アクシデントからはじまる

今日は午後から京都府南部の人権教育担当者の会議です。もともとは出勤しようかと思っていたけど、せっかくなのでおべんきょするために労働者の権利を半日行使することにしました。
ということで、朝ごはんをのんびり食べて、それからおべんきょと思っていたのですが、いきなりアクシデントです。
ごはんをもぐもぐしていたら「ゴリ」という感覚。口の中に固いものがあります。これは…。詰め物がはずれましたね。下で歯を探ると、穴が開いてます。金曜日に検診だったのになぁ。まぁでも、労働者の権利を行使しているから、行きますか。
ということで電話したら、とりま予約がとれました。
ということで、おべんきょです。今日もアグネス姐さんです。うーん、違いはあるけど、共通点もある。なにより大きな共通点は、アグネス姐さんもAさんも、その実践のすごさには差がないというところかな。そう言えば、かつてセンセが「涙ぐましい実践」って言っておられたけど、その意味はここにあるんじゃないかなぁ。てか、査読者の人たちもAさんのことを「現代のアグネス姐さん」ってわかってたんじゃないかなぁ。だから掲載したかった。もしかしたら、わかっていなかったのは、わたしだけかもしれません。そのことに5年たって気づくわたしは、ほんとうにダメですね。でもまぁ、それに気づかずにスルーするよりはマシか。
そんなあたりで歯医者さんです。
歯を見たお医者さん、いきなり
「真っ黒やねぇ。わかってた?」
とのお言葉。
「まぁそうやろうなと思ってました」
と返事すると
「詰め物がはずれるのは、たいていそういうことやからねぇ。神経をしょちしないとあかんなぁ」
またまた通院決定です。
「麻酔するね」
覚悟を決めました。が、案外痛くない。麻酔の前に、なにやらひと刷毛されたのが表面麻酔なのかな。あとは、ゴリゴリやっておしまいです。
てことで、出勤です。職場に着いたら、まずは「お迎え」の準備です。その後、今日の会議の資料づくり。資料をつくりながら、いろいろ憶測が飛び交う職員室を楽しんでみたり。まぁ明日が校内人事の発表なので、みんなザワザワするんですよね。そうだ、支店長のところに行かなくちゃ。
そんなことをしていたら、会議の時間が迫ってきました。ということで、会議室へ。
今日は和やかに会議が進みます。よしよし。
てことで、会議終了。そのまま夕食会です。参加者は少ないけど、それでも久しぶりに5人を超えました。お店は地元の名店です。ここ、先代は、かつてわたしが担任した子どもの親御さんでした。その後、いったん閉店されましたが、最近復活されたんだとか。ということは、現在は、かつて担任した子が店主ということです。うれしいな。
お店に着いたら、いきなりオーナーが
「せんせい、いきなり餃子15人前って言わはったんやけど、6人で15人前は多すぎひんか?」
とのお言葉。うん、久しぶりにここの餃子が食べられるから興奮してるんですよ。でも多すぎます。
「12人にしといて」
ということで宴会開始。出てきた餃子はこれ。

ちなみに6人前です。
久しぶりやなぁ。幸せやなぁ。
あとは呑んで食べてしゃべって、久しぶりに府立高校の人権教育の呑み会を堪能できました。もっとも、半分は「走り」の話でしたがね。
ということで、おなかいっぱいになったので、帰りましょうか。

