ジェンダーが構築される日常

今日は出張がない出張日です。なのでのんびりしたいなと思うけど、そうは問屋がおろさないのは当たり前です。ちなみに、今日は午後にウトロに行くつもりだったけど、そんなことができるはずもなく。なにしろ明日は卒業式ですからね。
まぁそれでも午前はいろいろできるので、雑務をしようかと。
てことで、午後は卒業式の準備と予行。
部員Aが重たい荷物を運ぶときに
「男子部員がほしい」
とやたら言うから
「関係ねーよ。運べ!」
とハッパをかけるなど。すると部員Bが
「〇〇は運べると思う?」
と、腕力なさげな子のことを例に出すと、部員Aが納得するあたりが、なにがなんやら。そしてB曰く。
「あいつは男なだけや」
ひたすらこの時この場において性別カテゴリーが構築され続けているさまをまざまざと見せつけられます。まぁ、ガッコってのは参与観察の場としてはおもしろいな。
そんなこんなで、無事セット完了。そして予行も無事完了。1年生だけでもなんとかなるな。
向こうでは3年生が学年主任と今年定年の教員にサプライズをしてます。3年生の子どもたちと全教職員が知っていて、知らないのはふたりだけ。そういうのができるガッコだし、するガッコです。まぁなんだかんだいっておもしろいガッコですね。
その後スポットの設置をしたり、蛍の光の編集をしたり、なんだかんだでワチャワチャやって、気がついたら5時をまわってます。今日もちょこざっぷは断念です。その代わりに6時まで働きますか。
ガッコにいたらいたで用事があるもので、いろいろゴソゴソやって、6時に脱出。向かうは「尹家」です。今日はstn21の会議です。とは言え、議題はそれほどあるわけではなさそうです。なので、サムギョプサルを食べながらいろいろ話。しかし何年ぶりだろ。
今度のセミナーいいものにしたいな…。

終わっていく

職朝が終わったら、支店長がやってきて、封筒をくれました。中にあったのはこれ。

合格通知です。あー、めんどくさい。つまり、毎年採用試験を受けてるってことです。そして合格しただけではだめで、次は内定通知があって、さらにガッコが決まるらしいです。これが毎年ある。再任用で働かなきゃならない国に誰がした?
ちなみに去年ももらったみたいですが、時はまさに「侵攻がはじまった日」だったみたいです。
てことで、授業。ターゲットにしてる子は今日も休みです。どうやら徹底的に逃げるつもりらしいです。まぁかなり前にケンカしたからなぁ。でも、たぶんそれだけじゃないですね。とにかく逃げるらしいです。しかたないから、もうひとりのターゲットを取り出し。でも、その周囲の子は得してるな(笑)。
もうひとつのクラスは今日が最後のレクチャーの日です。こうやって年度が終わっていくんですね。こちらは2時間連続なので、ひたすらプリントです。が、苦手な子がイマイチです。進学クラスなので、あまり追求してないんだけど、全体に「やる気」が伝播してないんですよね。集団づくりができてないんだろうなぁ。
まぁでも、こうやって年度が終わっていくんですね。
放課後、3年生の担任が数人どやどやと来て、なにやら卒業生が書いた手紙を置いていきました。3年生を担当してないから、特に何もないかなと思ったら、去年担当した子が数人書いてくれてました。うれしいな。最後にひどい点をとった子が、その友だちのせいにするネタを書いてくれてるのは、たぶん去年は集団ができてたからだろうな。
まぁでも、こうやって3年間が終わっていくんですね。
帰りにヨドバシに寄って、万年筆のインクを買いました。採点は「秋桜」を使ってますが、もうなくなっちゃったんですよね。まぁこれを使い切る前に再任用も終わるでしょう(笑)。
今日は時間があったけど、ちょこざっぷはやめときます。レストです。それでもビールはうまいに決まってる。

朝鮮人虐殺事件フィールドワーク

朝、7時に目が覚めました。スマホを見ると、どうやら昨日自撮りをしたらしいです。いったいなんのために…。
とりあえず朝食を食べましょう。が、朝食券がない。どうなってるんだろう。とりま1階に行くと本部の方がおられて、おべんとを渡されました。

