こんなもんにしといたろ・雪と氷の世界(2日目)

朝起きると雪です。でも、気温は8度。たいしたことはないですね。てか、昨日も今日も軽い新雪が滑れるとは、さすがです。
で、今日はレッスンがあります。昨日からの続きで上級者がおふたり。常連さんなので、「いつも」の感じです。でも、「いつも」のことをやったのではおもしろくないです。なので、少し違うことをやりたいなと。
スキーの教程には、「やること(種目)」と「動作の説明」があって、でもそれだけじゃなくて「運動要領」や「指導のポイント」があります。で、レッスンをする時にすごく大切なのは「運動要領」だったりします。つまり、身体のどの部位をどう使うかによって、スキーがどのように動いて、その結果、その種目が可能となるかというあたりが書いてあるのがここなんですよね。つまり、ここに書いてあることを実現するためには、どういう練習のバリエーションがあるかということを考えるのがレッスンなんです。で、そのバリエーションを考えるためのヒントが「指導のポイント」になります。なので、レッスン前にここを頭に叩き込んでおく必要があるんです。なので、昨日教程を読んでいたわけです。
レッスンのもうひとつの内容は「欠点の矯正」です。簡単に言えばクセをとる。でも、これが案外難しい。だって、左右が対象な人間なんていないし、さらにケガの歴史なんかがあったら、確実に左右はアンバランスです。だから、そのアンバランスを前提にして、どのようにしてそのアンバランスな身体で左右のバランスをとるかなんですね。つまり、左右で身体の使い方が違うってことです。そのレッスンは完全にオーダーメイドです。
てことで、今日は教程で得た新たな知識と、いつもやってる欠点矯正の2本立てです。
前者は「クロスオーバー」がひとつのテーマかな。後者はストックワークです。まぁこれも教程で得た新たな知識とつながるんですけどね。ストックはかつてのように「補助」として使うというよりも、どちらかというとリズムとバランスのために使うようです。でも、ベテランスキーヤーは「補助」として使ってしまう。そのせいで、かえってバランスを崩したり、より速いスピードで走るスキーに遅れてしまったりするんですね。なので「エアストック」というのにとりくんでみました。これが案外おもしろい。
そんなこんなで、新雪を楽しむのも含めて、2時間みっちり滑りました。
で、午後はレッスンなし。なので、自己練習です。ひとつひとつの滑りに自分なりにテーマを与えて、それをフィードバックしながら滑ります。そんなことをやってたら、1時間半で疲れてしまいました。
てことで、少し早いけど、もう帰ることにしましょう。
次来られるのはいつだろう…。でも、やはりスキーはおもしろい!

初滑りはアシスタント・雪と氷の世界(1日目)

今日と明日は久々の「雪と氷の世界」です。
例年は年始に行ってますが、今シーズンは年末のおべんきょ成果と年始のゲンコに加えて、指の治療もあったので、断念していたのでした。が、それにとどまらず、今シーズンそのものも断念という可能性もあったのですが、さすがにそれはということで、やはり滑ることにしました。
ところが、今日はレッスンなし。そりゃそうです。上級者のお客さんがおられるんですが、上級者担当のスタッフがいるから、わたしは出る幕がない。てことで、アシスタントをしながらビデオ撮りなんぞをしました。
にしても、上級者担当のスタッフのレッスン、勉強になりますね。さすがは研修に行ってるだけのことはあります。そして滑りがうまい。うーん、セルフエスティームが下がるなぁ(笑)。てか、比較の対象にするのがアカンか。
レッスンのあとは、校長に晩ごはんに連れて行ってもらうなど。いつもの超大盛りのお店です。ごはんを少なめにしてもらってもこの量です。

