つっても、もちろんSRSじゃありません。あたしゃ子蟻なんで、倫理委員会が必要だとか。まぁ、いまさらこの期におよんで倫理もへったくれもあったもんじゃないと思いますけどね。だって、「わたし」という人間の存在の中で、◯んち◯があるかないかって、「倫理」を問うようなこととはとても思えないです。というより、もっとほかに問わなくちゃならんことはいっぱいありますがな(爆)。
というのはいいとして。「パス」という意味では、ある意味SRSよりも影響があるかもしれない「のど仏」のOPです。
実は、1年ほど前に真剣にやろうかなと思っていた時があって、Kぼりえさんに相談したりしていたこともあったんです。でも、「痛そうやなぁ」とか思ったり、なんだかんだで、その話、どっかに飛んでしまいました。ところが、9日に行った時に、「へ?ここでもやってんにゃ」というのがわかって、いきなり自分の中では現実味を帯びてきました。
となると、ぐずぐずやらないまま放っておくと、「やった時間」が短くなって「やらなかった時間」が長くなるだけです。しかも、気がついたらせっかく貯めていたお金がなくなっていたなんてことも、充分にあり得ます。なので、さっさとやってしまおうと。
てなことで、詳細はこちらに譲るとして、日にちを決めてきました。にしても、う〜ん、やっぱり急な話かなぁ…。
月: 2005年9月
近所の神社のまつり
うちの近くに古〜い(らしい)神社があります。鳥居の前には客がいるのを見たことがない民宿なんかもあるのですが、「疳の虫」なんかに効く神社だそうです。うちの下の子にいいかなぁと前から思っていたりしますが…。
で、昨日・今日・明日と3日間ここのお祭らしいです。そういえば、この間ずっと夜になると太鼓の音がしてました。
で、昨日と今日は夜店が出ています。
ということで、冷やかしてきました。いや、前にいた田舎の祭りとはえらい違いです。前の神社は前に数軒という感じだったのに、今度の神社は参道とかまわりとかに山のように出ています。しかも、定番の「射的」とか「あてもん」とかもちゃんとあります。もちろん、少年補導のおっちゃんとか、近所の学校の先生の巡回もあります(笑)。子どもたちが、先生を見るたびに「先生、おごってぇな」というのは、まぁお約束というか風物詩というか。
家族4人で二回りほどして、下の子どもは「いちご飴」と、あてもんでノートと、玉転がしのゲームで手錠(笑)をゲットしました。上の子どもは自分の小遣いであてもんをして、レーザーのついているBB弾のピストルをゲットです。あてもんが終わったら、すぐに帰ろうとするので「なんで?」と聞くと、「手持ちの小遣いがないねん」とのこと。君、夜店に来るのに600円しか持ってこなかったのかい。まぁ安心な子ですわ。そう言えば、友だちにあった時「誰と来てんの」と聞かれ、「かぁちゃんと一緒」と答えたそうな。すると友だちは「家族と来てんの!」と驚いてたとか。
で、家族の共同装備としては、「たこ焼き」「どて焼き*1」をゲット。家に帰って、2階のベランダで戦利品を紹介しあいながら「たこ焼き」と「どて焼き」をむしゃむしゃ食べました。なかなかのお味でした。
お月様はあくまで煌々と照っています。秋風がひんやり。すんごいいい時間が過ごせました。
*1:なぜかこんなもんがありました。「三嶋亭のすじ肉を使ってます」って書いてあった。
とはちょっと違うかな…
若い同僚(♀)と話をしていて、ふと疑問を持ちました。なにせ「わたし、男の人と2人で飲みに行ったりしないんです」とか言う。でも、わたしその人と飲みに行った経験がアリなんですね。で、「ところでね、◯◯さん、わたしを男としてみている?女としてみている?それとも考えてない?」と聞いてみました。すると、「う〜ん、女の人でしょ?」という答え。