睡魔との闘い

朝、なんとか起きましたが、眠い。そして体調が悪い。まぁ、昨日は昼から呑んで、家に帰ってからも少し呑んだから、しかたないです。しかし、この頭痛は二日酔いなのか、はたまた花粉症なのか、それとも…。
そんな朝なので、朝ごはんは、沖縄土産の「ゆし豆腐」です。うまい。
で、朝の恒例行事[1]duolingoとブログ書きと各種メールチェックを速やかにすませて、いよいよおべんきょです。とりあえず5章の「入り」が問題です。4章が渡したバトンを、いかにうまく受けとるか。受けとる際、「大御所」に出ていただくか、やめとくか。悩みます。
悩むと、どうしてもSNSに逃げてしまいます。あかんなぁ。でも、うまく頭が働かない。
思い切って、大御所を読むことにしました。アグネス姐さんの実践です。久しぶりです。どうしよう。アグネス姐さん、「女であり続けること(being)」をしているかと思ったら、それなりに「女になり続けること(becoming)」もしてるんだなぁ。アグネス姐さんとAさんの違いはどこにあるんだろう。まぁ違うんだけど、その違いのどこにスポットをあてたら、違いが浮きあがるんだろう。ごごごごご。
やめた。気分転換でお買い物。少し遠出をしましょうか。1時間ちょっとお買い物を楽しんで、帰ってきたら、再びおべんきょです。とりま、アグネス姐さんは第1章に書いてあるので、いったん削除。とりまつなげました。
真ん中については、触る必要がないので、エンディングです。第6章へのバトンです。今度はAさんの実践とマコトさんの実践の違いです。そりゃぜんぜん違うんだけど、それをどう表現すればいいんだろう。というか、4章→5章→6章という変化は、どこにあるんだろう。ごごごごご。
眠い。寝よう(笑)。
目が覚めると、あたりは暗くなっていました。しもた。雨が上がっている間にインターバルをしようと思っていたんだけど、走れないな。まぁいいか。
とりま、文献だけチェックをしましょう。これは作業だから頭はいらない。
今日はダメですね。でも、少し進んだかな。お風呂に入って晩ごはんにしましょうか。
晩ごはんはこれ。

にぎり寿司です。もちろん握ったのはわたし(笑)。なので、おにぎり寿司です。
あぁ、ビールがうまい。

footnotes

footnotes
1 duolingoとブログ書きと各種メールチェック

まぁこんなもんか

今日は「京都・在日外国人生徒交流会」です。でも、開始は11時なので、朝は少し用事をしたり。そうこうするうちに頃合いもよしということで、会場へ。もちろん、誰もいません。
とりま、部屋を暖めて、看板をつくって、あとはブログの更新でもしましょうか。
と、Oンニョン登場。いつもありがとう。さらにSみずくんが登場。これまたいつもありがとう。そうこうするうちに、メッチャ久しぶりのRうさん登場。そして、今年度の卒業生が来てくれました。
さてと。なにをつくりましょう。うーん。
鍋か…。
ということで、Rうさんの車で買い出しに行ってもらっている間、しばし雑談。と、F村さんも来ました。やがて買い出し隊が帰ってきて、調理開始。と言っても、野菜を切るだけです。そうそう、チヂミもつくりましょう。
やがてすべて完成。鍋をつつきながら、みんなであーだこーだと近況報告。メッチャのんびりした時間です。卒業生の子も進路にまつわる話をしてくれたり、久しぶりのRうさんの破天荒な人生を聞いたり。そんな感じで交流会をしていたら、約束の4時に、前のおべんきょ場所のセンセが学生さんを連れてこられました。なんでも留学生の方で、インタビューをしたいんだとか。しかもベラルーシと日本のトランスジェンダーの比較なんだとか。えーと、あまりにも違いすぎるぞ。てか、それをわたしに聞いてもいいのか?もっとちゃんとした人のほうがいいぞ。
それでも1時間ばっか話をして、来月初めの玖伊屋に誘っておきました(笑)。
そしてそのままこの場は「卒業生の会」に移行です。といっても、誰か来るのかなぁ。とりあえずなにをつくりましょう。うーん。
鍋か…(笑)。
ということで、野菜や肉を少し買い足して、今度はキムチ鍋です。といっても、ポーションをぶち込むだけですけどね。そして、みんなを誘い出すために写真を撮るなど。

で、ダラダラと話をしたり、はたまたテレビを見たりしながら、飲んで食べての時間を過ごしました。が、新しい人は来ないですね。そして、日帰りの人は帰っていきます。残ったのは、破天荒なRうさんと、いつものTじさんと、わたしの3人。
帰ろうか(笑)。
まぁ、こんなもんでしょう。でも、続けることかな。