それでもなんとか食べきりました。
食後は温泉。

極楽です。でも、お風呂から上がったら、教程を読んで勉強です。さらにDVDもあるので滑りを見てイメージを焼きつけます。なにせ、明日はわたしがレッスンせにゃならん。

とはいえ、9時頃からはミーティングと称してお客さんの部屋で飲み会(笑)。「ほれ」とウィスキーを注がれて「ども」と飲んでるうちに11時半。こらアカンわ(笑)。

今年も近ブロ母女

朝起きると完全に寝坊です。この時間から集合時間に間に合うはずもないので、観念して関係諸方面に遅刻連絡です。そういや、去年も午後から参加だったな。こんなので女性部長やってていいのかと思いますが、みなさん優しいんだよね。
てことで、会場がある元町へ。
今年は全体会の最中にもぐりこみました。
講演者は三田で「じばやん倶楽部」というのをしておられる方です。いやぁ、すごいわ。こんな人が地域にいたら学校としてもうれしいだろうし、地域としても安心ですよね。ちなみに「じばやん」は「じばにゃん」ではなく「じじ・ばば・ヤング」らしいです。
で、午後からは分科会。わたしは「運営役」です。まぁこれも女性部長の仕事らしいです。運営担当はふたりなんですが、もうおひと方がメッチャ「できる人」なので、楽ですわ。さほど仕事をすることもなさそうです。
レポートは「アフガンの学校づくり支援」と「デートDVの授業実践」の2本。まったく違う内容なんですが、聞いていると共通点がいっぱいあることに気づきます。そこの根底にあるのは、アフガン支援のレポートの言葉を使うなら「貧困」「戦争」「無知」なんですよね。「貧困」はもちろんそのまま「お金がない」ってこともありますが、例えば後者のレポートにつなげるなら「関係性の貧困」ってのもあります。あるいは、前者の「絶対的貧困」と後者のありがちなパターンとしての「相対的貧困」もあるかな。「戦争」は「暴力」とすれば、これもまた共通点ですね。そして「無知」と書くと自己責任っぽくなりますが、「知識を奪われている」がより正しいかもしれません。アフガンに関しては、そのまま「教育の機会がとりわけ女性が奪われている」し、そのことが「自分(他者)の置かれた状況を認識する力が奪われている」となります。これはデートDVにも共通することです。こう考えると、いずれのレポートも、こうした共通の課題を、「遠くから」と「近くから」の2方向で問うってことなのかなと思いました。
なので、討議の柱は「知る・伝える・拡げる」にしました。こういう立て方は日教組教研のマネです(笑)。
てことで、いろんな人からいろんな意見が出て、無事分科会も終了。ほっと一息です。

せつない

今日は1時間目と4時間目に図書室学習です。
「ヤバイと思ってる人はおいで」
と言ったらひとりしか来ませんでした。いいことなのか、悪いことなのか。でも、その子は「図書室学習がないと試験で問題が解けない」って言ってたから、たぶんそうなんでしょうね。でも、他にもヤバイやついるんだけどなぁ。
で、ダラダラやってると、「なんかもう」な情報が。とりま支店長のところに行って、急遽出張に出ることになったですが…。
せつない中身でした。
帰って支店長に報告したら、支店長も天を仰いでました。
教員やってる無力感って、こんな時に味わうんですね。でも、この無力感とかせつなさを味わうことができる教員でいてよかったとも思います。それが味わえない教員は、たぶん教員やっちゃいけない人なんです。

そんなせつなさを抱えてお家へ。
せっかくなので、おいしい日本酒を買って帰りました。今日は久しぶりに家族4人でごはん。日本酒を飲んでもらったら大好評でした。よかった(^^)。なんか、みんなでいろんなしょーもない話でケラケラ笑いながらの晩ごはん。片づけは、あまりにも疲れてたので子どもたちにお願いしてしまいました。
さてと。録画してあるマツコを見て寝よう。明日も朝が早い。

