頼れる人たち

今日は朝から某在日外国人教育関係の会議です。
午前はいつもの通り、事務局メンバーで事前打ち合わせ。昼食の後、午後からは本格的な会議です。
まぁ通常はわたしはダラダラモードで会議に参加しているのですが、今回はそうもいかなさそうです。
人権関係の組織・グループはどこともそうなんでしょうが、うちらのグループもご多分に漏れず、なかなかじり貧の状態です。なんというか、世代間の継承がうまくいかないんですね。
今、喫緊の課題というやつはやっぱりありまして、まさにその課題で集まる「若い人」はたくさんいます。でも、その人たちが前からやっている人とつながるかというと、そうはいかない。かといって、前からやっている人が「若い人のグループ」に行くかというと、みなさんいっぱいいっぱいだから*1、これまた行かない。で、同じようなことをやっているけど、いろんなグループがあって、それぞれがバラバラにやっている。ほんとうは、そういうさまざまなグループを横断的に動く人がいたらいいんだけど、そういう人こそ、中心メンバーとして動いているので動きがとれない。
てなことで、今日の会議の内容もかなり厳しい状況をどうするかということを、直接的ではないにしろ、話しあわざるを得なかったんです。
そんな中で、
「2011年のセミナーをどこでしよう」
という話題が出てきまして…。何気なく
「T島…」
と漏らしたら、
「それ、おもしろいな。ちょっと模索してみて」
となりまして、速攻メール。そしたらしばらくして
「やりますよ」
という返事が返ってきました。さすがや…。そこにいた人たちも、どよめいていました。
てことで、2011年5月に、T島でセミナーをやることになりそうです。おそらく、「在日外国人教育とは何か」あたりの、そうとう基本的なあたりを攻めることになるかと思います。でも、やはりいつも原点を見据えながらとりくみをする必要があると思います。なので、ちょっとワクワクしています。

あ、じゃぁT島の人たちとわたしとのつながりっていったいなんだろうと、あらためて思うと…。
もちろん、課題としての共通点はあります。でも、それはそれぞれがそれぞれの場所でやればいいこと。じゃなくて、
「互いが互いをおもしろいと感じている」
というところにあるんじゃないかなぁ。
もしかしたら、「課題」で集まるんじゃなくて「興味」で集まったら、もっと横断的につながることができるんじゃないだろうか。
たしかにみなさん忙しさの中で、そういう余裕を奪われているとも思います。最近連絡を取りあっている極北の地(m(__)m)の人も、ほんとうに忙しそう。でも、その人、好奇心と興味の塊みたいな人なんです。そういう人こそが、横断的に動くし、つながりをつくれる。
そんな人たちを頼りながら、わたしも横断的に動けるかな…。

*1:それだけじゃなくて、テイストがあわないとか、見ていて歯がゆいとか、まぁいろいろあるわけですが