うれしいリアクション

今日は午後からアメリカからの留学生の人たち相手のお座敷です。
会場は某D大学。あらかじめ
「あまりの変化にびっくりしますよ」
と言われていたのですが、びっくりしました^^;;。なんだかなぁ…。

で、到着したのがお座敷30分前。あわてておべんと食べて、スライドの詰めをして、お座敷開始。

うーん。
反応が…。みなさんおとなしいとは聞いていたけど、ほんとにおとなしい。というか、わたしの関西弁が通じているのかどうかがわからない。
でも、ところどころで「通じてるよ」というメッセージが来るから、おおむねいけてるのでしょう。
で、質問の時間も保証したかったので、早めに終了。
質問が出てこないかと思ったけど
「自分はハーフなんだけど、トランスとハーフの共通点にどうやって気づいたか?」
みたいな質問が出てきて、なかなかよかったなぁと。

ブレーキこわれてる(T_T)

朝起きると…。眠い^^;;。まぁ、あたりまえです。というか、なんだか現実の中を生きているのかなんなのかさっぱりわかりません。GID学会、二日間とは思えないです。なんか、一週間ぐらいあった気がします。それくらいの疲れかたです。なんでこんなに疲れてるんだろう(笑)。
それでもとにかくガッコに行って、ちょいと雑務。
午後からは人権擁護委員の方を対象にお座敷です。
今日は人数が少ないので、みなさんの顔を見ながら話ができます。でも、あまり見すぎてしまうと、なんとなく照れくさくなるので難しいものです。てか、人の顔を見ながらしゃべるの、大切だってことはわかっているのですが、実は苦手だったりします^^;;。
にしても、自分で言うのも何ですが、あいも変わらず、えらいスピードです。
「えらいテンションの高いヤツやとお思いでしょうけど、テンション高いです(笑)」
とか言ってごまかします。
いや、ゆっくりしゃべろうと思ったことは何度もあるし、試したことも何度もあるんですけど、ダメなんですね。けっきょく、自分のスピードになってしまうんです。
でも、そのおかげか、
「3回聞いて、やっと何言ってるかわかりました」
とか言われるわけで、逆に何回も聞いていただけるのはうれしいなと(笑)。
てことで、今日もブレーキの壊れたチャリンコみたいなスピードでしゃべって、ほぼ予定通りの時間に終了。ふぅ^^;;。

2週連続かぁ

で、家に帰ってダウンしそうだけどその直前で踏み留まりながら昼ごはん。
んー、とにかく体調のバロメーターである350をとりあえずプシュッ。
んー^^;;。
瞬間「うまい!」と思ったけど、途中からダウン気味。これはヤバイです。てか、逆に体調悪くなってきました。これでお座敷つとめられるのか?
でも、そんなことを考えても埒があきません。
とにかく京都府北部の街へ。
ここ、先週も来たな。てか、乗ってる電車、一緒だよな。
控え室に着いて
「すんません。ちょっと横にならせてください」
とお願い。たぶん、昨日の睡眠不足も体調不良の原因です(笑)。
で、お座敷開始。
先週もですが、今週も「住民向け」です。ほんとに地域の公民館に地元の人が来られます。今日の場所は、個人的にはすごく思い入れのあるところです。今を去ること20年前に在日の生徒を連れて、地元の在日の子と出会わせた、まぁ、交流会の原点のような場所です。
でも、小さな町なので、戸数が少ない。たぶん、三軒にひとりくらいの割合で来られてるんじゃないかなぁ。
さて、笑ってもらえるかどうか。なかなか厳しい人もおられますが、もう、とても満面の笑みで聞いてくださる方や、きちんきちんと笑ってくださる方もおられます。で、真剣な話になった瞬間、空気がピンとはりつめるのはさすがというかすごいというか。なんしか、とてもアットホームな感じで終わることができました。
にしても、最後におじぎした瞬間、軽くふらついたのはなんでだろう^^;;。

