遅々と進む→やはりおもしろい

とうとう今日から3学期がはじまってしまいます。
そう言えば、2学期制のガッコって、今どれくらい残ってるんだろ。なんか、草木がすべてなびいた時があったけど、まぁ日本の学校制度なんて、はやりで動く展望のないものというか、壮大な実験台というか、そんなのだから、また変わってるのかな。
てことで、職場に着いたら、とりま朝ごはんを食べたり、朝のメールチェックをしたり。職朝の行きがけにスタジオ代わりの教室見たら、いろいろセットしてあったので、他の人は朝イチやってたのね。でも、そんなに早くやっても意味ないと、わたしは思ってたり。いや、今回はスイッチャー出してカメラ2台体制でいこうと思ってるけど、そんなに時間はかかりません。
てことで、開始20分前にはセット完了。
で、始業式はつつがなく終わりました。まぁでも、スライド使って式辞をやるようになったので、あとあと知らないぞ。
あとは、特に何もありません。何しろ今日は出張のない火曜日です。なので、好きなことができます。ほんとは書籍化やりたいけど、急ぎのゲンコが出てきたので、とりまそちらをやりましょう。文献読んで、「はじめに」読んで、「語り」を読んで、その間を埋めていきます。んー、しかし、ここを書くのは苦手です。まだまだ勉強が足りません。でも、これが書けるようになったら書籍化にも役に立ちます。
そんなことをやってたら、今度講師を頼んでる人がすんごい勉強熱心なことがわかって、そのお手伝いをしてみたり、今度の研修会の相談に乗ってみたり。
で、気がつくと出なきゃならない時間です。
職場をあとにして、夜の仕事に向かいます。いつもかなり早めに着いて、いろいろチェックしたりプリントアウトしたりしています。で、早めにおべんきょ場所に行くと、英語の勉強してる学生さんがひとり。いろいろ話をしてみたり。
で、夜の仕事開始です。
まずは「板書苦手です」と宣言した上で板書に挑戦する学生さんからです。
とにかくみなさん、つかみがうまくなってます。答えがわかりそうでわからないクイズからスタート。実はこれが壮大な前フリになってることが、最後になってわかるという仕掛けです。あとのコメントで、そういう授業をしたいと話しておられました。そういう授業をするためには、それだけの下調べはもちろん必要だし、そういう組み立ても必要です。さらにプリントにもふんだんに書き込みができるスペースを確保して、「自分のプリント」をつくることができるようにしたんだとか。ほんとにいいですね。
ふたりめの学生さんは、あえて「スライドを使います」とのこと。やはり地理は写真をふんだんに使ってイメージさせたいとのことです。なんとなくスライドを使うんじゃなくて、目的を持って使うのはありでしょうね。ちなみにこちらも答えがわかりそうでわからないクイズからスタート。そして、橋と、その橋がつないでいるふたつの地点をしっかり押さえて、さらに橋によって人々がどう移動しているかをみんなに考えさせるという構成です。データを渡して考えるというやり方は、まさに今ふうですね。そう言えば、どの学生さんもディスカッションの時間をふんだんにつくられます。高校あたりだとなかなか難しいかもしれないけど、おそらくはそれを繰り返しやっていたら、きっとやるようになります。
てことで、今回もメッチャおもしろい授業を見せてもらえました。
で、家に帰って晩ごはん。
晩ごはんが終わったらzoomの会議。ずっとサボってたのにシームレスに混ぜてもらって恐縮するなど。それでも発言権をもらえて発言したり。あっという間の2時間が過ぎて、終了は11時過ぎ。さすがにガマンできずに最後はウィスキーをチビチビやったけど、疲れました。
てことで、もう一杯だけ呑んで、さぁ寝ましょう。