仕事のあとは•全同教0日目

今日は1時間目に試験カントク、2時間目に作問した試験の巡回があります。と思って立番してたら、
「2時間目、別室のカントクを」
とか言われてあわてるなど。
まぁそれでも別室のカントクを瞬間代わってもらって巡回ができて、よかったよかった。
試験がもどってきたら、速やかに採点です。さぁ、どこまでできるかな。ひたすら採点して、4分の3終わったところで昼時です。うーん。やりきりましょう。無事やりきりました。
疲れた。味噌汁が染みます。
おべんとを食べたら、再び採点です。職員室のみなさん、なごやかに談笑されてます。まぁそりゃ、試験は2年生だけなので、採点しなきゃならん人はほとんどいません。しかも、2年生は試験のあとすぐに研修旅行に行っちゃうので、試験返しはずっとあとです。急ぐ必要はまったくありません。ほとんどの人は。でも、わたしは急いで採点してしまいたい。なので、一人黙々と採点です。4時半くらいに無事終了。疲れた。
まぁしかし、2年生を持ってないのに研修旅行の引率に行く人が同じ部屋におられるけど、メチャクチャです。土日を含むから代休がとれるけど、たぶんとれないな。まぁそういう仕事ってことです。もっとも、わたしのところにはこの時以来、研修旅行の引率はまわってきません。てことで、引率に行きたくなかったら、トランスしたらいいのに(笑)。
で、定時が来たので職場を脱出。速やかに電車に乗って、向かうは淡路です。今日はK野さんが俊輔の店で集合をかけておられます。どうしようかと思ったけど、行かないわけにはいかないかと、行くことにしました。
お店に到着すると、実践協力者という名前の司会の人が他におふたりおられました。まぁ、全同教のたびに会ってる気がしますが。そしてIっぽ&Kんちゃんがおられます。そうこうするうちに、Kうさん登場。さっそく俊輔の子どもが甘えに行きます(笑)。ちなみにばぁばのところには来ません。よくわかってます。
そしてYきみちゃん登場。この日がYきみちゃんの人生を変えた日かもしれない。そんな時間に立ち会えるのは幸せです。さらに、TーますとKきぴが登場。いったいなんなんだ。さらにYーきとSーとも登場。そして最後に真打Mぎちゃんが登場。新幹線が掛川で止まったとかで、どうするねんという感じだったけど、何とか来られたようです。あとは飲んで騒いでしゃべってとやってたら、どんどん終電の時間がやってきて、結局Sーとに送ってもらう、いつものエンディングでした。
が、なんか小腹が減った。つい…。

うまい、寝よう。

仕事した

昨日は1日職場に行きませんでした。そして明日は念願の休み。ですが、金曜日までの仕事は今日やらなきゃなりません。なので、がんばって出勤。1時間目試験カントクかと思っていたら3時間目なのが判明。ということは、1時間目に仕事ができますね。
しかし、放送部のPCが不調です。とうとう立ちあがらなくなりました。まぁ、win7やしなぁ。もっともセキュリティは万全です。なにせ、スタンドアロン。ただ、立ちあがらないとどうしようもありません。てことで、safe modeで一度立ちあげて、そこから再度チャレンジしたけど、ダメです。しかたないので、わたしが保管しているhuaweiを持ち出しました。まぁ今年度予算化してあるから、そろそろ買いましょう。
立ち番が終わったら、すみやかに「解答づくり」です。難易度にもよりますが、50分の試験は20分程度で解けないと、生徒には厳しいです。てことで、今回の試験は厳しいかもね。まぁでも、簡単なのはあるから、それを狙ってもらいましょう。そして配点。これがめんどくさい。去年までは100点を振りわけていたけど、今年度から第1観点と第2観点の点数の縛りが入りました。さらに、どの問題を第1観点・第2観点にするかってこともあります。とにかくめんどくさいです。文科省、いらんことをするなと思いますね。
まぁでも、なんとかかんとかできたので、ようやく印刷ができます。途中会議をはさんで、なんとかかんとか試験まわりは終了です。
そして、試験カントク。試験開始前にワチャワチャやってたので一喝しました。試験後の教室に残っていた子に
「大声出させたらあかんで」
と言うと
「ごめんなさい。でもメッチャこわかった」
というのはいいんですけど、
「チョーク飛んでくるかと思った」
というお約束の返事が返ってきて、まぁそれはそれやなと。
ここからはタスクリストに従って仕事をしましょう。が、その前にタスクリスト番外編のゲンコです。一度つくったゲンコですが、「スッキリしすぎ」という天からのアドバイスがあったので、2回にわけることにしました。たぶん「本編はいつはじまるんだ?」と思われるでしょうから、完成ゲンコを送るとき、今後の見通しを書いておきました。
お次は、生徒アンケートの分析とやらです。そもそも、生徒アンケートに意味があるのかとは思いますが、どうやら大人の事情でアンケートをとる必要があるらしいです[1] … Continue reading。まぁ、予習復習の項目が低いのは、それを要求しないからです。だって、階層間格差とか学力格差を拡大させるだけですからね。あと、「生徒の話を聞く」が高いのは当たり前です。聞いてるもん。なので、そんなあたりをグダグダ書いて、副支店長のフォルダにツッコんどきました。が、西暦に変えたからトップにいってしまった。誰も見ないと思うけどね。
あとは、冬休みの宿題か。個人的にはあまり意味は見いだしていないけど、しかたないですね。3種類つくりました。
そうそう、ステートメントに対するコメントも必要だ。
そんなことをやっていたら、4時半です。さすがに疲れた。目がちぎれそうです。
てことで、帰りは久しぶりに角打ちへ。Y村さんが来ておられます。久しぶりやなぁ。