で、京都府北部の街へ

今日は夜、京都府北部の街でお座敷です。この街、とにかく人権にかける意気込みがすごいです。それぞれの区にある集会所で、年に何回か人権講座をされます。そこに呼ばれている人の顔ぶれを見ると、そうそうたる人々です。で、わたしはその末席にちょこんと座らせていただいている、と^^;;。
で、単にやるだけではなくて、市民の方々が興味を持って来られる。これがすごいです。「やる」のは、ある意味簡単です。が、人を集める、いや、人が集まるのは、そう簡単にできることではありません。やはり、長いとりくみのなかで、ようやく実現できることなんだと思うのです。

てことで、お座敷開始です。
聞いて下さるのは20人くらい。
ちょい硬めの雰囲気です。ファイトがわきます。この空気をこじ開けて、もみほぐして、柔らかくして、笑顔で帰ってもらうのがわたしの仕事です。
とにかくネタを振り続けます。少しずつ笑い声が起こってきます。硬い顔した人がニヤリとします。
うれしいな。

人が解放される話は、基本的には楽しい話なんですよね。どれだけしんどい話であったとしても、その人の「今」の「しあわせ」が伝わらないとするならば、やはりきついと思うのです。もちろん「今、しあわせなんかじゃない」ってこともあるかと思います。でも、「話す場所」を与えてもらっているだけでもしあわせなんだと、わたしは思います。

まぁ、そんなことを考えながら、ふと気づきました。抗アレルギー剤、効いてるよ!
お座敷中、くしゃみも鼻水も出ませんでしたo(^^)o

共生共育

今日は、滋賀県で活動しておられる「共生共育の会」の総会でお座敷です。この会、簡単に言うなら…。障害を持つ子・親・支援者なんかが「障害を持つ子も持たない子も同じ学校で学ぶ」というとりくみをずっと続けてこられた、そんなグループです。たぶん^^;;。
で、会長さんからオファーを持ちかけられた時、
「障害を持つ子の親は、そういう子を生んだ自分への罪悪感を持っている」「そのことが障害そのものや、さらには我が子への否定感につながることもある」
みたいなことを言われていて、そういう親御さんに元気をあげてほしいと言われていたのです。
正直プレッシャーです(T_T)。そんな力量ないです。ハードルが高すぎます。でも、それを「わたしに」と言って下さったのですから、断るわけにはいきません。さいわい、何人かの友だちがいろいろなアドバイスをくれました。ひとつひとつのアドバイスに気づきをもらって、自分ができることがなんとなくわかってきて、ようやく方向性がつかめてきました。結論は簡単なことでした。いつもの通り、わたしが「いま」を楽しく生きていること。もちろんいろんなことはあるんだけど、それを含めても楽しく生きていることを、全身で伝えればそれでいいということ。それだけのことです。
で、会場へ。
「いつきちゃん、ごめん。まだ総会はじまってへんねん(笑)」
実は、そんなアットホームな会なんです(笑)。あたりを見渡すと、知りあいがいっぱい。てか、K坂さん、何回も聞いてるんやから、もういいでしょ(笑)。
で、話はじめて、ふと気づきました。
「あの、2時間もらえるって聞いてたけど、何分までですか?」
「あ、総会が後ろに来たから一時間半で」
そういう会なんです(笑)。
「時間どおり終わる自信ないです(笑)」
「あかんねん。時間が来たら強制退去やねん」
「ほな、団結小屋つくってがんばりましょか」
こんなところでウケるなよな(笑)。
そんなスタートで、あとはいつも通り。何度か聞いてくれた人が、ちゃんと笑うべきところで笑ってくださって、無事終了。
会長さんは「完璧や!」って言ってたけど、まぁそんなことはないです。でも、たぶん、わたしが、いろんなことはあった/あるにしろ、楽しく生きていることは伝えられたんじゃないかな。
でも、パワーを使いました。疲れた。心地よい疲れです。

二度聞くことにも意味があるのか…(^^)

