速報を聞いて

教職員劇が終わって一息ついた頃、職員室にひとつの情報が流れてきました。
「安倍、やめたらしいで…」
「へ?」

「エライ早いな」「なんで今やねん」さまざまな思いがかけめぐったのですが、やがてなんとも言えない怒りがわき起こってきました。
一切の選挙を経ずに総理大臣になり、自民党公明党の圧倒的多数を背景に強行採決を繰り返し、日本の航路を大きく右側に切った1年でした。そして、参議院選挙の大敗を背景にもやめなかった安倍は、アメリカへの忠誠を尽くすのが厳しくなった時点でやめるという。
ヤツはいったい、なにがしたかったんだ?
ヤツはいったい、誰の方を向いていたんだ?

しかし、もう少し続けていてくれたら、もっとにっちもさっちもいかなくなって、もっと深く泥沼の中に入っていっただろうに。ちょっと残念だよ(薄笑)。

文化祭の夜

文化祭の夜は、当然打ちあげです。
ウチの学校の飲み会、いろいろあるのですが、文化祭後の打ちあげは、なぜか「個人あるいはグループ*1」が全員に呼びかけて行っています。でも、それがいいという話もあります。ここでは部長も管理職もありません。みんながテーブルを囲んで、夏の思い出を話しあったり文化祭のことを振り返ったり、あるいは普段の悩みを話しあったり。そんな場は、やっぱり必要なんだと思います。
きっと、教職員劇も打ちあげも、「出会いの場」なんだと思います。てことで、交流会づくりが趣味のわたしとしては、やめられない…。

*1:教職員劇スタッフ

で、本番

それにしても、2回の練習で芝居をかけるのもたいがいだよなぁ…。まぁ、しょせんは教職員劇だからいいけど…。
てことで、「教職員劇ニュース第6号」から転載です。

本日は、たくさんのご観劇、ありがとうございました!
本番前はどうなることかと思ってはいたのですが、幕が開くと、卓球台にはネットがあったり、さまざまなところに細かい工夫がなされていて、「さすが!」と思わせるものでした。また、昨日は聞かなかったセリフが入っていたり、昨日あったはずのセリフがなかったり(笑)と、いつもの通り、臨機応変なキャストのみなさんでした。

それにしても、教職員劇も7年ぶりぐらいでしょうか。
7月に生徒部から「やって」と言われた時は、「まぁいいか…」と安うけあいをしましたが、そこからは苦労の連続でした。
台本ができたのは例年にない早い時期(7月終わり)だったのですが、出演交渉が大幅に遅れてしまいました。そのせいもあってか、みなさんのご都合がつかず、最後の最後まで「急募!」の文字がニュースに登場してしまいました。
そんななか、一度は教職員劇を中止しようかとも思いました。何人かの方に相談をしたのですが、あるキャストの方から「しかたないですね。でも、ちょっとさびしいですね」と言われました。その言葉を聞いて、「やっぱりやろう」と気持ちを引き締めなおしました。
そういう気持ちが通じたのか、あちこちから「出てもいいよ」「手伝うよ」という声が出はじめて、無事、今日の舞台につながりました。
そして、生徒たちの大きな声援は、7年前と何も変わることがありませんでした。舞台がはじまる直前の緊張感とともに、「ここに帰ってきた」という思いがこみあげてきました。

そういえば、このニュースも、ここ数年は、せいぜいが1号出すだけ(打ちあげの案内文)でした。それが今年は6号も出すことができました。今年は「ネタ」もあまり思いつかず、もともとあまりない中身が、なおさらありませんでした。それでも、何人かの方から「楽しみにしているよ」と声をかけていただけました。そんなみなさんの思いに支えられて、今日の舞台がありました。ありがとうございました。

本号をもって、今年の教職員劇ニュースは終わります。しかし、これは教職員劇の終わりを意味するものではありません。いつかだれかが、ふたたびこのニュースを出すその日まで、一時教職員劇ニュースの発刊を停止します。