運が悪い

なんか、京都府の教員の中で無作為抽出をするクジにあたってしまったみたいです。てか、これ、無作為やないやろ。わたしみたいに、勤務時間を守っている人間に、この手の調査のサンプルにするって明らかな作為を感じます。もっと標準的な人を選ばんかい。
で、中身を見ると、高校と特別支援学校が使う表が同じらしいです。終わってます。同じなわけがないやろ。かたや、担任と分掌で業務がくっきりわかれる高校。かたや教職員総出で子どもと向き合う特別支援学校。これ、たぶん仕事の内容でわけてるんじゃなくて、管轄が市町か府かでわけてるな。仕事の中身を考えてないやろ。
さらに、やった仕事の中身を分類しろと。その中身を見たら、あたかも網羅しているようで、実は「よく知らない人が常識的に考えるとこんなもんかなと考えた分類」に思えてしまいます。基本的に「子どもにかかわる仕事」とか「校務にかかわる仕事」とか書いてますが、わたしみたいに「府全体にかかわる仕事」となると、どこにもない。つまり、分類不可能な仕事をしている人間はどうすりゃいいのかと。例えば「考える」という時間があります。これ、まわりからはなにしてるかわからないし、本人もなにしてるかわかりません(笑)。さらに、人権教育について考えることもあれば、教科について考えることもあります。でも実は、それらは不可分なので、そうなると「考える」ということは仕事に分類されるのかされないのか。あるいはどこに分類するのかがわからない。例えば「解放新聞」だって『部落解放』だって読みます。必要に応じて、ネットでジェンダー関連の論文を検索して、例えば『教育社会学研究』だって詠みます。新聞読んだり雑誌読んだり論文読むのは仕事じゃないと思われるかもしれませんが、この手の情報収集は、人権教育の「これから」を考えるためには欠かせません。こういう「自己研修」とでも呼ぶものはない。他にも例えば放送部のケーブルの修理とかしてますが、あれは校務かなぁ。まぁ、全部「その他」にすりゃいいのか(笑)。
しかも、期間が一週間。えーと、わたしの仕事は、けっこう季節もので、文化祭とか採点とかその他諸々、忙しい時はオニのように忙しいけど、ヒマな時はけっこうヒマで、そんな時は「考えて」いたりします。ただ、文化祭の時も「待機」が仕事だっりします。まぁ言うなら、消防士と同じです。火を消している時が仕事に見えるけど、待機してる時も仕事なんですよね。で、そんな時にコンビニにごはん買いに行ったら「仕事せい!」って怒られる。いや、火事がないぽうがええに決まってますやん。まぁ、どこを切り取るかでぜんぜん違う。
さらに、一週間の勤務の内容を30分おきに記録しろと。えーと、学校って、30分とか60分でまわってないのですが。
で、表が午前5時からはじまって午前5時で終わってます。アホかと。酒飲んでるわ!まぁ、でも、修学旅行とか合宿の引率とかだったら、やってるか。てか、そこまで仕事してることを想定してるんだったら、こんな調査いらんやろ。

ということで、10月の調査だけど、いまのうちに8時から17時まで「その他」の仕事をしているって書いておこうかな(笑)。