Σ(゜Д゜;エーッ!。
職場では全部バレバレですし、たいていの場合、微妙な線の上で評価をされていることが、よくわかるんですよね。だから、自分としても相手がどう考えているかとても不安だったりします。「でもね、いつきさんが男の人だったら、たぶん仲良くなってない」と続いて話をしてくれました。
不思議な気分だなぁ。でも、ちょっと楽になったかなぁ…。わからん◯Oo。
久しぶりの雑談
放課後、掃除が終わった後フラフラと学校を散歩していました。すると、保健室の前に授業を担当している子がたたずんでいたので、「ちょっかい出しをしてやろう(笑)」と話しかけました。
すると、はじめは「携帯一緒やん」とか、「これ、なんて読むか知ってる?*1」みたいな話をしていたのですが、なんとなく「なんでみんな学校来るんやろう…」みたいな話になって、そこからどんどん深みにはまってしまうことになりました。
生徒って、制服を着ているとよくわからなくなるんですけど、みんないろんなことを考えていたり、いろんな生活の背景を持っているんですよね。
「わたしな、みんなから変って言われるねん」「変って、勲章やろ?」
「なんでみんなおんなじかっこしてんにゃろ…」「そうやなぁ」「わたしな、ゴスロリとかしたこともあんねん」「あ、わたしらの世界にもいるわ(笑)コスプレとかは?」「したことあるよ」
みたいな話とか、
「わたしな、ビアンとかゲイとかぜんぜんかまへんと思うんやけど、友だちにそう言うと引かはんねん」「なんでやろなぁ…」
みたいな話とか…。
まだまだ、生活の話とかもして、けっこうおもしろかった。友だちもいろいろいるんですね。
「わたし、身長152やねん。で、友だちに170の子が2人もいんねん」「へー、せやけど、170の子、もしかしたら身長コンプレックスに感じてるかもなぁ」「うん、足のサイズなんて170やし、ブーツはオーダーメイドやて。こないだ「わたしな、アメ村まで行ってオーダーしたんやで!」って言ってた」「そっかー」「でもな、その2人の友だちにはさまれて歩いてると「捕らわれた宇宙人」みたいになるし、イヤやねん」「くくく…」
遠い昔に見た写真を思い出して、思わず笑ってしまいました。
「イラン戦争な、調べて、こないだやっとわかってん」「どこ調べたん?」「いや、2chとかな*2。あれ、石油のためなんやろ」「…、ま、簡単に言うとそーゆーことやけどな…」「先生のおとついの演説な、友だちに「なにゆーたはんのか、ちょっとわからへんねん」って言ったら教えてくれた」「どない教えてくれたん?」「小泉な、郵政民営化を隠れ蓑にして戦争するつもりなんやろ?」「う〜ん、かなり省略するとそうなるかもしれんけど、省略しすぎ…」
まぁ、1時間こんな感じでダラダラ話をしていました。
「忙しい、忙しい」と言っていると、子どもたちは気を使ってぜんぜん近寄ってきてくれないんですよね。だから、子どもたちの前では「ヒマ〜」という顔をしていたい。そしたら、いっぱい話をしてくれるし、毎日が楽しくなるしね…。
はじめての焼き餃子
どうも、パートナーが微熱があるとのことだったので、ちょっと早めに帰って*1、餃子でもつくろうかと…。
で、せっかくスキレットを買ったんだから、ここは焼き餃子かなと。
- 焼き餃子
強力粉を耳たぶぐらいの固さになるまで練る。しばらく放っておく。キャベツをフードプロセッサーにかける。ニラをみじん切りにする。豚のミンチと野菜を一緒にして練る。塩と中華ダシの素と少量のゴマ油で味付け。皮で包む。スキレットに並べて焼いて、水をかけてふたをして蒸し焼きにして10分くらいでできあがり。
さすがにスキレットです。皮目は見事にパリッと焼きあがって、なかなかのできばえでした。これだったら、味も逃げないしいいかも…。
