まずは乱入

今日は南空知の教研。なぜかTさんから
「ゲストで遊びに来て言いたいこと言って」
とか言われてしまって参加しちゃいました。いいのかなぁ…。
とりあえずレポートを聞いたのですが、さすがは北海道。
それぞれの学校で地道な実践

地域でまとめて

さらにもう一つ上の支部まで持ってきて←今日はここ

全道の教研

全国の教研
というシステムみたいで、それだけに幅の広いとりくみをしておられます。
最初にコメントを求められたので、
「全国に参加した時「自立と労働」が大切なテーマだなぁと思いました」
と言ったのですが、そういうテーマにほぼ全部の学校がとりくんでおられます。すごく充実してるなぁと思いました。
まぁ、そんなことを思いながらも、せっかくゲストでいろいろ発言を求められたので、少し角度を変えた変化球を投げて、自分の実践のなさをごまかしつつ、いろんな意見を話しました。
すごいお邪魔をしたんだけど、みなさんも煙に巻かれつつおもしろがってくださったみたいで、よかったよかった^^;;

トランスジェンダー生徒交流会からの発信・ロングバージョン

今日は関西GIDネットワークのお座敷です。テーマは新ネタ。
この話、もともと原型はGID学会の時の発言です。ただ、あの時は10分ほどしかなかったので、枝葉があまり話せませんでした。で、それのもう少し膨らませてバージョンをこの間話しました。でも、これまた20分しか与えられていなくて、でも30分しゃべってしまったのですが^^;;、やはりちょっと不充分。てことで、今回は1時間もらえるということで、ちょっとホッとしながらその場を迎えたのですが、タイムスケジュールを見ると45分しかありませんでした。まぁええか…。

今日のスピーカーは、前半が望月さんによる声の話。
はっきり言います。おもしろかったです。
まずは声を出すシステムの話。
わたしはかつて合唱をやっていたので、ある程度はわかっていましたが、あらためて
「なるほどなぁ」
という感じです。やっぱり、システムを知らないとコントロールできませんからね。
で、いよいよトランスと関係ある部分。声の専門家も
「男性・女性の声の差は高低だけじゃなくてしゃべり方や声質の要素も大きい。だから高低にだけにこだわる必要はない」
とはっきり言われました。
ただ、あまりにもあまりな話はあるわけで、おそらくは手術はそういう時の話なんでしょうねぇ。ただ、なかなかそう割り切れる話でもないみたいで…。

で、わたしの番。
まぁそれはそれなりに。でも、もう少しネタをつくりこんでいく必要がありますね。ぜんぜん笑いがとれませんでした(;_;)

新ネタか?

今日はjaseの関西セミナーです。わたしに与えられた役割は、実践報告。時間は20分。さてさて、どうなるか…。とりあえず、プレゼンテーションソフトなんぞつくってみました。
大雨のために電車が遅れたんですが、なんとか会場に行くと、すでに人が集まりはじめています。やがてオープニング。これでした。

う〜ん、いいなぁ…。
で、前半の開始。日高さんの話です。はじめのうちはけっこうおとなしい感じだったんですが、徐々にペースが上がり始めて後半はなかなかいい感じでした。それにしても、提示されたデータとわたしの直感がやっぱり一致するわけで。でも、研究とか調査って、ああいう感じでやるんだなぁと。
で、後半の開始。先攻はわたしです。
とりあえず、真ん中でビデオを見せるとして、こいつが10分。ということは、その前振りで10分しゃべって、まとめで10分しゃべればちょうど20分だなと思っていたのですが、計算したら30分じゃないですか。しまった。すでにビデオの前で10分しゃべってしまったよ。
てことで、Hがしさんのところにこそこそっと行って、
「すみません、あと10分ください」
と頼んでしまいました。
まぁ、今回のロングバージョンは9月10日にやることにしましょう。
で、事例報告の後半は共生ネットの宇佐美さん。作成されたDVDを紹介しながら、トランスやゲイの生の声を伝えてもらいました。やっぱり映像の力はすごいなぁ。と同時に、その言葉を伝えようと思う人とつながる「共生ネット」の力みたいなものを感じました。
で、フリートーク
W市の中学校教員の話とか、セックスワーカーの方の話とか。うん、セックスワーカーの方の「肉弾戦でやってます」みたいな話は、さすがでした。
とにかく盛りだくさんな内容で、時間が足りない。でも、時間が足りないのは充実していたということでもありますよね。いずれにしろ、いい機会を与えていただいて感謝です>Hがしさん。

やっぱり大阪!