と、お客さんから
客1「えらいシュッとしてるな。身長、いくつや」
い「165くらいです」
みたいな会話から、
客1「40くらいか?」
客2「ちゃうがな、62やがな」
客1「身長がか?65言うてたやんか」
なんか、身長の話と年齢の話がごちゃごちゃになって、笑ってしまいました。
で、お代は620円。なんか、金銭感覚がおかしくなりますね。
さてと、帰って、今日はゆっくりしよう。

footnotes

footnotes
1 生徒から文句が出る教員がたまにいて、エビデンスとしてアンケートが必要になるらしいです。ちなみに、アンケートをするかしないか自由にすると、そういう教員はアンケートをとらないので、一律アンケートをとるんだとか。

2学期最後の人権学習

今日は1年生の人権学習の日です。
ということで、振り替えた1時間目の授業から。「どひちゃんの大サービス」と銘打って、基本問題集の解説をします。が、35分くらいたったところで、明らかに疲れが見えてきました。ここがこの子らの限界やな。残りは明日にまわしましょう。
2時間目は教科の会議です。評価のあり方をめぐっていろんな意見が出ます。現在の3観点は評価のあり方としては間違っています。もう少し正確に言うなら、高校生の評価のあり方としては間違っています。評価のあり方を学校段階すべてに共通させるのはおかしいと、わたしは考えています。小学生であれば3観点でいいかもしれないけど、高校生の「意欲」とかいらんでしょう。でも、大学でもそんなことを言ってるし、いろいろおかしい。一方で、日本語指導が必要な子とかは3観点がないと進級できません。まぁそのあたりが引き裂かれるところではあります。
てことで、教科会議が終わったところで、教務部長に
「まぁ、業績主義を標榜する近代社会において、能力によって地位の振り分けがあって、それを暫定的に学力にしたわけですよ。ただ、その学力をどのように評価するかって話なわけで、そのあり方も時代によって振り子のように振れてるんですよ。問題は、そういう歴史的経緯を踏まえずに施策を決めるヤツがいて、マジで「勉強しろよ」と思うわけですよ」
と講釈をぶってしまいました。ちなみに、教務部長は
「なるほど」
と納得してたから、まぁそんなもんでしょう。マジで教育社会学を必修にしなきゃダメですね。
そして3時間目は階差数列。なにがわからんかなぁ。みんな、枝葉末節にとらわれすぎです。大きな筋書きを把握すれば、そんなに難しくない。なのに、小さなところ、例えば「なぜそのΣの計算がそうなるのか」みたいなところで思考が停止する。そんなん、単なる計算やし、どーでもええねん(笑)。
大きな混乱をもたらせながら授業は終了。
さてと、おべんとを食べたらお迎えです。今年も去年に引き続き小林春彦さんに来てもらいます。
うちのガッコでは、1年生で人権の基礎を学びます。まず「人権とは何か」ということを世界人権宣言を通して学ぶ。なのに「権利の不平等」があることを多様性ワークで学びます。そしてそれが「なぜあるか」を小林さんの話を通して学びます。小林さんの話は1年生の、いわば「まとめ」です。なぜなら、そこに「依存」の話も出てくるからです。バラバラだったピースをひとつの絵にしてくれるのが小林さんの話です。
ただ、たぶんそういうことは子どもたちにはわからない。それのガイドをするのがわたしの役目です。
しかし、講師を横において準備をしてるわたしはなにものだとは思います。失礼だとは思うけど、そういう役まわりなのでしかたない。
やがて体育館に生徒たちが入ってきて、人権学習の開始です。
今年も1学期の人権学習を振り返って、
「優しさや思いやりはいらないからね」
と念押しします。今年はさらに
「感想文に「思いやり」とか「優しさ」って書いてたら、話を聞いてなかったって判断するよ」
とブッ込みました。さてさてどうなるか。
話の内容はどんどんわかりやすくなっていますね。これでわからんかったら、アカンやろ(笑)。
てことで、講演が終わったら、またまたわたしからひとこと。
「注目してほしいのは、このスライドね。世界人権宣言の時のキーワードがここにあるやろ?あと、このスライドも見てほしい。薬物乱用防止教育と同じことが書いてあるやろ。みんな共通してるねん」
そして感想文書きの時間です。ある担任さんが
「この子ら、「思いやり」とか「優しさ」って書けないからとまってるんです」
とのお言葉。いいことです。なので生徒に
「個人と個人の距離を縮めるのが「優しさ」や「思いやり」やねん。でも、小林さんはそういうことを言わなかったよね」
とヒントを出してみました。するとその生徒
「社会や!」
と気づいてくれました。よしよし。
そんな感じで、人権学習も無事終了。あとは片づけをして、小林さんを駅まで送って、残すは作文読み&入力ですね。しかし、力尽きました。なので、しばし職員室でクールダウン。定時が来たから帰りますか。
お家に帰ったら、とりま筋トレです。おそらく今週は今日しかできません。なんでこんなに忙しいんだろう。
筋トレが終わったら、シャワーからの晩ごはんづくり。と、時間が来たのでzoomに入室です。すでに会議ははじまっています。ごはんをつくりながら会議の内容を聞きます。でも、ここぞの発言はしなくちゃなりません。
そんなこんなで、9時前にzoomの会議も終了。マジで疲れた…。今日はさっさと寝よう。

変容?

