雑務をやっつける

朝起きると、やはり体調が悪いです。昨日は早く帰ったし、早く寝たからマシなはずですけどね。まぁたぶんカゼひいたんでしょう。もっとも「カゼってなんやねん」なんですけどね。
そんな感じでトイレで座ってると、なぜかヒントが降りてきました。トイレにはコロボックルさんがいるみたいです。
さてと、今日は水曜日。なぜか水曜日の授業は抜けません。例えば、今回の試験も木曜日から火曜日までです。試験前の最終日が水曜日で、試験後の最初の日が水曜日。でも、水曜日が振替で他の日になるかというと、それはない。なぜならロングホームルームがある日なんですね。まぁええけど。
ということで、1時間目は試験返し+微分の導入。昨日半泣きになりながら採点してよかったよ。
2時間目はひたすら採点。
3・4時間目は3人講座。何をしようかなと思ったけど、確率分布の続きの統計をすることにしました。3学期は整数問題だな。
昼休みは放送セット。5時間目は採点。6時間目は会議だけど採点も続行。放課後に採点が終わったのでノートチェック。4時頃にすべて終了。
疲れた…。何をする気も起こりません。でも、S藤さんから「おべんきょ成果」についてメールが来たら、少し元気が出たりして。てことで、不備に気づいたので、そのあたりを少し掘ってみたりしたけど、内線電話がかかってきて断念。ほんとにガッコはおべんきょできないところです。
てことで、定時に退勤。帰りの電車で再びおべんきょ。いろいろ思いつくところはあるけど、こんなのでええんかなぁ。
でも、家に着いたら完全に脳みそはストップ。お風呂→ビール→テレビからのおふとんです。

高校教員→高友で高校ずくし→さすがに限界

今日は津市でお座敷です。昨日が四日市で今日が津ならなぜ泊まらないって話ですが、単純に試験カントクがあるからです(笑)。
てことで、いつもの時間に起きて、いつもの時間に家を出て、いつもの時間の電車に乗ります。眠い。で、いつもの時間に出勤して、いろんな書類をつくったり。
1時間目はあいてるので昨日帰ってきた答案の採点をしようかと思ったら、支店長に呼び止められました。なんでも人事のヒアリングだそうな。
支店長室に行く道すがら
支「今日はどこに行くんでしたっけ?」
い「今日は津です。昨日は四日市ね」
支「それなら泊まってきたらよかったのに」
い「カントクがありますがな」
などという会話をしたり。なんかもう(笑)。
人事についてはいつもの通り。
そこから採点です。いつも思うけど、採点はきついですね。「この子、大丈夫かな」と思いながらやるんですけど、なかなか厳しい。というか「大丈夫かな」と思う子はそうそう○がつくわけではないので、採点してる最中は「あっちゃー」ってなります。まぁ、最終的には部分を合計するまでわからないんですけどね。
そうこうするうちに2時間目。3人講座はなごみます。のんびりカントクして、いよいよ移動開始です。

近鉄に乗って行くんですが、ここでトラブル発生。基本的に特急券と乗車券を窓口で買うんですが、最寄りの駅の窓口が閉まってます。で、自販機で買ったんですが、乗車券が西大寺からしか出てこない。なので、しかたなく西大寺までの乗車券を買ったんですが、合計金額がかなり高くなります。ところが払い戻ししようと思ったけど、なにやら窓口は他の人の対応をしてます。時間がない。しかたないので、向こうで相談することにしました。
西大寺からは特急。ようやくお昼ごはんです。

で、なにをするわけでもなくボーとして、会場の最寄り駅へ。で、窓口でその旨言うと駅長さんと相談したらしく「払い戻しには手数料がかかる」とか。ちょっと待てと。わたしが律儀に西大寺まで買ったからなわけで、最低金額の乗車券を買ってたら追加運賃をとるわけやんか。なのに「取り過ぎ」に対しては手数料っておかしいやんか。そもそも、特急券を買うときに「乗車券も買うか?」ってところを押したんだけど、その乗車券が西大寺からとは書いてないから、最寄り駅からだと思うじゃないですか。だって、乗車券の自販機はその駅発がデフォルトですからね。
てか、そもそも人件費削減で自販機にしたのが一番悪い。
なんてことを話してたら、どうやら向こうも誤解してたらしく、簡単に払い戻してもらえました。170円だけど、これでチューハイが買えますからね(笑)。

