やってきたことが統合されてきたのかも

今日は1・2時間目に「走り」があります。が、さすがに2時間連続で走るのは気が引けます。というよりも、そろそろ1日1時間にしようかなと。ということで、2時間目の「走り」に参加。すでに子どもたちも慣れてくれています。よしよし。

今日の走りは30分走です。今日も雨なので、走る場所は体育館です。この間書いたように、1周が130mくらいとのことです。とにかくひたすら走って44周まわりました。てことは、5.7kmってことですね。てことは、アベレージは5分16秒か。これが本当なら、かなりいいペースってことです。まぁでもいいペースでした。おかげさまで、大汗かきました。

汗が引かないうちに次の授業です。教室に入った途端、
「お酒飲んでるみたいやー!」
と笑われました。仕方ないので
「アンパンマンみたいになってるわ」
と逆襲しました。あとは平和にプリント学習です。
午前の授業が終わったら、労働者の正当な権利である「割変」をとって退勤。向かうはウトロです。今日はN地岡さんプロデュースのフィールドワーク→お座敷です。聞いてくださるのは副支店長会のみなさんです。とはいえ、みなさん歳下か(笑)。
てことで、まずは館内案内。S煥さんのような話はできないけど、土地問題を少しだけではあれ一緒に闘ってきたので、その臨場感が伝わればいいな。そしてフィールドワーク。ほんとうに建物がない。寂しい。もちろん、安心安全な場所で生活できるようになったことは、なにものにも変えがたいです。でも、あまりにも大きな代償を払っておられる気もします。
そんなこんなでだいたい1時間ばっか過ごして、その後しばし休憩。でも、できればこの間にもう一度展示室を見てほしいなと。そうしたら、展示室の写真がどこか他の世界のことではなく、「ここ」のことだっていうことが、よくわかるはずです。
そしてお座敷です。ネタはこの間に続いて「新ネタ」です。ただし、ほんの少し短縮バージョン。と言っても、1時間15分くらい話ができるので、それはそれでいいのかもです。
みなさん、はじめは面食らっておられる感じでしたが、少しずつメモをとりだされました。うーん、それほどのことではないんですけどね。
おそらく「新ネタ」で言ってることは、そんなに新しいことではないです。誰もが言ってることです。ただ、そこに至る道筋がある。それは、わたしが失敗してきた実践史です。あるいは紆余曲折してきた歴史です。それがあるから「ネタ」になる。最後は質問も出てきてうれしかったな。
お座敷が終わったら、ひと駅移動して懇親会です。S煥さんにお世話になっての「海雲亭」です。とにかく肉が多い。そしてうまい。量と味がともに満たされるお店は、そんなにない気がします。ここでお腹いっぱいになるまで肉を食べて、ワインを飲んで、過分な感想をいただいて、さらにしゃべりまくって、楽しいひと時を過ごさせていただきました。
とはいえ、明日の朝は早い。もっとも、みなさんも遠方まで帰れなきゃなりません。てことで、20時に解散。さてと。帰ってお風呂に入って寝ましょうか。

今日も変形ダブルヘッダー

とりま、朝はいつものように出勤です。昨日なにもしなかったから、体調は少しはマシですね。やはり休まなければならないということかな。
軽くメールをチェックしたりして、立番からの試験カントクです。カントクをさっくり終えたら、しばし雑務。今日も頃合いもよしということで、スタートです。今日は滋賀県中部の中学校でお座敷です。
実はこの日に突然依頼があって、声をかけてくださった方が断れない人なので、喜んで来させていただいたということです。
てことで、中学校へ。まずは昼ごはん。