本当はコーヒーとパンがいいんだけどなぁ。まぁでもせっかくなので電子レンジで温めてから、おいしくいただきました。
人権教育実践交流集会の2日目はフィールドワークです。今回は「関東大震災100年ー関東大震災直後に何が起きたか 朝鮮人虐殺事件フィールドワーク」です。
もちろん多数の朝鮮人が虐殺されたことは、授業でも話します。が、きちんと勉強はしてきませんでした。まぁそんなのでよくしゃべれるなって話ですが、きちんと勉強しようとすると、それはそれでたいへんです。なので、こういうフィールドワークはとても助かります。
ということで、バスに乗って中條さんのレクチャーを聞きます。「天災としての関東大震災」と「人災としての関東大震災」という話は、阪神淡路大震災の話でもします。が、関東大震災における人災は虐殺です。そして、それは今も続いています。もちろん人を殺しているわけではないです。でも、「それを認めない」という形で、今も続いています。
ということで、まずは横網町公園。ここで多数の人が亡くなられました。なので、ここに「東京都慰霊堂」と「東京都復興記念館」があります。そしてもうひとつ、「追悼 関東大震災朝鮮人犠牲者」という碑があります。
ただ、これらを見る前に、隣にある慈光院に行きました。ここは「震災記念」のお寺とのことです。

中で住職さんの話を聞きました。
「みなさん、震災でたくさんの人が亡くなりました。が、その人たちを追悼するだけでいいですか?」
つまり、生きている人間のケアが必要ということです。そのためにこのお寺が建立されました。中にある阿弥陀如来像には多くの震災死者の骨粉を混ぜられているんだとか。

おそらくそこには、生き延びたものと死んでしまったものをつなげる役目があるのかな。
で、東京都慰霊堂。ここには関東大震災と東京大空襲の両方の死者の慰霊をしています。まぁ「死」という意味では同じかもしれないけど、そこに至る経緯が違いますね。それを一緒にするというのは、なんとなくもやるものがあります。それは復興記念館にも通じるものですね。そして、朝鮮人を「犠牲者」としているところにも通じるものがある気がします。

ということで、「公的なモニュメント」へのモヤっと感を持ちながら、浄心寺へ。ここには亀戸事件の犠牲者の碑があります。
亀戸は労働者の街で、労働運動発祥の地と言っておられました。ここで関東大震災直後の9月4日に社会主義者や労働運動家が逮捕され、4日から5日に軍隊によって刺殺されました。浄心寺はいろいろな集会を開いたりしていた関係で、1970年に「亀戸事件犠牲者之碑」が建てられたとのことです。

梅と青空とのコラボ。

次に向かったのは荒川放水路。木根川橋と京成線の鉄橋の間に旧四ツ木橋がかかっていました。ちょうどそのあたりに虐殺された朝鮮人や亀戸事件の犠牲者たちが野焼きされ埋められたんだとか。ただし、事件が発覚するのを恐れて、直後に発掘してどこかに持ち去ったため、遺骨はいまだにどこにあるかわからないとのことです。
今は河川敷で野球チームが練習したりしています。


きっとここで虐殺があったこと、遺体が埋められていた時期があったことは知らないだろうな。でも、それはすごく大きな問題だと思います。
ちなみに、千葉の教員のかたがそのあたりの歴史を発掘されていて、「現場」がこのあたりであることを知って、堤防の下に小さな土地を買い取って「ほうせんかの家」と「追悼」の碑をつくられたんだとか。ということで、堤防の上からパチリ。

これが「碑」です。

唯一、ここだけが「加害者」をはっきりと書いてあリます。それが情けないですね。
なんでも、1923年12月15日の衆議院本会議で、ある議員が政府の責任を追及したところ、当時の総理大臣は「現在取り調べ中なので、そのうち言う時が来るだろうけど、今はその時ではない」という旨の答弁をしたんだとか。ところがそれから現在に至るまで、一度も「その時」が来ていない。どころか、このような歴史を隠蔽しようとすらしています。
なぜ「あったこと」を「あった」と言わないのかな。「ごめん」と言えば済む話です。そこからようやく前へ進める。でも、隠蔽する。戦前の話だし、政治体制は基本的には変わっています。憲法も当時とは違います。なので「過去は誤っていた」と言えば、それで済む話です。でもしない。きっとそれは、戦前から現在に至るまで、「変わっていない」と考えているからなんでしょうね。つまり、関東大震災における虐殺は、今に続いている。そんなことを考えさせられるフィールドワークでした。