時間の使い方→アイゴの使い方

今日も淡々と授業。からの職員会議でした。
この職員会議がひどかった。とにかく時間の使い方がへた。勤務時間終了まであとわずか。なのに、まずは「この行事をやることの意義」が述べられます。そして出した資料の追加訂正が大量に述べられます。そんだけたくさんあるなら、資料の差し替えしてほしい。だって、すごく大切な追加訂正ですからね。さらに別のセクションから補足説明がありますが、これがまた膨大な中身です。勤務時間が迫ってるから早口。えーと、メモするスペースもないし、そもそもメモできる量じゃないし。で、こちらは「後ほどペーパー出します」とのこと。なら、その説明いらんやん。こうやって、ひとつの議案で20分ほどかかりました。おかげさまで、勤務時間が10分オーバー。
たかが10分と思われるかもしれませんが、この10分が死活問題です。なぜなら、電車に間に合うかどうかの分かれ道です。で、なぜ電車に間に合うかどうかが死活問題かというと、人と待ち合わせをしてるからです。電車の場合、10分の遅れは20分〜30分の遅れに拡大します。まぁ、車の人にはわからんわな。
何が問題かというと、伝えたいことと伝えられることの間には差があって、伝えられることしか伝わらないってことがわかってないってことなんです。で、そのことがなぜ問題かというと、わたしたちは「伝えるプロ」だからです。
その場でしか伝えられないこと・伝えなきゃならないことを必要最小限の情報として提供する。言いたいことを伝えるのではなく、伝えなくちゃならないことを伝える。足し算の発想ではなく引き算の発想で情報提供をする。大切な情報であればあるほど、コンパクトにしなきゃ伝わらない。単にそれだけのことなんだけどな。

てことで、待ち合わせ時間に遅刻です。でも、みなさん待ってくださっていて、笑って迎えてくださいました。
で、飲み開始。今日は再来週のお座敷の打ち合わせという名目の飲み会です。お店は「尹家」です。この店、おかしいです。てか、おかしさが去年来た時よりもパワーアップしてないか?頼んだのはサムギョプサルコースらしいのですが、肉にたどり着く前に、これだけ出ます。

すでにお腹いっぱいです。
そこからサムギョプサルが出てくるのですが、当然のことながら肉も野菜も食べ放題。お酒も飲み放題。これで4000円。
で、山のように食べて山のように飲んで、その間の話はまったく打ち合わせではありません。とにかく疑問が山のようにある佐藤大さんが目の前におられるわけですから、
「なんでこんなことをやってるんですか?」
と。
ということで、生い立ちというか来歴というか、そんなのを話してもらったり。
そうこうするうちに、なぜか話題は「アイゴ」の使い方へと移行して、一同大爆笑です。前に「わかば」のオモニからアイゴが使えてるとは言われてるので、それを披露したのですが…。なにせみなさん仕事柄アイゴをよく聞いておられる。なので、「あるある!」「言う言う!」と大盛り上がりです。そんな中、佐藤さんは「使わないなぁ」と。
そこでふと思ったのが
「ハラボジは使うか?」
ってことです。で、みなさんに聞いてみるとハラボジは怒りの表現の時に使うとか。それに対して女性たちはあらゆる場面で使うんだとか。なるほどなぁ。やはり女性たちは感情が豊かなんだ。そして男性は「怒り」という感情しか出せないのかな?なんか、在日韓国社会のとりわけ高齢者社会におけるジェンダーを少し垣間見た気がしました。よくわからんけど。
てことで、約2時間、飲んで食べてしゃべって笑って、すんごい楽しい時間を過ごしました。
が、お酒とニンニクのすごい匂いがしてるだろうな(笑)。

懇談会と懇親会

今日の授業は3年生がいないので、1時間目のみ。とにかくさっくりと終えて、またまた校正です。とりあえず音声を聞きながら最後までやって、indesignに流し込んで整形しながら、再度の校正です。すでに話の細部は頭に入ってるので、ざっと読みながら不自然なところとか漢字の統一とかをします。てことで、昼過ぎに終了。
でも、すでに頭は抜け殻です。なので、少し本を読んだりしながらクールダウン。