これでいいのかな

今日の午前は、最後に今年度1年を振り返る会議があります。そこまでは特になにもないので、のんびりと雑務。しかし、寒いです。
で、会議。今年の人権教育を振り返ります。各学年各学期の人権学習については、おおむね「良」のようですね。毎年のことだけど、ホッとします。それもこれも、すばらしい話をして下さる講師のみなさんのおかげです。ただ、担任のみなさんにひとことだけお願いしました。
「人権学習の翌日、1分でいいからショートホームルームの時間にみなさんの感想言ってください。ぜひ「余韻」を残していただければと思います」
みなさんメモをとっておられました。
かつてだったら「担任は忙しい」のひとことでボツになっていたような話も、「そりゃそうだな」と思ってもらえるのがうれしいですね。
ということで、つつがなく会議も終了。
午後は、校区の小中学校との連絡会です。まぁ内容をいえば学校がわかりますが、外国人生徒が多数在籍している小中学校と、そこから生徒さんが来てくれている高校が集まる会議です。おそらく京都府内で唯一の「外国人に特化した会議」がこれなんじゃないかなぁ。
会議の方は、ひととおり報告を終えたら、いろいろ意見交流。これまではけっこうわたしが発言することが多かったけど、今回は、日本語指導が必要な生徒が在籍してる2校の教員がいろいろ発言。というか、なにもしない本店に対するグチを言いまくっておられました。会話権を手放さないので(笑)少しイラッとしたけど、「いや」と思いました。これまでわたししか発言しなかったのに、こうやって発言する人がでてきたということは、外国人教育のニーズを肌身で理解する人がようやく複数人出てきたということですよね。それは歓迎すべきことなんじゃないかと。ただ、クギを刺しておかなきゃならないことがあります。なのでひとこと。
「こんなことは今にはじまったことじゃないです。在日朝鮮人教育を30年以上やってきたけど、誰も見向きもしなかった。みんな部落問題はやらなきゃっていってたけど、在日のことは誰もやらなかった。教室で在日の子が本名を名のる場に居あわせた京都府の教員は、たぶん3人くらいしかいないんじゃないかな。それが今につながっている」
まぁそういういことです。と、某事務局長がわたしに
「誰が悪いんですかねぇ」
と言ってきたので、
「それは、わたしでしょう。30年間広げられなかった。それが、日本語指導を必要とする生徒が進級できないことにつながったと思っています」
と答えました。それはそういうものでしょう。
そんなこんなで、会議も終了。また来年度お会いしましょう。
帰り道、歯医者さんに寄って検診です。まぁ大丈夫かなということで、ひと安心。じゃぁ帰りますか。

新年度を向く

今日は朝イチ、谷間の町と第2のふるさとの中学校訪問です。それぞれの中学校からうちのガッコに送り出されるわけですから、当然のことながら受けとめなくちゃなりませんね。なんか、「託すぞ」っていう空気が伝わってきます。
ちなみに、一緒に行ったのは、来年度新採になる常勤講師の方です。はたして伝わってるかなぁ。
それにしても往復の道は気持ちいいです。気温は少し低いけど、天気がいいから空気そのものはそんなに冷たくない感じがします。
てことで、帰ってきたら昼前です。すみやかに報告書を書いたり、聞きとりの中でやらなきゃならないことができたで、それをやったり。関連部署はみなさん仕事が早いので、話が早くなります。助かりますね。
おべんとを食べたら、しばしゲンコ。うーん、まぁこんなもんか。
そしておべんきょ。
やはり「つなぎ」がなぁ。でも、突破口がないわけではないんですよね。
そんなことをしていたら、校内人事のことでいろいろ漏れてきます。まぁ支店長もたいへんだろうけど、こちらもたいへんだよ。
てことで、定時が来たので退勤。今日は医者のはしごです。
まずは、行きつけの小児科へ。今日は花粉のための抗アレルギー剤を処方してもらいます。ついでに血液検査の予約もしておきましょう。
お次は、行きつけの整形外科です。今日は久しぶりに骨密度の測定をしてもらいましょう。
一度目の測定の時は時計をはずし忘れていました。お医者さんも「丸いものが写ってる」とか笑ってました。そして結果はこれ。