朝、職場に着いたら、速やかに「あとがき」の文章作成です。うーん、何かが足りない。そうだ、数学のプリントをつくらなきゃ。
そんなことをやっていたら、授業です。なにせ水曜日の授業の振り替えが今日にきています。三角関数の加法定理を2時間連続でやったら、生徒たちは死んでました。教室から出たら
「長かったー」
と言ってる生徒がいて、生徒がそう感じるときは、こっちも長く感じるんだよと言いかけたけど、やめときました。それは月曜日のネタとしてとっておきましょう。
3時間目と4時間目の間にメールチェックすると、タスクを月曜日までに仕上げろという連絡が入ったので、思わず
「タスク、精一杯がんばるけど、できないかもよ」
と返事。いや、土日にやれと言われても、できないものはできないのです。
4時間目の授業はプリント学習です。この間に事務作業はできるかな。そうそう、
「生徒の変容を書け」
という指示が来ていたけど、変容なんてあるのか?しかたないので、前の方にいた生徒に
「わたしと出会って、なにか変わった?」
と聞くと、
「変わった」
とのお返事。
「何が変わったの?」
「数学に対する考え方が変わった」
ありがたいお言葉です。ただ、そのあとに
「せんせいは、わたしらと出会ってなにが変わったの?」
と聞かれて、それはそうだなと。わたしは変える存在ではあるけど、変わる存在でもあるんだ。相互行為ですからね。うん、変わったことを探そう。
ようやくきた昼休みに事務作業の内容を反映して、KうとK組に修正第1弾を送りました。と、こちらの窮状をわかってくださったのか
「大幅な加筆をしなくていいですよ」
という優しいメールが来たのでホッとしたり。でも、すでにプランは頭の中にあります。なので、ここからひたすら原稿を書きます。
しかし「生徒の変容」ってなんだ?たとえば、ある授業実践を通して、生徒は変容するのか?あるいは、その変容は「観測可能」なのか?仮にそれが観測可能であるとしたら、授業の前後にデータをとって、その変化を持って「変容」とするのか?でも、仮にそこに変化があったとしても、それは授業によるものなのか、それとももともとその子が持っていたものが授業を通して顕在化したのか、どっちなのか?そして、後者であったとしたらそれは変容と言えるのか?疑問が頭の中をグルグルと渦巻いています。そういう状況で「オファー」に応える文章を書くのは、メッチャ難しいです。
てか、わたし、実践してないし(笑)。
まぁでも、長く現任校にいるわけで、きっと変容はしてるんでしょうね。でも、長い時間かけて変容したとして、その原因は「人」が変わったからなのか、「世代」が変わったからなのか、「生徒」が変わったからなのか、「時代」が変わったからなのか、そのあたりはわかりません。でも、きっとそういうものなんだと思います。
なので、そんなあたりのことを書いてみて、今まであった文章にくっつけて、とりあえず完成!
速やかにKうとK組に送りました。が、返事がない。そうか、勤務時間が終わったか。まぁ、月曜日の朝イチのチェックに間にあえばいいんだから、これでよし。
さてと、半田づけだ(笑)。
そんなこんなで定時をまわったけど、今日は車だからまぁええか。帰ってビールを呑んで、今日もヘッドをやってもらおう。

ひたすら読んでしゃべりかける

今日のタスクは作文読みです。
てことで、職場に到着して、朝ごはんを食べたら、速やかに読みはじめます。普段はソファに寝転んで読んだりするけど、今日は椅子に座って読みました。すると、案外はかどりますね。こっちの方が早いのか。
授業の合間の空き時間にメールチェック。と、KうとK組からメチャクチャたくさんメールが来ています。しかもひとつはかなり大きなタスクです。まぁしゃーないか。今回はレポートじゃないしなぁ。とにかく各方面に連絡をして、大きなタスクは後まわし。
空き時間のもうひとつのタスクは「健康診断」です。心電図の時に
「ブラごと服を上にあげて」
と言われたので、まぁ勝利なんでしょう。ほとんどどうでもよくなっていますね。
あとはひたすら作文読みです。午前と午後、合計3時間程度で読み切りました。
午後は入力です。なにしろ8冊の本の「読書」感想文が混在しているので、どうしようかと。ここはexcelやな。ということで、ひたすらマイクに向かってしゃべりかけます。そんなこんなで16時頃には入力完了。
お次は組版ですね。といっても、使うのは一太郎です。安定しています。毎年使っている「ひな形」があるので、そこにコピペするだけです。と、作文が足りない。あわてて作文を足して、完成です。
今年は「あとがき」をつくろうかな。だめだ。いい文章が出てこない。うーん。やんぺ。
まぁでも明日にはできるでしょう。
が、KうとK組から、大きなタスクを月曜日までに仕上げろと。
えーと。明日まで感想文集をつくって、明後日はしあさってのお座敷のネタを考えてからの学習会。しあさっては昼前からお座敷だから…。詰んだな。ムリというものです。
と、放送部員がやってきました。
「あの、こわれました」
さては、フォンプラグを抜くときにケーブルを持って抜いたな。
「頼むからていねいに扱ってくれ」
てことで、「半田づけ」というタスクが増えました。
まぁいい。なるようになります。家に帰ってビールだな。
と、パートナーが寝る前に
「ヘッドしたげよか」
とありがたい言葉をくださったので、やってもらいました。爆睡しました。

