てなまじめな話のあとで恐縮ですが…

朝、ちょっと窮屈なブラしかなかったんです。なにが窮屈かというと、アンダーがあわないんですね。すると、カップの位置があわない。内側すぎるんです(涙)。でも、しゃーないのでつけました。それしかないし…。で、そこでふと思いついて、ちょっと外側の肉を寄せ見てみました。すると、あら不思議。谷間ができた。そっかぁ、これがそのシステムかぁ。
たいへん勉強になりました。
で、学校に行くと、生徒が自分の胸を指さして「今日は、ちょっとおっきいね」と、目で合図をしてくれました。わはは。

躊躇?

山をやる人たちの間に、「登る勇気」と「引き返す勇気」みたいな言葉があるそうな。目の前にピークがあって、そのピークをめざすために、ありとあらゆる困難を乗り越えてきた。でも、天候が悪化してきた。その時、どうするか。みたいな話です。
まぁ、比叡山くらいだったら、サルにかまれる程度ですむのかもしれないけど、それがヒマラヤあたりになってくると、その判断が命と関係してくる。

で、この間「のど仏」の手術について、(樹)さんをはじめ、何人かの方から貴重なアドバイスをもらいました。あるいは、「のど仏」に限らずSRSも含めてアドバイスをして下さった方々もおられました。
その人たちの言葉が、今日、次々と思い出されました。
まずは早急に考えなくちゃならないのが「のど毛」の手術です。

考えなくちゃならないのが、そのリスクと効果、そしてその結果が自分にもたらす満足度です。

  • リスク

おそらくほとんどが成功しているだろうけど、数少ない「想定内の失敗」がある。その代償は「声」。いずれにしろ豊富な症例数の中で検討をしたか。

  • 効果

パスしやすくなる(笑)。というか、自分のボディイメージの中の大切なようそのうちのひとつである「のどの線」が実現される。

  • 満足度

「声」を失って「のどの線」が得られた時、自分はどう感じるだろうか?わたしにとってはいまのままで「声」に対する満足度はそれなりに高い*1。となると、どうなるだろうか…。

ふむ。
こういうことを考えながら、ふと気づいたこと。はたして自分はこうしたことをじっくりと見つめてきただろうか。もしかして「焦り」はなかっただろうか。おそらく、いままで比較的順調に「ホルモン」や「改名」といった作業は進んできました。そしていま、目の前にSRSすらぶら下がっています。そんな「おいしい(笑)」状態の中で、でも、もしかしたら「ベルトコンベア」に自ら乗っていなかっただろうかと考えました。そして、そもそも自分のスタンスがぶれていないのだろうかとも。「のど仏」の手術はしたい。もちろんSRSだってしたい。でも、「したい」ことと「する」ことはちがう。そのことと、自分の生き方を照らし合わして、充分な検討をしてきただろうか。「ちんこねぇさん」「まんこにぃさん」はありというのが、基本的なスタンスのはずでした。SRSしてお風呂に入るのではなく*2、一緒に入ってくれる友達をつくっていく(笑)というのが、自分のスタンスのはずでした。その原点を見失っていなかったか。

こんなことを考えながら、「はやる自分」「あせる自分」を押さえて、少し立ち止まってみようかという気になりました。いままでは「まわりが反対する」ことで「立ち止まって振り返る」余裕がつくられてきました。いま、「すべてが許される」時、その余裕を自分自身がつくりだす必要があります。

夜、ある友だちから「のど仏の手術の日程、いつだっけ?」という電話がかかってきました。「いま、どうしようか考えている」と答えました。すると「躊躇する理由はなに?」と聞かれました。
たしかに「躊躇」に聞こえるかもしれない。でも、これは「躊躇」ではないと思います。おそらくは「選択」。どの道を進んでいくのかという選択。迷いが出てきた時にどうするかという選択。それを忘れていたなぁと思いました。

そして、なにより、こういうことを気づかせてくれたたくさんの人に感謝しなくちゃと思いました。「苦言」を呈するのはとてもイヤなことだと思います。でも、それをあえて言ってくれる人が、わたしのまわりに確実にいるということ。本当に幸せだと思いました。みなさん、ありがとうございます。
さて、しばらく考えて、次の一歩を踏み出すことにしようかな。

*1:てか、井上陽水が歌えなくなる・笑

*2:したいけどね

強制執行阻止緊急集会

京都府宇治市にウトロという在日朝鮮人集住地域があります。もともとは、戦時中の京都南飛行場の建設のために集められた朝鮮人飯場でした。日本の敗戦(朝鮮の解放)のあと、ここで飛行場建設をしていた日本人達*1はそこからとっとと逃げていったのですが、さまざまな事情で本国に帰らなかった朝鮮人達は、そこで生活を続けました。
ところが、ウトロの土地は、その上にすむ人たちの意志とは関係なく、日産車体に譲り渡されていました。ここが、おそらくウトロ土地問題の原点となるところです。
その後、ウトロに人たちは、まわりの日本人からの差別とそれによる貧困の中で、それでもたくましくしたたかに生活をしてこられました*2
ウトロの問題が「日本人の問題」として認識されるようになった最初の出来事は、おそらく「水道問題」だったのではないかと思います。1980年代後半、周囲では上水道がひかれるのが当たり前のご時世に、ウトロには水道管が入っていませんでした。そのため、宇治・久御山という工業地帯であるにもかかわらず、ウトロの人たちは井戸水で生活をしていました。もちろん、水質調査をしたら「飲料に適さない」と出てきます。「ウトロに水道を!」というウトロに人たちの声に呼応する形で、「ウトロ地区に水道敷設を要望する市民の会」というのができました。