測定日 数値(g/cm2) 同年代女性(%) 若年女性(%) 同年代男性(%) 若年男性(%)
2011/04/01 36.6
2012/05/11 120 112 98 95
2012/11/22 0.737 97 95
2013/04/01 0.749 125 116
2013/11/11 0.718 120 115
2014/05/26 0.752 127 116
2014/11/04 0.760 128 118
2015/12/21 0.763 130 118
2016/12/26 0.732 125 113
2017/06/26 0.736 127 113
2018/02/13 0.730 126 112
2018/08/27 0.742 130 114
2019/07/04 0.722 97 93
2021/07/02 0.721 97 93
2023/03/31 0.704 95 91
2024/03/21 0.696 94 90

まぁ1年に1%であれば許容範囲とのことです。帰り際
「あ、この間の、大丈夫です。すでに走ってます」
と報告。
「走ってるんですか!」
「はい、こけないようにします」
「(笑)」
ということで、骨粗鬆症の薬もゲットして、リハビリもやってもらって、今日のタスクはすべて終了。さぁ帰ろう。

こもりん

昨日の夜は「まさかの結末」で遅かったので、さすがに今朝は寝坊です。起きたのは8時。6時間睡眠ですか。今日はなにもない日です。なので、ゲンコとおべんきょにまみれましょう。
まずはゲンコ。いちおう昨日そこそこ書けたので、今日はその続きかなと思いファイルを開くと、反映されていません。そうか、保存し忘れたか。しかたないので、記憶を頼りに続きを書くことにしました。とは言え、続きはほとんどないので、あっという間に終了。
さて、おべんきょ成果です。
と、メールが来ました。きついな。集中したいときにメールが来て対応すると、集中が切れます。もっともメールしてくる側はわたしのことはわからないだろうから、出す側に落ち度はないです。ただタイミングが悪いだけのことです。
てことで、やりとりを宙に浮かせました。すみません。
今日は第4章を仕上げたい。ほとんど仕上がってるけど、まだマーカーが残ってるので、そこを詰めていきましょう。あとは文献ですね。リストをつくらなきゃならないので、マーカーしてエクセルファイルにメモを入れていきます。そちらは午後イチにほぼ終了。そして第5章です。日社の章です。
これはほとんどいじくらなくてもいいはずですが、第4章が投げたパスをどう受けとるかです。
日社に書いたときは、レンガを積み上げた箇所だけど、レンガはすでに第2章で積み上げてます。実際にはまだ積んでないけど(笑)。なので、書きようが難しい。第4章と第5章の目的の違いに留意しながら、第5章の独自性を書く。
が、難しい。わかってるので、難しくないはずなのに難しい。てか、文章が出てこない。てことは、わかってないのか。
うーんとなって、停止してしまいました。
まぁええか。今日はこれくらいにしといたろ。

まさかの結末

今日はとうとう年度末の終業式です。とうとうというか、やっとというか。
とりま、朝一発目、放送のセットです。しかし、なぜにアンプを忘れてくる(笑)?
基本的には、始業式も終業式も「校歌」「支店長式辞」でおしまいです。あとは、各部長の話とか表彰とか。今回の支店長の話、思い切りましたね。
冒頭が「今日は、私から皆さんへの最後のメッセージを送りたいと思います」です。退職だからなぁ。うちの支店出身の支店長だから、いろいろ感慨深いだろうなぁ。と、
「今、J高校で居心地の悪さを感じている人がいるならば、何が嫌なのかを私たちに聞かせてください。理不尽なおかしなことがあるならば、学校として改善していきたいと思います。J高校は60周年に向けて「進化から深化へ」のスローガンの下に、どんどん変わっていきたいと思っています」
ほう、思い切ったな。もしかしたら教職員から反発があるかもしれないけど、それはそれでいいかもです。
「もう一つ皆さんにお願いしたいのは、「どうせJ高校やし」とそこで思考を止めてしまうのではなく、一度矢印を自分に向けて、自分でできることは何か、自分で改善すべきことはないか、今までと違う視点から状況を見つめなおしてほしいということです」「最後にもう一つ忘れてはいけないことがあります。それは、「どうせ自分にはできないし」といったネガティブな考えを持たないということです」
「どうせ」と思わないでほしいという気持ちは、とてもよくわかります。わたしは支店長のように、うちの支店出身ではないけど、39年いますからね。そして最後が
「私は生徒の皆さんがかわいくて仕方がありません。大好きです。愛しています。みんな本当にありがとう」
拍手が起こりました。そんな終業式。全文はうちの職場の「校長コラム」にあります。マメやな。人のことは言えないけど(笑)。
終業式が終わったら、なんだかんだと指導があったり。ただ、みなさんわたしのところには仕事をまわしてきません。ありがたい。
午後は新入生への説明会。終わったと思ったらはじまるんですね。ただ、みなさんわたしのところには仕事をまわしてきません。ありがたい(笑)。
一段落したところで、走ろうかと思ったけど、他校の支店長に電話しなくちゃならないのを思い出しました。ということで、電話。内容は、あきらかな謀議です。問題は、他校の支店長が言っていることを、さらに他校の支店長が受けるかどうかですね。たぶん受けないだろうな。
みんな「人権は大切」と言いながら、「人」を出しません。大切と思うなら、人と金を出せと思います。それを出さないということは、優先順位が低いということです。しかし、なんでわたしがこんなことをしているんだろう。
まぁそれでも謀議が終わって、さてと走りましょう。

