放送部合宿1日目・

今日から3日間、放送部の合宿です。それにしても、どんだけ動きまわってるねんと、自分でもあきれます。
7時に起きようと思っていたけど、目が覚めると8時。この時点でアウトです(笑)。でも、眠い…。これから3日間もつだろうかと、かなり不安になります。
それでもなんとか合宿所に到着。
今回は、取材を兼ねてUITトリオも参戦してくれています。せっかくプロ(の卵)がいてくれているんですから、それを使わない手はありません。
到着してさっそく「ドキュメンタリー制作講座」の開始です。
Uさんの話を聞いていて感じたのは、結局ドキュメンタリーって、対象への愛なんだなぁということです。
対象になる人・ものを、追っかけて追っかけてしていくうちに、それへのさまざまな心の動きが出てくる。それは、必ずしも「好き」である必要はないわけで、「憎しみ」や「嫌悪」でもいいんだと思うんです。でも、そういう心の動きから「伝える」ことがはじまるのかなぁと思いました。逆に、そういう心の動きがおこらないパーソナリティーの場合、おそらく番組制作ができない。そのことに気づいたことも、大きな収穫だったかな。
ふだんはわたしはあまり「ダメだし」はしないタイプなんですが、今回はわたしもUさんと歩調をあわせて、ちょっと子どもたちの根底をえぐるような発言をしてしまいました。でも、そういうの、大切なのかもしれない。

夜は夜で、アナウンスの練習。といっても、声出しの練習じゃなくて、アナウンス原稿の制作です。
ここでもなんか、ドキュメンタリー制作との共通点を見つけた気がしました。
アナウンスの時って、基本的にはインタビューなんかはできません。また、すごく時間が短い。でも、「対象となるもの」への愛を伝えないといけません。その魅力を伝えるためには、対象となる「もの」の「声」を伝えなくちゃならない。そのために、主観と客観をどう入り混ぜていくのかが大切なのかなと。
ドキュメンタリーの場合は、「主観」にあたるところが「インタビュー」になるのかもしれない。でも、「インタビュー」ができない場合は、「聞く人」に変わってアナウンスをする人が、その「もの」にさわり、味わい、その「主観」を伝えるのかなと思いました。まぁ、そのさじ加減が難しいんですけどね。

にしても、すごく勉強になりましたねぇ。