今日は、(たぶん)ムラ中の子ども会の保護者の方が対象の学習会で、徳島に来ました。
ちょっと早めに到着したので、「奥屋」という徳島ラーメンのお店へ。
徳島ラーメンって、かなり真っ黒のスープに、これまたかなり濃く味つけした豚バラ肉が入っているみたいです。「濃そうやなぁ」と思って食べたら、やっぱり濃い。かなり醤油辛いのですが、そこにほんのり甘味があります。豚バラ肉はいい感じで煮込まれていて、かなりおいしい!「辛〜」と思いながら食べているうちに、だんだんとスープの味に同化していきます。もしかしたら、このスープ、白ごはんを入れて食べたらムチャクチャうまいんちゃうん?という気がしてきました。食べ終わって担当の方としばらくしゃべっていたのですが、ふと気になってついスープを飲んでしまいます。う〜ん…。
その後、会場の児童館へ。早めについたので、あたりを散歩。ここのムラは、けっこう裕福だと聞いているのですが、「突然自然堤防状態」とか「高低差のある町並み」とか、なんとも言えない「印」があたりに充満しています。ムラの成り立ちや生業がわからないのでなんとも言えないのですが、それでもここの人たちが厳しい中で生活をしてきておられることがなんとなく伝わってきます。
で、お座敷開始。
聞いてくださったのは10人ちょっとなんですが、これがまたいい距離感です。単に「話す−聞く」という関係じゃなくて、ところどころでツッコミが入ってきたり、はたまたわたしの話をネタに向こうで勝手に盛りあがっていたり。ネタが成長しているとするなら、これほどうれしいことはないですね。
そんな感じで2時間ほどしゃべらせていただいて終了。終わりにあった「あいさつ」がまたいいです。通り一遍のあいさつじゃなくて、ご自分の現在抱えておられる課題に惹きつけながら聞いてくださっていることが伝わってきます。「聞く」っていう作業には2種類あるのかな。「守り」の聞きと「攻め」の聞き。この方の聞き方は「攻め」の聞きになるのかな。わたしの話って、単なるネタですから、「守り」だともしかしたら何も伝わらないかもしれない^^;;。ほんとうに助かります。
てことで、なんかすごくふんわりとした気持ちで会場をあとにすることができました。
徳島生まれのわたし。
ふるさと離れて40うん年。
「徳島ラーメン」っていう会社の社長は、高校の後輩のような。
といっても、わたし自身は食べたこと、あるのかなあ。
全然、記憶がない。
徳島生まれ、そうでしたね!
考えてみると、徳島って、野菜とかがかなり関西に入ってきていて、もしかしたら関西の台所を支えてくれているんじゃないかと思ったりもします。