ピンバッチ、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

不安だったんですよね、高3で英語赤点を取ったわたしとしては。「たぶんこうだろうな」と思いながら入力していったものの、きちんと書けていたかどうかわからなかったんです。しかも、いずみちゃんによると、シャツについては、直接英文で連絡が来たらしいです。
ところで、わたし、最近はスパムをいちいち受信するのがめんどくさいので、まずはnPOPでザッと受信して、スパムと思われるメールはざっくり削除をしています。で、その第一候補が、subjectが英文(≠ローマ字・笑)になっているものなんです。だって、だれからもそんなメールこないっすから*1。なので、もしかして問い合わせのメールが来ていたら、100%削除をしているわけです。もちろん、バッチについてはmacskaさんに直接依頼するわけだからシャツの場合とは違うだろうとは思っていましたが、それでもやっぱり不安でして…。
で、そんなもんもんとした(笑)数日でしたが、先日、英語で宛名が書かれた封筒が一通来ました。中にはプチプチでていねいに梱包されたピンバッチが7つ。これです。

もしかしたら頼んでいないんじゃないかと思っていたジュディスバトラーのバッチも入っていたんですよね。もしかしたら「これもどうぞ!」ってくださったんだろうか。だとしたらうれしいな。
産む機械バッチ」は、今回お願いしようと思った直接のきっかけではあるものの、なんとなくこれつけるの、気が引けるんですよね*2。で、わたしにピッタリなのは、やっぱりこのふたつ。

さて、いつからつけようかな…。

*1:という決めつけ!

*2:なんつーか、部落外の人間が黄色ゼッケンをつけるというか、日本人がパジチョゴリを着るというか…

さらに宝箱

以上は「秋号」だったのですが、「夏号」もあったので、パラパラ。特集「女性とスポーツ」です。この春、熊本で「2006世界女性スポーツ会議くまもと」が開催されて、それの特集号のようです。
すごい!
このひとことです。スポーツ界の潮流が、いまこのあたりにあるんだということをあらためて知りました。
この会議は「IWG(International Working Group on Women and Sports)がやっているようです。はじめて開催されたのが、1994年のイギリス・ブライトンでの大会。そこで決議されたのが「ブライトン宣言」です。その中の、「原理・原則」を引用します。

B. 原理・原則

1. 社会とスポーツにおける公平さと平等
a. 国家及び政府組織は、スポーツに関わる組織や団体が、国連憲章、世界人権宣言、そして女性に対するすべての差別を撤廃する国連条約の定める平等条項に従うようあらゆる努力を行なうべきである。

b. レジャーやレクリエーションから健康づくりや高度な競技スポーツに至るまで等しくスポーツに参加し、それに関わる機会は、全ての女性に与えられた権利であり、人種や肌の色、言語、宗教、信条、性的嗜好、年齢、婚姻の有無、身体障害、政治的信念や政治団体への所属、国籍や社会的素性にかかわるものではない。

c. 資源や権力及び責任は、性別によって差別されることなく公平に分配されるべきだが、その分配方法は、男女それぞれが得る利益の不均衡を是正するものでなければならない。

すげぇ…*1。てか、これがあたりまえのことであって、日本があまりにも当たり前ではないだけか…。

続いて、JOCの冊子から引用。

基調講演1「男女の固定的な役割分担を超えて」
講演では、「伝統的に周囲から求められている固定的な役割があり、それにしばられることは男女を問わず個人の能力を狭めることになる。ジェンダーの平等と女性のエンパワーメントを実現するために、固定的な役割分担を変える必要がある」と語り、その視点はスポーツ界にも必要であると指摘した。

原題は「Challenging the Order Gender」です。
まず冒頭に、「「男女の固定的な役割分担」とは簡単に言えば、男女の役割、責任、活動、貢献をめぐって社会が構成される、そのありかたです。まず認識すべき重要な点は、「男女の固定的な役割分担」は帰ることができるという事実です」というところからはじまります。原文と訳文を読み比べていると、「ん?」と思うところもないわけではないのですが*2、まぁ、「英語力の欠如」で全文が読み切れないというのが情けないです。
再びJOCの冊子から引用。

分科会4「スポーツにおける女性の倫理的問題」
カナダ女性スポーツ振興協会のロフストロム理事長が、同性愛者への理解が進んでいるカナダでもスポーツ界では以前偏見が強いと指摘。周囲との関係悪化を懸念して、同性愛者ということを隠すアスリートが多いためで、周囲が理解を深め、差別が改善される環境作りが重要と訴えた。