おにぎりを持ってきたけど、給食をいただけるとの連絡が入ったので、ありがたくいただくことにしました。ひじきには赤コンニャクが入っています。さすがは滋賀県中部の町です。お昼ごはんを食べながら、支店長さんとM下S矢さんの話で盛り上がったり。
その後会場へ。サクッとセッティングをすませて、生徒さんが入ってこられるのを待つことに。と、よく動く生徒さんが先に来られました。元気やな。ずっとしゃべってるし、知識は豊富やし。しかも、あちこちに話が飛びます。ついていくのはたいへんですね。
やがて他の生徒さんも入ってこられて、お座敷開始。
うーん、おとなしい。いや、聞いてくれてるのはわかります。なによりところどころで反応があるから、かなりガッツリ聞いてくれてます。が、おとなしい。まぁでもええか。内心でウケてても、ウケはウケです。
途中休憩をとって、後半スタート。少し疲れてきてる生徒さんもおられます。そりゃそうです。2時間連続です。でも、ほとんどの生徒さんが脳みそと心を動かしてくれてるのが伝わってきました。ありがたい。
てことで、お座敷終了。O野さん、お世話になりました。また遊びましょう(笑)。
お次は夜の仕事に向かわねば。
てことで、夜の仕事です。今日のテーマは「進路が実質的に意味する生徒の未来」です。ちなみに、発表者の学生さんが急遽休まれたので、わたしが発表するハメになりました。
夜の仕事の一貫したテーマは「格差」です。今回は、進路選択の話です。今日の中身では進路選択がもたらすもののうち、「賃金」と「人間関係」に焦点化されています。ちなみに、中学校卒業者1000人の追跡調査をすると、4年制大学をストレートで卒業する人は、全体の1/3に過ぎないと。もちろん、このパターンの人が最大なんだけど、2/3の人は多様な進路を歩んでいて、決してこのパターンが「当たり前」というわけではないということは知っておいた方がいいですね。
で、どの時点で働きはじめると生涯賃金が多くなるかって話です。4年制大学に行くと、その4年間は無職であり、かつ学費が必要となるため、高卒で働きはじめた人に比べてマイナスからはじまることになります。でどうかというと、それでもなお、大卒の方が賃金が高くなります。ちなみに、大学間にも偏差値による格差がありますが、いわゆる「低偏差値」と言われる大学でも、高卒とはライフコースがまったく違うというデータもあったりします。
また、人間関係(含む結婚関係)もまた、学歴との相関があって、これが社会関係資本に結びついていきます。
まぁ、何がいいとか豊かとかいう話ではないんですけど、進路がライフコースに大きな影響を与えるということは知っておいた方がいいですね。さらに、日本においては「入学する高校」が「大学」に大きな影響を与えるので、実は「中学における進路指導」が、めっちゃ大切という話があったりします。その際、当然のことながらお金が絡んでくるので、奨学制度もまた知識がないといけない。このあたりのことはおそらくあまり認識されていないし、大切なことではないかなと思いました。もっとも、こういう話になると、うちの学校を目指す子が減るという話はありやなしや。
その後、学生さんたちがホワイトボードに書き書き。
「学ぶことの意味」をきっちり考えておられるあたりが、さすがですね。おもしろいのは交友関係かな。意外と小・中・高時代の交友関係を持っておられるんですね。このあたり、生活範囲のことなんかもあるかもしれません。
ということで、午後から2時間中学生のみなさんに、そして1時間半大学生のみなさんに話をした1日でした。脳みそが活性化するな。

思い切らなきゃムリなんだな

今日は午後からここでお座敷です。ちなみに、13時30分開始だけど、接続チェックのために11時30分に行かなきゃなりません。まぁ、やらなきゃならないことがあるから、それをやればいいか。
そんな感じで、送られてきたタイムスケジュールを見てビビりました。1時間半あると思っていたら、前後のことを考えたら話す時間が1時間しかないことが判明。どうする…。さすがに2時間のネタを1時間でしゃべりきるのはムリです。急遽、1時間バージョンをつくることにしました。とは言え、ミッション4をつくりかえたらいいかなと。ただ、「あれも入れたい、これも入れたい」となりますが、そこは我慢です。思い切ってバッサリと削りましょう。まぁこんなもんか。あとはやってみなければわかりません。
ということで、会場へ。さっそく接続チェックです。しかし、音響、メッチャいいです。
接続チェックはあっという間に終了です。あとは控え室にこもって用事をしましょう。あれやこれやとしてたら、あっという間にお座敷の開始時間が来ました。
まずは開会行事。かたい…。まぁいいです。ここから1時間でぐにゃぐにゃにしてしまいましょう。
てことで、お座敷スタートです。さてさて、どうなるかな。と、いきなりウケました。これはいいかもしれません。てことで、調子よくしゃべりはじめると、会場の空気が柔らなくなってきました。特に、集中的にウケてる方がおられて、これは助かります。そんな感じで1時間突っ走りました。
質疑応答が、これまたいっぱい出てきました。みなさん、交流会に関心を持たれたようです。なので、交流会の源流は、在日外国人生徒交流会や隣保館学習会にあるって話をしておきました。
最終的に、なんとなく軽やかな感じのお座敷になりました。うん、1時間はちょうどいいのかもしれませんね。
帰ってきたら筋トレです。とにかくここしばらく忙しかった&食べすぎで、まったく身体がなまっています。そしてラン。