ちなみに、木根川という言葉でわかるように、この少し南が木下川なんだとか。そこに皮革資料館があるということなので、行ってみました。が、日曜日なので休み。残念。でも、このあたりの「におい」がかげたのはよかったな。

で、一緒に皮革資料館に向かった熊本の方と一緒にお昼ごはん。偶然入ったお蕎麦屋さんですが、おいしかったです。もちろんビールもおいしかったです。
さぁ、あとは新幹線に乗って帰りましょう。
家に帰って体重計に乗ったら、えらいことになってました。なので、ちょこざっぷ。腹筋とかレッグプレスとかやりまくって、トレッドミルで7kmを43分36秒で走って、本日のトレーニング終了。さぁ、ビールだ!

今年は対面・人権教育実践交流集会

朝イチ、パートナーに乗せてもらって駅まで移動。さらに新幹線に乗って、東へ東へ。新幹線の中で、いきなり来年度の全外教大会へ向けたやりとりがはじまります。さらに、I田さんにおそるおそるメールしたらきっちり返事が返ってきて、こちらもやりとり開始です。そんなことをしながら、到着したのは東京駅です。今年もやってきました「日教組・人権教育実践交流集会」です。ここしばらくはzoomでしたが、今年は久々の対面です。
てことで、神保町まで歩き。2kmもないんだ…。なら、電車で神保町まで行って、朝ちょこざっぷをやってもよかったな。
会場に入ると、いつもの人々がおられます。みんな、対面なのでうれしそうです。
で、午前は分科会の打ち合わせです。打ち合わせが終わったらおべんと。

量が多い。てか、ハンバーグ、食べるのたいへんでした。
で、いよいよ集会スタート。ただ、その間もひっきりなしにメールが入ってきます。まぁええか。
全体会のメインは講演。A井さん@解放同盟全国書記長です。んー…。今の人権教育の流れと逆行する話で、おそらくそれは「今の流れは危険だぞ」という警告ではあるんだろうけど、でも、どうだろ。あと、包括的差別禁止法はインターセクショナリティとからんでくるんだけど、その話が出てこないのは少々不満かなぁ。まぁでもほんとうに活動家だなぁということを感じる力のある話ではありました。
で、分科会。
レポートは2本。1本目は東北ブロックのレポートで、アンコンシャス・バイアスに焦点をあてたものでした。なんか「全然知らない」とかいいながら、いろいろやっておられて、おもしろいなぁ。2本目は東海ブロックのレポート。実はこないだ一度聞いてます。ただ、こないだはわたしはレポーターだったけど、今日は共同研究者なので、役回りが違います。自ずと発言も変わります。しかし、質疑応答の中で
「ジェンダーという言葉をどう教えているか?」
というのがあって、答えが
「SDGsの中にビデオがあって、それを見せた」
で、なるほどなと。
わたしらみたいな人間がやると「偏向教育」とか言われそうだけど、SDGsだったら、誰も文句言えないわな。おそらく無邪気に「これ使えばいい」ってやられたんだろうけど、その結果はすごいなと思ったり。
そしてグループ討議。
今回の討議の柱が「隠れたカリキュラム」なので、少しわたしから説明。盆明け仕事のために勉強しておいてよかった…。
で、グループ討議開始。みんなワイワイ楽しそうに話しておられます。やはり対面がいいよなぁ。
で、最後に、共同研究者からのコメント。
わたしは冒頭
「みなさん、男女って性別を当然のことと考えておられませんか?でも、人を産む能力を持つ可能性があるかないかでわけるってことは、社会的・文化的なことですよね」
と言ってみました。いや、セックスとはことなるジェンダーを強調すればするほど、セックスが絶対的なものとして強化される気がしたんですよね。だから、セックスも疑ってかかることは可能なんだってことは言っておかなきゃならないなと。そのうえで、隠れたカリキュラムのレベルの話をしたりして、10分のところを少し長目に話してしまいました。まぁでも許容範囲だったかな。
そんなこんなで、分科会終了。
夜の部まで少しあるので、ちょこざっぷに行って軽く筋トレ。楽しいなぁ。
その後、ホテルにチェックインして、内部の懇親会会場へ。日本酒どうだろと思ったけど、おいしいやん。これは飲んでしまいます。さらに2軒目では泡盛です。久しぶりの○田です。おいしいな。てか、置いてるんだ。そしてなぜか3軒目。このあたりで記憶があやふやに。ただ、お寿司は食べたな。
そしてホテルに帰って爆睡です。