で、お友だちのMや本さんと合流して会場へ。今日は高校の人権教育担当者の地区研修会らしいです。与えられた時間は最長1時間半。でもできれば1時間だとか。で、内容はミッション3。いちおう1時間バージョンはありますが、たぶん1時間では終わらない。
てことで、ウーマンラッシュアワーの村本の2/3くらいのスピードで話すことになりました。まぁ、慣れたらわかるでしょう。
基本的に高校教員の研修会は笑ってくださることが少ないのですが、さすがは三重です。そこそこ笑いがとれたので、よかったよかった。
で、あいさつもそこそこに、次の会場へ。今度は「高友」のお座敷です。
「高友」は「高校生友の会」の略で、もともとは部落の高校生の交流会です。でも、最近は人権について学び・考え・動く子らが集まってます。集まってる子らの中にはさまざまなマイノリティ性を持った子らもいます。Mや本さん、ここに力を入れておられます。一度K原さんと会わせたいな。もちろん立ち会うのはK野さんとわたしなんだけどね(笑)。
今度は高校生対象なので、昨日新たにつくった生徒バージョンです。さてさてどうなるか。ちなみに昨日は1時間45分かかったけど、今日は最長1時間半、できれば1時間とのことです。まぁ、1時間で終わるはずもないよな(笑)。
てことで、話しはじめたんですが、たぶん新渡日の子もいるのかな。なので、極力スピードを落として話すのですが、たぶんそれでも早すぎるんだろな。いやほんと、申し訳ない。それでもみなさん、真剣に聞いてくださいました。
話のあとは質問も出たり。わたしの答えを聞いた瞬間、ぱっと顔が明るくなった気がしたんだけど、もしもそうならうれしいな。
てことで、こちらもあいさつもそこそこに会場を出ました。なにせ、15分後の電車を逃したら、帰るのが1時間遅くなってしまいます。幸い電車もコンビニも間に合って、ここでやっとひと息。晩ごはんです。

さらに乗換駅で追加。

ようやく京都に帰ってきました。
さて、家に帰って仕事をなくちゃ。なにせ、あしたまでにやらなきゃならんことがあるんですよね。
てことで、仕事が終わったら10時半。もう限界です。

すんごいよく聞いてくれたな→楽しい宴

今日は四日市のとある中学校でお座敷です。呼んでくださったのはTにさん。たぶんはじめて会ったのは2004年11月27日の夜だな(笑)。全同教の大阪大会でした。てことは、14年か。
てことで、バスに乗って移動開始。途中、ふと「話しあいの時間を入れてみようか」という気になりました。いや、ワークショップはきらいだけど、みんなで話しあうのは悪くないかもしれません。だって、話しあって考えた結果と現実を比較することで、現状の把握ができるかもしれないからです。
てことで、四日市についたところで、駅のカフェに入って1時間ばっかパソコンをパチパチ。でも、これ、ながくなるぞ…。まぁええか(笑)。
そして、ナローゲージの電車に乗ります。ほんとに狭い!

そして車両は両側2列だけ!

運転手さんは真ん中!