で、夜は京都弁護士会との懇談会です。
とはいえ、わたしだけではまったくダメなので、関係諸方面に連絡をまわしたら、わたし込みで5人集まりました。うれしいなぁと思うとともに、みんな法律の専門家の必要性を感じてるんですね。
それにしても、レズビアン/ゲイとトランスではずいぶんと違うんだなぁとあらためて感じました。
レズビアン/ゲイの場合は、法的な権利がまったくないので、まずはそこなんですね。ただ、具体的にどういう場面かということになると、やはりわたしにはわからない。特にHIV関連になると、やはりわかりません。そんな中でAっちゃんが来てくれたのは大きかったです。
一方、トランスについては、特例法がからんできます。ちょうど今日、性別変更するために離婚を強要されるのは違憲だとして裁判に訴える人が出てきたし、その前は手術を強要されることに対する裁判で、最高裁判決が出たりもしてます。てことで、特例法の要件撤廃がひとつの争点になりますか。あとは、特例法の適用を受けてない人についてですね。例えば、子どもたちであれば中体連・高体連の加盟問題とか。あるいはトランスであってもDVとかストーカーの問題もあります。さらに、女性占有スペースからの排除問題とかもありますね。ちなみに弁護士さんは、この件については「ヘイトスピーチだ」って言ってました。さらにRぽたんからはアウティングの問題が出されました。クローゼットで自認する性での生活をしている場合、アウティングは死活問題ですからね。それは子どもたちの場合中体連・高体連問題も連動してきます。
で、こうした問題は、特にトランスの場合は医療モデルで進んできたけど、そこに弁護士が入ることで「権利の問題」へとパラダイムシフトしていくので、これは本当に大切だなと思いました。
そんなこんなで有意義な2時間を送ってからの「懇親会」です。

それにしても「懇談会」と「懇親会」は1字しか違わないのに、なぜに中身がこんなに違うかなぁ(笑)。
てことで、近くの「兎ニモ角ニモ」へ。
ここ、雰囲気もいいし、おいしい!お皿もかわいい。

モツ鍋のネギは入れ放題だとかで、ガンガン入れてもらいましたo(^^)o。だって、ネギ、好きですからね。
ここでもさっきの話の続きですが、少し酔っ払い基調です(笑)。それにしても、店員さん、LGBTネタを投入しまくっているこのグループをどう見てるんだろ。でも、とっても優しい笑顔で接してくださっていたから大丈夫かな。
ということで、今日は最終ですよ。明日がきついな。

カメちゃん@崇仁

崇仁と言えば、これまで「あいこちゃん」「山本マンボ」「平井」「よりみち」「なかがわ」と、数々の名店がある地域です。おそらく日本国内のすべてのムラで、これほどたくさんのお好み焼き屋さんがあって、それらがすべて生きている場所ってほかにはない気がします。ちなみに、たぶん昔はもっと多かったんじゃないかと思います。てか、わたしが知ってるだけでもあと2軒ありましたからね。
そんな中、まだ行けてなくて気になってたのが「カメちゃん」です。ちなみに、この店は前に「やきやき」で教えてもらったお店です。
中に入ると、壁にメニューが貼ってあります。なるほど、トッピングは書いてない。と「すじ焼き」があることに気づきました。すじ焼き!すじ焼きと言えば、名店「わかば」の独壇場かと思っていましたが、ここはどんなんだろう。
ということで、さっそく注文です。
「カスのお好みと、すじ焼きと、ホソ焼きください」
とりあえず上を見ると営業日が書いてあります。

なるほど、そりゃめったとあいてないわけですよ。今日はあいててよかった!
で、鉄板を見ると、ちょうど油カスがトッピングされたところです。すばらしい。単に「お好み」と言ってこれなので、ここではデフォルトがべた焼きということですね。

油カスはざく切りです。ここの特徴はたくわんを入れるところですね。これ、いいダシが出ます。さらに天かすがこれでもかと撒かれます。

ひっくり返すと…。

うわぁ、いい色してます。これは期待できますね。それにしても、でかい!
と、すじ肉が鉄板の上に投下!