本日のコースは、キャンパスの最外周+グラウンド1周という新コースです。1周がだいたい1.3kmです。3周で4km走れます。それにしても、土がいいかなと思ったけど、硬いですね。でも、コンクリよりは柔らかいかな。5kmくらいでしんどくなったけど、結局6周8km走りました。結果、8.1kmを48分16秒でアベレージが5分59秒でした。アベレージの計算が少しおかしいけど、どうやらこういうものらしいですね。スプリットは6分20秒→5分50秒→5分48秒→5分54秒→6分00秒→6分04秒→5分51秒→6分00秒でした。だいたい6分あたりで走れているので、まぁこんなもんかなぁ。次は10km走ろうかな。

で、帰ってきたらちょっとおしゃべりして、脱出。今日は数学科の呑み会です。
「数学の呑み会って、数学の会話で呑めるらしいですね」
と生物の教員に言われたけど、呑めますね(笑)。
まぁでも、今日はそういう話にはならず、日常の飲酒生活とか、退職後の話とか、はたまた教務の話とか。まぁそんなこんなで楽しく呑んで、10時前にお店を出ました。と、なぜから
「ラーメン食べたい」
という声が出てきて、まぁええかと。ということで、みんなでラーメン屋に向かったけど、大行列です。しかたないので、別の飲み屋に入って「〆のうどん」を食べるなど。ここでみんなでわいわい話をして、お店を出たら、終電のあとでした(笑)。南へ向かう人々はタクシーで。北へ向かうわたしと若手教員。
い「歩こうか」
若「いいですよ」
ということで、歩きはじめました。そこからは授業論を交わしながら1時間20分ほどテクテク。そして京都駅近辺に着きました。ここでバイバイ。わたしは某所に向かって爆睡です。
しかし、まさかの結末だったな。うん、でも授業論は楽しかった。