なんか、フォーミュラカーみたいです。
てことで、最寄りの駅に行って腹ごしらえ。麺屋Aurumというお店。

魚介の香りがすごいです。うまかった。
てことで、いよいよ中学校へ。あいさつもそこそこに体育館で準備をしていると、中学生が入ってきました。え?1時半からとちゃうんと思ったら、1時10分入場開始だとか。なるほど。
てことで、お座敷開始。なかなか反応がいいです。なので、つい話し過ぎます。てか、元になってるのは富山のなので、1時間くらいで終わるはずなんだけど、少し足してるからアカンのか。
そんなことを考えて時計とにらめっこしながら話を進めていきます。で、いよいよ話しあい。雑談タイムにならないかなと思ったけど、ならなかったみたいです。Tにさんがマイクを持って行くと、ちゃんと答えてくれます。えらいなぁ。で、続きを話して、さらに話しあい。今度は挙手をしてくれます。すごいなぁ。さらに話を続けて、渾身のネタを振ると、目の前の子が大爆笑してます。どうやらツボに入ったみたいです。
てことで、話し終えたら1時間45分しゃべってました。すまん。
それでもさらに質問が出てくるからすごいです。
Tにさんたち、いい生徒さんに育ててるんだなぁ。

お座敷のあとはTにさんのクラスにおじゃましたり。さらにミニ研修会があったり。ここでも柔らかい感覚のみなさんと話ができました。ちなみに体育科は全員集合してたとか。
「クラブは競技スポーツだけど、授業は生涯スポーツ」
という勝手な持論を話すと「保健体育課も同じことを言ってます」って言われて、「自分の考え、まちがってなかったんだ」と少しビックリしたり。

さらにそのあとは飲み会です。紀屋というお店です。前にも来ました。
ここで、総勢15人くらいの宴会です。Tにさんの人脈すごいやと思いながらも、なんか、見知った人がかなりおられたり。まぁ、考えてみたら、四日市ってTにさんとかSかたさんとか、実はもともとIと藤さんとかHやしさんとな、メッチャ知りあい多い町なんで、そりゃそうなるわな。
そんなこんなで、おいしいものをいっぱい食べさせてもらって、おいしいビール(Pレモル)→ワインを飲ませてもらって、9時にお開き。
そこから近鉄特急に乗って新幹線に乗って、家に帰ったら11時半。限界やな。

こもって書く

今日はほとんど奇跡に近い「なにもない日」です。21日が〆切だけど、そこまで一日取れる日がないから、とりあえず今日を自分的には〆切に設定しています。ここでセンセに送って読んでもらってコメントもらって、さらに書く。
てことで、朝からうんうんうなってました。
にしても寒い。なので、おふとんのなかにもぐってうんうんうなってました。そしたら腰が痛くなりました(笑)。まぁ、こないだの無理が来たんでしょうね。自業自得です。
とりま、昨日の夜に文字数無視状態で最初から最後まで通してたので、それをダメダメ先輩に送ってコメントもらいました。
「読んでもわからない」
とのこと。なるほど。貴重な意見です。そのために、少しくどいかなと思うくらいに確認の言葉を入れないといけないんでしょうね。
いろいろアドバイスをもらったところでお腹が減ったので、定番のトゥンセラーメンです。寒いけど、なんとなく庭で食べようかな。

ここから、facebookやらtwitterに逃避しながら、少しずつ詰めていきます。たぶん、逃避って大切なんですよね。逃げながら考える。
すでに文献を読むフェーズじゃないです。自分が何をしたいのか。何ができてるのか。そこから得られる結論はなんなのか。それは「したいこと」と一致してるのか。そんなことをぐるぐると考えるので、なんかウロボロス状態になります。でも、それでいいんです。そうやって修正していくしかないんです。
そんなことをやってると、当然のことながら文字数オーバー(笑)。なので、ここからは余計な言葉を削ぎ取る作業です。
で、とりあえず終了したのが7時。いい感じです。だいたいこんなもんです。〆切の時は11時50分までがんばりますが、今日はこんなもんにしといたるわ!
てことで、あとはビールとテレビで終了です。

