たまたま会場の1階では「対岸の肖像〜BURAKUとのかけ橋」をやっていました。もしかしたら、ここがカメラやっている人のサイトかな?
いきなりT田さんの笑顔がドーン。中に入ると、K口くんとばあちゃんのツーショットがドーン。
にしても、いい雰囲気の写真がいっぱいです。おそらくは、それぞれの人の「日常」と「非日常」を切り取っているのですが、でも笑顔があふれています。
やっぱり、闘いには涙より笑顔が似合います。
ちなみに、わたしが一番好きな写真はRさんとネコのツーショットなんですよ(笑)。
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今日はトランスジェンダー生徒交流会の日です。
考えてみると、2006年7月22日が第1回なので、今回で12回目になるんですね。ようもってるなぁ…。でも、毎回来てくれる最初からのメンバーもいるし、新しい参加者もいるし、まぁそれなりにダラダラと続けていくことが大切なんでしょうね。そうそう。今回はMTFの女子高生も来てくれて、なんかかわいかったなぁ。若いっていいわね…。
で、今回のスペシャルゲストは、この時にするどいツッコミを入れ続けられた人です。
この人、なんしか自律神経失調症で、躁鬱があって、パニック障害があって、発達障害がある*1という、なかなかの方なんです。でも、この人に見える「世界」があって、この人とつながろうと思ったらその「世界」を教えてもらわないといけないんですね。というか、もしかしたら「わたしにしか見えない世界」を、わたしは「他の人もこう見えているんだろうなぁ」と勝手に思っているんじゃないかということを、この人と話をしていると考えさせられるんですね。もう、「へー」「ほー」「ふーん」の連続でした。
この間、トランスジェンダー生徒交流会は互いの話を聞くことを中心にしてきたけど、やっぱりもっともっといろんな人の話を聞くところから、自分たちの「場所」を多面的にとらえていくチャンスの場所にしなくちゃならんなぁという気がしました。今度は誰に来てもらおうかな…*2。
今日は暑かったっす。
生徒達は
「クーラーないの〜」
と言います。たしかに1年生の授業をやっている教室は仮設の教室なので、クーラーがありません。
「なんでこの教室だけクーラーがないの〜?」
「クーラー効かしたら、お前ら気持ちよくなって寝るやろ。そやし」
と、とりあえず返しておきました。
「あれ、クーラーちゃうの〜?」
と、ある機械を指して言います。
「つけたかったらつけてもいいけどな…」
他の生徒が言います。
「あれ、暖房や…」
にしても、こんな会話を繰り広げるのが「学校」なんですねぇ(笑)。
今日は昼の校門の立ち番で、交代の教員が来るのが10分遅れました。
「すみません、クラブの合宿のことで、ちょっと…」
とか言わはりますが…。おかげさまで、脱水症状一歩前です。
やがて時間は5時前。
あちこちに放送部の生徒の名簿を出さなくちゃならなかったので、部員に名簿をつくらせていました。生徒がつくった名簿の項目を見ていると「名前」「連絡先」「メイド」…。
「メイド?」
よく見ると「メアド」でした*1。
もうあかん、帰ってビール呑もう。
人間、引き際が肝心だ…*2。
家に帰って、すぐにお風呂→ビールです。さすがにビールがすすみます。といっても、500ml一本ですが。ちょっと足りない気がしたので、軽く日本酒。
その後、原稿書き。といっても、3行ほどつめるだけなので、「えい!」「えい!」とカットします。で、終了。はぁ、今月号も間にあったか…。
朝、近くの駅に8時半に集合。バスに乗って向かうは大阪府南部にある某キャンプ場。今日は「インフルエンザ騒動」で延期になった遠足の日です。ちなみに、うちにあった影響はこれだけです。
行きのバスに乗っている時間が約2時間。ここで原稿を書かないと、マジで〆切に間にあいません。まぁ、このために昨日EeePCを買ったのですがね。
