10月29日へ向けての買い出し、11月3日へ向けての買い出し。さらには、それらの段取り。引っ越した関係で今まで通りには行かないことも多々あります。あぁめんどくさい…。いつまでこんなことやってんだろうなぁ…。
月: 2005年10月
水平社の変遷
今日は午前中は、京都府南部のムラのフィールドワークと説明。午後は、水平社博物館の館長さんの水平社に関する講演を聞いてきました。
いや、おもしろかったです。
いままで、「水平社は反権力・反天皇制で一貫していた」「被差別民による一枚岩の闘う組織」みたいな幻想があったわけですが、全然違うということがよくわかります。組織内部には、運動のあり方をめぐるさまざまな紆余曲折や、ヘゲモニーをめぐる闘争なんかがあって、けっこう泥臭い人間模様があったんだなぁと思うわけです。
でも、考えてみると「ピュアな存在」からは学ぶべきものはあまりないし、そもそもそういう運動って、信じられないですよね。どちらかというと「雑多な存在」であるからこそ、葛藤があり、苦悩があり、なにかが生まれてくる余地があるんじゃないかと思うのです。前にもどこかに書いたと思うけど、「51%の正しさと49%の間違い」という言葉があって、これ、すごく大切なんだろうなぁと思います。「絶対的に自分が正しい」と信じた瞬間に転落の道がはじまります。ではなくて、「間違いを抱えている」自分を確認しながら、それでも「とりあえずすすんでいく」というスタンスこそが大切なんじゃないかなぁと思いました。
そういえば、「人間は上に向かって堕落する」という言葉を聞いたことがあります。これを言った人は、まさに上に向かって堕落したらしいけど(笑)。
ばれた〜(涙)
いつもの通り、接骨院に行ってダラダラと話をしていました。すると、接骨医の方が「そうそう、いま、性別はどうなってんの?」と質問をされました。で「別に、そのままですよ」と答えると、「そうやろなぁ」。まぁそれはその通りですわ。で、「実は、整形外科から連絡があったんやけど、「女性」って言ってはったし、訂正しておいた」と言われました_| ̄|○。まぁ、それはそれでええんやけどね…。
で、そのあと整形外科へ。カルテを見ると、「女性」に◯をした上を斜線で訂正して、「男性」に◯をされていました_| ̄|○。ま、書類上は正しいんやけどね。
でも、考えてみると、自賠責なんかの請求をしなくちゃならないわけで、その時に「女性」では通らない。なので、書類上は男性にしておかないとダメはダメなんですよね。なので、お医者さんに「あの、書類上はこれでいいんですけど、病院内での扱いはこっちにしておいてくださいね」と一応お願いをしておきました。もっとも、「扱いって、なんやねん」という気がしますね。せいぜい、レントゲンの時に「ブラジャーははずしてください」の声かけくらいじゃないかという気もしますが(笑)。
ケガの方は、ほぼ順調なようです。結局9針縫ったみたいで、そのうち5針分の抜糸がすみました。でも、一部壊死をしているみたいで、膝下に傷が残りそうやなぁ。まぁ、スカートはロングの方が好きやし、さらに言うとジーンズが一番好きやから、どうでもいいっちゃどうでもいいんですけどね。
ねむ…
家に帰ってご飯を食べて、パートナーに「緊張をほぐすオイル」を調合してもらって塗ってもらったら、寝てました。
ならサンウリム
今日は、奈良の東大寺で開催された「ならサンウリム」でサムルノリをしてきました。
とりあえず、朝、パートナーの運転する車で奈良へ向かいました。と言いたいところだけど、パートナーは道を知らない&慣れないでかい車ということで、途中はわたしが交代して運転。でも、まぁ身体もずいぶんとマシになってきているので、いいかな。
で、着いたら他の人たちはすでにご飯を食べていました。で、開口一番「どないしたん?」「いや、バイクで…」「な、ゆうたやろ?またなんかあるでって」「まぁ2度あることは、ってことはもう一回?」みたいなしょーもない話をして、それが一段落したら「あそこに、泡盛売ってるで」と、さっそく飲む話。まぁ、帰りはパートナーに運転してもらうから大丈夫です。
で、適度に酔ったところでサムルノリの練習。微妙にあいません。でも、それくらいのほうがいいんです。練習でぴちっといけた時って、たいがい本番で滑りますから。
で、本番。気持ちよかったです。みんなが「あわせよう」と思っています。ちょこっとずれたら互いに目で合図。ピタリとあったところで、それぞれが遊びを入れます。そんなことを繰り返しながら、15分ばっか、プクを楽しみました。やっぱ、サムルはいいなぁ…。
よ〜くわかった…
ところで、5年だったか6年だったか昔、わたしがトランスであることを理由に、スキーキャンプのインストラクターをクビにした某キリスト教系青少年育成団体。ところが、ここ、その後も「専門委員」はわたしに毎年委嘱をしていました。でもまぁ、クビになった理由が理由ですから、当然モチベーションは下がります。「どのツラさげて…」というのが正直な気持ちです。ちなみに、わたしをクビにした時に、「でも、勉強をしておいて下さい」というふうには話したのですが、どうも勉強した節はなし。てか、その後、トランスがらみのことには一切触れないまま、表面上のつきあいをし続ける人たちに、正直愛想が尽きていました。