ただ帰るだけ

朝、7時過ぎに目が覚めました。昨日の夜はかなり風が強かったので、どうかなと思って窓の外を見ると、雪。

てことで、ここはやはり露天風呂かなと思って温泉に行きました。外は寒いけど、お風呂は温かい。気持ちいいなぁ。顔は冷たいけど。
で、朝ごはん。納豆・卵・焼きサバ・小鉢が2つ。食べすぎました。てか、厨房見たら洋食あるやんか。まあいいか。
ということで、しばらくのんびりして移動開始です。N田さんに車に乗せてもらって近くのバス停へ。ここから広島に向かいます。広島からは新幹線。時間はちょうど昼。どうしようかと思ったけど、なぜかコンビニで麻婆丼を買ってしまいました。もちろんビールもね。食べすぎました。
実は今日は「関西インクルーシブ教育研究会」で、終わってから忘年会もあるし、ものすごく行きたかったんだけど、あいてる土日がほとんどないので、涙をのんで断念。そのまま家に帰って「おべんきょ成果」の修正作業です。
うーん、最後がうまくいかないな。でも、それ以外はちょこちょこと出過ぎたところを叩いたり、引っ込んでいるところを引き出したり。はたまた余分なところを刈り込んだり。かなりまとまってきた気がします。とにかく今日明日で形にして、一度センセに送りたい。
と思ってたけど、6時半頃にパワー切れ。あとはダラダラして10時半頃に寝ちゃいました。
勝負は明日やな。

今日もウケた→ひょうたんからキャンプ

起床は6時過ぎ。4時間くらいか。完全に寝不足です。が、今日のお座敷のためにお風呂に入らなきゃなりません。てことで、大浴場に行って、しばしボー。にしても、湯シャン&ショートなので、楽ですね。
で、8時過ぎの「南風」にのって高知を出発です。御免の沿線で瞬間「アンテナ」が立つなど。途中からブログの更新→おべんきょ成果のリライトをはじめたので、大歩危小歩危はちらりと見るだけ。で、岡山で新幹線に乗り換えて広島へ。ここで、迎えに来てくださったN田さんと合流。向かうは邑南です。
途中「昼ごはん、なににしますか?」っことになったので「なんでもいいですよ、ラーメンでもOKです」というと「じゃ、天一で」ということになりました(笑)。

旨辛3倍を入れたからか、少しスープが薄めて塩辛い。まぁ、それはそれですね。
それにしても、道中陸上話で盛り上がったのははじめてです。楽しいドライブを1時間半ほどして会場に到着。が、そこから宿までの距離を測るなど。なにやってんねんです。
会場は石見養護学校。到着して、まずは校内見学です。子どもたちが楽しそうに活動しています。が、なんでこの子らが養護学校なんだろと思います。だって、教室には守り神がいて、横にはガチャガチャがあるんですよ!

なんでも、養護学校内でもいじめがあるんだとか。でも、そりゃそうですよね。だって、この社会の中に「できることがいいこと」という価値観があって、それが子どもたちに内在化しているわけです。なので、子どもたち同士の間でも「できること」の序列化がなされていて、それがいじめを生むわけです。そして、いじめている子も学外ではいじめられている。傷ついているんです。ふと「vulnerability」という言葉が頭をよぎります。
で、いよいよお座敷です。聞いてくださるのは石見養護学校の教職員・保護者のみなさんと、地元の障害者施設の職員のみなさんです。と思ったら、なぜかT野さんとO田さんが(笑)。いや、もう何回も話を聞いてるでしょ。
てことで、スタート。こないだべっぴんの会で話した時は、みなさん、あまりの早口に唖然としておられたのですが、今日はどうかな。と、ウケます。メッチャ笑って下さいます。これはやばい。あまりにも気持ちよすぎです。
なので、さっき考えた「なぜここにこの子が」という気持ちもまじえてオチのあたりを話しました。たぶん養護学校の人たちなら、あるいは障害者支援をしてぃる人たちなら、きっと伝わる話です。
てことで、2時間弱、楽しく話をさせてもらって、お座敷終了。本がそこそこ売れたのはうれしいけど、サインを求められてとまどうなど^^;。