動きをとる

この間、ずっと頭を悩ませていて、動きがとれなかった事案がひとつはっきりしました。とても残念だったけど、与えられた条件でいくしかありません。逆に、来年への目途もつきました。
てことで、早めに職場に行って、印刷したり、あれやこれやと手当をして、動きをとりはじめました。
しかし、欠席者が多いな。希望調査がとれないです。困った。とにかく休み時間に教室に行ってマークシートに●をしてもらうしかないですね。あとは教科担当に頼むかな。
昼休み、朝に3人ばっか休んでたクラスに行くと、ひとりは来てたので、マークしてもらおうかなと。このクラス、去年担当してたので
「○○さんは?」
と聞くと、
「やめた」
という返事が返ってきました。
「え…。ショックやわ」
と言うと
「どひちゃん、仲良かったもんな」
と言われてしまいました(笑)。
その子、たまたま一番前にいたから、いろいろちょっかいを出してただけなんですけど、そうか、そういうふうに見てたんだ。でも、それはそれでいいか。それが「贔屓してた」とか、他のアカン感じじゃなくて「仲良し」と見られてるなら、それはそれでいい。そして、「やめた」という話にショックを受ける教員がいるということを伝えることも大切だと思います。
放課後、これまた去年担当した子と廊下をすれ違った時に、いきなり
「Trick or treat」
って言われてびっくりしたら
「食べる?」
と袋菓子を出されて、思わず
「ありがとう。逆にもろてしもたわ(笑)」
ともらってしまったり。うん、生徒からもらったお菓子はうまい。しかし、こんなことやってるからアカンのやな(笑)。
そんなこんなでパタパタしてたら、すぐに定時です。さてと、帰ろう。とりま久しぶりに筋トレして、あとはビールだな。

南へ北へ

朝、6時半に目覚ましをかけていたけど、身体が動きません。結局7時までゴロゴロ。それでも起き上がって、朝の支度をしたら車でスタートです。
実は今日はゼンコーの事後合宿だったけど、参加者が少なくてオンラインになりました。それでいろいろスケジュールが変わりました。ただ、もともとから入っていたスケジュールを、まずはこなしていきましょう。
最初のタスクは東九条マダン用の雑貨の買い出しです。いつも使っているお皿を少し変えようと思ったけど、在庫がなくて残念。なんでも、あらかじめ言っておけば用意してくれるんだとか。それにしても
「久しぶりですね」
とか言われてビビるなど。だって1年に1回しか来ないのに、なんで覚えられてるねん。まぁでもプロしか来ないような店に素人が行くから珍しいのかな。
買い出しが終わったので、次の場所です。ウトロの集会室です。到着したら、みなさんすでに着替え終わっておられます。わたしもあわてて着替えましょう。なんでも、今日は伊勢田小学校の創立50周年の記念行事なんだとか。で、農楽隊はそのオープニングで叩くらしいです。みなさん、気合いが入っておられます。
と、Sニさんから「これ」と渡されました。

うれしいなぁ。
で、会場の伊勢田小学校へ。それにしても、みなさんフリーダムです。体育館に入ったら、いろいろ知りあいがおられて、あちこちで雑談がはじまります。ケンガリのSニさんが
「こっち来てー」
と声をかけても、それぞれがやりたいことをやっておられます。まぁそれでも、なんとなく舞台の方に来て、なんとなくはじまりそうな感じになってきました。
やがてオープニングの時間になりました。まずは、前口上。いつもの通り、わたしの役まわりです。あとで「せんせいやな」と言われてしまいました。あとは、みんなで叩いて踊って楽しい15分を過ごしました。
ちなみにオープニングのあとは「開会宣言」と「あの歌」がありますが、当然みなさんは体育館の外に出ます。わたしも積極的に外に出ます。で、記念写真です。

で、あわてて着替えて、そのままガッコに向かいます。今日は学校説明会があります。ガッコに到着したら、すでに放送部員が荷物運びをしています。しかし、わたしは何も食べてない。とりまスープでおなかをごまかしましょう。
で、放送機器のセッティングをして、主催のセクションと打ち合わせをして、そんなことをしていると12時をまわりました。そこで再びウトロへ。持たせて下さったのはこれ。