まさに「わかば」のすじ肉と同じです。やがてお好みが完成。

でかい!そう言えば「やきやき」のお姉さんが「大きいよ」って言ってました。
さらに、すじ焼き。大量のキャベツと一緒に出てきました。

そして、ホソ焼き。

「ソースはそこにあるし」と言われたので、ひょいと見ると、見覚えがある器です。

中は、名店「おたふく」と同じく炒り粉です。当然味つけは甘辛です。そこに炒り粉と青のりをパラパラ。ひとくち食べると、うまい!当然のことながら、油かすはじゅわっとした油が出てきて、そこにカリッとした食感が残っています。そして、皮がうまい。これはたまりません。
すじ焼きは、「わかば」同様、柔らかい。これは、すじのお好みも試してみないといけないですね。さらに、ホソ焼きはジューシー。とにかく、メッチャクオリティが高いです。
「実は、ずっと通ってた三条のおたふくが、年末に閉店しちゃいましてね」
「それはさびしいなぁ」
わかってくださいます。なんでもお母さん、お好み焼きがメッチャ好きらしいです。それでですね、お好みへの愛を感じます。
「ここでやってるやろ。そやから、同じムラのお好み焼き屋には行けへんねん。偵察しに来たって思われるのもイヤやし、お客さんと会うたらばつ悪いやろ」
なるほどなぁ。だから九条のお店に行ってはるみたいです。
「ここな、もうすぐなくなるねん。来年やな」
そうでした。ここ、芸大が来るからなくなるんですよね。
「ほな、閉店されるんですか?」
「いや、次のところでやるよ。今度はお昼の定食をつくろうと思ってるねん」
よかった。なくなったらどうしようかと思いましたよ。
「ここな、めったとあいてへんし、みんな遊んでると思ってるみたいやけど、違うねん。平日の昼はお弁当をつくって配達に行ってるねん。だから、メッチャ忙しいねん」
なるほどなぁ。
と、そろそろ8時です。閉店時間ですね。
「お店の写真、撮らせてもらっていいですか?」
「ええよ」
ということで、パチリ。

もう1枚パチリ。

てことで、恒例のdata

カスのお好み 800円
ビール キリン中瓶550円
スタイル ベタ焼き系
その他 ベタ焼き系さいかないのかどうかは不明です。あと、サイドメニューは豊富です。もちろんバクダンもあります。とにかくメッチャおいしいです。問題は時間が短いことかなぁ。
独断的評価 ★★★★★(とにかく、圧倒的においしい!文句なしの5ツ星です)

さらに詳細なリンクも更新しましょう。

またやっちまった(;_;)

今日は出張のない火曜日です。でも、そろそろ「資料集」をつくらなきゃなりません。今回はひとつ「文責・事務局」ってのがあるから、これの最終校正はわたしです。昨日に引き続き、とにかくひたすら音声を聞きながらの校正です。てことで、トイレ以外はほとんど立たず、ひたすら校正しまくった1日でした。

