刺激

今日はパタパタする一日です。
まずは「第2のふるさと」で会議です。会場の山のてっぺんまで20分くらい登らなきゃなりません。「山路を登りながら こう考えた」とか思いながら、「そりゃ考えるよなぁ」と思ったり。いや、ほんと山路は考えてしまうのですよ。誰もが思索家になれる場所です(笑)。

で、会議。学力問題です。
学力問題については、わたしはプロパーではないです。なので、確かなことはわかりません。でも、今までも考えてきたし、今も考えています。とにかく表を読みながら、その数値にあらわれていることを必死で読み解くことにチャレンジです。そしてもうひとつ、「なぜその数値が出てきたのか」です。これも解答はありません。いや、あるのかもしれないけど、それは複合的だし、その複合的な要因をひとことであらわすことはきっとできない。もしもしちゃったら、そこには「ウソ」が混じります。なので、とにかく考えたことを出す。それ以外ありません。
みんなの話はあっちいったり、こっちいったり。考え言葉をまとめていると、たまに話に乗り遅れますが、そんな時は「考えてたんだけど、さっきの話」と、強引にもどします。
そんなことをやりながら、とっても脳みそを使う2時間を過ごしました。

で、職場に帰って採点の祭典。ただし、与えられた時間は3時間半。これで3クラスはきついです。でも、とにかくできるところまではやりましょう。とりあえず、2クラスの成績処理はやりました。ほんの少し残った時間でノートチェックもやって、パソコンの火を落とします。

お次は、前の「おべんきょ場所」で「合同おべんきょ会」です。
ここもわたしは専門ではありません。が、それなりに興味があるので首を突っ込んでみました。
まずはセンセがお題を提示。みんな、一様に押し黙ります。が、脳みその中はフルに空回りしています(笑)。いや、空回りしないとグリップはでないんです。やがて、他のみなさんはどうやらグリップしはじめたみたいですけど、わたしはグリップしないので、あいも変わらずスピン状態です。焼け焦げたタイヤの香りが漂った感じが楽しいです。そうこうするうちに、徐々にグリップしはじめたみたいで、言葉がようやく出てくるようになりました。
こういうの、専門外でも、やってみるとおもしろいもので、いろいろ専門分野とつながることがあるものです。やはり、この手の話は食わず嫌いがアカンのでしょうね。
なんだかんだで1時間半くらいの「おべんきょ会」も終了。次回は夏休み中らしいです。なんでも、そのあと飲み会とか。ちょうど夜行バスで次の場所に行くから都合がいいです(笑)。

すべての日程が終わったら、とにかく眠い。ちなみに、おべんきょ会のみなさんも眠かったみたいで、みんなあくびをかみ殺してました(笑)。
さてと。家に帰ってビールだな。

ヤバい兆候

現在、1学期の期末試験中。途中2週間ほどのインターバルをはさんで夏休み。ということで、今日あたりから、ボチボチとお座敷がはいりはじめます。
てことで、久しぶりのお座敷に行きました。向かうは阪神沿線のとある高校。駅に着くと「いつきさん!」と声をかけられて、ひょいと見るとRくくんです。来たんかよ(笑)。ということで、道中、いろいろ話をしながら会場へ。
会場に到着すると、メッチャフレンドリーな校長さんが迎えてくれました。さすがは大阪です。ちなみに、なんでも今日は他校からも来られるとか。学校名を聞くと、聞いたことのあるというか、「うちの子がお世話になりまして」的なところが何校か。どうやら横の連絡をとりあってるみたいで、そういうネットワークとフットワークが、これまたさすがは大阪です。
ということで、今日の内容はミッション3です。

ということで話しはじめたのですが…。さすがは大阪です。まったくウケません。わたしごときの話芸ではアカンということですね。すんませんすんません。でも、ところどころで肩が震えてる人がいるから、よしとしましょう。
にしても、ミッション3は、なぜか力が入ります。やはり、ひとつはこなれていないということかな。それと、やはり自分のことじゃないから「へっへー(笑)」とはいかず「がんばるぞ!」ってなっちゃうんでしょうね。
てことで、時間はどんどん過ぎていきます。3分の1くらい話したところで、すでに1時間経過。でもまぁ、それくらいはかかっちゃうんですよね。本来大学の講義で4コマ分の内容です。でもまぁしかたないです。それを限られた時間でやるのがお座敷です。でなければ、連続講座か、はたまた大学の講義でしかできないわけで。
ついでに言うなら、一番はじめのネタから、基本的にはネタは増えていきます。それはそんなもんです。だって、ネタは育つもので、なぜなら「おべんきょ」するからです。なので、はじめは1時間半でいけたものが、2時間に伸びるのもよくある話で。
てことで、ウケもとれないから、ガチでしゃべったもので、気がつくと与えられた2時間が来てます。やばい!ということで、5分の4までいったし、キリもいいことだから、そろそろ終わりましょう。でないと、3時間かかるわ(笑)。
にしても、ヤバい兆候やな…。