次を向く

朝、いつものように出勤です。昨日こもりんしてたせいか、なんとなく月曜日気分です。教科のチーフに「会議ありますか?」って聞きそうになったけど、ちがうちがうと脳内で修正。
そうだ、放送部員に卒業式予行の公欠の段取りさせなきゃ。なんか、これで3年生は完全に引退だし、いよいよ世代交代なんだなぁという感じです。てか、1年生が放課後たむろしはじめたので、よしよしと思ったり。covid-19のせいで、ほんとうに分断されたけど、こういうのは放送部員の遺伝子に組み込まれてるってことにしておきましょう。
朝イチ、昨日書いたゲンコの推敲&入稿です。
今日の授業は久しぶりに雑談しようかな。
とにかく、底が抜けてる。あまりにもいろんなことがありすぎます。入管法のことといい、軍事費のことといい、子ども予算のことといい、マイナンバーカードと保険証のことといい、首相から首相補佐官からLGBT理解増進法へと至る話とそれにまつわる中曽根発言のことといい、オリンピックをめぐる汚職のことといい。
なのに、ニュースはルフィの話でもちきりです。まぁ、強盗殺人に限らず犯罪は基本的にはアカンけど、それかと。闇バイトの話から格差社会のことへと話がうつるなら、それはそれで意味があるけど、もっと大人数の殺人強盗は起こってるし、もっと大きな金額が動く腐敗はあるけど、それは小規模なもので隠蔽される。だから、その後ろで「報道されないこと」に注意を払う必要がある。
まぁそんな話ですね。
そうそう。自衛隊の隊員不足の話からアッシュの話をしておきましょう。
そんな感じで演説をして、さてと授業。いよいよ最後の1週間。尻に火をつけたくない生徒が
「前日にやるねん」
とか言うので
「頼むし、勉強してる姿を見せてくれや」
とハッパかけ。
そんな授業の他の時間は明日のゲンコ読みと、次のゲンコのことです。
まずは明日のゲンコ。うーん、おもしろいし、一生懸命しておられるんだけど、なにかが違うんですよね。それを的確に指摘したい。欲張りすぎなのかなぁ。あとはインプットとアウトプットがはっきりしてるのか。なんかPDCAという感じです。ほんとにそうなのかなぁ。そしてなにより、性別二元論というか本質主義というか、そういうのにドカンと座ってる感じです。なのに、そこにたまにLGBTQが顔を出す。そのアンバランスさがモヤモヤするところかな。
例えば子どもたちに人型の塗り絵に色を塗らせる。すると、子どもたちは男の子には青色、女の子には赤色を塗る。それに対して、「子どもたちはジェンダーバイアスを内面化してる」と判断する。ほんとにそうなのかなぁ。子どもたちは青色を塗ることを通してその人型を男の子に表現し、赤色を塗ることを通してその場で女の子を構築してるんじゃないかなぁ。そしてそれは、そういう教材を与えることを通して二分法的な性別をすでに教員がその場に持ち込んでるんじゃないかなぁ。つまり、教員と子どもはその時その場において二分法的なジェンダーを共同でつくりあげてる「共犯関係」ってことになるんじゃないかなぁ。
であるならば、それをいかに脱構築するかってことになるのかなぁ。知らんけど。
で、ゲンコ読みが煮詰まったので、お次はゲンコ書き。昨日は「ほぼできている」って書いたけど、読んでみたらぜんぜんできていませんでした(笑)。でも、イチから書く余裕はありません。ただ、わたしを指名されたのは理由があるはずで、それはすでにわたしが何らかの形で必要なことを書いていることをオファーした人は知ってるからなんでしょうね。
であるならば、それはおべんきょ成果の中にあるはずだし、さらに言えば「あの3本」の中にあるはずです。
てことで、久しぶりに読み返してみました。
おもしろいな。読み物として(笑)。
書籍化へ向けてモチベーションがあがります。もしかしたら、今書いているのと書籍化は、出口が少し違うだけで、両方を同時で深める形でいけるかもしれません。
で、退勤。今日は新しくしたプリンタのセットアップをしなきゃならないので、ちょこざっぷはお休み。
なんか、サイトにアクセスしたらそれで終わるって、時代は変わったなぁ…。

