教員の当事者研究

朝、しんどいです。昨日の夜はそんなに遅くはなかったんだけど、やはりしんどいです。てことで、やっとの思いで出勤。
6人講座に続いて「気になるクラス」です。今日はガッツリレクチャーの日です。内容は指数関数のグラフ〜指数不等式の4ページ。クドクド言うのはめんどくさいので、グラフはサックリやって、特徴を片づけて、大小関係から方程式までバババとやりました。3.5ページ進んだから、明日は0.5ページやって演習だな。
放課後、「気になるクラス」の子が反省文を書きに来たので、この時に続いて相談。
い「最近クラスどう?少しマシになってない?」
生「なってきた」
い「そやんな、よかった。今日の授業、わかった?」
生「うん。〇〇に教えてもらった」
い「へー、すごいやん。教えあいするようになったんや。前はぜんぜんなかったもんな」
生「うん。でも、センセイだけやで。他の先生、もっと生徒のことを考えてほしいわ。大人の堅苦しい話とか知らんやん」
い「そやけど、自分かて大人になったら堅苦しくなるんとちゃうん?」
生「イヤやわー」
い「フリーダムに生きたらええねん」
生「センセイみたいに?」
い「(笑)」
みたいな会話。
どうやら少しマシになってきたみたいです。よかった。これで今度の試験で点数とってくれたら、たぶん空気はガラリと変わると思うんだけどな。

そんなことを考えながら、今日は前のおべんきょ場所で「いつものディスカッション」です。前回書けません宣言をしたので、気は楽です(笑)。が、ディスカッションにはがっつり参加しようとは思ってます。
今日のメインは、ある参加者から出されたマトリックスについてのディスカッションです。
ふむ、おもしろい。でも、このマトリックスをどう使えばいいかがわからない。センセは相変わらず言いたい放題です。みんな「うーん」と言いながら考えこんでます。そんな中、わたしも言いたい放題。たぶん黙って考えるタイプとしゃべりながら考えるタイプの違いなのかな。
で、2時間ほどのディスカッションの末出てきたマトリックスに書かれたコメントがメッチャおもしろい。
そうか。教員ってそんなことを考えながら、そんなことをやってたんだ。もう「100へぇ」を押したくなるくらいおもしろいです。
たぶん、ふだん仕事をやりながら漠然と感じるさまざまな気持ちがなぜ出てくるのかが理解できた気がしました。でも、それが意識化できれば、対処の方法もわかるというものです。
メッチャ充実した気持ちで家に帰りながら、ふと「これって教員の当事者研究じゃん」って思いました。
今日のビールはうまいやろなぁo(^^)o。