で、まんまるの会

講演が終わったら、とりあえずいったん家に帰って電車に乗って大阪へ。夜は、まんまるの会です。
まぁ2月も半ばを過ぎているけど、今日は新年会。ふだんは1部・2部とやっていますが、せっかくの新年会なので最初から居酒屋で呑みです。
遅刻して会場に着いたら、世話人のみなさんは深刻な顔をしているし、参加者のみなさんは盛りあがっているし(笑)。まぁいつもの「まんまるの会」ですね。
わたしはというと、ある方から「GIDってなんですか?」とかいう、ほとんどビーンボールのような球を投げられて、思わず熱く語ってしまっていました(笑)。
9時過ぎにお店を出て、そのまま「2次会!」とかわめているヤツがいるので、「王将」へ(笑)。餃子セット*1を頼んで満足満足。
でも、冷静な人が「いつきさん、終電に間にあいませんよ」とタイムキープをしてくれるのがうれしいいです。おかげさまで、ちゃんと家に帰れました(笑)。

*1:餃子2人前とかに玉とライスがついている

熱き心に

今日は午後から某人権教育関係の研究会の研修会です。今日の目玉は外川正明さんの講演。
外川さんとはじめてお会いしたのはいつの頃だろう。もう、かれこれ10年ほどになりますか。なんか、やたら知識と経験が豊富で、さらに状況の読みも深くて、「すごい人だなぁ」と思ったのが最初の印象でした。で、わたしが一方的に知っているだけのはずだったのですが、外川さんも、実はわたしのことをご存じだったみたいです。どうやら幾度か出したことのあるわたしの実践記録を読んで下さっていたみたいなんですね。で、あちらはあちらで「一生懸命やってる人だ」と思って下さっていたみたいです。で、いつのまにか親しくおつきあいをさせていただいているという…。
4時間目の授業を終えて、そっこう職場を出ます。で、京都府中部の小さな町まで移動。会場に到着すると、すでに会そのものははじまっています。でも、外川さんは控え室で、京都解放研の事務局長と談笑中です*1。わたしもお弁当を広げて聞かせてもらうことにします。
まぁお二人の話の詳細はおいといて、つくづく思ったのが「生まれてくるのが10年遅かったなぁ」ということです。
で、講演開始。
基本的には「若い人に同和教育の財産を引き継ぎたい」というスタンスの話です。なので、「知識」としてはいまさらな話になります。
でもね、その「いまさらな話」が、深く心の届いてくるんですよね。日常の挫折感とか、あきらめ感とかの中で、いつの間にか「まぁいいや」と思ってやり過ごしてきたことを、再び思い出させてくれる話なんですね。「そうだよなぁ」「そうだったよなぁ」という思いが自分の中からわき出てきます。
気がついたら、涙が出ていました。てか、まわりの人見たら、泣いてる人がかなりいました。
さあ、この涙を自分のものだけにするんじゃなくて、明日へどうつなげていくかが本当に大切なことなんですよね。

にしても、最後のあいさつが「熱い話をありがとう」ってどうよ。ピッタリですがな。わたしも最後に力を入れて話をしている外川さんの横に、ふと森口健司さんの顔が見えた気がしたのですが(笑)。
あ〜、暑かった。

*1:「だんしょう」で最初に「男娼」が出てくるのって、高校数学教員のパソコンか(笑)?