思わぬ出会い

とりあえず1時間ほど研究室でダラダラして、外に出ると、車いすの人がたたずんでおられます。ふと
「お手伝いしましょうか」
と声をかけると、
「あ、お願いします」
と言われてしまいました(笑)。実はちょっと先を急ぐんだけどとは思ったのですが、まぁこれもなにかの「縁」ということで、車いすを押しながら最寄りの駅へ。
いやぁ、車いすって、たいへんだ!まずは一般道。一般道って、水はけのために「かまぼこ型」になっています。すると道路の左端を車いすを押していると、左へ左へととられていきます。おかげで左腕にえらい力が必要です。
「まぁ誰もいなかったら自分で行くんですけど、けっこうしんどいんですよね」
とは車いすユーザーの方の弁。なるほどなぁ。
しかも、なかもづ駅に着いたところで、一番近い出入り口は使えません。なので、いったん南海のホームまで行って線路を越して、その向こうにあるエレベーターを使わないと降りられません。メチャ遠回りです。さらに、エレベーターを降りると改札までは緩やかだけど長いスロープ。車いすユーザーの感覚になると、「これはたいへんだ」と、思わず考えてしまいます。
でも、これって経験しないとわからないですね。今まで何回もここに来たんですが、今日はじめてわかりました。うん、いい勉強だ。またネタをひとつゲットです。

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