とにかく最終回

今日は休日。とは言え、主義主張的には勤務しなくちゃならない日です。が、勤務なんかしてるヒマはないです。というか、いつから土日休日を休まなくなったんだろう。まぁ、用事がある日もありますが、何も用事が入ってない日は、ひたすらゲンコのことを考え書いています。それもまた、というか、いまやそれこそがわたしのworkなので、結局賃労働とworkをあわせると、休みはないということになりますね。まぁでもそれがおべんきょってことなんでしょう。
なんか、父親が定年になった時に
「ようやくこれで好きな研究ができる」
って言ってたことを、いまさらながら思い出します。もっとも、わたしはまだまだ賃労働をしなきゃならんらしいですがね。
それでも非勤務日は寝坊ができます。とにかく寝坊しましょう。そしてのろのろ起き出して、朝ごはんを食べたらPCに火をくべます。
今日のタスクはこれの最終回のゲンコです。
しかしjaseに書かせてもらって、もう何年だろ。まずは2年。そして3年。インターバルがあって、その後7ヶ月。そして2年。7年半か…。まぁわたしの駄文を、それでもおもしろいと思ってもらえるからかな。たぶん、少し芸風が違うのが大切なのかも。ちなみに、個人的に好きなのは「つれづれ日記」かな。その時の時代背景もわかるし、わたしがおべんきょの世界に入る前なので、文章も違います。自分で言うのもアレですが、なんか、初々しいというか瑞々しいというか。
まぁそれはおいといて、書きはじめます。書かなきゃならないことは、すでに先月書いています。そして、先月の時点では書くことはわかってました。ところが、いざ書くとなると、文章が出てこない。というか、何を書けばいいかわからなくなります。メモはしてあるけど、それらがつながらない。
しかたないから、ちょこざっぷに行きましょう(笑)。
てことで、レッグプレス55kg15回+腹筋マシン10回を5セットやりました。

その後、今日はロードを走りましょう。久しぶりに走るロードは気持ちいいです。トレッドミルとはスピード感が違います。久しぶりの平坦路です。何キロにしようかな。最低が6kmです。そこから7km8km9kmとコースがあります。走りながら迷ったけど、久しぶりのロードなので7kmにしましょうか。
てことで、6分09秒→5分57秒→6分04秒→5分57秒→6分06秒→5分57秒→5分48秒で、7.1kmを42分42秒。アベレージはジャスト6分00秒。速いな。
しかしいったい、なにをめざしてるんだろ…。

帰ってきて昼ごはん。
そして再びゲンコと向き合います。んー、なんか、前に書いた文章を持ってきたんだけど、乱暴ですね。あれはやめましょう。もっと自分の実践に引きつけて書きましょう。
そういや、あいつのこと、どこかにかいてあるかな。1993年のフォルダに入ってました(笑)。
そうやったなぁ。そうやったわ。いま、みんなどうしてるかなぁ。幸せに過ごしてたらいいなぁ。
そんなふうに自分の実践を書き並べていくと、気がつくと今朝PCに火をくべた時の文章はほとんど消えてました。
とりまひと通りできたところで、気分転換に再ちょこざっぷ(笑)。上半身を鍛えましょう。てことで、まずはショルダープレス。15kgあがるかと思いきやまったくあがらず5kgを15回がやっとです。ラットプルダウンコンバージングは10kgを20回。これを2セットで満足しました。
帰ってきてから推敲です。必要なところを書き加えて、あふれた文字数分削る。ダメダメ先輩にpdfを送るとアドバイスが返ってきました。ありがたい。てか、きっと忙しいだろうに申しわけない。
そのアドバイスをとりいれて、さらにリライト。ふむ、できたかな。
これで詰まりがとれました。次は3月末〆切のゲンコですね。これもまぁそこそこできてるので、背骨を矯正したりしながら、全体を整えていけば、自ずとゴールは見えてくるはずです。
あとはビールだ。
と、気持ちよく夜を過ごしてたら、しまった、zoom会議を忘れてた(;_;)。ごめん。