*1:と言っても、勤務時間がすんでからです。バイクのスロットルが少しあき気味だっただけのことです・笑
実はね…
昨日、2年生の授業と1年生の授業で演説をぶったのですが、はじめに話した2年生の授業で、あれ話ながら泣いちゃったんですよ。最近、歳のせいか(涙)ホルモンのせいか(笑)涙もろくてねぇ。
授業に入って、問*1を出して、教室をウロウロ*2をしていたんです。そしたら、一番後ろに座って全然別のことをやっている子が「先生、大丈夫?もう泣いてない?」と声をかけてくれました。思わず返した言葉が「今日から僕らは泣かない」でした。わかる人はわかりますよね。
涙が涸れる けふから ぼくらは泣かない
きのふまでのように もう世界は
うつくしくもなくなったから そうして
針のやうなことばをあつめて 悲惨な
出来ごとを生活の中からみつけ
つき刺す
ぼくらの生活があるかぎり 一本の針を
引出しからつかみだすように 心の底から
ひとつの倫理を つまり
役立ちうる武器をつかみだす
しめっぽい貧民街の朽ちかかった軒端を
ひとりであるいは少女と
とほり過ぎるとき ぼくらは
残酷に ぼくらの武器を
かくしてゐる
胸のあひだからは 涙のかはりに
バラ色の私鉄の切符が
くちゃくちゃになってあらわれ
ぼくらはぼくらに または少女に
それを視せて とほくまで
ゆくんだと告げるのであるとほくまでゆくんだ ぼくらの好きな人々よ
嫉みと嫉みとをからみ合はせても
窮迫したぼくらの生活からは 名高い
恋の物語はうまれない
ぼくらはきみによって
きみはぼくらによって ただ
屈辱を組織できるだけだ
それをしなければならぬ
「吉本隆明詩集」1958.1書肆ユリイカ
車とバイクと自転車と
学校に行く道すがら、バイクに乗りながら考えていました。
バイクに乗る時、わたしは「死ぬかもしれない」と思いながら乗っています。では、車に乗る時…。「殺すかもしれない」と思いながら乗っています。自転車に乗る時は…。「殺されるかもしれない」と思いながら乗っています。
車は、「強者」の論理かなと思います。自転車は「弱者」の論理かなと思います。
自転車に乗っている時は、「殺されるかもしれない」と思いながらも、どこかで「守られている」というふうに思うことがあります。だから、無茶ができてしまう。でも、守ってくれるのは「強者」である「車」です。
「強者」である「車」に乗っている時、「殺すかもしれない」よりも優先する価値観、例えば「急いでいる」という価値観が優先した時、必要以上にアクセルを踏み、「殺すかもしれない」という思いは、どこかに忘れ去られてしまいます。その時、はたして「弱者」である「自転車」を「守る」ことはできるでしょうか。答えは、言うまでもなく「No」です。
「自転車」が「守ってくれるかもしれない」と考える相手は、「車」です。すなわち、「弱者」の立場になってしまうと、「強者」におもねるしかできなくなってしまいます。
バイクに乗る時、「死ぬかもしれない」と思いながら、わたしは同時に「殺すかもしれない」と思います。そして、自分の身を守るには、自分が注意深く走り続けるしかありません。「急いでいる」という時にも、「死ぬかもしれない」という思いを吹っ切ることができません。その思いは「殺すかもしれない」という思いと、常に同居してくれます。
バイクは、「強者」にも「弱者」にもなり得ます。その微妙なバランスの上に、バイクのライディングがあると思います。
予想通りの…
しかし、ここまでとはねぇ…。
思わず今日の授業で演説をぶってしまいました。
大人達の一部を代表して、まず諸君に謝らなくちゃならないことがある。わたし達が君たちに残せたものは、戦争だけだった。昨日をもって、日本はいよいよ本格的に「戦前」になった。