穏やかな1日

朝、いつものように出勤。職長のあと支店長に呼ばれました。内示です(笑)。まぁ、いつものとおりですね。
今日の午後は進級判定会議ですが、午前は合格発表です。なので、午前は入試担当教員は忙しいだろうけど、関係ない人はそんなに忙しくはありません。みんな、来年へ向けたよもやま話をしています。わたしもゲンコのことをしたり、よもやま話に加わったり。
おべんとを食べたら会議です。1年間、いろいろあったなぁと振り返るひとときです。担任時代はいろいろあったけど、教科担当だとそこまできつくないです。
しかし眠い(笑)。
会議のあとは、中学校訪問のアポとりです。が、相方の教員が帰ってこないので、相談できません。中学校側はいろんな高校が来るので、日程は早いもの勝ちになります。
ちなみに、中学校訪問の日程はタイトです。明日は終業式&新入生説明会。木曜日は新入生学力診断テスト&制服採寸。金曜日は終日芸術祭。翌週の月曜日は報告しなきゃ、火曜日の会議に間にあいません。
えーと、ここに芸術祭なんていうものを入れたやつは誰だ?
幸いわたしはそんなに役が入ってない&訪問校のひとつは別件の出張があるのでなんとかなりますが、そうじゃない人は完全に詰んでる日程です。芸術祭、やめたらええねん。
とにかく相方が帰ってこないので、勝手に入れてしまいました。アカンかったらひとりで行くしかないですね。ここでなにをやってるか、どんなふうにやってるかってのも、また勉強なんだけどね。
で、研修権を行使して、研修場所へ。
2時間ばっか、来年度の共同おべんきょ成果のことについて話しあいます。わたしたちがやってる日常を振り返るという意味では、ほんとに当事者研究です。ただ、ネタを考えるのはいつもたいへんです。それでも、ブレーンストーミングですね。いろんなことを出しあっているうちに、なんとなくキーになる言葉が出てきました。
今年度はややこしい時に〆切だったけど、来年度は1ヶ月先になるんだとか。少し助かります。てか、誰が今年度は8月末にしたんだ(笑)?
そんなこんなで、昨日とは打って変わった穏やかな1日が終わりました。

なぜにわたしが・GID学会最終日

朝、めっちゃ眠いです。が、今日は9時からはじまるので急がなきゃなりません。とりま、8時にごはんを食べて、片づけはなぜか他の人に任せて、とりまシャワーを浴びて。そうこうするうちに、みなさんはスタート。わたしも遅れてスタート。

昨日一度走ってるので、コースはわかっています。なので、迷いはしません。が、あののぼりも覚えています。しかも寝不足と飲み過ぎです。完全に登り道はダウン。結果、4.9kmを33分33秒で、アベレージは6分45秒でした。スプリットは5分53秒→6分21秒→6分38秒→7分34秒→7分19秒でした。完全にやる気を失ってますね。

会場に着いたら、しばし外で寝てました。水分補給したいけど、リュックがどこにあるかわからないので、お金がない。まぁしゃーないか。
どこかのセッションに入る元気もないし、しばしうろうろ。とりあえず、針間さんの「特定の芸能人が性別違和感を抱く契機となった症候群」を聞きましょうか。症候群の名前は「ストプリ症候群」でした。それにしても、しんどそうな子らみたいです。その逃げ場が「トランス」であるとしたら、それくらいに性別って「根源的」なんだなと思ったり。
で、立石結夏さんによる講演「トランスジェンダーバッシングから見える法と社会」です。まずは経産省の裁判の事例から。いやぁひどいな。そして最高裁まで争わなきゃトイレも使えないって、どういうことなんだと思いますね。そしてその背後にあるのは「ルッキズム」であるという分析は、なるほどなと。で、ルッキズムのさらに背後にあるのは「女性を劣位におく」ということ。そして「トランス女性は女性の劣位性を濃縮した形で存在している」という指摘は、そりゃそうだよなと。にしても、それを突きつけられると、あらためてうーんってなりますね。そこから「特例法」の今後についての私見を述べられました。「特例法」は、あくまでも法的な性別の取り扱いを定めているだけなのに、そこに医療が介入している。言い方を変えると、医療に依存することで特例法を成立させてきた。でも、パラダイムは変わっている。なので、医療分野と法律分野を分け、さらに法律分野についても「性別の規定」と「性別による処遇」を分けるべきみたいな話で、かなりクリアな話でした。まぁでも、ここまで力強い話を聞くのは久しぶりです。ちょっと泣けました。
で、あいさつをしに行ったら、前の人がディスカッションをはじめたので、「ごめんなさい」と割って入ってお礼だけ言って、理事会へ。が、場所がわからない。大幅に遅刻して理事会の部屋の扉を開けると、完全に「間違って扉を開けた人」の扱いを受けて、そりゃそうだよなと。なにせ、上はジャージで下はジーンズですからね。それでも、議案書とおべんとをいただいて、理事会に参加。

