学園ものにあふれてる

今日の授業は3コマです。うちひとつはプリント学習です。なので、いつもの通り「放牧状態」です。昨日少しプレッシャーかけたし、最初にそれを思い出してもらうためのひとことを言ったからか、今日は少しはピリッとしてますね。
ただ、一番気になってる子がダメです。明らかに遊んでる。30分くらいしたところで、その子のグループに近づきました。すると1問もやってない。しかも向かい側の子はそこそこやってます。なので
「こいつが数学やりたくないのは当たり前やねん。なんでお前ら、それをほっとくねん。なんでお前は解いてるのに、こいつは1問も解けてへんねん。おかしいやろ。なんで教えへんねん。それでも友だちか」
と雷を落としました。すると一番気にしてる子が
「この子ら教えてくれてるねん。やってへんのは、わたしが悪いねん。この子ら、怒らんといて」
と抵抗をはじめました。なので追い打ち。
「遊んでたやんか。明らかに数学解いてる空気と違ごたで」
「そんなん、センセイの主観や」
「んなもん、わかるわ」
「とにかくわたしが悪いねん。この子ら怒らんといて」
傍からみたら「なにやってんねん」状態ですが、神輿を担いでいる側としてはおもしろい。
「わかった。それだけ言うなら、ちゃんとやれ」
とだけ言って離脱。
とにかく問題を解いてくれることです。でも、自分を追い込めない。どうしても逃げてしまう。それを責めたくはないです。それくらいに数学に痛めつけられてきた。だから、逃しちゃダメなんです。それはわたし(たち)が負うべき責任なんです。だから、学園ものみたいなことをする。
あとのふたコマは加法定理。おもしろくないです(笑)。公式を紹介して「あてはめろ」と(笑)。それでも苦しんでる子がいます。まぁしゃーないです。
そんなこんなで授業は終了。
あとは来年の仕事のための書類をつくってみたり、はたまたゲンコを考えてみたり。こういうのがなかったら余裕があるんですがねぇ。でも、あることはありがたいのかもしれません。
放課後、同好会をつくりたいという教員が来て、若い衆と話してます。若い衆は厳しい言葉を言いながらも精一杯のエールを送ってます。が、そのエールが届かない。ここでも学園ものです。と、生徒会選挙のことでいろいろ話。ここでも学園ものです。
まぁたぶんいい職場なんだろうなぁ。