途中、事実確認のメールをしながら原稿書き。8割方できたところで現地に着きました。
しばし歩いてキャンプ場到着。
子どもたちは「どうやって火ぃつけんの?」と途方に暮れています。とりあえず、「火は下から上へ登る」とだけ答えておきました。でも、そんなことをやっていたら昼ご飯が食べられません。わたしを入れてくれた班のぶんくらいは火をつけましょう。
今年は鉄板焼きらしいです。生徒たちはタレをつけて食べていますが、わたしはやっぱり塩コショウ。野菜もたっぷりあるので、これまた軽く塩コショウして炒めます。
にしても、生徒たちとのハードルが低い。一般的にはいいことか悪いことかわからないけど、わたし個人としては助かります。よもやま話をしながらのんびり肉をつついて後かたづけタイム。といっても、鉄板を洗ってゴミを拾うだけだから、あっという間です。
約3時間のバーベキューが終わったら、再びバスに乗車。帰りでも原稿を書こうかと思ったけど、眠くてダウン。ノンアルコールでも十分眠れます(笑)*1。
職場に帰って、明日のために軽く採点をして、終了。こんな一日でもやっぱり仕事なんですよね(笑)。
*1:いや、ほんとうですよ!
さて、パソコンを買ったのはいいのですが、考えてみるとPCスロットがないんですよね。てことは、そのままだとairH”が使えない。どうしよう…。なんしか、PCMCIA→USBのアダプタを探したものの、なかなかありません。と、某楽園系のショップで
「あるのはあります。でも、どちらかというと家電量販店の方がおいているんじゃないかなぁ」
との情報を得ました。
「てことは、隣*1にはない?」
「まぁ、いちおう行ってみてあげてください(笑)」
隣に行ってもないものはありません。しゃーないので、少し北にある某人生系*2に行くと、ありました。12800円也。高〜。
家に帰ってセットアップ開始。わたし、タッチパッド苦手なんですよね。カーソルがあさっての方向に飛んでいくんです。ユーザー名を入力しようと思ったらIMEが勝手に立ちあがっています。「いつ」まで打って訂正しようとしたら、勝手に次のステップに進んでいました。って、これ、再インストールしないと変更できないんちゃうん?
おかげで、管理者のフォルダ名は「いつ」になっています(;_;)。
きのう、パソコンの電源を入れようとしたら「operating systemが見つからへんで〜」とかいうメッセージがでてきました。まぁ最近よくあることなので、一呼吸置いてからふたたび電源投入。と、またまた「あらへんで〜」。繰り返すこと10回。とうとうあきらめました。
さてどうするか…。明日は遠足です。てことは、往復のバスの中は原稿書きに最適の時間です。というか、ここで書かないと、たぶん〆切に間にあいません(;_;)。さてどうするか…。
実は、ずっとずっとAMDがnetbook的なものを出すのを待っていました。でも、Athlon neoを使ったノートパソコンはdellの一種類だけ。VIAの石を使ったのもあるみたいですが、なんとなく「う〜ん」。でも、intelは使いたくないしなぁ…。microsoftも新しいのを買うのはなぁ…。
さんざん悩んだけど、どうしようもありません。ついに妥協をすることにしました。そうと決まったら早いです(笑)。夕方にはバイクの後ろにEee PCの1000HEがくくりつけられていました。さぁ、働かなくっちゃ。
宮前さんのお話の後はフィールドワーク。おもしろかったです。ただ、時間の関係で全部はまわり切れませんでした。なので、知りあいの教員に頼んで宮前さんに「補足のフィールドワーク」を経験してもらいました。
その後、京都市内に行って呑み。
「「魚が微妙においしい店」と「おじさまたちばかりの肉のおいしい店」と「韓国料理」のどれがいいですか?」
と聞くと、「韓国料理」という答が返ってきたので、京都駅南側にある「チヂミの王様」に向かいます。