終わってからは校長室で、しばし懇談。
「いつも、うちの子どもがお世話になりまして」
と頭を下げまくり。やはり教員って「なんとかしたい」と常に考えてるんですよね。でも、特効薬はないんです。だから、どの薬がいいのか。薬を出すか出さないか、いろんなことをやってみるんです。それは、傍から見たらもどかしいかもしれない。でも、その「傍の人」も、そこにいけば同じことになるんじゃないかな。
でも、だから教員なんて仕事が成立してるんですよね。やれやれ…。

応答的かかわりと教職員の子ども理解

今日からは期末試験です。でも、台風です。しかも、今日は「生徒指導・人権教育研修会」です。さてさてどうなる。
職場に着いたら副支店長がいたので「今日、どうします?」と聞こうと思ったら、向こうから「今日、よろしく」とのひとこと。あー、中止にする気はないんだ(笑)。「台風やしねー」というと「子どもは関係あるけど、わたしらは関係ない」とのこと。そりゃそーだ。
てことで、カントク2発こなして、さっくりおべんと食べて、駅まで迎えです。駅からあらわめたのは、住友剛さん。住友さんには3年前にしゃべってもらいましたが、今回は職場で話してもらおうと。ちなみに、はじめてお話を聞いたのは何年前だろう。教組の学習会で聞いて「おもしろい人がいるな」と思ったのでした。でも、その頃は「子どもの人権はまだ先の課題」と思ってました。なにせ、目の前にムラの子や在日の子がいて、「そっちだよ」と思ってましたからね。もっとも、「子」である限りは「子どもの人権」のターゲットなんですけど、それはそれってことで^^;;。
そんなわたしが、なぜ3年という間隔ではあっても住友さんに来ていただきたいと思ったかというと、まさに「同和教育の継承」なんですよね。
もちろんマクロレベルでいうなら志水さんのスクールバスモデルとかあるんだけど、個々の教員にあの話をしても「だからどうなん」ってなっちゃう。簡単に言うならば「マネージメント」の話なわけです。いや、小中なら可能かもしれないけど、教職員数が多く、しかも組織的にバラバラで、しかも価値観もバラバラな京都の高校現場では、あんなのは支店長レベルしか実現できません。もちろん、それをサポートすることは、わたしたち「ヒラ」でもできますけどね。
それに対して、住友さんは「リフレーミング」なんですよね。わたしたちの枠組みを少し変える。それは個々の教員ができる個人の営みです。で、いま、それがうちの職場には必要なんじゃないかと。なぜなら、「自ら考える子ども」を育てたいと言ってるんですから、「考えを聞く」ことが大切なんですよね。
そして、それが「応答的かかわり」なわけです。

てことで、講演開始。
とにかく、話がていねいです。レジュメも親切。読むだけで講演内容がわかります。てことは、なにを話しするかが完璧にできてる。しかも、facebookで昨日の夜というか今朝方つくられたのはわかってますから、つまり毎回対象で変えておられるわけです。すごいな。そして、話がわかりやすい。ていねいなレジュメをていねいに追って行かれます。そして、終了が、ジャスト90分。さすがは大学教員!
と思った瞬間に、「あー、学部生相手に話をしてる感じね」と納得。まぁ、大学卒業して何年も経ってる高校教員なんざ、学部の教養レベルですよ(笑)。
てことはおいといて。

結局、「応答的かかわり」ってなんだということです。
わたしの直感でいうなら、例えばスキーですね。スキーは雪面を無視してできるスポーツじゃない。だから、常に雪面からのフィードバックに神経を研ぎすませて滑ります。あるいは、バイク。バイクも路面とタイヤの摩擦で走ってるわけですから、その摩擦の変化に敏感でなきゃ走れない。相手となるものの変数の変動域が大きくなればなるほど、その変化に敏感でなきゃ成立しない。そこが、できるだけ変化をなくして一定の条件でやろうとする他のスポーツとの違いです。
で、生徒はというと、こんなもんPDCAサイクルなんて「なにそれ?食べもん?」くらいに条件は変動します。しかも、マスとしての生徒と個々の生徒もまったく違う。これを十把一絡げにして「生徒たち」ととらえて、なにができるかということです。このことを言い換えるなら、「子どもを色眼鏡をかけて見るな」ということです。あたりまえのことです。
そう考えると、やはりあたりまえのことをあたりまえのこととしてやるという、あたりまえのことなんですよね。