今日はゆっくりでいいから7km走りたいですね。ということでスタート。最初の1kmのコールでタイムを確認すると、6分20秒くらいです。今日はこのペースで行きましょう。しかし、走っているうちに、身体が硬いことが気になってきました。やはりストレッチは大切なんだなぁ。
そんな感じで、とにかく7kmを無理なく走りきりました。結果、スプリットは6分17秒→6分17秒→6分26秒→6分19秒→6分18秒→6分08秒→6分01秒でした。後半少しあがったのはいいですね。トータル7.1kmを44分31秒で、アベレージが6分14秒。間もなくシーズンがはじまるのにこのペースというのは、ちょっとヤバイかもしれませんが、ムリはしないでおきましょう。

その後、ちょっと用事をしてから、再び外出です。なにやらSゅーとが山から下りてきて「あずき」に行くとかで、わたしも久しぶりに行くことにしました。せっかくなのでTじさんも誘ってみました。
久しぶりの「あずき」のお好み、うまいですね。ちょぼやきもいい感じです。ビール1杯と焼酎お湯わり2杯でおなかいっぱいです。
さてと、帰りましょう。
充実した1日だったかな。呑みすぎたけど。

新ネタ誕生

今日は大阪樟蔭女子大でお座敷です。去年はなかったけど、ほぼ恒例です。科目は「教育実践演習」です。どうやら、現実にはフリーダムな科目らしく、わたしもこの枠で教育社会学をやってます(笑)。
今回はひとコマなのでなにをやろうかなと。いろいろ考えて、このシンポで生まれて、で育てたネタにしましょうか。なにせ、シンポは15分と言われてて、実際には20分になったものの、凝縮しすぎてました。ちょぼやき会は気心がしれてるので、あまり自分がやってきた実践とかは話しません。そうすると1時間もかからなくて、果たしてネタとして使えるのかどうなのかがわからなくなります。今日は大学の講義ひとコマなので、実験できます。
てことで、新大阪からおおさか東線に乗りました。乗ってて気づいたこと。もしかしたら、この線、すごくないか?今頃ですが…。
いや、途中、淡路で阪急と、野江で京阪と、河内永和で近鉄と接続しています。また、東海道線はもちろん、学研都市線や大和路線も接続しています。東の方から大阪に入る線はすべて網羅しています。京阪とJRの仲の悪さは東福寺や黄檗といった奈良線で感じていることなので、これはすごいです。
まぁどうでもいいけど。
てことで、河内永和で降りたら、すぐそこです。建物も指定されているので、楽勝です。ホイホイホイと歩いて指定された教室番号の部屋を見ると…。

学長室じゃん(笑)。
送られてきた教室番号の前を見ると、建物の記号らしきアルファベットがあったので、それを頼りに行くと、S藤さんとI田さんがおられました。お久しぶりです。さらにもうおひとり若い教員の方がおられて、少し緊張するなど。
学生さん、すでに座って待っておられます。えーと、あと5分ありますよ…。
でもお座敷スタートです。
今日は「やってきたこと」をゆっくり話せるのが助かります。おそらく、そういうひとつひとつのことが、今のわたしを形成する要因になっているはずです。なので、そこは抜かしたくないんですよね。そんなこんなで、イントロで30分話しましたよ(笑)。そして、これまでやってきたことを話して、そこで感じたモヤモヤを話します。そして今やってることや生徒に伝えたいことですね。
このあたりになると、学生さん、表情がくるくる変わります。なんか、話が染み込んでる感じがします。さらにメッチャメモをとっておられます。いや、そんな話でもないんですけどね^^;。
なんか、今考えていることは、これまでやってきたことへの反省とかに基づいています。じゃ、そういう経験をしないと「今のわたしの考え」にたどり着けないかというと、そういうわけではないと思います。それが継承というものだと思います。だから、学生さんには話したい。そして、そういう機会を与えていただけることがうれしいんですよね。
てことで、1時間半話ができました。てことは、ネタとして使えるってことです。ありがたい。
その後、いろいろ打ち合わせとか謀議とか今日の振り返りとか。
そんなあたりをガッツリとやって、頃合いもよしということで、ちょいと移動してS藤さんの行きつけのお店へ。お昼ごはんを食べてないから、さすがにお腹が減りました。てことで、ガッツリ系を頼んだら、こんなのが出てきました。

