またまた出ました、ロッカールームトーク。今回は「誰とならロッカールームトークをできるか?」なんですね。
女性とこの話をすると、
「あぁ!それそれ!」
という感じの人もいれば
「わたし、ロッカールームが苦手」
という感じの人もいるんです。
後者の人たち、おそらくは「女性の最大の味方は女性だけど、女性の最大の敵も女性」ということを肌で感じてこられた方みたいです。今回も、フェミニズムはすごく大きな武器だということをふまえた上で、既存のフェミニズムへの違和感をずっと感じてきた話が出てきました。
でも、これこそがロッカールームトークだと思うんですよね。生まれ持った属性「だけ」で同じロッカールームに入れるかというと、本当は違うと思います。どちらかというと、互いの共有できる経験をたくさん積み、そういう自分たちの経験をフラットな関係で語れ、そこから新たなものが生み出される。それが「同じロッカールームに入りたい」と思える関係なんでしょうね。
もしかしたら、これが性別二元論を突破するひとつの契機になるのかもしれないと、ふと思ったりして…。