは、なんちゅうか…。厳しい現実にさらされている子どもの「生きづらさ」に比べたら、もしかしたら暴走機関車の「生きづらさ」は「楽」に思えるかもしれない。でも、そういうものじゃないだろうと、わたしは思っているんですね。そんなことを提案してみたいなぁと。
- 子どもたちにとって居場所とは
おそらく他の3人の方々のかかわっている年齢層は、わたしがかかわっている子ども達よりも下なんですね。なので、やっぱり「安全・安心」というところにすごくこだわっておられます。
それに対して、わたしのかかわっているのは高校生以上がほとんどです。なので、おそらく「その次」を考えている。そこの違いを出してみたいなぁと思ったんですね。ただ、時間がなかったので、メインになる話は最終セッションにもっていくことにして
「診断書で自己紹介をする人にはなってほしくない」
とだけ言っておきました(笑)。
- 私たちおとなにできることは?
で、最終セッション。もう、池田さん、語りまくりです。最前列の仲間たちが時計を見ながら心配しています。その態度、完全に主催者やし(笑)。でもねぇ。語りたいことがあふれているんですね。子ども達の姿を語りたくてしかたがないんです。逆に言うなら、それほどまでに子ども達への眼差しが厳しいということなんですね。それが伝わってきます。
山口さんは、すごくクレバー。すきっとまとめてこられます。でも、実は自分が話をする内容を考えていたので、きちんと聞けていなかったんですよね。すみません、すみません。完全にカラオケ状態です。
藤田さんの話で一番印象に残ったのは、「居場所はふるさと」でした。そうなんですよね。ムラの子にとっての居場所は「ふるさと」なんですよね*1。
で、わたしは…。「「居場所」は自分でつくるもの」という。どれだけ居心地がよくても、やがてそこから出て行かなくちゃならない時に、「居場所」って、自分の居心地のいい居場所をつくるための「力」をつける場所なんだと思うのです。まぁそんなことを…*2。
で、松下さんの〆。最後に大きな拍手をもらえました。さすがに体育館いっぱいの人の拍手は鳥肌が立ちましたね。
ってことで、シンポは無事終了。けっこうよかったんじゃないかなぁ。
とうとう来たか…・全同教1日目(その1)
とりあえずホテルから会場までは歩きです。全体会会場まで歩けるって、けっこううれしいかも。
受付をすませて、とりあえず会場に入らずに、あちこちウロウロします。ウロウロしている最中も、数人のお友だちからメール。全国から続々と「なかま」が佐賀に集まって来ていることを、肌で感じます。あっちで立ち話をして、こっちで座り込んで話をして。たしかに集会にはいるのも大切だけど、こうやっていろんな人と話をすることにも、きっと「集まる」ことの意味があるんでしょうね。
でも、あんまり遊びすぎるわけにはいきません。なにせ、10分+5分+5分+5分しか時間がないんですから、いつものように口から出任せしゃべっていたらえらいことになります。
てことで、人生において2度目の発表原稿づくりです*1。ひたすらノートパソコンで原稿を打ちます。それにしても、原稿打っている最中に
「すみません」
と隣に座った人が、元同僚ってどういうことよ(笑)。
昼食後、いよいよ本番です。
ちょっと早めに会場に入ると…。ちょwwwおまwwww。
最前列に知りあいが陣取っています。それも一ヶ所じゃありません。あちらにもこちらにもいます。
そのうちの1人、N倉さんにいたっては、コンビニ弁当を食べてます。
「こんなとこでなにしてんねん」
「笑ろたらええんやろ」
「そや」
阿吽の呼吸でした。さてさてどうなることやら。
*1:1度目は熊本全同教のレポートの時です