今日は夕方から大阪でお座敷です。仕事が終わってから会場へ向かいます。
大阪で話をするのは、ある意味やりやすく、ある意味やりにくいんです。やりやすさは「ノリのよさ」に起因して、やりにくさは「レベルの高さ」に起因します。まぁ簡単に言うと
「ふ、その程度か…」
で終わる可能性があるということです。さてさてどうなるか…。
フタを開けてみると、えらいウケました。おかげさまでこちらもテンションがあがりまくりです。いやぁ気持ちよかった!
でも、あとで聞いたら、隣の会場の人たちが
「なにが起こっているんや」
と、えらい気になっていたらしいです。ちょっと迷惑だったか?

なごやかな空気

今日の午後は滋賀県のY中学校の教職員研修会です。ここの学校には昔からの友だちがいます。その友だちが
「ぜひ」
と言ってくださったので
「じゃぁ」
となりました。さらに、事前打ちあわせに来てくださった時に
「ノリが悪いかも」
と言われたので、これは気合が入るというものです。でも、午前中が午前中だったしなぁ…。
会場に入ると、机がコの字型に並んでいます。これ、けっこうプレッシャーと言えばプレッシャーなんですよね。でも、前の列があいているよりもやりやすいか…。
で、話しはじめたのですが…。
ノリが悪いなんてとんでもない。みなさん和やかな感じで聞いてくださいます。なにがうれしいかというと、笑顔ですね。
話をしていて一番しんどいのは、無反応です。まさに「いつき殺すにゃ刃物はいらぬ。無視のひとつもあればいい」ということです。まぁさすがにこんな経験はないのですが。というか、会場全員が無表情ということはまずあり得なくて、誰か反応をしてくださる方がおられるから、しんどくなったらその人を見て元気をもらって、また次にしゃべればなんとかなるわけです。
で、Y中学校のみなさんは、そんな心配なんてかけらもありません。
終わってからお友だちと話をしていたんですが、それこそが中学校の教員の持つ力なんでしょうね。人を試すんじゃなく、人と共感する。そうでなければ中学生と一緒には過ごせないんだと思います。いい経験をさせてもらいました。

で、教研集会・死のロード(4日目)

朝起きたら、身体が睡眠を要求しています。これはかなりヤバイです。でも、うだうだするわけにはいきません。なんしか9時前には会場に行かなくちゃ。
会場に着くと、えらい丁重な扱いです。慣れない…。とにかく「共同研究者控え室」というところに通されました。う〜、やっぱり慣れない…^^;;。
今日は緊急の全体会があるとか。30分ほど全体会があって、いろいろ昨今の情勢についての説明や提起がありました。その後、分科会。
今回は、2本のレポートを受けて、その後質疑応答・討論があって、それへのコメントという流れで、そのコメントを、わたしを含めて3人の共同研究者が話をするということのようです。
レポートの内容は、基本的には教職員対象のアンケート調査の報告です。ひとつはジェンダー意識について。もうひとつはセクシュアルマイノリティの受け入れについて。
ジェンダー意識のレポートについては、2006年調査との比較があって、これがなかなかおもしろい。女性のジェンダー意識については、少し下がり気味で、男性は有意にあがっています。あと、50代女性のジェンダー意識については、圧倒的に高いものがある。まぁ「そりゃそうだ」というかなんというか。逆に、その人たちが定年を迎えたらえらいことになるなぁという予感も…。
セクシュアルマイノリティの受け入れについてのアンケートは、小学校の教員が対象ということもあって、ちょっと難しいのかもしれないなとは思いました。いや、単に教員にとってリアリティを持ちにくいかもしれないという意味ですが。でも、実際には小学校のうちからある程度の知識を身につけていれば
「女が好きな自分は男」
みたいな話にはなりにくいだろうから、やっぱりセクシュアリティのことをとりあげるのは大切だと思うんですよね。やっぱり、知識を持つことは「自分とはなにか」ということを知ることにつながるんだと思うんです。
そんなレポートの後に、みなさん活発に意見を言われます。もう、ひたすら
「そうそうそう、うんうんうん」
という感じです。だったら共同研究者いらないじゃん(笑)。
まぁそれでも言いたいなぁと思ったことを数点メモして、10分ほどしゃべってお役目終了。ふぅ…。

こちらにも不安要素が・ダブルヘッダー2発目

で、BMWのお座敷開始です。
こちらは定番のネタなので、ものすごく楽です。ほとんどなんのプレッシャーも感じずに、ダラダラといつものしょうもない話をしました。
そうそう、気になっていたムラのおっちゃん*1
「しゃーないやっちゃなぁ」
という感じで笑ってくれていたので、かなりうれしかったです。
ただ、ひとつ気になったこと。なんとなく、最近どんどん早口になっているんですね。これ、やばいかもしれない。実は、あとでface bookでこの指摘を受けたんですよね。う〜ん。