でも、そのあたりまえのことが、なかなかできない。あるいは、したいけどさせてもらえない。そんな「わたしたち」が、元気をもらえた講演だったことが、みなさんの感想文を読んで伝わってきました。
もっとも「理想論」とか「いい子でしか成立しない」とかいう批判を書いておられる方もおられましたが、あの人「かば」の舞台の中学校でアドバイザーやって立て直すのに協力してるんだよね。なので、きわめて実践的な話なんだけどね。まぁでも、「かばの舞台」と言っても、わからんだろうけどね…。

そうそう。質疑応答の中の「アクティブラーニング」の話もおもしろかったな。「どこがアクティブになっているのか」という問題提起。「アクティブな沈黙」は「ペラペラの動き」よりも頭の中はアクティブ。
それですよ、それ。だから、ワークショップはキライなんですよね(笑)。

もしかしたら…

朝、トイレの中で突然ひらめきました。
いや、わかってたことだし、いつも言ってたことだけど、それがつながっていなかった。それがつながった。のかな?
これ、すでに誰かが言ってるかもしれないです。でも、言ってないかもしれない。いや、誰もが気づくことなんですけどね。
何が悪いかというと、最新の情報を仕入れてないんです。で、なぜ仕入れてないかというと、キャパが足りない。で、なんでそんなにキャパがオーバーフローしてるかというと、「サール」なんか読んでるからです。その前は「オースティン」。時間かかるわ。
でも、とにかくとっかかりができたから、あとは文字に落とし込むだけだな。
あー、でも、こんなのペーパーにならない。ほとんどアジテーションだわ(;_;)。

一日こもりん

先日「5月末日が締め切りだったゲンコ、どうなった?」というメールがやってきました。完全に忘れてました(笑)。そういや、そんなのあったな。
てことで、ここ数日書いてますが、今日、その本のバックナンバーみたら、今書いてることを2年前に書いていたことが判明。アカンやん。
ということで、急遽路線変更です。前に書いたことの続きを書くことに決定。なので、あちこちをバッサリと削除。さて、どうする?
データとしては新しいものはないわけじゃないし、書きたいこともあるんだけど、なんかもうひとつピリッとしません。そんな時は、ネットに逃避してしまいますね^^;;。
と、Y野さんが同じことやってるらしいことが、facebookの記事で判明。お互い「がんばろうね」などと励ますヒマがあったらゲンコ書けよと。
てことで、4分の3くらい書いたところでダウンです。
ま、ええか。これくらいにしといたるわ!
あとは鉄腕DASHでも見ることにしよう。

なんかよくわからん

今日は某在日外国人教育関係の会議です。
でも、その前に血液検査。今回はスパンが短いけど、いろいろ条件が変わったので、ちょいと調べなきゃなりませんからね。
で、なんとなくローテンションのまま会議へ。ここ最近会議の集まりも悪いです。まぁ、みんな忙しいし、高齢化もしてるし。どうしたものかな。いろいろ考えてはいるんですけどね。ただ、なにせわたしは外国人教育からは軸足を移してます。もちろん、あくまでも軸足を移しただけで、足そのものを抜いて洗ったわけじゃないです。でもやはり、プロパーである他の人みたいにはなりません。ただ、その代わりにネットワークはあるので、「次の一手」をドラスティックに考えるのは得意です(笑)。
そんなこんなで、テンション低く会議に参加。そのままテンション低く飲み会です(笑)。泡盛は効きます。
会議が終わったところで、同じ会議から別の会議に行ったY田さん@全キリのメンバーからメール。
Y「会議、終わったよ」
い「どうしましょ?」
Y「ちょっとならいいよ」
い「じゃ、どうせ近くまで行くから待ってて」
ということで、うちの最寄りの駅で合流。さて、どの店に行こう…。コンビニだな(笑)。
ということで小さな庭で家飲みです。
それにしても、すでに泡盛2杯飲んでるわたしと、けっこう強いY田さんでは勝負になりません。途中でダウンしかけました。
いや、よく飲んだわ…。
ちなみに、終電近くまで飲んだので、ぜんぜん「ちょっと」ではありませんでした。ま、パートナーが「楽しかった」って言ってくれたので、よかったよかった。