今後、教育基本法改悪・憲法改悪などを通じて、「強者の論理」がまかり通る社会ができていく。だれもが「強者」になれるわけではない。「強者」は実は、一人しかいない。残りすべては、実は「弱者」である。しかし、そうした社会を求めたのは、実はわたしたちだった。
なぜか?わたしたちはヒーローを求めてしまった。そして、合法的に選ばれた「ヒーロー」を生み出してしまった。これは、かつてドイツがワイマール憲法下で歩んだ道と同じである。
わたしは、いずれあと20年、30年後には死んでしまう。死なないまでも、すでに戦争は行かない年齢になっているだろう。しかし、戦争に行くことになるのは諸君である。そして、その後に続くのは、わたしの上の中2の子どもであり、下の小2の子どもである。だからこそ、いま、話さなくてはならない。
わたしたちが生き残る可能性は、それでもまだある。諸君の中の大部分は、やがて選挙権を持つ。ちなみに、少数でははあるけど、在日外国人の人がこの中にいるかもしれない。残念ながら、在日外国人の人たちは選挙権がない。わたしたちは在日外国人の人々を巻き添えにしていることを、たいへん申し訳なく思う。だからこそ、諸君が選挙権を行使できるようになった時は、ぜひとも「やさしい」選択をしてほしい。無関心になることもなく、皮肉なものの見方をすることもなく、ヒーローにまかせるのでもなく、現実にきちんと向きあってほしい。
かつて、こういう話を諸君にしようと思ったことは、何度もあった。でも、話さなかった。なぜか。「聞いてくれない人」がいることに絶望し、だんだん話さなくなったからだ。でも、それはまちがっていた。教室の中にたった一人でも聞いてくれる人がいるならば、その人に向かって話すべきだった。そのことを怠ってきたことが、今、この時代を迎えることになってしまった。
もしも、諸君が4年後、国の行き先を選択する権利ができた時、今日のこの話を、ほんの少しでいいから思い出してくれるとうれしい。じゃぁ、授業に入ります。
で、投票
で、行ってきました。「負け戦」に…。てか、京都2区って、入れるべき候補者がいないじゃんか。自民・民主・共産だけで、しかも、民主って松下整形政経塾あがりでっせ。やってられまへん。でも、しゃーないわな。おたかさんに当選してもらうためには(笑)、行くしかないですわな。
で、受付。送ってきた紙には、さすがに性別欄はありません。パートナーのと比較しても、通し番号が違うだけで他は変わりなし。よしよしと思いながら受付へ行くと、本人確認のために生月日を言うだけです。よしよしと思いながら、ひょいと見ると、わたしの名前の横にデカデカと「男」と書いてあります。そりゃそーだけどね(笑)。で、小選挙区投票用の引換券をもらって、ひょいと見ると「女」に◯がしてあります\(^o^)/。受付の人、かなりメガネをいじくっておられたから、度があってないのかなぁ。しかし、きちんと名簿通りに記載しようよ。じゃないと、集計結果があわへんで。
会場から外に出て、パートナーに話したら「あんた、パスしたやん、よかったなぁ〜」。きみの頭のネジもピッチがなくなってるんとちゃうか(笑)?
子どものバレエの発表会
「なんでウチの子どもが…」と思うのですが、バレエをやっています。で、今日はその発表会。まぁ、ヘタレな親に似てヘタレな子どもですので、あんなもんでしょう。まっすぐに並べない、動きはワンテンポ遅れる、身体の動きはバレエというより体操。まぁ、それでも一生懸命やっていたからいいか…。
なんか、途中で「メイクが落ちた〜」とか言って泣いてたらしいけど、先生もたいへんだわなぁ…。
でも、うらやましいわ。正直…。
そうそう、男性のダンサーはかっこいいっす。ジャンプの高さも半端じゃないし、「美しい〜」と素直に思ってしまいました。