これが最後かもと思う

今日は某人権教育研究会の大会です。ほんとはF川さんの講演があったはずなんですけど、このご時世なのでなし。残念です。ただ、F川さんの思いを伝えたいと思ったので、「かば」のTシャツを着て参加することにしました。赤いから目立つな(笑)。
てことで、午後の分科会だけです。講演と分科会とどっちが大切かというと、どっちも大切ですね。そりゃ記念講演はおもしろいし勉強になります。でも、レポートは「生モノ」です。
とりま、会場に到着して、まずはおべんと。

向こうに見えるは天橋立です。京都府南部とまったく風景が違います。風景が違うということは文化も違うだろうし、人のものの考え方も違うんでしょうね。まぁなにより海があるからなぁ。
そんなこんなで分科会スタート。今回はトランスの子どもについての実践があるらしいので、その分科会に参加しました。
まずは中学校の人権学習のとりくみです。いい感想文が出てきてます。きっと分厚いとりくみをしてはるんでしょうね。なので、そのとりくみを引き出す質問をしなくちゃ。と、優しい気持ちで参加してるのに、いつもわたしに「ツッコめ」と言う人が、自分でツッコミいれてはりました。かわいそうに(笑)。で、そのレポートが終わったら出ていかはりました。なんやねん。
お次は小学校1年生対象のとりくみのレポート。もう、完全に別世界です。別世界なんだけど、「おおきなかぶ」でおじいさんが育てたかぶに対して「価値がある」としているので、そればかりはなんだかなと。とおもったら、別の人も同じことを考えておられました。まぁあたりまえか。
最後はお待ちかねのレポートです。まぁ、わたしのテイストではないです。でも、一生懸命とりくんでおられます。ただ、一生懸命とりくんでおられるからこそ、「ん?」と思うところが出てくる。なので、そんなあたりを少しだけ質問。
そして総括討論。まぁ好き放題話をしたのですが、ある人が「差別に負けない子どもと、当事者ががんばらなくていいというのは、矛盾するのでは?」みたいなことを言われたので、ここは補足しなくてはと。
「差別に負けない子どもっていうのは、差別に出会ったときにへこたれない子どもってことです。もっともへこたれたときは死んでしまう。そうはなってほしくないってことです」
という補足を具体令を交えて話しました。
まぁ、みんな若いからなぁ。てか、わたしが最高齢か?そして、これが最後かもしれないと思うと、いろいろ感慨深かったりしますね。
そんな感じで大会も終了。少しさびしいな。