言葉が滑りそう

昨日の夜は遅くまで呑み。で、今日はお座敷の声がかかっています。
とにかく眠いので、できるかぎり寝坊するに限ります。で、フラフラと起き出して、フラフラとお風呂に入って、フラフラと準備。
昼前に出発です。あまり時間がないので、お昼ご飯は、たぶん会場でおにぎりを食べる程度になりますね。

てな体調で話をはじめたので、テンションはあがるものの、それに身体がついていきません。やばいです。話をしながら、声が外から聞こえてくるのがわかります。やばいです。あ、順番を間違えた…。なんてこともあります。まぁもちろんリカバリーはするのですが…。
久しぶりに緊張してしまいました。

にしては、感想の反響はすごくよかったです。う〜む。謎だ…。

で、こちらが本番

午後からはお座敷です。
午前に講師を務められた北野さん
「午後から聞かせてもらいます」
とか言われます。まいったなぁ…。
で、いつもの通り、ダラダラグダグダの話です。でも、けっこうウケたので、それはそれでOKですね。そうそう、ちょっと遅れてこられた方が大爆笑をしてくれていたのもすごく励みになりました。
話し終わって、その遅れてこられた方、「遅れてすみませんでした」と言いながら出された名刺に書いてあった職名が「議員」だったのには笑っちゃいました。ええ感じです。
で、いよいよ部屋を出ようという時にそこにおられた方が言われた言葉。
「ふだんの研修だったら、みんな終わったらさっと帰って行かれるのに、今日はみんななんとなく残っていたね。こんなのはじめてだね」
素直にうれしかった!

で、N屋川へ

なんでもハングル講座に来ている人達の「文化講演会」だそうです。声をかけて下さったのは、前にD東で話を聞いて下さったS水さん。
けっこう広いホールに100人弱*1の方がおられます。さて、今年最初のこの手のお座敷*2、無事こなせるかな。
話し始めは、やっぱりやや「ネタを忘れかけ」なところがあって、ちょっと冷や冷や。話をしているうちに、少しずつ復活です。そうそう、今日は「ハングル講座」ということもあって、「単に「韓流」だけじゃない部分を」というリクエストを受けていたんでしたっけ。てことで、いままで出会ってきた在日の子ども達の姿を、ふだんよりちょっとだけたくさんまぶしてみたりして。
にしても、思い出すといろんな子のことが頭をよぎります。どの子のことも話したいし、でも伝えきれない感じがあります。もっともっと子どもたちの姿を伝えたいという気持ちを豊かにしないとあかんのでしょうねぇ。
でも、さいわい2時間もらっていた関係で、なんとか予定通りに終了。
ふぅ、実は冷や汗かきましたよ。
にしても、公民館の館長さん、おもしろすぎ!

*1:警察発表80人、主催者発表120人(笑)

*2:前回はこういうパターンじゃなかったし…

ネタおろしか?

今日は昼から「LBGTの家族と友人をつなぐ会」のゲストスピーカーです。
ここの存在はもちろん前から知っていましたが、わたしの作風?とあわないところがあったので*1、遠くから見ているだけでしたが、うちの交流会の参加者の方から声をかけていただいて、行くことになりました。
まぁ「家族」とか「友人」とかがキーワードですし、当事者も若い世代が多そうだから、少しそっち方面に振ってみるかと考えて、新ネタを少しまぶしてみようかと思ったりしてみました。
にしても、この間ずっと「原稿」のことを考えていたので、なんの準備もしていません。とりあえず、朝、お風呂に入りながらレジュメと資料について考えて、いきなりバババとつくって、準備完了です。まぁ基礎知識についてあまり時間をさかなくていいから楽チンだ。

行きの電車の中では、もちろん原稿書き。
昨日の「会談」のおかげで考えがまとまったので、けっこう書けます。全体の構成も少し変えて、最終節までいけました。あとは時間の問題だな。でも、その時間があるかどうかも問題だけど(笑)。

で、お座敷開始。
とにかく雰囲気が固い。これ、どうやってほぐそうかと思いますよね。でも、話しはじめるうちに、柔らかい空気になってきました。よかったよかった。
話の詳細や感想については、またブログにアップされると思いますので、そちらを見て下さい*2

で、終わったら新年会。
いやぁ、なかなか刺激的です。
LGBTという名前に恥じない、多様な人々が参加されています。中でも元気なのはビアンの人たち。
「ジャリタチが××!」
とか熱弁しておられます。
そうこうするうちに
「女ってなんやねん」
という問いが出されて、ちょうどわたしとしても今書いている原稿がそっち方面のことなので、けっこう熱く語りあうことができました。というか、語りながら「検証」をしていたのですが、けっこういい感じになっているかな。でも、怖いなぁ…。
にしても、ビアンの人たちがこういうことを語りあっているのに、こういうことを不問にしながらトランスをしていく人がけっこう多いんじゃないのかということが、やっぱりすごくまずいんじゃないかと思ったりするわけですが…。
で、ビアンの人たちと盛りあがったので「もう一軒行こう!」となりまして。あとはグダグダです。
と、途中でメール。突発飲み会が入っちゃいました(笑)。
気がついたら10時過ぎ。もう出なくちゃ帰れません。
新快速の中で爆睡。大阪で起こしてもらったものの、また爆睡。ふと目が覚めると「京都〜」とか言ってます。危ういところで降りることができて、なんとか終電で帰れました。ふぅ…。

デッドラインと言われる時間まで、あと24時間。
てか、こんなこと書いているヒマあるのか?