で、服を着替えて宿までランニングです。実は距離を計測していただいたのは、このためでした。
それにしても暗い(笑)。街灯がないです。まぁ当たり前です。人が歩いてないから必要ないんですよね。時々くる対向車のライトで目がくらみます。でも、それはいいんです。アップダウンがきつい。まぁ織り込み済みではありますが、それでもきつい。でもだから走ろうと思ったわけですよ。下りは急がず、上りは淡々と。とにかく6分/1kmのペースを守りましょう。てことで、約7キロのアップダウンしかない真っ暗な道を走って、まもなく宿という、最後の坂を登ろうとした瞬間、右足のふくらはぎに異常を感じてストップ。まぁそれでも登り基調の道を46分走ったからよしとしましょう。
宿に着くと、みなさんもちょうど来られたところです。えーと。すんません。温泉にザブンと入らせてください。
てことで、20分遅れで懇親会スタート。豪華なごはんです。

お酒もうまい!
ちなみに今日のメンバーは4人です。瞬間緊張しましたが、課長さんがすごい柔らかい!あれやこれやの話をしているうちに
「いつきさんは浅香とは関係あるか?」
と。なので
「浅香はないけど日之出なら」
みたいな話。
なんでも、課長さん、浅香と交流をしていて、子ども会のキャンプをすることになったんだとか。でも、今年は台風で流れてしまって残念だったとか。
「えーと、トランスジェンダー生徒交流会のキャンプって受け入れてもらえますか?」
「いいよ」
マジか。
でも、山と川のキャンプは好きやなぁ。タタキもうまいけど、鮎もうまいぞ(笑)。
てことで、9時にお開き。まだ早いな。じゃ、もっかい温泉に行こうかなo(^^)o。

なんか、ウケたらしいo(^^)o→発達凸凹飲み会

朝、とりあえずバスに乗って、向かうは高知です。今日は高知県立大学でお座敷です。呼んでくださったのは、お友だちのまきまきさんです。考えてみると、ちょうど10年のつきあいなんですね。はじめて出会ったのは日本初のリビングライブラリの時です。
リビングライブラリといえば、その前に朝日新聞に記事が載ってて、「本のなかには性転換者もいる」みたいなことが書いてあって「へー、性転換者もかぁ。すごいな」と完全に他人事だったんですが、ある日まきまきさんからメールがあって「あの、人前で話せますか?」とかいう形でオファーをもらったという。ちなみにその時は「教員やってるんで」という、これまたあさっての方向の返事をしたんですけどね。
それから4回リビングライブラリがあって、この宴会を最後に、わたしの「本人生」は終わりました。
と思ったら、一度呼ばれたな
まぁそんな感じでゆるくつながっていたまきまきさんですが、このほど高知県立大学に就職されて、なぜか「来て」って言われたんですよね。

てことで、高知駅で合流。大学まで送ってもらって、少しクールダウン。
で、100人ほどの学生さん+教員さん相手にお座敷開始。ちなみに、はじめはまきまきさんが担当しておられる学生さん対象だったのが、「他の学年の学生も」「高知大の学生も」「ついでだからFDで」ってなったらしいです(笑)。
頼まれてたのは「ライフストーリー」と「社会モデル」の話です。てことで、富山大阪樟蔭女子大学パターンでいくことにしました。これ、かなり削りまくってるけど、なので逆に導入にはいいのかもしれません。少し大切に育てたいネタです。
それにしても、学生さんの反応がいい!ネタにはきちんと反応してくださるし、押さえてほしいところではガッツリメモをとられるし。となると、ついついのってしまってしゃべりすぎるというものです。なので、1時間のネタが1時間20分になってしまいました。
でもま、時間内に終わったからよかったよかった。
話のあとは感想文タイムです。なんかみなさん、すんごい量を書いておられます。すごいな。さらに帰り道では学生さんが「まだ消化しきってないけど、すごく興奮しました」とか「また来てください」とか、さらにまきまきさんに「また呼んでください」とか言ってくださって、これは恐縮だなと^^;。
そんな感じで、無事お座敷終了。

で、ホテルにチェックインして、懇親会です。
なんか、元雑誌の編集さんで現薬剤師の卵さんとか、高知大学の学生さんとか、なかなかカオス的なメンバーです。ここでまたまた語ってしまうのがアカンところです。
にしても、おいしい!