ちょうどお客さんが一組出たところだったので、席にありつけました。ラッキーでした。
ここで、チヂミやサムギョプサルなんかをつつきながら、ダラダラとダベリ。
「カスの一番おいしい食べたかはボリボリかじるんですよね」
「へ〜」
「炊くなんて知りませんでしたよ」
「へ〜」
いやぁ、マジでカスのプロです。
「ムラって聞く前から、「こんなん食べてるって、友だちに言うたらあかんで」って言われてませんでした?」
「言われてました(笑)」
さもありなん…。いろんなところで「徴」が出ているんでしょうね。「なんでかなぁ、なんでかなぁ」と思っていたことが、宮前さんの場合は「ムラ」ということで腑に落ちる。そんなことがあったのかなぁ。
やっぱり講師を独り占めして話ができるのは最高ですね(笑)。
そうこうするうちに終電の時間も近づいてきたので解散。
にしても、宮前さん、京都でも講義をやっておられるみたいなんで、また呑めるな(笑)。
今日は人権教育研究会の課題別研究交流会。
講師は宮前千雅子さん*1。
最初に謝っておきますけど、わたし、基本的にあまり質問ができないんです。関心がないんじゃなくて、「ほぉ〜、なるほど〜」と思いながら聞いているので、質問どころじゃなくなるんです。で、質問をする時って、「へへ〜」と思いながら聞く時で、簡単に言うと「ツッコんでやろう」と悪知恵を働かせている時なんです。
で、話の中でいろいろな発見があった*2のですが、なかでも「結婚差別をどう伝えるか」というあたりがツボでした。
宮前さんは「結婚差別を部落問題からのみ伝えることには限界がある」という意味のことを言われます。
そうなんですよねぇ。そもそも結婚制度の持つ問題点をほったらかしにしておいて、「籍を入れること」=「OK」みたいなゴールを提示するような展開は、やっぱりあかんと思います。いや、これ、自戒の念を込めてというか、かつての自分の授業プランの話なんですけどね。
で、わたしはやっぱり
「パートナーシップの持ちようは、一人であることも含めて多様である」
↓
「結婚関係はそのひとつのありようでしかない」
↓
「にもかかわらず、結婚関係のみに特権が与えられている」
ということを、まず提示したいなぁと思っています。
さらに、
「「結婚関係において価値が低いとされている人」はどんな人であるか?」
ということを提示するあたりから、結婚差別の話をしたいなぁと思っています。
で、これ、前に教案を書いたのですが、ボツにされました。
って話は、2年ぐらい前に書いたか…。
でも、宮前さんの話を聞きながら、ふたたびそのことを思いだしたという感じでしょうか。
宮前さんの話、全体を通してすごくおもしろいんですね。なぜなら、ステレオタイプ化されていない感じがある。これは、おそらくは宮前さん自身「途中から部落民(by 角岡伸彦さん)」的な要素を持っておられることと、ムラの外で人生を送ってこられたあたりにあるのかなぁと思います。
「渦中だからわかること」もあるけど「渦中だから気づかないこと」もある。そのバランスをどうとるのか。少なくとも「わからないこと」「気づかないこと」に自覚的になるところからスタートされているんでしょうね。だから、「なるほどなぁ…」と思えるのかなと思いました。
で、一番すごいと思ったのは、はじめに「1時間半」と言われたら、ほんとうに1時間半で終わられたこと(笑)。わたしは50分のプロだけど、さすが1時間半のプロだなぁと…。
なにやら授業がはじまる前に教員と言いあいをしている生徒がいました。その後の授業中の会話。
い「なにしててん」
生「男の先生、すぐ怒鳴らはんねん。普通にしゃべってくれたらちゃんと言うこと聞くのに」
い「ふ〜ん」
生「男の先生は、大きい声出したら言うこときくと思てはんねん」
い「あはは!ぴんぽ〜ん(笑)」
生「ほんま、男ってあかんなぁ」
い「ほんまやなぁ。男ってダメよねぇ〜(笑)」
生「ね〜(笑)」