*1:単に私は「グダグダ好き」というだけのこと

*2:「中で話されたことを公開しない」という約束に従うフリをして、書くのをサボっているだけのことです^^;;

「るるくめいと」公演

今日は午後から神戸で「るるくめいと」の公演です。「るるくめいと」は、1999年からはじまった松原高校の生徒達によるHIVの啓発活動のプロジェクトです。と、一言でいうと、まぁそれはそれだけのことなんですが、中身は非常におもしろい。まぁ言ってみると、世代交代を続けながら、常に進化し続けるプロジェクトということになるでしょうか。いや、世代交代を続けるからこそ進化し続けるのかな。その「変化」を、高校生たちが担っているからこそおもしろい。
マネージャーのH野さん*1
「自分はマネージャー。自分の仕事はそれぞれの場所のおいしいスイーツとおいしい洋食*2を探すことにある」
という言葉が、まさにそういう理念を支えているんだろうなぁと思います。
わたし自身も放送部の活動で同じことを考えているんだけど、なかなかうまくいかない。ちょっとうらやましいプロジェクトです。
実際に公演を聞いて・見て、「新しい知識が得られたかどうか」という観点で言うと、ほぼゼロです。もしかしたら、しゃべくりもわたしのほうがうまいかもしれない。でも、それとは異なる「空気」があります。なんというか、高校生たちが「おもしろいと思ったことを伝えたい」ということを、世代を継ぎながらつくり続けたきたところにあるのかな。さらに、コンドームのつけ方講座までやってしまうから、きわめて実践的です。
なんか、うちの放送部に体験させたいなぁという公演でしたね。

公演のあとは、「るるくめいと」のみなさんは合宿らしいです。わたしはそこのゲストスピーカーとして呼ばれました。
前日にH野さんに
「講演がいいですか?それとも出たとこ勝負がいいですか?」
と聞いていたのですが、H野さんから
「出たとこ勝負で」
というオファーを受けていたので、少々緊張しながら子どもたちと同じ輪に入りました。でも、緊張とは異次元の感じでした。子どもたちから来る「問い」のひとつひとつが、とても考えさせられる内容です。考えながら答え、答えながらさらに自分の思索を深めていく。みなさんとの対話を通して、自分自身が高められた気がしました。

*1:松原高校の教員

*2:実はH野さんが洋食好きらしい

慣れるとこうなるのか・リビングライブラリ(2日目)

朝起きると、えらいしんどいです。まぁ当たり前です。
それでもなんとかお風呂に入って、ゆるゆると動きはじめます。今日はいい天気なので、自分の自転車で会場まで行きます*1
会場に入って「おはようございま〜す」と声をかけると、みんなやたら疲れています。まぁ当たり前です(笑)。
今日はいきなり「定員なし」のセッションからです。でも、部屋にはいると3人しかおられません。結局、普段通りのセッション・45分バージョンになりました。その次のセッションの時間帯はお休みです。
にしても、今回はあまり定員ギリギリまで入りませんねぇ。まぁしゃーないです。なにせ今年のメンバーは濃い!てことで、午後一番のセッションはお二人相手でした。まぁその後4人(満杯)が続くんですけどね。
今年の参加者の方は、去年の方に比べて積極的に質問されます。まぁ、ATACカンファレンスに参加している人のみが参加なので、そういう傾向になるのかもしれませんが。なので、必然的に時間が延びます。さらに、わたし自身も話す内容が固まってきたので、「あれとこれとそれと…」と全部を突っ込もうとします。すると、時間が延びます。
本来は30分枠なのに、午後からはすべて50分ぐらい話してしまいました。まぁ自分の休憩時間が減るだけなので、それをよしとすればいいわけですが、さすがに事務局長から「ちょっとちょっと」と言われてしまいました。まぁわたしだけじゃないんですけどね(笑)。
てことで、あっという間の2日間もおしまいです。
去年もそうでしたが、今年も書庫の中で本同士がすごく濃密な関係をつくることができました。これが「本」になる醍醐味なのかなぁ。