さらにそのあとワインバーに行ったり。店の中がいっぱいなので、外飲みです。ストーブつけてくださいました。

いい感じです。

ここで飲んだ3人、どうやら全員発達に凸凹があるらしいことが判明。まぁその中でまだマシなのがわたしみたいですけどね(笑)。てことで、「いかに自分が短期記憶がないか」を競いあったり。
ここで、12時半まで飲んで、さらに部屋飲みをして、寝たのは2時かよ…。あしたは大丈夫なのか?

整体みたいなもん→複合差別とダブルマイノリティ

朝、けっこうすっきりしています。やはり7時間くらいは寝ないとダメらしいです。まぁまぁな体調でガッコに行っていきなりスパートをかけます。取り出しです。でも、さすがに試験前日とあって、まぁまぁな感触です。とにかく苦手なものはしかたないです。人生であと3回の数学のテスト、なんとかうまくやり過ごしてくんなって感じです。
3・4時間目は相変わらずの自学タイムです。子どもたちは自らの課題と向き合い、わたしも自らの課題に向き合います(笑)。
静かな教室は思考が進みます。
とにかく、やりたいこととやったこととできたことがうまく並んでません。少し歪んでる。これをまっすぐにするのが今回与えられてるお題です。「やったこと」は変えられないので「やりたいこと」と「できたこと」を変えるしかない。少しいじっては離れて見るを繰り返しながら微調整をしていくと、「おっ」って思う瞬間があるんですね。そんなのを繰り返しながら、2時間で脳みそが「ヤダ」って言ったので、頃合いもよく断念。

午後は休みをとって、「世界人権宣言70周年記念大阪大会」です。お目当ては「複合差別」のシンポジウム。シンポジストは金友子さん・田中一歩さん・藤原久美子さん。
まずは金友子さん。アプロの在日コリアン女性実態調査に基づいた報告です。女性であるがゆえに攻撃しやすい存在としての在日コリアンの置かれた状況を語られました。あと、複合差別のめんどくさいところとして、「民族」で捉えると「女性」が消え、「女性」で捉えると「民族」が消えるというあたりも「なるほどな」と。
続いて田中一歩さん。いつもいろんな話をするけど、あらためて話を聞くのははじめてです。でも『部落解放 711号』を読んだりしてるから、知っていることもあるかと思ったけど、やはりあらためてガッツリ聞くとおもしろいですね。ちなみに、今回は(笑)わたしの名前が出てきました。やはりうれしいです。それにしても、「ミノの天プラ」は反則です。
で、藤原久美子さん。DPIの方なんですが、隣りに座ってたTじさんに「これ、ダメ・ピープル・インターナショナルの略で、わたし入ってるねん」というと、メッチャウケてました。で、内容は障害女性の話なんですが、「隠れた優生保護法」はいまだにあるんだなと。単に視覚障害であるというだけのことなんですけど、「子ども育てるの大変だから生まないほうがいい」とか言われたり。あー、でも、わたしも「子どもがかわいそう」ってさんざん言われたな(笑)。あとは性暴力の対象になりやすいって話、聞いたことはありますが、あらためて「だよな」と思うわけです。
で、みなさんの話を聞きながら、でも、ふと「ダブルマイノリティの持つ可能性」ってのも考えられるんじゃないかなと思いました。
「複合差別」ってとらえ方は「被差別者」としてふたつの要素を持つわけですが、「ダブルマイノリティ」というとらえ方は、もしかしたら「ふたつのアイデンティティを持つ人」というとらえ方になるのかなと。すると、例えばAとBというマイノリティ性を持つ人とAとCというマイノリティ性を持つ人がいて、Aという共通の要素を通じてBとCというふたつの課題がつながる可能性があるってとらえ方もできるんじゃないかなと。
なんてことを思ったけど、これってすでにベル・フックスが言ってるなと。
てことで終了。おもしろかったo(^^)o。
ちなみに、「ダブルマイノリティ」の話を金友子さんに話に行ったら「そんなことより、また飲みましょう」みたいな話になったので、また企画せねば(笑)。