と、ここまで書いて、こりゃぁ、長くなるなということで、あとは詳しくは、ウトロのサイトをご覧下さい。ウトロって何?とか年表なんかもあります。

で、わたしとウトロとのつきあいはかれこれ13年になりますか。チャンゴを教えてくれたのもウトロ、焼肉の楽しさを教えてくれたのもウトロ、朝鮮人の多様さを教えてくれたのもウトロ。まぁ、いろんなことを教えてもらってきました。
で、いまそのウトロがたいへんなことになっているわけです。
で、集会に行ってきた*3わけですが、いや、したたかですわ。「強制執行は中止になったけど、うれしい反面、実はちょっと残念」「強制執行になったらニュースになる」などという発言が町内会の実質トップからでてくるという…。まぁ、かつて300人の焼肉をする時に、まわりは「雨が降るか、かろうじて持つか」という天気にビビっていたにもかかわらず、この人「土方は天気には勝てん」と、一人悠然とタバコを吸っていたという人ですから。
しかし、転売につぐ転売。しかも、あとになればなるほど状況が悪化していくという…。
なんとも言えない、口惜しさというか無念さというか…、そういう思いがこみあげてきました。それでも、オモニやハルモニ達は元気だったし、日本全国どころか、韓国からも駆けつけてきた支援の輪の広がりが救いだったかなぁ。
決戦は11月に持ち越しということです。

ウトロお礼と報告
昨日25日は「強制執行阻止緊急集会」に多くのみなさまが
お集まりいただきありがとうございました。
今回の強制執行が中止となったことで、ウトロのハルモニに
少しではありますが、安堵の表情が見えたことがなによりでした。
とはいえ、11月以降はシビアな状況が続きます。
昨日にも増して多くのみなさまがウトロに注目し、ことあれば
ウトロに駆けつけていただける体制をとっていただきますよう
重ねてお願いいたします。
本日も早朝より町内会会長、副会長とKINの蠔芝遠さんが
東京の韓国大使館に出向きました。守る会とKINの2人の
メンバーは宇治市役所に現地調査を要求する韓国国会議員の
要望書を届ける予定です。
強制執行を避けるための最大限の努力を続けています。
今後とも支援の輪を一層広げていただきますようお願いいたし
ます。
最後に昨日の新聞報道記事NET版京都新聞のアドレスを
貼り付けます。(携帯の方はPCで見てください)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005092600029&genre=C4&area=K20

*1:いまで言う「ゼネコン」です。

*2:こういう書き方って、紋切り型でイヤなんですけど、ほんとうにそうだったりするんですよね。

*3:というか、放送担当として実行側にいたりして…

3連休の使い方・2日目

まずは、朝食づくりです。昨日つくったポテトサラダがおいしかったらしくて、子どもたちに全部食べられたので、もう一回つくりました。まぁうれしいけどね。
続いて、昨日からのやり残しだった車庫の整理。アングルの組み立てが途中だったので、まずは完成させました。それからは上の子どもと一緒にものを運んできたり、中のものを出したり。ようやく、車・バイク・キャンプ用品をちゃんと収納できる場所ができました。これで、裏の物置も少しは整理できるかな。
お昼ご飯を食べたら、続いていらなくなったげた箱をわたしの実家へ。うちの両親も久しぶりに庭いじりなんかをしたみたいで、それはそれでいいかと。下の子どもは上の子どもの指導のもと、初ローラーブレード。1時間ほどやったら、それらしくなってきました。ヘタレの運動音痴だけど、バレエの効用で、バランス感覚は発達してきたのかな。
夕方になってきたので、庭に机を出してお茶。今までだったら、ここでチューハイかなんか飲んでいたのに、今日はコーヒーで充分です。う〜む、体調が変わってきている(笑)。
実家を出て家に帰りながら、パートナーに「今日の晩ご飯はおいしい焼き鳥が食べたいなぁ」と言ってみるテスト。すると、「う〜ん、とり肉使い切ったなぁ」とのお返事。やっぱり焼鳥屋さんに行くのは却下かぁ。ということで、近所で一番安いという評判*1の店へ。ここは安くて、しかもとり肉はいいのがあります。見てみると、プリプリの砂ズリや、せせりまで。こりゃぁ「買い」です。家に帰ってさっそく「ねぎま」「せせり」「砂ズリ」「中骨」を作成。あとは焼鳥屋の女将*2に変身です。
結局、なまじ他のところに行かないのが正解かもしれません。うまかった。焼き鳥を堪能して、あとは下の子どもをお風呂に入れて、爆睡です。