焼きめし弁当です。ガッコに帰ってワシワシ食べました。キムチうまい!ケッパリうまい!でも、食べきれない。半分持って帰ろう。
で、学校説明会がはじまります。はじまってしまったら、特にやることもなし。終わったら片づけです。みんなでやったらすぐに終わります。
と、ここでゼンコー事後合宿のオンラインを立ちあげねば。なにせ、proのアカウントを持ってる人はいませんからね。ちなみにzoomのアカウント、気がついたらkwanseiのがなくなってメッチャ困ったけど、kansai-uが手に入ったのでホッとするなど。Aっちゃんが早めには行ってくれたので、共同ホストにして、わたしは帰りの運転があるので退室。
帰りは再びウトロに寄って、おべんとうのタッパーを返したり、Sファンさんに貸してたTシャツを受けとったり。さらに帰り道にキムチの材料をゲット。
そんな感じで家にたどりついたら6時をまわってました。疲れた…。

人の世に熱と光を ー水平社創立の思想に学ぶー

今日は先週金曜日から延期になった体育祭の日です。体育祭と言えば、朝が早い。7時集合です。てことは、メッチャ早く家を出なきゃならないし、メッチャ早く起きなきゃならないということです。しかも今日は火曜日、出張日です。よりによって水平社博物館に行かなきゃならない日です。どうするねん。
まぁでも、淡々とこなしていくしかないです。
てことで、7時に出勤。放送部員もすでに集まりはじめてます。昨日機材の半分くらいは運んであるので、今日はスピーカーの設置から。
部員がスピーカーを運んでくる間、わたしは朝ごはん。体育祭の日の朝ごはんは卵とハムカツのコッペパンとタリーズのブラックコーヒーと決めてます(笑)。これを誰もいないグラウンドを見ながら食べるのがいい。
てことで、スピーカーの設置が終わったら、スピーカーケーブルの敷設です。
体育祭ではスピーカーは3発出してます。なので、アンプは2台。片方はステレオモードで、もう一方はブリッジモードです。ふたつのアンプに音源を食べさせるためにミキサーを設置してあります。
ここまでが、ひとブロック。ただし、これはスピーカに近いところに設置します。放送席はこことは離れたところに設置するので、お次は放送席までケーブルを伸ばさなきゃなりません。これらはすべて空中配線をします。ここで、体育祭恒例の「サル」が登場します。電柱に登って高いところにケーブルを引っ掛ける役です。それが終わったら、あとはケーブルを放送席まで持っていって、放送席のセットをしたら完了です。
さてと、音は出るかな。出たな。でも、なんかハム音がする。ケーブルが細いからなぁ。まぁ、実際に音を出したらマスクしちゃうでしょう。問題は2つのアンプの音量バランスですが、このあたりは勘ですね。
てことで、8時半に設置終了。よくできました。
てことで、無事、開会式開始。今日は副顧問も放送席に座ってます。いろいろ部員とコミュニケーションとってるのはいいんだけど、なんか「指導」っぽい。できれば一緒に働く仲間になってほしいんだけどなぁ。そういう意味では、できれば設置のところから来てほしいところだけど、勤務時間外だからなぁ。しかし、一番大変なのは設置と撤収なんだけどな。まぁええか。