集会後はもちろん総括です。気がつくとE井さんとかRンダさんとか、なんかもうエレガントな人々と一緒になって、なかなか楽しい総括になりました。さらにそのあとTじさんとサシ飲み。アホなことをいっぱい言ってしまって反省。でもまぁ、研究会はしましょう。

すごい資料→アウトリーチのスピリッツ

今日は第2のふるさとの人々と一緒に「現地研修」です。なので、勤務先の駅で降りずにその先へ。降りると知りあいがウェットティッシュを配っておられました。そうか、人権週間か。こないだの香山リカさんの中止問題についてちょこっと話をして、でも迎えに来ていただいたので、そのまま集合場所へ。そしてマイクロバスに乗って、向かうは舳松人権資料館です。
到着したら、とりま舳松の歴史についてのレクチャーです。が、当然舳松オンリーになるわけもなく、部落史の講演になったりします。と、一緒に行ってた先輩と顔があって、思わず苦笑い。でも、舳松の解放運動史になると、とたんに顔つきが変わるのは当たり前。それを聞きに来たんですよね。
で、ひとわたり舳松の歴史について学んだら、次はフィールドワークです。
フィールドワークって、なにがおもしろいのかというと、歴史と今が結びつくこととか、そこに住んでた/る人の生活と触れあえることとか、さらにはそこにない歴史を想像することとか、そんなあたりかなぁ。ちなみにそれは「土地」とつながるので、例えばトランスというかセクマイ系でいうと、東京にはある。考えてみると、三橋さんに案内してもらった吉原から回向院とか新宿界隈とか、メッチャ豪勢なフィールドワークだったよなぁ。ほんとにおもしろかった。大阪は…。堂山はおもしろいけど、歴史的にはどうなんだろ。京都は…。ないか…。いや、セクシュアリティ系はありますけどね。
で、実際にもともとの「塩穴」と呼ばれていた頃の土地面積の狭さとか、坂田三吉の生家の狭さとか、いろいろおもしろかったです。
そのあとは大原さんの「啓発」にかかわる話。
大原さんとは一度?お会いしていて「お久しぶりです」なんですが、それはそれとして、とてもいい話を聞かせていただきました。やはり啓発がらみで語るのは当事者じゃなくて非当事者だなと。非当事者がどう変わりどう学び、いまどう生きているのかってのが大切なんですよね。なぜなら、他の非当事者にとって、そこにこそ自己変革の可能性を見出すからです。逆に言うなら、当事者の語りは自分の体験じゃだめってことです。そんなのは「理解と共感」でとどまってしまう可能性がとても大きい。仮に当事者が話すなら、非当事者並のことを話さなきゃならんってことです。
ま、そんなことを考えながら、舳松フィールドワークは終了。