ラーメンライスならぬ、韓国ラーメン&簡易ピビンパですね。うまい!けど、おなかいっぱいです。
あたりが暗くなってきたので、これまたS藤さん行きつけのカフェへ。目の前にこれがありました。

JBL4344です。さらにターンテーブルはこれ。

マイクロです。
お店の方曰く
「このシステムの実力の5%も出していません」
そりゃそうでしょう。でも、だからこそゆっくりとした音が流れます。いいなぁ。
そんな時間を過ごして、さてと帰りますか。

はじめての経験

朝、いつもの時間に出勤。とりま、今日が〆切のゲンコの最終チェックをして送信!ほどなく返事が来ました。最後に「単著もよろしく!」とあって、がんばらねばと思う朝です。
1時間目は試験カントクです。24人学級です。教室が広々としています。これでいいんだよなと思います。なんで35人だの40人だのと言ってるんだろ。
その後、小さな雑事をいろいろやって、インタビューの修正を反映して。早めにおべんとを食べて、スタートです。向かうは京都府最南部近くにある中学校です。今日はここでお座敷です。
今回声をかけてくださったのは、N野さんという京都府内の中学校でも指折りの「本気」の方です。なので、ここの卒業生はおもしろい。ちなみに、去年担当したクラスの中にここの卒業生がいて、今回声をかけてくださった方といろいろやりとりをしてました。今回、この学校で話すことを、去年担当した子に伝えると「聞きに行く!」とのことで、とうとうこの時が来たかと(笑)。
いや、いくらクローゼットのドアはフルオープンとか言ってても、いざカミングアウトとなると、積極的な行為なので、少しは緊張します(笑)。
しかし、google mapのナビはどこに連れて行くねん。ひどいとは聞いていたけど、「左斜め前方です」というアナウンスに従って行こうと思ったら、ジムニーかウニモグでしか行けない堤防の獣道じゃん。結局自分で探しました。まぁあれですね。だいたいの場所を知るために使うというのが正解かも。
てことで、中学校に着いて、まずはごあいさつ。ちなみにここの支店長さんはこの間同じ分科会にいたという。
そして、会場へ。なんでも今日は全校生徒+保護者の方+地域の小学校教員も来られるんだとか。すげえな。
と、うちの3年生が来ました。なのでストーブにあたりながらダラダラ話。と、たまたま遊びに来たらしい1年生も体育館に来ました。どないやねん。
てことで、お座敷開始。もちろんミッションSです。前半はライフストーリー。これがカミングアウトなんですよね。でも、わたしのカミングアウトは附属物です。このセクションのメインはMさんの部落民宣言です。このあたりはミッション1と同じです。生徒さんの反応がいい。メッチャウケてる子とか、大きく反応してくれる子がいっぱいいます。
てことで、なかほどでいったん休憩。N野さん、ウケてました。生徒さんもおもしろいと言ってくれてホッとするなど。そしてストーブにあたってる保護者の方も「打ち上げ、行ったわ」とか言っておられて、たぶん高校時代を思い出してくださったのかな。
そして後半はセクシュアリティ編です。前半は知識編、後半は理論編です。今回はスライドをほんの少し足しました。伝わるかな。途中の質問コーナーでも質問が出てきて、関心を持ってくれてるのが伝わってきます。
そんな感じで、無事終了。
お座敷が終わったら、ひとり生徒さんが来られて質問してくれました。一見、関係ないことを言ってるように思えるけど、でも、それを質問したかったのかな。たぶん、社会とか権力とかにすごく敏感なのかな。最後に数学の質問が来たので、
「それは専門外!」
と言ってしまいました。なにせ 
「1次関数でイメージすることは?」
って、んなもんどうしろと(笑)。なので
「等差数列かなぁ」
とか数学Bの範囲で答えてみたり。
その後、支店長室に移動したら、その生徒さん
「サインしてくれ」
と言って、数学のワークブックを持ってこられて、どうするねんと。数年ぶりにサインしてしまいました^^;。
その後、しばし歓談。去年担当した子は将来体育の教員になりたいと思ってて、しかも「人権大好き」なんですよね。ほんとに教員になってほしいな。ミッションSでは、いつも「教員になってね」って言ってるけど、今日は何よりその子に向かって言ってたんですよね。きっと届いてるよね。こういうのも初めての経験です。こういう機会を与えてもらって、ほんとうに感謝です。
さてと。暗くなってきたから帰ろうかな。