大前提と現実解

今日は午後から合格発表なので、短縮45分の4時間授業です。実は5分短いと、けっこう急がなきゃなりません。自分が問題を解く場合はいいんだけど、生徒を当てて黒板に書いてもらう場合はたいへんです。まぁでも、授業時数的にはまだ大丈夫なので、なんとかなるか。
で、イマイチピリッとしないクラス。こちらは今日が講義形式の最終授業です。やはりピリッとしません。が、ピリッとしないことを嘆く発言をしたら、こないだおいたをした子がなんとなく反応しました。こういうところ、きちんとこちらを見ているんですね。ちなみにこの子は、実はピリッとしています。ピリッとしないというのは、どちからというと無気力な感じ。そして、そういう子は、やはりピリッとしません。今年度、滑り出しは決して悪くなかったけど、なんだかなぁ。でも、もしかしたら、わたしの要求が高すぎるのか?でも、要求を下げるのもアレやしなぁ。
そんなことを考えながらも、講義が終わって、あとはプリント学習。ほとんど子が勉強しています。まぁいいでしょう。が、やらない子がいる。うーん。
で、授業が終了。
荷物をおいたら、そのままガッコを脱出です。駅まで走って電車に乗って、乗換駅で再び走って、たどりついたのは神戸駅。ここからタクシーに乗って、到着したのは2ヶ月前に行った町の中にある大学です。今日はこちらのPDなんだとか。
到着したら、まずは機械のセット。ほう。ATEM使ってるんだ。じゃぁハイブリッドも安心ですね。てことで、わたしがやったのはHDMIケーブルを挿すだけです。
で、学長応接室へ。イヤだなぁと思ったけど、入ってこられた学長さんがフランクな方だし、副学長さんは知りあいだったりして、さほど緊張もせずにしばし雑談。
で、お座敷です。みなさん、けっこう真剣に聞いておられます。なんでも来年度共学になるとのことなので、かなり喫緊の課題なんだろうな。でも、わたしは「支援」とか「配慮」の話はしないので、期待に添えるかな。いや、「支援・配慮」をするためには、その前に全体的な構造を踏まえ、大前提の話を知って、その上で「現実解」を探るというのが大切だというのが、基本的なわたしのスタンスなので、それでいいでしょう。そして、大学の人ならそれはわかるはずです。
それにしても、小ネタにいちいち反応してくださる方がいて、これがうれしい。ただ、90分は厳守なので、ミッション3を大幅にカットしたものをつくって、それでも80分ばっかかけて終了です。
質疑応答では、やはり現実解の話が出てきます。これを待っていました。でも、大前提を踏まえた上での現実解ですから、おそらく納得してもらえる。終わってからもいろいろ前に来られて、極めて現実的かつ原則的な話をしていました。
しかし、副学長さんがいい。さすがはここの元校長さんです。例えば宿泊行事の際、「みんなに懸案事項や留意事項をたずねているんだから、その一環としてとらえればいい」と言われます。それです。トランスの子だけにするのではなく、すべての子がさまざまな事情を持っていて、トランスもそのうちのひとつと考える。まずはこちらがそういう姿勢を持つことが大切だということを、ふだんから考え実行されているんでしょうね。だから、この瞬間にそれを言われる。そしてみんな納得し安心する。そういう教職員集団なんですね。
いいなぁ。
ちなみに、質問された方の弟さんがわたしの勤務校出身だとか。まいったな…。
ということで、再びタクシーに乗って神戸駅へ。すぐにやってきた電車に乗って、1時間ちょいの旅を過ごして、さぁ帰りましょう。今日は疲れたからちょこざっぷはなし。それでもビールはおいしいはず。