バスに乗せてもらって帰ればいいものを、ちょいとおべんきょ場所で降ろしてもらって、おべんきょ会場に乱入。その後、Hがしさんに同行して「日本エイズ学会」に乱入。さらにDISTAへ。ここでSWASH主催のワークショップ&講演会「当事者活動の難しさ」の打ち合わせをしておられて、そこに乱入です。講師のティ二さんとSWASHのみなさんの話を聞いてたのですが、メッチャ勉強になりました。
テーマはアウトリーチについてのものでしたが、とてもおもしろかったです。もちろん、ここでのアウトリーチはセックスワーカー対象なんだけど、その手法とかスピリッツは、学校の中のマイノリティ生徒へのアウトリーチと似てるなって思いました。
わたしにとってのフィールドは教室なんですね。たいていの教員はセンター(職員室・保健室・図書室など)にいるけど、そこから撃って出る(アウトリーチ)んですよね。その時にどういうふうにアプローチするのかとか、心がけるべきことはどうかとか、どんな情報を伝えるのかとか、どうやってセンター(例えば交流会)につなぐのかとか、ヒントがいっぱいありました。
でも、そんなに長居はできなかったので、そのことをティ二さんに伝えたら、喜んでくれてました。
あと、帰りがけに4月1日のフェミニスト・フロートでコーラーしてたセックスワーカーの人が
「あの時「いつきさんがいる」って思ってすごくうれしかったけど、「女は最高」ってコールをどう聞いていたのかが気になって、終わってからみんなで話してた」
って言ってくれました。なので
「「おかまも最高」って言ってましたよ(笑)」
って言ったら、ホッとしたような笑顔で
「わたしも言ってました」
って言ってくれました。
てことで、記念写真になぜかわたしも入ってしまったり^^;

どうやらお茶大の件でフェミニストvsトランス女性が再燃したみたいだけど、少なくとも「ここ」ではそれはないなとあらためて思いました。
やはりそれは、「coming out story」でA久○さんとかRささんとかSっさんとかが言ってくれた「葛藤の共有」とつながるのかなって思いました。

てことで、ものすごく充実した1日でしたが、さすがに疲れた(笑)

ゆるやかにスイッチが入った

朝起きるとメッチャ眠いです。そりゃそうか。でも、それにしてもボーとしてます。あかんな。

今日は月曜日。授業と会議にまみれる1日です。覚悟しなくちゃね。とはいえ、どうせ図書室学習です。1・4時間目は「取り出し」はなしです。苦手な子も苦手なりになんとかやってる感じです。てか、質問受付をしてると、切れ目なく質問に来ます。
問題は6時間目です。こちらは苦手な子が全力で逃げたり遊んだり。でも、今日と水曜日しかありません。朝の時点では「取り出し」はしないでおこうと思ったけど、「やはりやるか」ということで、30分ほどやりました。ちなみに、一番マークしてる子は、今回は取り出しはせず。この子は「なんとかしなくちゃ」っていう焦りがあるから、「これしてね」ってことを確実にやってくれてます。一度それに委ねることは大切かな。「教わってできること」から獲得する「教わること」への信頼感はもちろん大切だけど、「教わったことを自分で吸収してできること」から獲得する「自信」はもっと大切です。
てことで取り出ししたけど、残り15分を無駄に使ってるんですよね。とにかくまわりの子をなんとかしなくちゃならんな。

そんなふうな1日だったけど、頭の中は全然別のことを考えるようになりました。なんか、ゆるやかにスイッチが入った感じです。考えてることは、もちろん「おべんきょ成果」の修正です。
心を無にして、再度コメントを読むと、何をアドバイスしてくれてるかが少しずつわかってきます。
たしかにな。「はじめに」は「最後に書くもの」ってことを忘れてました。「おべんきょ成果」は、「はじめに」から書きはじめて、「先輩成果」を書いて、自分のところを書くんだけど、書いてる最中に「もっと先輩!」ってなったりするんですよね。そしていろいろ書く中で、だんだん自分がやろうとしたことと、やってることと、できてることの間にズレが出てくるんですよね。そこで、その3者を修正しながらフィニッシュするんだけど、その最後のことをしてなかったってことです。
で、今日はそのことがクリアにわかってきたんですね。なぜそれがわかってきたかというと、脳みそが完全に「おべんきょ成果モード」に切り替わったってことです。
考えてみれば、この日のあとやってたことって、「おさんぽ」したり、「ただ笑わせたかっただけ」だったり、「変態の宴会」をしたりしてて、その間を縫ってゲンコをふたつ仕上げたりで、ほんとにどうしようもない状況でした。そんなこんながすべて片づいて、まぁ週末はお座敷祭りだけど、でも頭はそちらに切り替わったんでしょうね。
ここから2週間。ラストスパートです。