で、京都駅でSゃ納さんと待ち合わせ。Kちゅかるさんがあとから合流されるのですが、それまでの間、角打ちで軽く入れておくことにしました。が、横を見ると、いまだ行ったことがない「カメちゃん」が開いてるではないですか!あとで行かなければ!
角打ちではおっちゃんがおられて、なぜかビールを1本おごってもらったり。さらに
「何を言う」
「早見優」
という、あまりにも懐かしいツッコミをやりあったり。
で、Kちゅかるさんの到着時間になったので、角打ちを出て「カメちゃん」へ。ここで、Kちゅかるさんのお友だちのO熊さんも合流。カメちゃんのレポートはのちほどするとして、あまりにもおいしくコスパが高いお店でした。
で、今日のメインの崇仁新町の「やきやき」です。
まずはちょぼ焼きとすじ煮と裏メニューです。いつもの通りわがままを言ったりして。ここではじめて「男性疑惑」が出たけど、きっぱり否定(笑)。
その後、Sゃ納さんがカキ小屋から焼きガキを買ってこられて、そいつをアテに日本酒を飲みはじめるととまりません。さらにすじ煮の残ったつゆがこごってることが判明。これはあまりにもおいしい!
そんなおいしいものをいただきながら、お酒は進むわけです。お酒が進むと話も進むわけです。話が進むと話しすぎてしまうわけです。Sゃ納さんが水俣の話をされて、Kちゅかるさんがいろいろ質問してるところを横取りしてしまい、こないだの話をしてしまいました。それも「傷つく資格」あたりからしてしまったのがよくありませんでした。我ながら話しすぎ。話題を独占してしまいました。
と、Kちゅかるさんがそれをズバッと指摘されました。でも、その時そこではわかってないから反論してしまい。アカンなぁ(;_;)。前にもやってしまって、Kちゅかるさんに指摘されたんだけど、またまたやってしまいました。
この場を使って、ほんとにもうしわけなかったなと(;_;)。
で、トイレに行こうとしたら、声をかけられました。声をかけてくれたのは3年ほど前に教科を担当した卒業生でした。はじめは、「えーと」ってなってたけど、だんだんはっきりしてきました。あー、あの子かぁ。
それにしても、崇仁新町で卒業生と会うってのがうれしいです。そして覚えてくれてたのがうれしいです。そして声をかけてくれるのがうれしいです。
なんでも、わたしの雑談が楽しかったんだとか。だから数学の時間が来るのが楽しみだったとか。
なので、数学の時間の続きです。
「この街はな、差別されてきたところやねん。でも、それを跳ね返して魅力ある街をつくろうと、みんながんばってはるねん」
「せんせい、トイレに行きたかったんやろ。はよ、行ってき」
まぁそんな会話。
そんなこんなで気がつくと、
「そろそろ閉店です」
というアナウンス。もちろん放送なんかじゃなくて、人力ですけどね。そうか、ここ、11時に閉店なんだ。はじめて知りました。でも、Sゃ納さんは帰れるのか?そして、Kちゅかるさんは仕事は大丈夫なのか?さらにO熊さんは明日起きられるのか?てか、やばいのはわたしもだよ。
さぁ帰りましょう

久しぶりの家ごはん

今日はなんの変哲もない月曜日です。ほんとはこんな日が淡々と続くのこそが人生のはずなのに、なんでこんなに「イベント」があるのかと。めんどくさい人生になってしまいました。
てことで、淡々と授業をし、淡々と某人権教育研究会の講演の校正をし…。この校正がたいへんです。なにせ、講師さん、言いたい放題です。しかも、文責はこちらなので、「さすがにこれはまずいか」というところを探してカットしてつながなきゃなりません。結局、講演を聞きながらの校正です。
そんなことをやっていたら、すぐに定時がきました。てことで退勤。
家に帰って、お風呂に入って、昨日食べなかった恵方巻きを食べて、いわしも食べて。まぁ、「当日」じゃないので、どんな食べ方をしてもいいってこってす。
まぁそんなこんなで1日が流れていきます。
報ステ見ると、DVで子どもが殺された話。どうせ「なぜ学校が」「なぜ児相が」って話になって、法律かなんかつくって責任押しつけて仕事を増やそうとするんだろうけど、働き方改革と方向違うし。元児相の人が最後に「都市部の児童相談員はひとりあたり100件抱えてます」って淡々と言ってはったけど、それが現実です。法律つくるなら、予算を措置しろと思うけど、予算はゼロ。安上がりだなと。そして国会論戦はなめきった話をしてるし。話にならんわ。
この国は、ほんとうに終わってる。
寝よう。

まさかここで・日教組教研(3日目)