朝、新幹線に乗って、西へ西へ。さらに乗り換えてちょい南。到着したのは八女です^^;;。
なんでも、教研活動の総括会議的な集まりだそうです。きっちりとした活動をしておられるなぁ。なのに、きっちりしてないわたしに声をかけてくださるとは^^;;。
てなことを考えながら、迎えに来て下さった方々といろいろ話しながら会場へ。
さて、今日はいつものネタ。不安材料は持ち時間です^^;;。
で、しゃべりはじめたのですが、反応がいいです。てことはヤバイです。調子に乗って話をしたら時間オーバー確実です。うーん^^;;。でも、反応がいいから、ついいらんことをしゃべってしまいます。あちこち見るフリをしながら、実は時計をチラチラみているわけで^^;;。
「えーと、ここまで話をして…。あと30分しかない?」
みたいな。そのせいか、えらい早口になってしまったり。また「マシンガントーク伝説」をひとつ増やしてしまいそうです。
それでもなんとかかんとか、ほぼオンタイムで終了。ふぃ〜。
それでも、
「前に聞いた時と少し違っていたし、忘れていたことを思い出せた」
みたいなことを言ってもらえて、うれしかったo(^^)o!

新ネタ+旧ネタの合わせ技

今日は大阪府南部の町でお座敷です。
リクエストが「より実践的な内容で」ということだったので、これは新ネタかなと。この間の火曜日も新ネタだったし、なんか頭の中が整理つかないなぁ。
今日は2時間あるので、スライドを少し補足しなくちゃなりません。基本的に新ネタは「発展編」のつもりでつくってあるのですが、基礎的な部分も補強しますか。それにしても、いつの間にかスライドが数パターンできあがって、使いまわしもできるから、これはいいですね。
で、お座敷開始。
今日はほんとうにこぢんまりとした集まりですが、同業者の方ばかりなので、楽っちゃ楽です。はじめはあっけにとられた感じで聞いておられたのですが、だんだんと話に入ってこられたみたいで、う〜んよかった。
思ったよりも早く終わって、質疑応答の時間も確保できて、そこで質問や感想も出てきて、やはりうれしいですね。さらに、会が終わってからも小学校の先生が来られて
「すごく混乱しています」
という感想を言ってくださいました。「混乱」っていいですよね。そりゃぁ「すっきりした」もいいです。でも、「混乱」って、いままで考えたこともないようなことをいきなりふられてのことだし、なによりインパクトがあるわけです。やはり、人の考えや行動が変わるのは「インパクト」と「混乱」でしょう。
その方、「子どもたちにどう伝えていったらいいのか」というあたりのことまで、いろんな話をして帰って行かれました。
うん、来させてもらってよかった。

特別報告ってビミョー

今日は、舞鶴の人権教育研究会の総会で特別報告。なんでも、全同教のレポートから学ぶという意図だそうです。
いや、最初に管理職から
「こんなん来てるぞ」
って言われて断ったんですよね。なんせ、一時間目の授業をしてから舞鶴まで行って、帰ってきたら何時やねんと^^;;。でも、管理職が
「まぁ行ってこいや」
みたいなことを言ってたので、行くことにしたんですが…。
特別報告ってなにをするのかわからない。レポートだったら淡々と子どもたちの姿を伝えればいいし、講演だったら自分の考えたことを伝えなくちゃならないし。特別報告は、両方するのかなんなのか。
実はこの間そのスタンスについてずっとずっと悩んでいて、決定できないでいました。
でも、当日が来たから仕方ありません。やるしかないかな。
とりあえず、今日一日いない間の段取りだけすませて、電車に乗って移動開始です。電車の中で悶々と妄想をふくらませていきます。今日はスライドを使うつもりなので、妄想をスライドに落としていきます。こんなの入れてみようとか、あんなの入れてみようとか。
一時間ほど妄想したところで、とりあえず完成。
会場についてからはおさらいです。なにせ、どの順番でつくったかという台本がないのでメモをするしかないです。でないと、予想もしないスライドがいきなり出てきて「これかい!」とビビらなくちゃなりません(笑)。と、突然スライドの入れ替えを思いついたり。
まぁそんなこんなで、ギリギリに完成、か?
まぁいいや。あとは得意の出たとこ勝負です。

