久しぶりの生音

朝、とりあえず感想文の入力です。音声入力えらい!早い!不正確だけど。
で、残り1クラスだけまだ感想が出ていないので、もらいに行ったら「すみません、まだ感想文を書いてもらってないんですよ」とのお言葉。まいったな。早く子どもたちに感想を返したいんだけどなぁ。そのために、先週必死で読んで入力したんだけどなぁ。もしかしたら、それで来年度の仕事のための書類を書くことができなくなるかもしれないってところまでがんばったんだけどなぁ。
でも、しかたないです。人権学習に対して、そういうこだわりを持っているのは、わたしのこだわりですからね。他の人には強制できない。
てことで、昨日少しは進めたゲンコの続きをしますか。昨日、あらかたできたので、今日は文字の調整だけです。あーしてこーしてこーやったら、いちおう収まりました。うーん、もともと書こうと思っていたことと少しズレたけど、まぁいいか。まだ先は長いです。
ちなみに、今号は「92年度卒業生」さんに登場してもらいました。あの人、とても鋭いんですよね。そして、よく観察している。んー、ここ読んでるかなぁ。まぁまたメールしましょう。前のメールのやりとり、返そうと思ったままになってるからなぁ。

授業の方はと言うと、片方のクラスは試験範囲+αを終えたので、今日から「取り出し」です。「取り出し」のポイントは、プライドを捨てることです。もう少していねいに言うと、数学が苦手である自分を受け入れることです。そういう自分を受け入れることでレジリエンスが生まれる。それが点数へとつながります。
知らんけど。
でも、前回すんごい点数をとった子が、教科書の問題をすらすら解いてたから、まぁええんとちゃうかなぁ。これがテストの点に結びついたらいいんですけどね。

で、午後に年休をとって大阪へ。
今日は友だちのY子ちゃんがオーケストラをバックに歌います。大阪は、今となってはちょっと遠いけど、せっかくの機会だから行くことにしました。
感染対策をとっているとのことで、えらいものものしい消毒とかしてますけど、指定された席は超過密なところです。いや、隣の席をあけないんだ。でも、中央の前の方だから、メッチャいい席です。ありがたい。
やがて開演。まずはオーボエの「A~」からです。チューニング聞くの、好きです。なんか「はじまるなぁ」という感じ。そして、チューニングは生じゃないと聞けない。そしてオープニング。
いいなぁ。もともとオーケストラ好きですからねぇ。それにしても、ほんとうに久しぶりの生音です。いつ以来だろう。大学の頃かなぁ。いや、ここに所属していた頃かな。そういや、ここのステージに立ったことあるわ。そういや、ブラームスの「ドイツ・レクイエム」の自分のパート、全曲暗譜したなぁ。
そんなことを思い出しながら、しばし音の世界にひたるなど。
なんだろう。周波数特性とか、そういうことを考えなくてもいいですね。これが音なんです。それがコンサートですね。そして、残響がいい。
やがて、Y子ちゃんの出番です。選曲は「恋とはどんなものかしら」です。モーツァルトの「フィガロの結婚」ですね。好きなオペラです。そして、この選曲、Y子ちゃんらしいです。少し線の細い声だけど、すんごい透明感のある声ですね。ヴェルディなんかにはあわないけど、ドイツ・オーストリア系の音楽にはぴったりなんじゃないかな。
その後、なかなかな迫力の方々が登場。ガタイがいい。ソプラノはガタイがよくないと歌えないからなぁ。Y子ちゃん、華奢だから、タイプが違いますね。で、ガタイがいい人は、やはりイタリア系ですね。なんかもう、張る張る。だんだん疲れてきます(笑)。
第2部はボーカルの人も出てきます。マイクを通した声に少し違和感が出てくるのが、こういうコンサートなのかな。ちなみに、スピーカーはElectro Voiceです。やはりいい音ですね。
で、第3部。再びY子ちゃんが登場。今度はヘンデルです。ホッとします。やはりこういう感じがいいなぁ。
で、最後の人は、プロフィールを見ると、ガチの感じです。で、歌いはじめられた瞬間、「やはりガチだわ」と、すぐわかりました。いや、すごい。でも、ヴェルディは強烈ですね。
まぁそんなこんなで、あっという間の3時間でした。てか、3時間をあっという間に感じたんだから、やはり楽しんでいたんだな。なので、こんな機会を与えてくれたY子ちゃんに感謝の夜でした。