そして今年もやってきたLL

朝、職場に着いて朝ごはんを食べたら、さっそく準備を開始です。D-sub15を用意したり、HDMIケーブルを借りてきたり。はたまたPCを応接室に持っていったり、とにかく準備です。
そして1時間目は授業。今日はプリント学習です。簡単なプリントだから、3枚出したけど、2枚でやめてしまう生徒がいますね。最後までしがみついた子の勝ちなんだけどなぁ。
お次の空き時間で視聴覚教室の準備です。とにかく、この手の準備をしておかないと、直前にやるとろくなことがありません。
そして授業。ベクトルは淡々と進んでいきます。
4時間目、再び準備です。空き教室にマイクセットを運んだり。そしておべんとです。今食べないと、あとはずっと食べる時間はありません。食べ終わったらお迎えです。
今回はS納さんがお休み。9冊体制です。駅に着いたらみなさんやってこられました。それにしても、Rぽたん、体調が悪そうです。大丈夫か?
そんなこんなで応接室に全員集合。少しパタパタしたけど、無事、今年度のリビングライブラリ、スタートです。今回はおふたり「本」が入れ替わりました。なので、わたしはそのおふたりを聞くことにしましょう。
まずは「福祉について考えていき隊」の切り込み隊長Tさんです。てか、この結成の日に来てもらうかなと思ったのでした。
で、読書スタートと思いきや、PCをプロジェクタが認識しません。HDMIケーブルがあかんのか?交換してみましょう。が、ダメです。うーん…。そうだ、アナログでつなごう!つながりました。
で、スタート。Tさんはうちのガッコの卒業生なので、そんな話から。そして「福祉」という仕事の紹介。そこから発達障害の分類へと。と、「実は、こんなの現場では意味がない」と、バッサリ。大切なのは「相手のことを知る」ことだとされます。そこから出会ってこられた入居者のみなさんの話。
うーん。インパクトが薄いな。じゃ、質問で深めましょう。
「あの、電車の中でたまに大声出してる人、いますよね。本人しかわからないのはそうなんでしょうが、どういうことを感じておられると思います?」
こういう問いを出すと、そこへの返事がいい。うれしいんだけど、それを表現するのが苦手だから声を出しているのかもしれない。あるいは、電車は好きだけど、音が苦手で、一生懸命自分をなだめているのかもしれない。おそらく、いろんな入居者さんのことが頭の中にあるんだろうな。
「じゃ、こわくないんですね?」
「こわくないです」
終わったあと、少しだけ、お願い事をしておきました。
第2セッションはKさん。Aっちゃんと入れ替わりです。こちらは少しだけ自分の話をして、あとは質問タイムをとられました。
とにかく赤裸々な話に応える子たちで、その問いとからめて少し深めた話をつけ加える感じです。なので、質問。
「なぜゴムをつけるんですか?」
「感染症予防のためです」
隣の体育の教員がめっちゃうなずいていました。
「カミングアウトしていない状態とカミングアウトしている状態は、どっちが楽ですか?」
「自分の場合はカミングアウトしている状態ですね」
「それって、カミングアウトしていなかったら異性愛者として扱われるからですか?」
「そうですね」
みたいな。
基本的には、質問は生徒に聞かせたい内容を出します。あたりまえですが。
そんなこんなで、今年のリビングライブラリも終了。あとは、仕分けタイムを経て、いつもの反省会です。
今年は若い衆が来てくれて盛りあがりました。が、トラブル発生。放っておこうかと思ったけど、責任者としては介入せざるを得ませんね。なので、しばしケンカ。まぁええか。
そんなこんなで、ホットな反省会、終了です。なんか、クールダウンがしたくて、コンビニでチューハイを買って、駅で飲みましょう。と思ったら、先に帰ったKさちゃんRぽたんが駅にいます。そうか、エレベーターの修理中で、前の電車に間に合わなかったのか。
てことで、駅員さんに「国鉄の方がいいですね」とか、わけのわからん話を笑顔でからんで、ごめんなさい。その後、みんなで2次会です。

ごめんなさい。
そんな感じで、支離滅裂な終わり方をした、今年のリビングライブラリでした。
みなさん、これに懲りずに、来年もよろしくお願いします。