こんな状態なので、委員会に出席する時なんかの態度も、当然悪くなります。そのあたりが、これまた表面上の理由でしょうが、今日送られてきたパンフレットを見ると、専門委員をはずされているのがわかりました。で、また「なんやねん、ここは」と思ったわけです。ひとこと「専門委員を今年は委嘱しません」と言えばいいのに、その連絡がありません。あたしゃ「今年の専門委員会はいつあるのかなぁ」「リーダートレーニングの講習はいつあるのかなぁ」と、態度が悪いながらも気にしていたし、日程も配慮していたわけで、そういうこっちの事情には一切無関心のようです。
ま、いいですよ。大学時代から、足かけ25年のつきあいも、今年限りですね。今年度いっぱいで維持会員もやめます。同じお金を出すのなら、某キリスト教系女性育成団体に出した方が、はるかに有意義だとも思うしね。
やっぱあたしゃエイらしい
事故のあと、はじめての休日です。本来は、今日は夜飲み会があったのですが、わたしのケガのせいで延期になりました。なので、一日ヒマ。というか、パートナーから一日謹慎を言い渡されました(笑)。
てなことで、やることがないので、朝のうちは上の子どもと一緒にモトGP(笑)。さすがに子どもはゲーム慣れしています。すごく早くなっています。でも、ノリックには追いつけないみたいですけどね。
それにしても、一日が長いです。朝がすんで、昼が来て、昼過ぎが来て、夕方が来て、夜が来て、寝る時間が来る。何もない一日って、こういう時間の過ごし方をするんですね。ふだん、いかに動き回っているのか、よくわかりました。まぁ、動き回らないと窒息するかなぁという気がしているんでしょうね。こういうの、「仕事依存」つーか「遊び依存」というか。
で、あんまりヒマなので、思い立って、日記の過去ログの整理をすることにしました。で、無事1年分ばかりの日記をサイトに採集できましたここからご覧下さい。
へっへ〜!
で、看護士さんが持っているレントゲンの受付票をひょいと見ると、性別欄が「女」に◯されてます。で、技師さん曰く「シャツ一枚になって下さいね。ブラジャーはとって下さい」。\(^o^)/。でも、首の骨を撮る時「はい、あごをあげて」と言われたのにはまいりました。ばれるじゃん(笑)。やっぱり「のど仏削ろうかなぁ」と思いましたね。
で、病室にもどってカルテを見ると、予診表の性別欄*1、「女」に◯がしてあります。う〜ん、保険証出したのに見てないな(笑)。その後もらった診察券を見ると、性別記載欄はないし、年齢欄は空白だし。気に入りましたね、この病院!
ということで、とりあえず、女で通院することになりそうです(笑)。
*1:わたしは空白にしておいた
よ〜くわかったよ!
救急でかつぎ込まれた病院は、まさに救急なので、整形は午前中しか外来をしていません。なんぼなんでもなので、夕方別の整形外科に行きました。で、痛いところを順々に話をしていって、レントゲンの撮り直しをしました。今回のレントゲン技師さん、すごい細かい撮り方をされます。もしかして凄腕?で、お医者さんもじーっと見ておられます。で、ひとつひとつのレントゲンの糸を教えてもらいながら、解説してもらいました。その結果新事実が浮かび上がりました。どうやら、今回のわたしのけがの全貌は以下の通りです。
- 右足膝下裂傷(これは縫ったところ)
- 右足すね擦過傷(これはすりむいたところ・ここまでは旧事実)
- 頸椎ねんざ(いわゆるむちうち)
- 右第9肋骨骨折
- 右ふくらはぎ筋肉内部裂傷(いわゆる肉離れ)
やっぱ折れてました(笑)。つっても、肋骨だけど(爆)。
それにしても、前の事故の解きも同じところに担ぎ込まれて、初診の時は骨折個所なし。次に行った時は「踵」「右指2個所」の骨折がみつかったっけ。まぁ、最初の救急病院について生徒は言ってましたよ。「セン*1、あそこはな、なんもないときに行く病院や」。よ〜くわかりました。
*1:「センセイ」の前2文字による省略形。教員に対して親しみを込めた呼び方のようです
よ〜くわかったよ!
夕方、保険屋から電話がありました。なんでも、示談をはじめたいので、わたしの希望する過失割合を知りたいとのこと。まぁそれはいいですわ。で、その後、先日の不愉快な話をしはじめたところ、なんか話がかみあわないです。そのかみあわなさが、だんだんと不愉快になってきました。保険屋がいうには
- 「対人」と「対物」は別で、自分たちが関係あるのは「対物」のみ
- その「対物」も、向こうのものを直すためのもの
- こちらのものを直すためのお金を出すかどうかは向こう次第
- ただし、請求できるのは被害者か被害者が委託した弁護士だけ
- 「対人」については、基本的には関係ない
- したがって、自賠責の立て替え云々をネタにして賠償請求をおこなうことはできない
まぁ、これらは冷静になればいちいち「まぁそんなもんか」という話です。つまり、簡単に言うと、こういうことです。
保険屋は、自分が払う金にしか関与しない。
まさに、保険以上でも以下でもないということです。
当事者にとっての過失割合は「自分の修理費をどれだけ保障してもらうか」だけど、保険屋にとっての過失割合は「相手の修理費をどれだけ出せるか」なんですね。で、それがたまたま裏表の関係で一致するからたまたま自分の味方のような気がするだけのことなんですね。
まぁ、このあたりのことが電話の最中に理解できて、とたんに冷静かつ事務的な気分になれたのでよかったのですが(笑)。
で、保険屋曰く「事故というのは、野良犬に手をかまれたみたいなもんと思わないと」なるほどなぁ。そういう思いからスタートしないと腹が立つだけで、話にならんということですね。まぁ、よ〜くわかりました。