今日は予想外に早く家に帰れました。
「さて、なにをするか…」
「そうだ!このあいだ買ってきたイモの蔓の皮をむこう!」
台所でひとりイモの蔓の皮をむいていると、いろんなことを思い出します。
パートナーと二人の生活をはじめた前の家のこと。
ムラ中のあの家に住んでいたからこそ、カスもスジもイモの蔓も味を覚えることができたんだよなぁ…。なんだかんだ言って、やっぱりあの家がスタートだったんだよなぁ。
いつぞや野菜の直売所でイモの蔓を見つけた時のこと。
「あ、イモの蔓!」
「へー、イモの蔓の味知ってんの?」
「大好きです」
「お姉ちゃん、若いのにすごいなぁ」
といっぱいネタをもらったんだよなぁ…。
いろんなことを考えることもできます。
そろそろ「月に一回のもの(笑)」が来るので、ネタを考えなくちゃ。文化祭にしようか、夏休みのことにしようか、それとも…。
やがて他の用事を終えたパートナーが皮むきに参戦。
い「えらい早いなぁ」
パ「皮をむかずに食べる人もいるから、これくらいでちょうどええねん」
あっという間に終了。
でも、それはそれで、静かで充実したひとときでした。
イモの蔓ってムラ固有の食材なんですか?
な、なんか、農家だと普通に食べていそうな気が… 私も昔、どっかの民宿で食べたような。
あ、もちろんムラ固有ではないです。いま住んでいるあたりの人も食べているみたいです。
ただ、わたしにイモの蔓の味や調理法を教えてくれたのはムラの人だったんです。まぁ農村部落ということもあるのかも。
皮むきってけっこう手間がかかるんですよね。で、その手間を惜しまずおいしいものをどん欲に追及するというあたりとか、都会では捨ててしまうものを食べるとか、そんなあたりから、わたしの中では結びついているのかなぁ…。
なるほど。ご教示有り難うございました。
見てると、なんかイタドリに食べ方と出来上がりが少し似ているような… まぁイタドリの方がずっと太いけど。
イタドリはけっこう酸味がありますが、イモの蔓は…。どう言えばいいんでしょうね、あの味は^^;;