少し動くこととか

なんで今日が休みじゃないねんと思いながら出勤。まぁでもほんとうに試験直前なので、完全にプリント学習です。ようやく質問に来るようになってきたし、まぁそんなもんかな。そうそう、片方の「ヤバイクラス」では、プリントを配りながら「◯番はmustな!」とか言ってたんだけど、ダメだなぁ。
で、子どもたちがプリントをやってる間、わたしは官給品のipadでゲンコを書いてみたり。どうも使い勝手がよろしくない。でも、PCを持っていくよりは楽かな。
授業が終わったら、ふと思い立って、これの調査協力者のみなさんにメールです。内容は、お礼と「名前」のこと。なんか、書籍化するにあたってイニシャルはなんだかなと思っていて、やはり名前がいいなと。どんな名前がいいかみなさんに問い合わせです。結果、ほとんどの人がふだん呼んでいる名前でかまわないと(笑)。でもまぁ、そういうものなのかもしれないです。わたしも実名を選択しますからね。
まぁでも、こうやって動きはじめたので、ほんとうに動きましょう。
で、事務室に行くと『シモーヌ』が届いていました。高井ゆと里さんが書かれた文章の中に、このブログが引用されているので送っていただけました。twitterで見て、マジで読みたいと思っていたのでうれしいです。さらに引用されていると知ったので、もっとうれしいです。
読んでみると、「執拗な現在の記録」とありました。たしかに…。
実は、わたしはトランスの人の日記を読むのが苦手です。それは、いろんな心の揺らぎとかに共振してしまうからです。わたしは…。ただひたすら、その日あったことを書く。その日考えたことを書く。その日思ったことを書く。それをmuchan時代からだと19年。タグ打ってた時代からだと20年。ずっと書いてきました。すでにわたしのブログには、他のみなさんのような「トランスについて」の文章はほとんどないと思います。それだけの「深み」はない。ただ、日常があるだけです。
高井さんにお礼のメールを送ると返事が返ってきました。
「十年以上もブログを続けて、生きた記録を残してくださっていること自体が、後進のトランスたちにとって希望の糸になる」
という一文がありました。もしもそうなら、うれしいな。
この場を借りて「勝手に引用してすみません。でも、ありがとうございます」。