高齢者大学にて

今日は京都府北部でお座敷です。なので、朝は少しのんびり。頃合いもよしと京都駅から特急に乗って北へ北へ。途中で第3セクターに乗り換えます。1両のディーゼルです。が、けっこうお客さんが乗っておられますね。途中、高校生がたくさん乗ってきたので「ん?」と思って地図を見たら、海洋高校がありました。こんなところにあるんだ。やがて最寄りの駅に到着。4時間弱かかりました。
帰りのバス停を確認して、会場の建物へ。出迎えてくださったのは、かつて他校で人権担当をされていたYさんです。
旧交を温めるヒマもなく、とりあえずおにぎりをパクつきます。
やがてお座敷開始。いきなり司会の方が
「京都から来られた」
って言われたので、
「ここ京都ですよね?京都府南部から来ました」
とツッコんでおきました。
今日は「高齢者大学」です。とうぜん聞かれる方は高齢の方です。困った。早口だしカタカナが多いから、どうなるだろ。まぁいいや。
「あの、早口です。でもこれがわたしのフツーです。なので聞き逃していただいてもいいです。大切なところはちゃんと言います」
と前置き。我ながらひでぇな。
案の定、ポカンとしておられますが、でも、表情が動かれます。聞いておられますね。ところどころで笑いも起きます。いいですね。たぶん、すんごい知的好奇心がある人たちなんだろうな。学び続けることの大切さが伝わってきます。
ただ、90分なので、ネタはばっさり刈り込んであります。まぁしかたないです。どこまでいけるかと思ったけど、最後から3番目のネタでタイムアップしました^^;。
まぁでも、ここまで話したら、わたしとしては十分に伝えられた気もするし、たぶんブレーンストーミングになったでしょう(笑)。
お座敷のあと、Yさんと少し話。なんでも、ここでもトランスの子がいたんだとか。今は都市圏の大学に行っておられるけど、たまに講演をしておられるんだとか。そっかぁ。また会えたらいいなぁ。
てことで、近所のスーパーまで送ってもらいました。道すがら
「高校では最年長だったけど、ここでは最年少で」
とか言われて、なるほどなと。でも、たぶん、だから若いんですよ。もちろん、歳をとることが悪いことではないですけどね。
なんでスーパーに寄ったかというと、行きに寄ったときにアジがあって、3枚におろしてもらえると書いてあったからです。が、どうやら売り切れたみたいで、鮮魚コーナーは撤去してありました。残念!
まぁそのまま帰りますか。帰りはバスです。バス停で待ってると、マイクロバスが流暢なカタコトの人を送ってきました。と、そこにいたネイティブ日本語っぽい人が談笑しておられます。もしかして…。なるほど。合宿免許でいっしょだったのね。
てことで、バスに乗車。北部のあちこちをまわって京都駅まで走ります。途中、天橋立で大量に乗り込んで来られて、なるほどなと。
途中、SふぁんさんとFきさんからライン。
「今から京都駅に向かいます」
マジっすか。でも、今日は8時からzoomで会議がありますよ。
「1杯だけ」
えーと。まぁええか。そんなこんなで、3時間弱で京都駅に着きました。Sふぁん&Fきさんもちょうど同じ頃に京都駅に着かれたようで、
「りょあんに入りました!」
とのお言葉。では1杯だけ。
生中を頼んでしばらくすると、1品目が出てきました。

渋いわー。
そうそう。在日って、1世と2世ではぜんぜん違うんだけど、ウトロの農楽隊の人って、かなり1世的なんですよね。たぶんそれは、そういう環境だったんでしょうね。
まぁそんな話を30分ばっかやって、退散です。
「こんないつきさんを見たのははじめてや」
って笑われたけど、しかたないです。
さてと。zoomしながらごはんを食べましょうか。

久しぶりやなぁ

朝、起きると絶不調です。当たり前か。とにかくおふとんから出たくない。ゴロゴロしてたら9時になりました。さすがにおふとんから出なきゃなりません。てことで、ノロノロ起きだしました。
今日は同志社大学のホームカミングディなるものがあって、学友会倶楽部なるものの企画で話さなきゃなりません。しかし、誰か聞きにくるのか?てか、誰が聞きにくるのか?
それでもとにかく指定された時間に指定された教室に行くと、まりあさんがおられました。
とりま昼ごはん。