分科会でこういうのが論議されるわけで、ブライトン宣言が「お題目」ではなくて、それを実現していくためのプロセスをきちんと踏んでいるということなんでしょうね。他にも「第8分科会「HIV-AIDSに関するスポーツ界のとりくみ」」とか「第10分科会「セクシュアルハラスメントと暴力から解放されるスポーツ文化の創造」」とか、おそらく日本だけのクローゼットなところでやっていたら無視されているような内容の分科会が並んでいます。

IWGのサイトはこちら
プライトン宣言の全文はこちら
2006世界女性スポーツ会議くまもと報告書はこちらからダウンロード可能。ただし、基調講演の日本語訳が1ページダウンロードできません(涙)

*1:性的嗜好」となっているのは、もちろん「性的指向」の誤訳(東京オリンピックを目論んでいる某知事に遠慮して「あえて」か?)。原文は当然「sexual orientation」となっています。

*2:いや、高3の時の英語は赤点でした。そんなわたしでも、人権関係の流れで出てくる英単語はわかるわけで、その訳し方が「ん?」と思ってしまうということなんですよ。

そして、むずかしい箱

続いて、こんなページも…。

心ない人々から「人見は男ではないか。セックスチェックをしたらどうか」などと中傷もされた。

「セックスチェック」の問題はさておき…。むずかしいところですな。大切なのは、これに続く

しかし、人見選手は講演の中で女性競技界の広がりや進歩を訴えつづけていた。

というところなんでしょうね。

ゴミ箱

今日は、避難訓練。避難したあとの集合場所は、体育館です。まぁ、諸事情がありましてね。で、そのあと引き続いて防犯講演会だそうです。
わたしはというと、いつもの通り体育職員室*1でダラダラ。
と、そこで見つけたもの。JOCの出している『OLYMPIA』という雑誌です。パラパラとめくっていると…。こんなページを発見。

1936年(昭和11年)のベルリンオリンピックに日本人として出場したマラソン金メダリスト、孫基禎選手も足袋で走った。

ん?そりゃぁ、当時朝鮮半島は日本の植民地化にあったから「日本人として」はある意味間違っていませんが、孫基禎さんは国際オリンピック委員会の記録の「日本選手記載」の変更を2002年に亡くなるまで求め続けていたわけで、これはあかんと思いますがねぇ。この記載、もしも孫基禎さんが生きておられたらどう思われるだろうか…。
やっぱ、抗議か…?

*1:「体育教官室」っていう人もいますが、わかっている人は「体育職員室」って言いますね。

ipodへ

ところで、家でwavに落としておいた「恐怖の頭脳改革*1」ですが、あと、mp3に落としてipodに転送しなくちゃなりません。ちょっと(かなり)空き時間もあったので、これもやってみようかな、と。
mp3のエンコーダーlameが一番音質がいいとの評判ですね。なので、それにきまり。問題は、コマンドラインで操作するのはめんどくさいので、フロントエンドをどうするかということ。CDexとかが定番なんですか?でも、あまり大きいソフトは使いたくなくて、どちらかというと小さなツールを組みあわせたいんですよね。で、拾ってきたのがLame Ivy Frontend Encoder。これでmp3に変換して、あとはを使って転送。ついでに、タグもちょっと打ってやったりして。
で、帰りはご機嫌でした。次は「展覧会の絵」も入れようかな。そうそう、U.K.をどこかで探してこなくっちゃ!
やっぱ、プログレはイイ!

*1:このタイトル、なんだかなぁ(笑)

卒業式

22年間ウチの学校にいるうち、卒業式の放送担当をしたのは19回。で、残りの3回は何をしていたかというと、担任だったので前に並んでいた、と。つっても、担任席から「ボリュームちょっとage」とか「ハウってる」とか適当に指示を飛ばしていましたけどね。いや、何かおこると、つい腰が浮いてしまうのがクセでして、この間もS賀県で話をした時、前に座っていりゃいいのに、ハウリングが出た瞬間アンプのところに走っていっていました。まぁ、ベストなのは、そんなコトしなくていいように事前にきっちり詰めておくということなんですけどね。
で、ウチの学校の行事の放送関係は、すべて生徒がやっています。わたしは横につくだけ。横についてボーっとしながら、要所要所で指示を飛ばす。これでいいんだと思うのです。何かあった時の責任は、横についているわたしがとるわけで、そのために横にいるわけです。こんなふうにボーっとしていると、生徒たちが勝手にいろいろ気をまわして、勝手にいろいろな行事の放送をやるようになりますから。
ま、そんなこんなでつつがなく卒業式も終わり。
担任をやっていないし、3年生の授業も担当していないしという教員にとっては、卒業式の日はヒマです。誰かがお別れのあいさつをしにくるわけでもないし*1、放送部の卒業生なんざ、これからもしょっちゅう会うだろうし。
なので、午後はのんびりと雑事をこなしました。