おべんと、おいしい。
そして、総会です。名称については「GI(性別不合)学会」になったという「報告」がなされて、その後、わたしにマイクがまわってきました。なんでわたしやねんとは思うけど、まぁわたしがいいんでしょう。

今回、もっとも争点になったのは、病名を学会名にすることの是非でした。国際的な潮流を言いますと、例えば「ハリーベンジャミン国際性別違和協会」というように「性別違和」を用いていた組織が、「世界トランスジェンダー健康専門協会」というように「トランスジェンダー」を組織名に用いるようになり、さらにSOC8では「transgender and gender diverse」というように、さらに包括的な名前を用いるようになっています。
さらに「健康」という言葉にも意味があります。「健康」は、単に病気ではないという意味にとどまらない、より広範な概念、ちょうど「well being」といった意味になるかと思います。
病名を組織名に使うことはふたつの排除を招きます。
ひとつは当事者です。やはり、性別違和や性別移行は「病理」であるということになります。
もうひとつは「かかわる人」です。午前に立石さんが講演されたように、トランスジェンダーの健康のためには法律も必要です。あるいは、座長の山本さんが言われたように「医療モデルから社会モデルへ」という変化の中があります。したがって、さまざまな分野の人がかかわらなければなりません。にもかかわらず、病名を学会名にすることは、やはり医療を全面に押し出してしまうことになってしまいます。
このような意見がありました。
もうひとつ、名称の決定方法についても論議がありました。多数決という声もありましたが、わたしは拒否しました。なぜなら、多数決は常にマイノリティが負けるからです。したがって、多数決をせずに論議をし、結局「GI(性別不合)学会」という名称になりました。
ただし、今後、インクルーシブな方向に向かうという方向性については、理事の中で一致しています。したがって、今回の名称は、その途中経過であると考えていただければと思います。

こんなんでいいのかなぁ。石丸さんは「よかった」と言ってくださいました。佐々木さんは「優しいね」って言ってくださいました。
で、最後のセッションは三橋姐さんの講演「琉球弧における性別越境文化と、その普遍性」です。基本的には「双性原理」です。それを歴史的広がりと地理的広がりを加味しながら話をされました。何より「病理」ではなく「職能」として捉えられてきたことのポジティブさを主張され、そこから「脱病理」へと話をつないでいかれたのは「なるほどな」と。
最後、ごあいさつをしたいと思ったけど、まわりに人がいっぱいいるので断念。M木ちゃんの車に乗せてもらってKうさんと一緒に空港へ。ふたりで小さな宴会です。

飛行機の中ではうとうと。帰りのバスの中でもうとうと。疲れたけど楽しかった。楽しかったけど緊張した。緊張したけど、まぁよかったかなぁ。
そして今日が「GID学会」の最終日。

アムステルダムを思い出す・GID学会1日目

朝、1階からおいしそうな匂いがしてきます。どう考えてもポークを焼く匂いです。強烈ですね。しかし、眠い。けど、起きなきゃなりません。1階に降りると、すでに朝ごはんができていました。

すばらしい。
朝ごはんを食べたら、しばしのんびり。当事者交流会が11時30分からで、ということは10時半ぐらいに出れば充分です。で、頃合いもよしと言うことで、スタート。

せっかく学会で沖縄に来ているので、宿泊所から会場まで走ることにしました。距離はだいたい5kmちょいのはずです。距離的には楽勝です。問題はアップダウンです。とにかく沖縄の道がアップダウンが激しい。はじめは楽勝でしたが、3kmあたりから急坂がはじまりました。延々と登ります。「あの角を曲がれば下るはず」と思ってそこまで行ったら「あり?平坦?いや、まだ登ってる」みたいな感じでした。結果、5.7 kmを34分56秒で、アベレージは6分09秒でした。スプリットは6分02秒→5分46秒→5分46秒→6分19秒→6分24秒でした。4kmはかなりきつい登りで、そのダメージが5km目にいった感じでしょうか。まぁでもいいペースでした。
ちなみに、スマホに転送されたコースと高度は以下の通りです。

到着したら、しばし涼みます。てか、暑い。
その後、当事者交流会。地元の20歳以下の子が3人、所在なさげにしていたので、積極的に声をかけてみました。そのうちYーきが来たので任せました。それにしても、その3人、ちょっと懐かしい感じです。
で、昼ごはん。