軽くにしたかったんだけど、中が大学生サイズでした。おなかいっぱいです。
で、教室に帰って、しばしお座敷の内容を考えます。ちなみに「21世紀スペックの人権」がテーマです。言わんとするところはわかりますが、わたしにそれが話せるかどうかは別問題です。困ったことだ。まぁできることは実践の内容を紹介ことしかないから、番外編をやりましょう。
と、あいさつに来られた方が…。
「S村です」
マジっすか!メッチャ久しぶりです。わたしがセクシュアリティに目覚めた最初期にいろいろお世話になった方です。
と、部屋に入ってきたのは…。大学時代に一緒に青年会をやってて、同じ教員になったH口さんです。なんかもう…。そして昨日に引き続きTじさん登場。
と、開始間際に入ってこられた方が…。見覚えあるぞ…。
そんなこんなでお座敷スタート。とにかく延々としょーもない話を続けます。こんな話を聞いておもしろいのか?いや、教員を目指してる学生さんだったらおもしろいかもしれませんが、50以上の方がほとんどです。でも、しゃべれることはこれくらいなんで、ガマンして聞いていただきましょう。
しかし、話しながら、ほんとうにひどい教員人生を送ってきたなと、あらためて感じます。とにかく1時間20分ほど話したところで「中入り」です。
ここで、最後に入ってこられた方があいさつに来られました。K子さんでした。ほんとうに久しぶりやなぁ。
てことで、後半は今考えてることをいろいろ話。そして、フィンランドの教育の動画とか、交流会からのメッセージなんかを見てもらって、とりま終了です。
おつかれさまでした。
その後質疑応答。それでも質問してくださってうれしいな。
てことで、4時頃に終了。懇親会は5時からです。どうする?まぁせっかくなので、散歩しますか。ということで、Tじさんとキャンパス内をウロウロ。と、閉会式があるらしいです。そちらに行くと、ちょうどカレソンの時間のようです。Tじさん、面食らっておられます。そりゃそうか。まぁ、同志社って、そういうところなんですよ。
で、小一時間うろつきまわって、芙蓉園に到着。ここの料理、なかなかおいしいです。しかし、会話がマニアックやな。てか、まりあさんとわたしが対面になったら、話題が玖伊屋的になりますがな。
そんな感じでほどよくおじさまたちとの飲み会をやって、9時くらいに解散。せっかくなのでTじさんともう一杯だけ飲むことにしましょうか。ここはギネスだな。

クローバーが浮かんでます。おしゃれ!
そんなこんなで小一時間話をして、長い長い1日が終わりました。
明日、大丈夫か?

変形ダブルヘッダー

起床は今日も7時です。なんで三連休なのに7時起きやねんとは思いますが、仕方ない。朝ごはんを食べてひと息ついて、荷物をまとめて会場へ。
今日の午前は分科会です。今年もなぜか共同研究者です。まぁでも個人的には「なぜか」ではありますが、まわりから見たらそんなもんかもしれません。なので、調子に乗って、来年度へ向けて画策することにしました。まぁレポートを出し続けてきたし、そろそろ次にバトンを渡さなきゃならんかなと。そんなふうにしても、なおかかわり続けるためには、画策する以外方法はないということです。
てことで、分科会スタート。しかし、脳みそがボーとしています。やばいな。
今回のレポートは「命の安全教育」をめぐるものと「ジェンダー平等」をめぐるものです。前者は「命の安全教育」の限界を知った上で、不足分を補足しながらの実践です。ほんとうに頑張っておられます。後者は、ちょっとカチッとしすぎかな。あと、「課題」「めあて」「成果と課題」がはっきりしすぎているのが気になります。実践って、もっとグダるものだと思うんですよね。さらに、実践者が多忙とのことで、代わりの人がレポートされていて、ちょっとわからないところがあります。まぁ仕方ないですね。
レポートの後は、東魏の柱について、わたしから説明。隠れたカリキュラムについて、ついつい盆明け仕事の内容を口走ってしまったり。その後、グループ討論です。あちこちで「隠れたカリキュラム」を洗い出しておられる発言が飛び交っています。おもしろい。
分科会の最後は、共同研究者のコメントです。ほとんど、この15分のために来ているようなもんです。ひでぇ。わたしからは、まずは学校の性別分化と、黙示的な隠れたカリキュラムについての話。さらに、子どもたち自身が性別カテゴリーを構築する主体となるあたりの話をしました。が、ちょっとわかりにくかったかな。すんません。そんなこんなで、今年の人権教育実践交流集会も終了です。
昼ごはんは滋賀の人たちと一緒に行くことにしました。何を食べようかと思ったけど、きりたんぽですね。

