ここ数年、毎年呼んで下さっている神戸大学でのお座敷、今年は夏になりました。なんか、恐縮だなぁと思いながらも、気分的にほんとうにリフレッシュできるので、いつも楽しみにしているんですよね。
で、去年からは六甲の駅から歩いていくことにしています。
これが、なかなかの坂なんです。今年は、神戸大学のキャンパスを通るコースに挑戦。これが失敗の素でした。途中、完全に迷子です。いや、目的地ははるかかなた、斜め上方45゜くらいのところに見えているのですが、ルートがわからない。散々坂道を歩きまわって、とうとう発見。急な階段をガンガン登って、ようやく到着。大汗をかいてしまいました。
で、お座敷の開始。いつもそんなに人数が多いわけじゃないのですが、聞いて下さる方の反応がすごくいいんですね。あと、「気づき」がすごい。話をしているこちらも豊かな気持ちになれる感じでした。
終わってから、近寄ってきた人と話をしていたのですが、なんでも半年前に中国から来られた留学生だとか。
「早口でわからなかったんじゃないですか?すみません」
と謝ると
「70%くらいはわかりました」
とのこと。すごい!
そうそう、この方、欧米の方がトランスジェンダーに寛容と思っておられたみたいでした。で、「おそらくは違いますよ」という話を少ししたんですが…。
しながら「ん〜」と思ったのですが、「欧米」っていうくくり方って、たぶんダメなんでしょうね。「欧」って言っても、例えばイタリアとフランスとドイツとイギリスとスウェーデンではまったく違うだろうし。どういうくくり方がわかりやすいんだろう…。
>「欧米」っていうくくり方って、たぶんダメなんでしょうね
私もいつも悩むところです。
トランスジェンダーに関しては、「欧」と「米」とでかなり実態が違います。さらに「欧」の中でもいろいろ・・・。
ただ「欧」の中での違いよりは、「欧」と「米」との違いの方がよほど大きいです。
早い話、「米」が最悪なのですが、日本人も中国人も「米」社会を理想化する傾向が強く、困ったものです。
中国人はよく知りませんが、多数の日本人の「拝米」ってヤツはほんとうに…。
とか言いながら、50年代〜60年代のアメリカを見て「ええなぁ〜」とか思ってしまう自分がまたいるわけでして^^;;