開会式がすんだら9時半です。さてと、あがりましょう。しばし職員室でメールチェックとか今日の準備とか。そしてスタートです。
さてと。JR奈良から桜井線→和歌山線にするか、大和路線→和歌山線にするか。やはり前者かな、ひなびた感じを楽しみたい。
でも、途中、この間もらったこれの抜き刷りを読んでたり。うーん。あの時、小栗さん、質問されたけど、完全に向こうが専門家じゃないですか。でも、わたしが言ってる話とかなり共通点があるので、うれしいな。
てことで、掖上駅に到着。テクテク歩いて水平社博物館へ向かいます。が、ん?妖怪アンテナが!こんなところからムラなのか?いや、違う?もう少し歩いたところで、明らかにムラに入りました。なるほどな。てか、お好み焼き屋さんがありますがな。入りたい!でも、そんな時間はありません。
てことで、水平社博物館に到着。
まずは駒井忠之館長の講演です。が、うちの事務局長に「レジュメです」と送ったメールにデータを添付するのを忘れてたことが判明。急遽博物館で印刷してもらうことになってしまいました。すみません、すみません。
で、講演。まずは水平社設立時の有名な写真から。なんか、7人なんですね。まぁそれはいいとして、まずは平野小剣からひとりずつ説明されますが、これが詳しい。さすがとしか言いようがありません。そして水平社宣言へ。とは言え、これは「水平社設立大会宣言」で、綱領•宣言•則•決議を一体として捉えなきゃならんという話です。その後、さらに細かいところに突っ込まれていきます。例えば「吾々」は「特殊部落民」を指し、「吾等」は「すべての人」を指すとのことです。なるほど、だからこそ、普遍性を持つんですね。
とにかくこうやって、ひとつひとつの文章を細かく分析していかれます。これはすごいわ。
もちろん、守安さんとか朝治さんなんかの力は借りておられるんでしょうけど、でも、独自に調べておられることもきっと多々あるだろうし、ほんとうにこれが「専門」というやつだなぁと、あらためて思い知りました。
講演のあとは水平社博物館の見学です。個人的に好きなセクションは「帝国弘道会」→「大和同志会」→「燕会」のあたりかな。ちなみに、この頃同時多発的にあちこちで同じような会ができていて、それらが大きなうねりとなって水平社へとつながっていく。このあたりのダイナミックな感じはたまりませんね。
あとは、各地の活動家のコーナーもおもしろい。誰を見ても若い。ほんとうに若さあふれる集団だったんでしょうね。
それにしても、水平社の設立に居合わせた人たちの気持ちって、もしかしたら規模は小さいけど、stnの設立の時と同じような感じだったのかもしれないなぁと、ふと思ったりしました。
そして自主フィールドワーク。基本的には1年弱前に案内してもらった内容を半分以下にした感じで、さっくりまわりました。
さてと。日も傾いてきたし、帰りましょうか。