うまい。特に比内地鶏がうまい。おそらく軽く炙ってあるんでしょうね。香ばしくていいです。
お腹も膨れたところで、移動開始です。向かうは高円寺。なんでやねんということですが、今日はいずみちゃんナイト21に出ることになってます。旅のお供はこれですね。

しかし秋田新幹線はおもしろい。レールが3本あります。たぶん狭軌と標準軌が混在してるんでしょうね。
高円寺に到着して会場まで歩く途中、「おぉ!」と思う看板があったのでパチリ。

到着すると、いずみちゃんが「幽霊文字」とか「難読文字」についてトークしてました。すげぇ。
そして、わたしもトークに混じります。まずは、『トラ宣』からの20年で変わったこと。んー、変わってない(笑)。20分しゃべることになってたけど、すぐに終わってしまいました。でもまぁ、ここからは普段玖伊屋でしゃべってる内容を、ふたりでぐだぐだ。途中、まりあさんから電話がかかって来て、みんなで盛り上がるなど。そんなこんなで、2時間半ほどふたりでトークをして、無事?終了。その後、11時過ぎまで交流をして、お開きです。
詳しい内容はここから見られるのかな。知らんけど。
さてと、では今日のお宿の漫喫に向かいますか。なにしろ、寝るだけなのに、ホテル代がめちゃくちゃ高いです。なので、部屋を予約しておいたのでした。無事入会もすませて、チェックイン。さてと、寝ようかな。

アクションパネル

今日も午後に大阪に行かなきゃなりません。まぁでもスタートは「午前の最後」という感じなので、午前のうちに走りましょう。
ということで、まずは筋トレ。きつい。そしてラン。

今日はあまり時間がないから、ジョグ→インターバル6本→ジョグにしておきましょう。それでも合計4kmです。
しかし、インターバルはきついです。特に昼間のインターバルは、前にも書きましたがきつい。暑いからじゃないのは、今日が涼しいだけにわかります。3本ばっかスパートかけたらイヤになります。でも、苦しくてもガマン。5本スパートかけたところで、もう1本とがんばります。そしてジョグ。結果、スプリットは5分35秒→5分37秒→5分41秒→5分37秒でした。トータルで4.1kmを23分12秒で、アベレージは5分38秒でした。
かなり速くなってきましたね。だからしんどかったのかな。

インターバルのあとはシャワーを浴びて出発です。到着したのは中之島。今日は「”Nothing about us without us”が まもるいのち、きりひらく未来」です。
これ、登壇者がおもしろい。まずは朴基浩さん、そして藪中孝太朗さん、さらに岡山祐美さん、そしてわたしです。異種格闘技戦です。早めに着いたら、岡山さんと藪中さんがもっと早めに来られてました。おにぎりをパクついてると、朴さんも来られました。そして、コメンテーターのなほさんも登場。軽く打ち合わせをして、なんとなくアクションパネルがスタート。
朴さんの話、わかりやすい。でも、おもしろい。本来は1時間ほどかかる話を15分にまとめるとか、スーパーです。しかし、生い立ちに「言葉」を乗せて語るとか、すごいですね。まぁ、途中にTedらしき映像があったから、そのあたりの経験があるのかな。
続いて藪中さんの話。西成とか生野とか天王寺の区内における教育格差の話からスタートです。毎週その話をしてるわたしからすると、ほんとうに合点のいく話です。それだけに、藪中さんがされてる「塾」の重要性が伝わってきます。と同時に、誰もが大学に行かなきゃならない世界に警鐘を鳴らしておられます。とても貴重な提言です。ちなみに、司会のKよぽんが「タイトルの「隣にある異世界」ってどういうことですか?」という質問をされましたが、たしかに考えもつかないところに異世界があるんだなぁ。
そして、岡山さんの話。メインは異性介助のことです。たしかに医療者が不足してるのはそうなんだけど、その割を障害者が食わなきゃならんのはアカンだろうという話です。そして、きちんと意思をきくこと。そのためには意思を伝えられること。そんなことの大切さだったかなぁ。
最後はわたし。夏のシンポの内容をリメイクしてみました。が、15分で終われる自信がありません。結果、超速で20分かかってしまいました。が、結局自分のことは言わなかったな(笑)。
その後、なほさんのコメント。「usに死んでしまった人は入るのか」という問題提起があって、パネデです。usかぁ。あまり考えないからなぁ。てか、かつてこんなことを書いたくらい「〜たち」という言葉は、わたしにはあわないです。ただ、こんなことも書いてるので、考えてないわけじゃないです。なので、まぁそんなことをタラタラとしゃべってみました。さらに藪中さんから
「当事者ではない人が「在日」と書いたユニフォームを着れるか問題」
が提起されたりして、なかなかおもしろいなと。もちろんわたしは「居心地悪く着る」というスタンスです。
そんなこんなで、あっという間に4時になったので、閉会のあいさつ。その後しばしダラダラして打ち上げです。ここでは正面に野瀬さんが陣取られて、なかなかディープなテーブルになりました。ここでワインを飲みながらなんだかんだ話してると、あっという間にいい時間になりました。
さてと、帰らなきゃ。さすがに疲れた…。

