今日は、夏の研修会できて下さることになっているB東さんと打ちあわせです。
タイトルは
『ムラの子』だけどブラクミンじゃない(かもしれない)私と解放運動
もう、好奇心をそそられまくる話です。
部落問題を考える切り口、もっと言うならば、「部落って何?」ということを考えることを通して、部落解放をめざすとっかかりとして、最近考えているのが「歴史」と「アイデンティティ論」だろうなぁと、漠然と思っています。
歴史については、「部落史の見直し」というかたちでずいぶんと進んできました。そこで論議されている内容を読むと、たしかに「部落差別とは何か」ということが浮き彫りにされてきます。しかし、それだけではおそらくは不足しているんじゃないかと思います。それは「今」というところへつなげるための「なにか」なんです。その「なにか」が「アイデンティティ論」じゃないかと。もう少しいうならば「部落民ってなんだ」ということですよね。
実はこういう話は、すでに10年以上前から、例えばこんな感じで論議されています。なので、まぁ「いまさら」なんですが、それが自分として雲をつかむような話じゃないところまで来るためには、やはり10年かかったんだなぁと思うわけです。
で、B東さんなんか、まさにその境界線上にいる人なんじゃないかと思うのです。実際、打ちあわせ(笑)を深く深くしていくと、すんごいビミョーな話がいっぱい出てきます。「なにかわからないけど」という言葉をつけながら語られるいろんな話は、だからこそ自分の「考え」を刺激します。
う〜ん、夏が楽しみ…。
てな話が一方であったのですが、実はB東さんはわたしのことを3年ほど前から知っておられたとか。で、ソースはこの時の3回シリーズだったみたいです。う〜ん…。それ以外にも、某団体の裏事情とか、共通の知人の話とか、なかなか有意義なひととき(笑)でした。
おかげさまで、今日も最終電車ですわ*1
*1:B東さんとわかれたあと、電車が車でかなり時間があったので、ついコンビニに入って「チューハイのストロング」を買ってしまったのが間違いの元ですね。おかげさまで、しっかり乗り越しましたよ