ピクニック風です。と、車の中から手を振る人が…。M木ちゃんでした。
ということで、いよいよGID学会スタートです。
まずは看護領域のシンポジウム。H上さんとりくさんが登場。「語れない想いのBar3丁目」の実践の発表です。またやってほしいなぁ。ほんとうはそのままシンポにいなくちゃならないけど、興味があるのが「労働・福祉・社会・歴史」なので、そちらに移動。前のセッションが長引いていて、会場の前に人がいっぱいいます。何気なく隣にいる人の名札を見ると「沖縄大学・吉川麻衣子」とあります。
え?まさか?あの吉川さん
「あの、いつもあの論文使わせていただいています。ありがとうございます」
とあいさつすると、なぜか吉川さんはわたしのことをご存知でした。ちょっと楽しそうな話もしてくださったので、実現できたらうれしいなぁ。
で、セッション開始。去年一番おもしろかった演題の人が、今年も出して下さっています。まずは「トイレのオールジェンダー利用に関する研究」。うーん、よくわかりませんでした(笑)。続いて「「男女別スペース」のあり方を考える――トランス女性による外見の管理から」。さすがは石井さんの研究室の方です。ガッツリ社会学系で、これはおもしろかった。ガーフィンケルのあとを行く感じですね。もちろん鶴田さんも引用されていました。まぁわたしと隣接してる感じです。そして「トランスの人びとをめぐる社会的状況と医療従事者の判断:「社会」についての語りから」。医療従事者が「社会」という言葉をどのように用いているかということを、医療従事者へのインタビューを用いて分析したものでした。まぁ、当事者は社会に翻弄されているなという感想。で、「非シスジェンダーのアロマンティック/アセクシュアル・スペクトラムにおけるアイデンティティの形成過程」。シスジェンダー男性のARO/ACEのパーセンテージがメッチャ低い。一方、シスジェンダー女性はそれなりの人数なんですね。これ、おもしろいな。で、そういう性的指向とジェンダアイデンティティがどういう関係があるのかですね。こういうの、大切だよなぁ。ただ、座長の山本さんが、「シスジェンダー男性のARO/ACEのパーセンテージが低いのはテストステロンの影響なんじゃないか」という話をしたので、ひっくり返りました。てか、なんでこのセッションの座長が医者なんだ?もちろん演者の方は社会学的な返しをしていました。そして最後が「トランスジェンダー男性の子を持つ母親/父親における「子の理解」の比較」です。去年は父親だけだったけど、今年は母親の語りも分析して下さいました。父親は去年の話だったんだけど、母親がトランス男性に対して「女性のバリエーション」ととらえる傾向があると。それは「ジェンダー規範の縛りが緩いがゆえの傾向である」という結論です。「ジェンダー規範」というバクッとした言い方に対する指摘はありましたが、それはそれとして、とてもおもしろい。要は、これまでのように「ジェンダーセンシティブな人が受容的である」という一面的な考え方に対して、「もっと多様だよ」という指摘なわけです。うん、おもしろかった。
お次は講演です。講師は岩室さん。うまいなぁ。おもしろいなぁ。「学校現場に土足ではいるな」と言われたと。だからメッチャ勉強されています。それが説得力を生むんだなぁ。勉強しなきゃ。最後はシンポジウム「性別不合と発達障害の併存」です。とにかく、病理です。話を聞いていると、どんどん自分が「病気」であり「障害」である気持ちになってきます。だからあかんねん。と思ったけど、最後の質疑応答で、「結局、精神科医は困ってるんだなぁ」というのが感想になりました。
で、1日目は終了。懇親会です。久しぶりです。いろんな人とごあいさつ。
そして2次会。今回は宿舎で持ち寄りパーリーです。何人来るかわからない。何人収容できるかもわからない。まぁなんとかなるでしょう。
てことで、呑んでしゃべって、勝又さんと屋上でのんびりしゃべって。なんとなくアムステルダムを思い出しましたね。
そんな感じで、いつ寝たのかわからない。