今日は(個人的には)「後出しじゃんけんはあかんやろう」学習会。
簡単に言うと、「返さなくていいよ」と言われて奨学金を受けたけど、それから10年ほどたって「あれ、やっぱり返して」とか言われて、いきなり借金を背負わされたという話。
これ、わたしの基本的なスタンスとして、「個人に返すのはあかんやろう」なんです。にしても、なんか違和感が残ります。でも、ヘタレなわたしは、その違和感を話すこともなく、もやもやとした気持ちで終了。
にしても、日本の奨学金制度ってほんとうに「なんだかなぁ*1」ですよね…。
*1:結局は教育ローンでしかないということ
日本では,「奨学金は借りるもの。借りたら次世代のためにちゃんと返しましょう。」なんて言われることが多々ありますが,変な話だと思います。教育の機会均等のために,当然,給与されるものだと思うのですが・・(貸与ではなく)。 あと,わたしの地元では,高校の授業料減免制度がじゅうぶん知られていないんです。だから,授業料減免を受けていなくて(申請していないまま),奨学金を受けているという状況があります。日本の制度では奨学金を借りたら返さなければならないのですが,授業料が減免されれば,返す必要もないんですけどねぇ。 授業の最初のコマでは,「『教科書をちゃんと買いましたか』検査」,「記名指導」のおり,買えない場合はこんな制度があるんだよ,と伝えています。
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うんうん。私んちは就学補助世帯だったので、良く分かります。知られていないんですよねー色んな制度。
ちなみに、私は大学も授業料全額免除でした(^◇^;)
いろいろな就学支援のしくみが、ほんとうに必要な人のところに届いていないことを痛感しますね。
うちの学校では昨年度から、直接保護者あてに就学支援の一覧を書いた紙を郵送するようになりました。
1年生で「アルバイトをして進学の学費を貯めておきたい」というけなげな子がいました。わたしは,アルバイト(許可制)を否定するのではないのですが,その子に,授業料減免・奨学金制度の話しをしました。本人はよく知らなかったようです(授業の第1回めにふれたのに・・・・)。それはともかく,減免の概要を再度コピーして渡し,奨学金の詳細要項を渡しました。わたしは副なので,担任として家庭訪問して・・ということまではしなかったです。申請書を持ってくるのを待っている状況です。ぅ〜ん,家庭訪問等したほうがよかったかしら・・。