話したり聞いたり

今日は午後から大阪に行かなきゃなりません。なので、朝のうちからなんとなく落ち着かずそわそわ。それでも昼前にスタートしました。
今日はじんけんスコラ3回目です。テーマは去年もやった「「性の多様性教育」をすすめるために」です。「性の多様性教育」の研究者でもなく実践者でもないわたしが、なんでこんなことをしゃべるんだろう。てか、大人教からもオファーが来て話すハメになって、なんとなくネタ入りしています。やばいな。ちなみに、大人教の時にプレゼンを少し修正したので、まぁマシになったかな。
会場に着いたら、とりまおにぎりをパクついて、準備終了。今日はipadで流すことにしました。が、考えてみると、ipadは画面共有がやりにくいことを思いだして焦りました。が、まぁそこはマニアックな方がおられて事なきを得ました。しかし、あのマニアックな接続方法、スイッチャーを入れたら一発でカタがつくのになぁ。
で、いつもの通りヘラヘラとスタート。「性の多様性教育ネタ」はデータがメチャクチャあって、たぶんメモが追っつかないはずです。でも、いいんです。基本的にはおべんきょ成果のところにある3本をガッチャンコしただけのことです。あとは文献に当たってもらったらすべて書いてあります。まぁその程度の内容ってことです。
しかし、前回に引き続き土屋さんが来ておられて、なんでやねんと。案の定、土屋さんから鋭い質問が来たりして、少し慌てたり。それでも最後に感想を言われた方が、
「性の多様性に、まだついていけない」
みたいなことを言われたので
「複素数の授業の最初にやるネタは「変態が世界を変える」なんです。いま、多様ではない世界から多様な世界へと移行している段階なんだと思います。そこにはきしみや歪みがどうしても出てしまう。でも、その先にはきっとおもしろい世界が待っています。ぜひ、その世界を楽しみましょう」
と答えてみました。
で、わたしのセッションが終わった30分後に「共生社会への一歩を!!」があります。せっかくなので参加しましょう。講師は堀さんです。堀さんとは8月のシンポ以来です。相変わらずフリーダムです。ただし、さすがはインクルーシブ教育です。ドラスティックです。でも、わたしもインクルーシブ教育の影響をかなり受けています。なにより、今の授業方法は松永さんの問いかけへの、わたしなりの答ですからね。
しかし、ここに来ておられた脳性マヒの人のお母さんの話がおもしろかった。なんでも、自分が障害を持っていることを知ったのが高校受験の時だったんだとか。まぁでもこれはおもしろがる話ではなくて、「社会の壁」によって障害に気づく話ですから、高校教員としては深刻な話なんですけどね。でも、その後お母さんと話をしていると、なんでもその後入学した高校は松高だったんだとか。なるほど。
てことで、堀さんのセッションが終わったところで、土屋さんと一緒に「がってん」へ。やがて堀さんも来られていろいろ話。なんでも
「いつきさんは柔軟でおもしろい」
とか言われてしまって恐縮するなど。
そんなこんなで8時過ぎまで呑んで終了。食べすぎました。さてと、帰りましょう。