*1:来たけどね(笑)

ローテンションの脱出法・その2

あしたは卒業式。
ウチの学校の卒業式では、全部で8回音楽が流れます。そのうち放送部が選ばなくちゃならないのが、2回。「客入れ」と「卒業証書授与のBGM」です。ちなみに、残り6回のうち5回はブラスバンドが演奏して、1回は謎(笑)。
「客入れ」は、別に好きなのを流していたらいいのですが、「卒業証書授与のBGM」はある意味目立つので、無難かつ趣味的じゃないといけないわけです。そういえば、わたしの卒業した高校ではブラームス交響曲の第2楽章かなにかが流れていました。で、現在ウチの学校で使っているのが、ブルックナーの弦楽五重奏曲の第3楽章adagio。問題は、これ、わたしがもっているのはLP盤だけなんですよね。で、レンタルCDショップにおいているとは考えられない。で、考えたこと。「そうだ!CDをつくろう」。当然の帰結です。
とりあえず、録音ツールはsoundengine。これ、いいです。録音したあと、トラックに分割するのも簡単。これでwavにおとして、あとはneroにまかせたらあっという間にCDの完成です。楽だ…。
で、ブルックナーのお皿を探している時ついでに発見したのが、これ。実は、先日「銀のスプーン」で鳴っていて以来、頭にこびりついていたんですよね。よし、これ、登下校中に聞くべくipodに放り込むぞ!

ローテンションの脱出法

普段の年だったら、「今年度もあとわずか」という感じで、そこそこテンションを持ち直すのですが、今年はダメ。とにかく淡々と仕事をこなすのみです。
とりあえず仕事をやっつけて、ふと思いついたのが「サイトの更新」。といっても、「うちの腐れサイトの更新はそのうちね」ということで、もう一個のサイトの更新をすることにしました。というか、リニューアルだな。
最初につくった時は、エディタでこつこつタグを打ってたんですよね。で、そのまま拡張していった。しかも、そこのスペースはサブディレクトリを許可していなかったので、全部のファイルがルートにあるというとんでもない状態でした。このままではどうしようもないので、とりあえず完全リニューアル。で、ほぼ完成*1こんなふうになりました。でも、世間のサイトはもっと先に行っているよなぁ…。

*1:実際に完成したのは3月1日ですよ。だから日記の更新をするヒマがなかった。

ウトロの現状

夜、ウトロで会議。
久しぶりにアジュメたちに会いました。元気そうでホッとしました。
考えてみると、はじめてウトロに行ったのが、1992年。あれから15年。当時わたしは新婚ほやほや(笑)。子どももできたて(爆)。アジュメたちも今より15歳若かった。それだけじゃなくて、土地問題が勃発したところ。1審のために運動を始めたところで、原理原則でものごとを考えられたし、動くことができていた頃です。
そして15年後。
原理原則はもちろん大切にしなくちゃならないんだけど、一方で「現実」が迫っています。そのバランスがとてもむずかしい。原理原則だけにこだわると、最終的に「負けてしまう」可能性もあります。でも、それを放棄して「現実的対処」だけをすると、表面上は「勝つ」かもしれないけど、「内容的な負け」になってしまう。100%の負けも勝ちもないというところから、どのあたりを落としどころにしなくちゃならないか。その選択を迫られる時期だと言うことです。
まぁ、うちの状況も似たようなものか…。

決断

最悪の事態は避けることができた。でも、最善の状況でもない。というか、先が読めない。でも、今日決断をしないといけない。
自分の人生だったらなんとでもなるけど、他人の人生はわたしの力ではどうしようもない。でも、決断をしなくちゃならない。しんどいけど、「しんどい」と言っていられないから、よけいしんどい(笑)。
まぁ、こんなもんさ…。