*1:てか、支部長だよ

冷や汗かいた・ダブルヘッダー1発目

で、少し体調が復活したところで、中津地区高等学校人権・同和教育研究会の人たちと合流。今回は、このお座敷があるから大分に来たわけで。それにしても、あの体調で大丈夫やろか…。とにかく会場に到着したところで、しばらく休ませてもらうことにしましょう。
ところで、今回呼ばれたテーマが「在日外国人教育」です。
いや、事務局長の方には何度も聞き直したんです。
「ほんとうに在日ですね」
「はい、そうです」
とのお答え。う〜む、かなり不安です。でもまぁ、何回かやったこともあるし、なんとかなるかと引き受けたのですが、やはり不安です。とにかく休ませてもらいながら、「ネタ」とか「オチ」を考えます。って、今頃考えてるのかよ!という感じではありますが…。でもまぁ、一通りメモをとって、なんとかなるかというところまでは持ってきて、いよいよ本番です。
いやぁ、いつもとは雰囲気が違います。というか、「笑い」がとりにくいのがつらいです。それでもいままで出会ってきた子どもたちの作文を紹介しながら、ところどころで笑ってもらったり、とりあえず某団体の宣伝をしたり、なんとかはなしをつなげて、最後にさっき考えた「オチ」を話して、無事終了です。
まぁなんとかなったかな^^;;

今日も朝は眠いです。でも、午前に奈良まで行かなくちゃなりません。てことで、7時過ぎに家をスタート。9時前には会場に到着。まぁ、日記が更新できたからよしとしましょうか。
で、10時前からお座敷スタート。今日は2時間ぐらいは大丈夫ということなので、ちょっと安心です。会場には300人弱。さすがは奈良です。さらに言うと、奈良と京都はいろんな面で似ているので、つかみの方もなんとかなるかなという感じです。
それにしても、我ながらこれだけ同じ話をしゃべって、まだ聞きたい人がいるのかというのは、ちょっと思います。まぁ、それぞれのお座敷がそんなに大人数ではないので、聞いていない人もおられることはわかっているわけですが、それにしてもそれにしてもという感じですね。でも、今日もはじめて聞かれる方もおられるわけで、
「まだニーズがあるんやなぁ…」
と、あらためて思うわけです。
てことで、それなりにしみじみとウケて、ほっと一安心。

復活の糸口

昨日のダメージをかかえたまま新幹線に乗ります。すでに人間として終わっている気もしますが、しかたありません。
「こんなスケジュール組んだの誰だ…」
と思いながら、それって自分だからどうしようもありません。
昼に回転寿司でビールでも呑もうと思っていたのですが、とうてい無理なので、たまたまあった尾道ラーメンをすすりました。うまかったけど、ちょっとおなかにきつかった。
で、書かなきゃならない文章を構想しながら、しばし時間つぶし。で、主催者の方と合流して、しばしドライブです。いやぁ、岡山って、ほんとうに豊かな自然に恵まれているんですね。
「岡山の人がどこかのんびりしておられるのがなぜなのか、よくわかりました」
と言うと
「いやぁ、海もあって山もあった水もあるから、生きるために誰かと協力しないといけない状況にならないんですよ。だから、みんな自分のことしか考えていないというところもあるんです」
とのお答え。なるほど…。

で、会場に到着。しばらく話をしていたのですが、体調はもどりません。そりゃしゃーないです。でも、体調不良は体調不良で、それをネタにしたらマクラになります。
お座敷の開始早々
「昨日は1時まで河原で酒呑んでましてね…」
大切なのは「ありのまま」をしゃべることです(笑)。
岡山の皆さん、すごくまじめです。はじめはすごく固いというか緊張というかそういう雰囲気があったんですが、そのうち顔つきがどんどん変わっていきます。笑顔が会場全体に染み渡っていくと、あとはどんどん和やかな雰囲気になっていきます。話が終わる頃には、すごく柔らかいというか、グニャグニャというか、そんな感じになっていました。
「振り返り」の時間も終わって、みなさん感想を書いておられます。その中に、最初から最後までニコニコしながら前のめりになって聞き続けてくださった方がおられました。思わず、
「ありがとうございました」
とお礼を言いに行きました。
しばらくすると、
「実はうちの学校に」
なんていう人が来られたり、そんなことをしているうちに、それでもみなさん徐々に帰って行かれて、片付けがはじまります。と、ひとりこっちへ来られて
「ちょっと話をしたいと思って」
とおっしゃいます。んじゃ、とりあえず定番の問いを(笑)。
「呑みに行きます?」
「いいですよ」
へ?ということで、本日の呑み、決定です(笑)。