*1:昨日は雨だったのでパートナーのママチャリで行った

新ネタに挑戦・リビングライブラリ・1日目

通常リビングライブラリは、1対1、あるいは多くて3〜4人を対象に「本」が自分の話を語ります。ところが今回は「実験」ということで、定員10人のセッションと定員無制限のセッションがそれぞれに1回ずつ割り振られています。これ、かなり微妙です。
わたしはたいてい「ニーズ」を出してもらって、それに即して話をするようにしています。なにせ、30分という、かなり限定された時間ですから、そうしないとどうしようもないんです。ところが、10人以上が対象になると、どちらかというとミニ講演会になってしまいます。最初のセッションがいきなり定員10人パターンです。どうしようと思いながら会場にはいると、おられるのは3人(笑)。だったらいつもの通りでOKです。
ところで、今回のわたしが与えられたお題は「家族」です。これ、自分の中では、あるいはわたしたち家族の中ではほとんど解決済みのことであると同時に、わたし一人の問題じゃないので、ちょっと話しにくい内容ではあります。どう話せばいいかなぁとは思っていたのですが、まぁ、リソースはそれなりにある*1ので、そのあたりを思い出しながら再構成すれば、なんとかなるでしょう。逆に、30分という枠なので、自分がトランスするまでの話は完全になしです。ということで、完全な新ネタですね。
で、与えられた4つのセッションでいろいろ話をしているうちに、ぼんやりと「こんな感じで話せばいいのか」ということがわかってきました。まぁ、まだ2時間のネタまでは成長していませんが、
「続編を」
と言われたらなんとかなるかもしれないという気がしてきましたよ(笑)。

*1:福祉ネットワーク」とか「ハートをつなごう」とか「朝日新聞の「家族」」とか

N吉高校へ

朝、さすがにしんどい…。でも、なんとか起きて動きはじめると、動けるものですねぇ。
とりあえず上の子どものお弁当をつめて出勤。
1時間目の試験監督が終わったら、速攻家に引き換えします。で、向かうは大阪市南部のN吉高校。
ここは新渡日の子どもたちの受け入れをやっている単位制の高校で、「全国在日外国人生徒交流会」にも、毎年多数の生徒を送り出してくれているところです。すごくいい学校だと思うんですが、あまりにも自由なシステムなために、近隣の住民からは評判が悪いとか。う〜ん、もったいない…。でも、人気が上がるとしんどい子が入れなくなるしなぁ…。ジレンマですね。

で、教職員研修会の開始。
集まってこられる方々、すごく互いに仲がいい感じです。ワヤワヤと入ってこられて、みなさん笑顔で話をしておられます。「研修、イヤやなぁ〜」という感じがまったくありません。すごい学校です。
話しはじめると、反応がいい!なにより校長にウケまくっています*1。いい人です。
てことで、2時間きっちり、すごく楽に話をさせていただきました。ほんとうにわたしも楽しませていただきました。

*1:わたしのネタは遵法・違法のギリギリのラインを狙っているところもありまして^^;;

K中学校へ

今日は朝から滋賀県にあるK中学校へ。ここの人権総合学習のメインイベントらしいです。
とりあえず「1時間、ただし若干の延長プレイあり」ということなので、この間のパターンで行くことに決定。まぁなんとかなるでしょう。
で、話をはじめたのですが…。
いやぁ、反応がイイ!ネタでは笑ってくれるし、みんなまっすぐな目で聴いてくれるし、ツッコミを入れると返してくれるし、最高のお客さんです。
大いに楽しませてもらったので、結局1時間20分話してしまいました。でも、生徒さん達「まだええで」のオーラがあります。好き者やなぁ…。

大学生やなぁ…

パートナーに握っておいてもらったおにぎりを受けとって、電車に飛び乗ります。で、向かったのは大阪府立大学。今日は、毎年恒例の社会福祉関係のお座敷です。
今年はどんな感じなのかなぁと思ったのですが、やっぱりいい感じでみなさん聞いて下さいます。中には本当に食い入るような目つきで一生懸命聞いて下さる方もおられます。もう、なんか、恐縮です。惜しむらくは「笑い声」が小さい。いや、確実に笑ってもらっているのですが、どうもとまどいがあるみたいです。でも反応がいい感じだったので、枝葉が多すぎて、最後まで行くのがえらいこってした。
途中、「わけわからん」という顔をしている人がいたので、どういう人か聞いてみたら、中国からの留学生だったとか。あかん。コテコテの関西弁で偉い早口だから、わかるわけがないです。ふぅ…。まだまだ修行が足りません。

終わってから、しばし研究室で「変態であるかどうか」についてのよもやま話。「ノイズであり続ける」ということの大切さと、そのことのしんどさみたいなことについて話が出てきました。ん〜。たしかにノイズであり続けることはしんどくないと言えばそうなんですが、「キメ」てしまえば、それはそれなりな気がする。っていう感覚なのが変態なのかなぁ。
その後、講座担当者同士の会議がはじまります。にしても、来週の講座の内容を今話さなくちゃならないという、えげつない状況なんやなぁということを実感しますねぇ。