で、交流会

お座敷の後は、支部に移動して交流会。出てきたものが「さいぼし」「こごり」「ミノのたいたん」「団子汁(カス入り)」「ミョウガとセロリのサラダ」。最後の一品以外は完全にムラの食事です。
まずはビールで乾杯!さいぼし・こごりはもちろんおいしいのですが、ミノがまたおいしい。ほんの少し歯ごたえは残っているものの、すごくやわらかく炊いてあります。小さい目に切っているのがいいのかもしれません。ミノのまわりにほんの少しスープがからんでいるのですが、おそらくミノを炊いた時に出たスープなんでしょうね。もう、絶品です。団子汁の団子は米粉でつくっているそうな。つるんとした食感がいいです。汁にはカスの香りが混じっていて、味噌とよくあいます。
こんなものを食べていると、お酒がほしくなります。「お酒〜」とかダダをこねてみると、どこからか持ってこられます。若い衆は「焼酎〜」とかダダをこねていますが、やっぱりどこからか*1持ってこられます。
なんだかんだで7時過ぎまで宴会。
その後、若い衆と一緒にいっぽさんところに移動。みんな小腹が減っているということで、途中のコンビニでカップ麺を買い込んでいます。わたしもだけどね(笑)。
で、部屋にみんなで集まって、さらにワイワイガヤガヤ。FTMとMTFのビールの飲み方の違いとか、いろいろショーもないことでもりあがっていました。
11時頃にいよいよお開き。そうそう、いっぽさんからはんこをプレゼントしてもらいました。ありがと〜!
で、ホテルまでブラブラ送ってもらって、長い長い、でも暖かい一日が終了しました。

*1:たぶん自分の家から

暖かいというのはこういうのかなぁ…

午後からは伊丹人権啓発協会(おるかの会)のお座敷。
1時間前にとりあえず会場に着いたのですが、みなさんすでにいろいろと準備を開始しておられます。なんか、気合いが伝わってくるのですが、わたしのほうは相変わらずダレダレです。これはまずいかもしれない…。
「おるかの会」の研修会は、ふだんは平日の夜にしておられるようなんですが、今回はわたしの都合で日曜日になりました。「どのくらい来られるでしょうかねぇ」と聞くと「さぁ…」とのこと。動員もかけないし、ほんとうにフリーハンドでやっておられるようです。
参加者が来られるはものの、パラパラ。まぁのんびりいきましょう。
やがて、開始10分前。すると「どこからこんなに…」と思うほど人が集まってこられます。責任者の方は「ここ一列席を追加!」とかやっておられます。それでも足りません。10分間でリアル満席です。すごい!責任者の方曰く「ムラ時間やし…」。なるほど。だから誰も焦ってなかったんだ(笑)。
にしても、この集まり方はこちらにとっては精神的にビビります。アドレナリンがいきなり出てきて、ちょっとバクバクしてしまいます。
やがてお座敷開始。今回は2時間いただいているので、けっこうゆっくりしゃべれます。ちょっと多めにネタを放り込みながら話をしていると、やっぱりギリギリまでしゃべってしまいました。
実は、今回は、研修会を担当してくださった方の「格別の思い」がありました。おそらくそれがみなさんにも伝わったんでしょうね。すごく暖かい会場の空気が、2時間の間ずっと充満していました。逆にわたしがエンパワーされたような気がしました。

木下@堀池

今日は伊丹の人権文化センターでお座敷です。
午後からなので、昼は当然お好み焼き。でもあいているかなぁ。日曜日やし…。
なんしか最寄りの駅から会場までブラブラ歩いていきます。町並みが想像していたのと全然違います。完全になんにもない住宅街です。これはやばいか?
と、信号待ちをしているバイクから聞き慣れた音が…。「RZじゃん!」しばらくブラブラ歩いていると、「お!NSRじゃん!」。伊丹はいい街です(笑)。
さらにブラブラ歩いていると、何軒かお好み焼き屋さんはあるのですが、なにかが違います。「やむを得ない時はここだなぁ」とか思いながらさらに歩いていると、ありました!が、暖簾は出ているものの「お好み焼き・たこ焼きは6時から」とか書いてあります。「え〜…」とか思いながらも、中に入ると、おばちゃんがひとりお好みを食べておられます。「もしかしたらOK?」とか思いながら壁を見ると、「カス玉」という文字が!
「あのぉ…。カス玉いけますか?」とたずねると、「はいはい、カス玉ね」というお言葉!
お店にはおばちゃんと、腰が85゜くらい曲がったおばあちゃんがおられます。で、ご主人はおばあちゃんの方みたいです。リズミカルにキャベツを切った後、「卵入れて」「天かす入れて」「紅ショウガ入れて」と指示したあと「カスとってくるわ」と細かく動かれます。さらに帰ってきたらすぐに「マヨネーズとってくるわ」とまたまた奥に行かれます。フットワークが軽い!
さて、出てきたお好みは混ぜ系です。カスがのったらこんな感じです。

焼いておられる時間はそんなに長くはありません。でも焼きあがったらおいしそうな色をしています。

で、ソースとかつおと青のりをかけてできあがり!

ひとくち口に入れるとフワフワです。さらにかむとキャベツのシャキシャキ感が残っています。みじん切りにしているのに、キャベツのエッジが歯にあたって、かむと甘みが口に広がります。「そうか、これがお好み焼きの火加減なんだ」と、あらためて感じました。
ところで、おばあちゃんはというと、またまたキャベツを切った後、今度は砥石を出して包丁を研いでおられます。やるなぁ。さすがはプロです。

なんでも、この店はもともとおばあちゃんのおつれあいがお好みを焼いておられたとか。それが最近のつれあいが亡くなられて、昼間の営業をやめてしまったとのことです。ところが、近所の人から「お好み食べたい」「焼きそば食べたい」「たこ焼き食べたい」という要望がよせられて、「せっかく鉄板があるから、日曜日だけは昼にお好み焼こかと思たんや」ということ。で、今日がその初日だったようです。なんというラッキー!

てことで…
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カス入りお好み 650円
ビール(ラガー) 中瓶450円
スタイル 混ぜ系
その他 カスの固さは混ぜ系の宿命かもしれません。でも、生地の味はいいし、なんといってもキャベツの歯ごたえが最高です!
独断的評価 ★★★★☆

詳細なリンクにも追加しました。
てか、店の名前載ってるし(笑)。