今年はよかったんじゃないかなぁ

朝起きると屋根に雪が積もっててびっくりです。今年は雪が多いなぁ。
今朝は入院前の検査のための病院です。入院と言っても、骨折あとのプレート抜きです。いわゆる抜釘ってやつです。この「抜釘」って読めないんですよね。
てことで、待ち合いの間は校正です。
その後、診察→血液検査→血栓関係のエコー→心電図→レントゲンとひと通りやりました。このあたりは1ヶ月以内のデータでいいらしいです。ちなみに、肺活量とPCR検査は当日やるとのこと。
しかし、血液検査で針を刺されたとき、なんか、嫌気が差しました。これまでの人生で何回身体に針を刺したかなぁ。そして入院したら、また点滴とか血液検査があります。もう、飽きた。
で、診察のあとは入院の説明。
「もうご存知だとは思いますが…」
はい、知ってます。4度目です(笑)。今回を最後にしたいな…。ちなみに、病室についてはいつもの会話。
そうそう、虹色ダイバーシティの動画で「お世話になってる」と言ったのは、この病院のことです。
で、診察が終わったら移動開始。午後は出張です。
京都府立・京都市立・私学の進路担当と人権担当の合同研修会です。例年、ここでのレポートは「うーん」と思うのが多いけど、今年はよかったです。おそらく、それぞれの学校が自分の置かれた状況の中で工夫して、進路保障のとりくみをしておられる感じです。もちろん「置かれた状況」の中には経済的に豊かな家庭の子が来る高校と貧困家庭の子が来る高校みたいなのはあるんですが、そこに優劣はつけないことにしましょう。豊かな家庭の子が集まる学校に「フリーダムさ」を見て、ほんの少し「うらやましさ」は感じるものの、貧困家庭の子が多い学校でしか経験できないこともあるよなと思ったり。まぁでも、そういう意味では、後者のとりくみから学ぶことは多々ありますね。
そんな感じで、紛糾もせずに研修会は終了。

家に帰って着替えて、今日もちょこざっぷです。
昨日はなにをどうすりゃいいのかわからなかったけど、今日は出張の往復に少し調べたので、それを試してみましょう。
とは言え、腹筋マシンは工夫もへったくれもありません。ひたすら腹筋です。10回もやったらピクピクします。そしてレッグプレス。こちらは55kgのウェイトをつけて15回。まだまだいけるけど、そういうトレーニングをしたいわけじゃないですからね。この腹筋・レッグプレスのセットを3セットやりました。そしてトレッドミル。ゆっくりからはじめて、はじめの5分で少しずつあげていきます。しかし、なんか、距離とタイムがあわない感じです。試しに3kmから4kmを6分30秒でセットしてみました。ちょうど22分10秒からスタートしたので28分40秒になるはずです。ふむ、なった。ここからは6分にセットして6kmまで走りましょう。しかし、一番大きなスペースをとってる楕円はなんだと思ったけど、これ、400mトラックだったのね。2.5周で1km。5周で2kmか。これとペースと時間を見れば、ペース管理ができるのか。
最後はクールダウンを5分やって、ストレッチで、本日のちょこざっぷ終了。
しかし、腹筋がずっとポカポカしてる。これはダイエットにいいな。

ハムスターになる

今日は月曜日だけど木曜授業らしいです。ちなみに、わたしの授業のコマ数には変化なし。
しかし、今年度は木曜日の休み&行事が多かったってことですね。ハッピーマンデーよりも多かったんだ。
今日はキリなので、プリント学習です。それにしても、やっぱりピリッとしませんね。
「おれ、赤点はとらへんし」
とか言ってる子がいます。その子が赤点とるとは思ってません。そういうところで考えてるんじゃない。
なんでなんだろ。
もしかしたら、赤点で脅されてきたから、そうでなければ別にいいってことなのかな。より高い世界を見るってことは考えてないんですね。
より高いところって、おもしろいんだけど、それなりに負荷をかけなきゃならないから、そんなのはゴメンなのかな。
とにかく、なんだかなんとなくだなと思いながら、それでも1日は終わります。
今日は帰ってからやろうと思ってることがあります。この間会員登録したちょこざっぷに行こうかなと。
てことで、家に帰って準備して、最寄りのちょこざっぷへ。中に入ると先客はおひとり。どこからやろうかな。やはり走るか。
てことで、トレッドミルに乗ってみました。
わからん。速さはこんなのでいいのか?いや、遅いな。まぁええか。少しずつあげていきましょう。10分たったところで時速7キロくらいにあげます。てか、時速がわからん。基本的に/kmで考えてるからなぁ。と思ったら「ペース」という表示があるのに気づきました。これか。てことで、20分たったところで6分30秒にあげて、30分たったところで6分にあげてみました。で、40分走ったところでクールダウン。5分ほど散歩して、トレッドミル終了。
さて、レッグプレスをやろうかなと思って振り返ると、お客さんが満員でした。なので、しばし待って、腹筋マシンで10回ばっか腹筋をやって、レッグプレスがあいたので30kgで30回ばっかやって終了。小一時間のトレーニングでした。
しかし、トレッドミル、早く時間が過ぎる気がするけど、まぁハムスターみたいなもんですね。それでも、寒かったり暗かったりして走る気が起きないときは、まぁいいかな。
今日はビールがうまいことでしょう。

