今日もある種歴史的やな

ある種歴史的な日が半年くらい前にありましたが、今日は「希望の家カトリック保育園」でお座敷です。これもまた、ある種歴史的な日です。ちなみに、もともとは1月にやって、そのまま「旗開き」→「玖伊屋」の予定でしたが、インフルエンザで見事に崩壊したのでした。なので、今日はその代わりの日です。
とはいえ、とにかくしんどい。のろのろ起きだして、ゴロゴロ。昼ごはんはパートナーがパスタをつくってくれたので、猫の額で食べました。

子どもたちは買い物→「日本一」に行くとかで、久しぶりにパートナーとふたりで昼ごはんです。うん、優しいお味です。おいしい。その後、一緒に台所の片づけをして、出発です。

希望の家カトリック保育園の現在の園長さんは、叶さんです。叶さんとのつきあいは、大学時代にさかのぼります。たしか、「金大中助命運動」を一緒にやったんじゃないかな。あの時は、キリスト教が超党派で運動してました。その後、「パラムの会」でもご一緒したり。そう言えば、わたしがはじめてカミングアウトしたのは「パラムの会」でした。まぁ、叶さんは、ずっと東九条にかかわり続けておられる先輩です。ちなみにわたしは「かかわって」はいません。「出入り」しつづけているだけです(笑)。
希望の家には、他にもかつてうちのガッコの子どもたちに講演してくださったK厶さんとか、東九条マダンでずっと民族文化運動を支えてこられた方とか、ほんとにすごい人がたくさん保育士をしておられます。なので、やっておられる保育も「多文化保育」です。そんなところで話をするってのは、なんとも言えない気分です。
ひとつは「もうしわけない」という気持ちかな。あとは「関心を持ってくれてうれしい」という気持ちもあるかな。
東九条は、わたしにとっては、やはり「在日朝鮮人」ということと不可分だし、そこにおいては「ALLY」という自覚をもって出入りしてます。あくまでも活動の主体は在日朝鮮人なんですよね。なので、わたしの役割は「話を聞く」ことです。そんな場において「話をする」という経験は、普段とは反対の立場になるので、やはり奇妙な感じがします。
でもまぁ、そんなことも言ってられないので、話をしましょう。と、そこに「U山さん」が!マジか。この人も長いつきあいです。お互いキリスト教関係の父親を持った、なんとも言えないめんどくささを感じながら、自らもめんどくさい人生を生きている同士みたいな感じの「つながり」を感じている人です。
今日の話はミッション3でいくことにしました。というのは、やはり保育園ですから、ある種同業者です。わたしのライフストーリーよりも、子どもに直結する話を伝えたいと思いました。
が、与えられた時間は1時間半。もともとは「1時間」って言われてたけど「無理!」って言ってもらった1時間半です。果たして話は終わるのか?
てことで、いつものマシンガントーク開始です。笑いがない(笑)。どうやら話が早すぎるようです。そりゃそうだ。でもいいんです。山のような情報の流れに身を任せてもらえば、どこからともなく染み入ってくるものはあるはずです。それがあればいいです。結局しゃべった時間は1時間45分。すみません、すみません。
終わってから叶さんが来られて、ひとこと「おもしろかった」と。これはうれしい!さらに別の方も「ダブルであるわたしの課題と共通するものがあるって思った」と。うれしい!そうなんですよね。個別性と普遍性、普遍性と個別性です。あることに精通したからといって、他のことを簡単に「根っこは同じやね」とは言えない。まぁ、方便としては言われたら「はい」って言いますけどね(笑)。たぶん逆で、他の課題を聞くことで、自分の課題への新たな観点をもらうんですよね。わたしにとっては、それは「障害者解放運動」の「社会モデル」でした。でもだからと言って、障害者解放運動あるいは障害者のことがわかるはずもないです。ただ、障害者のことを通して、自分が考えていることに新たな観点をもらったっていうことです。まぁそういうのがあるから『障害のある先生たち』のインタビューを受け、シンポにも出させていただいたんですけどね。
まぁ、そんなこんなで無事終了。

ここから行ったのは、なぜかここ。

Sゅんすけと合流して、しばしダラダラ。ここはいつもの人々による、いつもの変わらない空気が流れています。でも、閉店は7時です。なので、さくっと切り上げて、マダンセンターへ。
すでにKきぴが来ています。さらに広島からH野さんが来られて、しっとりとした卒業生の会がはじまりました。が、鶏が焼けて、鍋ができたあたりで、そうやらわたしはダウンしたみたいです。気がつくと、廊下に布団を敷いてもらって寝てました^^;;

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