持ち時間は一時間。スライドは50枚。うちひとつはビデオなんで、実質50枚を50分で。ということは、1枚1分。こりゃたいへんだ(笑)。まぁ、スライドが飛んだり跳ねたりしないから、その分は時間短縮かな。ちなみに、レーザーポインタ見たいなもの持ってないから、ぜんぶスクリーンを直接指差します。
もちろん、しゃべりは全力です(笑)。
結局終わってあと聞いていた人から
「マシンガントークですね」
と言われてしまいました。しゃーないです。一時間半かかるのを一時間ですませたので、許してください。

お座敷のあとは分散会に顔を出させてもらって、地元の中学校のセンセ方の話を聞かせてもらったり。

で、帰りの電車まで時間があるので、駅前で軽くビールを呑んだり。

そんなこんなで、なんとか特別報告も終わりました。
疲れた…。でも、やりきった充実感はありますね。

今年も来ました

去年もおじゃました滋賀県の中学校。今年も呼ばれました。
この中学校、しんどい子どもがたくさんいる中で、ほんとうに豊かなとりくみをしておられます。で、わたしはそれで充分だと思うのですが、
「中学校時代最後のしめくくりをいつきさんに」
とか言われてしまい…。いや、それを「蛇足」というのではないかと思うのですが…。でも、去年行った時もすごく真剣に話を聞いてくれて、すごい感想が出てきて、こちらが元気をもらうという経験をしました。なので、今年も行かせていただくことにしたのですが…。
なにせ、昨日の今日です。眠い。でも、眠気に負けてはいけません。
最近、生徒さん相手のショートバージョンの場合、プレゼンをつかいながらすることにしています。といっても、いろんなものが飛んできたりするわけではないです。単なるスライドです。
でも、そんなチープなのでも、今年も生徒さんたち、すごい真剣な眼差して聞いてくれました。
終わってからの後かたづけ、ちょいヤンチャそうな子が、なぜか残って教員を手伝っていたり、ホームルームのあとの休み時間の廊下で
「生まれ変わるなら、次は女がいいなぁ」
とか言う子がいたり。
うん、おもしろいなぁo(^^)o

そっちかい!

で、朝日を見たところで、移動開始。
実は昨日のお座敷を入れたあとで、ふと嫌な気分がしてメールの過去ログを見たら、今日の昼に兵庫県中部でお座敷を入れていたことが判明。
「果たして行けるのか?」
と真っ青になりましたが、幸い始発とは言わないまでも、7時半くらいの電車に乗れば間にあうことが判明。ホッと一息ということでした。
にしても、かつてトリプルブッキングとかやったことあるからなぁ。こわいです。
てことで、4時間ほど電車に揺られて、福知山線沿線の駅に到着。そこから小一時間ほど車に乗せてもらって、会場に到着。

ところが、車の中の話題が、なぜか「部落史の見直し」です。なんでも、現在研究途中とか。となると、ついいらん虫が騒ぎはじめます。
「ちょいとちょいと、ええ資料、ありまっせo(^^)o」
てことで、会場に到着したところでいろんな資料をパソコンから出したり。
さらに、昼ごはん中も部落史談議。結局、お座敷開始15分前まで部落史の話で盛り上がっていました。
うーん、頭のモードの切換しなくちゃ^^;;。

で、お座敷の方は…。
主催者の方が
「動員ではない集まりをと思ってはじめた」
というセミナーだけあって、みなさん、すごく積極的な感じです。たしかに人数はそんなには多くはないのですが、そのかわりに「ほんとに聞こうと思って来た」という人たちなんですね。なんというか、しっかりと食いついてきてくださる感じ。おかげさまで、なんかすごく噛みあった感じで話ができました。
終わってからも、いろんな人と、楽しい話やまじめな話ができて、なんだろう…。「小さな大切」が生まれたいい時間を過ごさせてもらいました。