これが引き継ぎなのかなぁ

今日は1・2・4と3発授業があって、からの、午後は体育祭の予行です。ちなみに、大学だと4時間目は夕方近くに終わる感じかもしれませんが、高校では午前の授業です。もっとも、うちの職場だと4時間目は12時からなので、午後じゃんという話ですが。
問題は4時間目に授業があって、からの、午後の予行です。予行の準備は昼休みにしかできません。ちなみに、予行は体操服です。ということは、部員達は「着替え」→「準備」→「おべんと」となります。着替え場所はもちろん放送部室一択です。となると、着替えと機材搬出が同時並行になります。まぁそれが放送部というものです。そして、準備がいかに早くできるかでおべんとの時間が確保されるかどうか決まります。それはわたしも同じことです。違うのは「着替え」がないことだけです。
まぁそれでもなんとかおべんとを食べられました。ちなみに、部員達はグラウンドで昼ごはんを食べるという。ピクニックやな。
で、予行開始。
まずはマスゲームの練習です。実は体育祭は既に延期が決まっていて、延期先が来週火曜日です。火曜日と言えば出張日です。そして、今度の出張は絶対に行かなきゃならないやつです。ただし、現地は午後なので、朝イチは用事がありません。なので、「7時出勤」→「機材セット」→「ながらになるまで確認」→「出張」というオニのようなスケジュールになりそうです。さらに、マスゲームの時間は出張先にいるはずです。ということで、マスゲームの音楽は副顧問にお願いすることになります。
副顧問さん、やる気のあるマジメな人です。なので、任せると、ちゃんとやろうとされます。それが、なんとなく居心地が悪い。
基本的には、わたしは「自分で考えて」「誰にも言わず」「黙って仕事をする」タイプです。人に仕事を振るのは苦手です。さらに、「自分がやる」と決めたことを他人にされると「イラッ」と来てしまうタイプです。まぁでも今回は副顧問だし、いずれ渡さなきゃならない仕事なんでガマンしますか。
マスゲームの次は行進の練習です。こちらは放送部員が担当しなきゃなりません。顧問の仕事は生徒のサポートです。
放送部の顧問の仕事は、実はものすごく細かい。機材の準備からはじまって機材の撤収までは、もちろん仕事です。それだけじゃなくて、放送原稿のプリントアウトとかもあるし、故障している機材の修理なんかもあります。さらに、各種行事の放送はすべて担当します。誰かから「やってね」と言われようが言われまいが、やります。だから、自分で考えて仕事の段取りを組みます。すでに「仕事」ではないです。もちろん、他の学校がどうしているかはわかりませんが、うちのガッコはそういう感じです。そして、こういうやり方は40年近くかけて自分でつくってきました。それを誰かに伝えるのは、かなりむずかしいです。
そうそう。今日は帰りに放送機材のショップに寄って、生徒が壊した機材の修理の依頼をしなくちゃ。
これ、どうしたもんかなぁ。まぁでも、やるとなったらやるのかな。