今日も起床は6時半。まぁ、それでも普段よりは遅いか。てことで、朝ごはんを食べて、バスを乗り継いで会場へ。
今日は総括討論です。テーマは「つなぐ、つながる、変革する」です。あり?去年は何だったっけ。まぁいいや。
まずは「せっかくなので聞きたいこと」を出し合います。当然のことながら、発言しまくってる4人はここでは発言しません(笑)。でも出された質問・疑問は、ほんとうに現場での悩みです。
そんな中に突然出てきた質問。
「性的虐待を受けた女子生徒が、最近性別扱いの変更を得たトランス女性が女子トイレを使うのが怖いと言っている。どうしたらいいか?」
いきなり脳みそが沸騰しました。まさかここでツイフェミみたいな発言が出てくるとは。
てことで
「わたしは今回カミングアウトするつもりはありませんでした。バレてるとは思いますが。ただ、どうしても言わなきゃならないと思います。わたしたちトランス女性は犯罪予備軍ではありません。cisgenderの人が自分のgender identityに従ったトイレに入るの同様、わたしたちもgender identityに従ったトイレに入って用を足したいだけです」
と発言。ところが、
「発言の仕方が悪いから、趣旨が伝わっていないと思うけど」
とのこと。
もちろん性的虐待は許せないし、それを受けた子どもを守らなきゃなりません。そしてその子が最近性別扱いの変更を得たトランス女性の子どもを受け入れられないと教員に伝えることそのものを否定する気はありません。が、その子の言葉を教員がどう捉え、それに対してどうとりくみ、それをわたしたちにどう伝えるかは別のことです。少なくともわたしには「トランス女性は女ではない」としか聞こえなかった。
少し冷静になって、なぜ「トランス女性は女ではない」と聞こえたのかを考えました。そこで気がついたのは、性的虐待にあった女の子のことを無前提に「女性」としているんですね。そして、女子トイレを使うことが適正であるとしている。そして他のcisgenderの女子生徒たちが女子トイレを使うことに言及しないことを通して、他のcisgenderの女子生徒たちも女子トイレを使うのが適正であるしているんです。そしてそのことは、他のcisgenderの女子生徒たちと性的虐待を受けた女子生徒を「女子トイレを使うのが適正である存在」=「女性」どいう同一カテゴリーに入れることになります。そして、「どうしたらいいか?」という質問をすることそのものが、cisgender女性の子どもたちとトランス女性の子どもの間にバウンダリーを設定することだったんです。
そう感じたので
「わたしはとてつもなく大きな壁を感じました。結局トランス女性は常に「入れてもらう存在」でしかないっていうことなんですね。結局2級女性でしかないってことですね」
という発言を、重ねてしまいました。
ただ、司会者は、このことをめぐって意見が出きるまで時間を確保してくれたし、たくさんの人が「虐待の問題とトランスの問題はわけて考える必要がある」と言ってくださいました。それが救いでした。
発言者はもちろん悪気があって、あるいは排除しようと思って話したわけじゃないことはわかっています。そして、ほんとうにどうしていいかわからないからこそ、「ここなら」と思って話されたんだと思います。
ただ、まさに「すべての発話は行為である」なんです。つまり、その発言は先に述べたバウンダリーワークだったんです。そのバウンダリーは、まさに「無意識のうちにある境界線」であり、それが顕在化したんです。そのことに反応してしまった。
でも、きっと発言者は「言い方が悪かった」「伝えられなかった」という形で責任を感じ、引き受けようとされるんだろうな。そのズレがきついです。

まぁ、そんなことがあったけど、その後はいい感じで分科会も進んでいき、お昼に終了。みなさんと3日間のお礼を言い合い、来年またお会いしたいねと互いに言って、会場をあとにしました。
まぁ、その前に発言者さんと少し話しましたが。落ち込んでおられたので、ちょっと「ごめん」と思ったけど、ここは「ごめん」って言っちゃいけないので、それだけは飲み込みました。んー…。でも、発言者さんの仲間には、わたしにとっても大切な仲間がたくさんおられます。きっとその人たちがつないでくださるでしょう。

あとは小倉駅に出て昼ごはんを飲んで、新幹線の中でAっちゃんと飲んで、無事に帰りましたとさ。