*1:近所のD大学のT寮の連中御用達

*2:m(_ _)m

芸術の秋

午後からは、「個展を見に行きたい」というパートナーの要望に応えて芸術鑑賞です。もっとも、個展の招待状についている美術館の喫茶室のタダ券を使いたいというのがメインの目的の気がするけど…。で、時間も遅いので、まずは京都近代美術館へ。わたしは近所に住んでいる弟の家に車を置きに行きました。その間、子どもたちは絵を見ていたらしいです。で、なんでも、絵が気に入ったそうな。あたしゃ、実は絵がわからないのよね。ロビーでボーッとしてました。でも、ネットもなしで(笑)、こんなにボーっとするのっていつ以来だろうなぁ。
その後、家族と合流して、4人で疎水沿いの喫茶部のテラスでお茶。上の子どもはパートナーといろいろ話し。わたしは、下の子どもと、なぜか「ずいずいずっころばし」で遊んでました。
一休みをして、いよいよ個展。この個展をひらいている方、わたしの元同僚です。現在は転勤して、別のところに行っておられるんですけど、ウチの学校の人たちに招待状を送られたみたいです。で、行ってみてびっくりです。わたしは絵の価値はぜんぜんわからない人間ですが、それでも「これ、いいなぁ」というのがあったり。陶芸にも最近手を出されているみたいで、お皿に描いてある絵にこれまた「いいなぁ」。
1時間ほどダラダラとして、弟のところに車をとりに散歩です。途中、京都会館なんかもあるので、せっかくですから「水平社創立大会の記念碑」なんぞを見たり、寄り道をしながらブラブラしました。

でも、芸術の一日をしめくくったのは「元祖でぶや」だったりするのですが…。

3連休の使い方

この間の3連休はメチャクチャだったので、今回はおとなしくする予定です。
ということで、初日の今日は…。
まずは、朝食づくりからです。つっても、お茶を入れて、コーヒーを入れて、ポテトサラダをつくっただけですけど。コーンの缶詰を開けたら「ホールコーン」じゃなくてペーストだったのは痛かったなぁ。でも、まぜたら適度な甘みが出ておいしかったので、よしとしようかな。
続いて、たまりにたまった家の用事です。
先週、一回下水がつまったとか。原因はわかったのですが、パートナーがその検討をしたいといっていて、一緒に「マス」を見てほしいというので、チェック。なるほど、いまはきれいだけど、たいへんだっただろうなぁと確認。やっぱり中古の物件はいろいろトラブルがありますわ。
続いて、裏の物置の樋が漏るとか。隣との境界の塀の上に上がって確認。なるほど、枯れ葉がつまってます。しかし、なんでこんなに曲がりくねった樋のつけかたするんだろう。横方向に2回も曲げたら「つまらせて」というようなもんです。ホースでドババと水圧をかけて、まずは貫通。その後、ゴミとりの網をのっけて、あとはこまめにゴミをとるしかないかな。
さらに、車庫の奥にアングルを設置するというのも懸案でした。てことで、近所のDIYの店で特価品のアングルをゲット。組み立て作業に入ったのはいいのですが、途中足の親指の上に支柱を落としてメチャ痛かった(涙)
ここまでで昼過ぎまで使ってしまいました。

プロフィールを変更してみました。

つっても、自分のサイトへのリンクと、本の紹介だけです。

[日常]かぶったらしい
今日、1年生の教室に行くと、いきなり生徒(♀)が「かぶった〜!」と叫びました。よく見ると、髪の毛を左の方でくくっています。
実は、最近わたしは髪の毛を右の方でくくっているんですが、そのあたりがかぶったみたいです(笑)。で、その子の友だちが「逆やし、ええやん」と言っているのですが、かぶったもんはかぶっているらしい。んなもん、わたしが最近片方でくくっているのわかっているはずやし、あとからやったあんたが悪い。
で、しばし授業。この講座、一応習熟度の基礎講座で勉強が苦手な子が集まっているはずなんですけど、基本的に「やる」態度を見せています。ていうか、2学期も9月終盤になって、未だこういうふうに勉強するクラスは久しぶりです。ちょっとうれしいなぁ。
で、つっこみはつっこみでやってくれます。今日も「ところで、先生、女なん?」といまだに聞いてきます。「80%そうやな」と答えます。すると、別の子が「んなら、先生変態か?」と聞いてきます。「そうやで」と答えます。と、またまた「んなら、先生、女の人と一緒にいても浮気にならへんの?」と聞いてきます。「ん〜、微妙やなぁ」とこれまた微妙な答え。なにせ、この子らに「タチ」とか「ネコ」とかいう話をしてもわけわからんやろうからなぁ。「男の人が好きになるの?」と聞いてくるので「たまにぐらっとくるなぁ」。「んなら、◯◯先生は?」「あ、けっこう好み」。
まぁ、のんきなもんですわ…。今日はいい天気やなぁ。