言い過ぎた

今日は、某人権教育研究大会です。なので、朝は少しだけゆっくり。ちなみに会場は職場の近くなので、いつもの出勤気分です。
会場に着いて受付をして、しばらくしたら全体会の講師が来られました。やっぱりギターを持っておられます。が、もう片方の手に杖があるのが心配ですね。
「こんにちは」
というと、びっくりしておられました。いや、京都の人権教育大会なので、来ますがな。
で、全体会開始。
古川さんの話、前にも一度聞いたけど、いいですね。自分史と日本の近現代史を重ねながら、さらにそれに全同教運動を重ねられます。
「非行は宝」
その言葉にだまされた担任人生だったけど、それもまたそれです。たぶん、あの時にだまされたから、今のわたしがいます。古川さんはもっとスケールが大きいけど、でも、「相似形」ですね。
しかし、古川さんの話はずるいところもあります。とにかく歌がうまい。そして歌の選択がいい。歌の力がハンパない。それを使うから、心が動きます。「ヨイトマケの唄」とか、そんなところで出したらあかんでしょう。
そんなことを感じながら全体会の記念講演終了。その後、ごあいさつをして、ちょっと密談をして(笑)。
で、わたしは午後の配信場所を探さねばなりません。うーん、事務局長に頼むか。
「本部の片隅を貸してもらえますか?」
いいんかよ!なんか、どんどん自分の位置づけがおかしくなっていきます。まぁ年上だからかな。36歳だけど。
てことで、zoomに入室。とりま、おにぎりをパクつきながら会議に参加。全然わからん(笑)。
お次はわたしのターンです。今日のためにプレゼンをつくってたのでした。てことで、1時間半超速でしゃべりまくりました。が、超速ではあかんですよね。おそらくみなさん、呆れられたのではないかと。でも、わたし個人としては、いろいろ整理できたのでよかったですね。
で、分科会に参加。ちょうど一番聴きたかったレポートです。なかなかにしんどい子どもですね。なんというか、自分を探している。その自分探しにつきあったという感じです。ふと、杏野丈さんの問い
「最初にカミングアウトすべき相手は誰か」
を思い出しました。でも、その相手である自分にカミングアウトするためには、やはり受容の経験がないと無理だろうと思っています。その受容の経験をさせた感じかなぁ。それが、きっと卒業後の姿につながっている。いいレポートだなと思います。
ただ、その後がなんだかなぁ。現在、けっこうトランスの子が顕在化しています。なので、あちこちの学校で「とりくみ」がされています。そうした経験を共有しておられる。が、それはそれでいいんだけど、あくまでも経験でしか話されない。もう少し俯瞰した話をしてほしいなと思ったので、交流会の話をぶっ込みました。ちなみに、みなさん交流会をご存知ないです。確かに広報はしていないけど、それなりに探せば手に入る情報です。なので、そっち方面の情報を仕入れようとしていないということになります。
ただ、それでもあまりインパクトがないというか、イマイチだったので、思わず
「マウントとるつもりはないんですけどね。わたし、GID学会の理事なんですよね。エキスパート研修の講師もやってるんです。てか、トランスジェンダー生徒で博士論文書いたんですよ。そういう意味では、一応専門なんです。そうそう、外国人についても、全国在日外国人教育研究協議会の事務局次長やってて、外国人教育も専門なんですよ。その観点から言わせてもらいますが、子どもたちを病理化しないでください。例えば、小中学生に対して医者は何もできないので、だから交流会を紹介してくれていたりします。子どもたちが困難を持っているんじゃなくて、わたしたちがつくっている社会が子どもたちに困難を与えているんです。だから、変わらなきゃならないのはわたしたちなんです。マイノリティは、社会の規範を顕在化させる存在なんです。そういう観点で子どもたちを見てください」
と言ってしまいました。
しかし、完全にマウントとってるやん。落ち込むなぁ。
でも、まぁいいか。わたしは単なるひら教員だからなぁ。そして、話した内容は必要なことだしなぁ。
さてと。さっさと帰ろう。ビールビール。