先輩がいた(笑)

今日は兵庫県中部の町でお座敷です。いちおう午後のお座敷ですが、片道片道2時間ちょいかかるので、朝からスタートしなきゃなりません。が、眠い(笑)。当たり前です。昨日の行動は今日のことを考えてませんでした。
とにかく8時過ぎにのろのろ起き出して、朝ごはんを食べて準備して。10時過ぎの新快速に乗って加古川から加古川線です。
眠い。
それでもおなかが減ってきたので、昼ごはんのおにぎりをぱくつきます。バッハの無伴奏チェロ・ソナタがいい感じにマッチします。
そして降りたのはN脇市駅。迎えに来てくださった方は
「遠いところを」
って言われますが、ちょうどいい旅気分です。てか、
「おとつい東優子さんが来られて、講演の中でいつきさんの話をされました」
とか言われてビビるなど。さらに
「話、おもしろいですよ」
と、ハードルを上げられたんだとか。ひぃ。
会場に着いて、控室にいると、いろいろあいさつに来られます。
「忘れておられるかもしれませんが、三田に来ていただいて」
覚えてますよ。てかこれを忘れるはずがないです。すると、Nさんも、やはりさっきの出来事を覚えておられたみたいです。まぁマニアですね。そこからIっぽくんの話が出てきたりして、懐かしかったなぁ。
と、今回声をかけてくださった方が来られて
「前に来ていただいて…」
へ?いや、N脇市駅に降りたのは、たぶんはじめてだけどなぁ。
「10年くらい前で」
うがー。たいてい覚えてるけど、おかしいな。あとで探したら来てました。どうやら前回は福知山線で来たみたいで、加古川線に乗ったのがはじめてだったのが覚えられなかった原因のようです。どうやら路線とか駅と結びついてるらしいです。
さて、そろそろお座敷がはじまるなと思って会場に向かうと、担当の方に呼び止められて、何かと思ったら
「市長さんです」
とのお言葉。へ?若いなぁ。というか、普段着です。そういう人なのね。なので、プロフィールを検索。
大学の先輩じゃん。しかも、ひとつしか変わらない。てことは、つかみはこれだな。
てことで、お座敷開始。今日はミッション4です。自分のライフストーリーを話すのは、けっして楽じゃないけど、いまだニーズがあるんですよね。
で、大学のところまで来たところで
「市長さん、これ、M前です」
というと、納得された顔をされました。M前は、かつては学友会がバリケードをはってたところなので、当時の人ならそれと結びついて記憶してるはずです。
まぁそこからしょーもない話が続いて、やがてなぜかセクシュアリティの話へとなだれこんでいきます。
みなさん、いろいろ身体に動きがあるので反応しておられるなと。まぁ「間」がないから笑いにくいのか。それでも、たまに「間」をつくって笑っていただきましょう。
そんなこんなで、エンディングへ。今日はどこまで話そう。やはりライフストーリーの後半も話そう。てことで、5分だけいただいて終了。
市長さんの反応が気になります。すると
「懐かしかったです。ぼくも運動してました。田辺移転反対とか」
マジかよ(笑)。ガチの先輩ですがな。まぁわたしは学園闘争はそんなには加わってなかったけど、界隈はウロチョロしてましたからね。
それにしても、今回は10年前のお座敷を覚えてくださってる方が「もう一度聞きたい」と言われて呼んでいただけたんだとか。わたしの話に価値を見出してくださってるのが、とてもうれしいですね。
てことで、駅まで送ってもらって、1時間に一本の電車に間にあって、帰途につきました。
ここから2時間の旅ですね。今日はビールを買うヒマがなかったけど、まぁいいや。これで飲んだら寝ちゃいます。帰りはゲンコのことを考えることにしましょう。