あせる

今日から授業がはじまります。が、やる気も出ないし、まぁ、いつも最初の時間はガイダンスなので、こってり話をしました。で、あれやこれやをしていると、あっという間に定時です。さっくりと職場を出て、向かうは天王寺。今日はおべんきょ仲間の歓送迎会です。
この秋にひとり、春にふたりペーパーを出し終えた方がおられ、さらにおひとりはペーパーをそのうち出すべくがんばっておられ、一方新たなおべんきょ仲間が3人入ってこられと、なかなか入れ替わりが激しく、とりあえず飲もうということになりました。ちなみに、残留組はふたりで、わたしに幹事がまわってきたという。
やはりおべんきょ仲間の呑み会は楽しいですね。それぞれが自分が掘っている場所があって、でも、どこか共通しています。なので、自分が掘っている場所を見せて「こんな感じ」というと、「ここ、おもしろい」とか「ここはもう少しこうしたら?」みたいな話がぽんぽん出てきます。一方、仕事がたいへんなのも、どこか共通しています。時間がある人はお金がなくて、お金がある人は時間がない。そしてなんといっても、全体的には仕事がない。みんなたいへんです。
それにしても、やはりあせります。この新しいおべんきょ場所に来て、来た当初は、まぁ楽しんでました。が、なにもできてない自分に直面して、しかも今年は折り返しの年です。たぶん、なにかを組み替えなきゃならないのですが、それができない。どうしたら時間が捻出できるんだろ。
そんなこんなの話をしているうちに、あっという間にこちらも時間がたって、お開きの時間。てか、10時半まわってるやん。帰れるのか?

去年を越えられない

ここ数年は「新入生オリエンテーション」はどこぞの大会議室を使って1日でやってたけど、今年(から?)は1泊でやることになりました。おかげさまで、担当教員は年度末からえらいことになってます。
で、去年からはじめた「最初の人権学習」。今年もすることにしました。てか、ここ数年「ないこと」にされていたので、去年反撃の狼煙をあげて、それまでカリキュラム的にあった「新採オリエンテーション」に加えて「新転任オリエンテーション」「新入生オリエンテーション」「教育実習生オリエンテーション」で人権の時間を確保したんですよね。
で、会場へ。
みんな神妙な感じです。初々しいな。
まずは支店長の話。そして、会場の方の歓迎のあいさつ。番頭格おふたりの話。番頭格のおふたりは、けっこうあっさり気味です。その前に伸びた分のリカバリーのためにネタあわせをしておられたのは、ここではさすがと言っておきましょう。
その後、おべんとタイムの前のインフォメーションで「家から持ってきたお弁当」なる発言。あー…。まぁ、家から持ってこない子がすごく多い状況だろうから、みんな気にしないだろうけど、中には絶対に心の中でツッコんでる子、いるだろうなぁ。なぜにいらないひとことをつけるのかなぁ…。

昼食後は救護班長の話。そして、検非違使チーフの話と進むわけですが、全員男性。ジェンダーバランスが悪い。
で、ジェンダーバランスを崩すべく(笑)、わたしの出番。ですが、ダメですね。去年の話を越える話を考えられないです。てことは、今年のオリジナルじゃないから力がない。致命的です。とりあえず、ひとつだけ追加かな。

幸せを計算に例えるとどうなるかな。
人によっては「割り算」と答えるかもしれません。つまり、100の幸せを10人でわけるとひとり10だけど、20人でわけるとひとり5になる。
でも、わたしは「足し算」と考えてるんです。幸せな人が増えれば増えるほど、幸せの合計は増える。そして、量が質へと変化するとき「掛け算」になるかもしれない。

まぁ、「量が質へと変化」のくだりはしゃべりませんでしたけどね。
まぁ、4月の終わりに「人権とはなにか?」の授業をこの子らにする予定なので、それで勘弁してもらおうかな。

家に帰って、子どもたちに「人権とはなにか?」のプレゼンを見てもらったら、それなりに好評でした。
その後、なぜか映画「スティーブ・ジョブズ」を見るはめになってしまい(笑)。

クレージーな人たちがいる
反逆者、厄介者と呼ばれる人たち
四角い穴に 丸い杭を打ちこむように
物事をまるで違う目で見る人たち

彼らは規則を嫌う 彼らは現状を肯定しない
彼らの言葉に心をうたれる人がいる
反対する人も 賞賛する人も けなす人もいる
しかし 彼らを無視することは誰もできない
なぜなら、彼らは物事を変えたからだ
彼らは人間を前進させた

彼らはクレージーと言われるが 私たちは天才だと思う
自分が世界を変えられると本気で信じる人たちこそが
本当に世界を変えているのだから

Think different.

あー、刺さるわー(笑)。
まるでわたしの「複素数」の授業の導入だな(笑)。

はじまった

今日の午前は始業式。そして午後は入学式。バタバタするのが予想されます。
てか、たぶん1日自分のjobはできないな。やらなきゃならないこと、やりたいことは山積みですが(;_;)。
てことで、午前は会場の外にいて、放送部に窓越しにうしろから指示を飛ばす作戦に出ました(笑)。うーん。支店長。いい人なんだけど、伝えたいことがあり余っていて、それをすべて伝えようとするから話が長くなるんだろうな。他の人とネタあわせをしたらいいのに。
まぁ、わたしもピン芸人タイプだからわかるけどね^^;;。

で、午後はいつもの通り幕の後ろに待機。せっかくなので、自分のjobができるようにセッティング。なにせ、思いついたことがあるから、それを忘れないうちに形にしないといけません。
なんだかんだで、jobもすすんだことだし、よしとしようかな。でも、こんなふうにできるのも、放送部の連中ががんばってるおかげだな。
次の勝負は木曜日だわ。

作業日

日曜日は休みの日なのか、はたまた平日にやり残したことをする日なのか。たぶん、両方なんでしょうね。でも、土日にいろんなことをやると、平日土日を問わずやり残したことを、ほんとうは休みたい日曜日にしなきゃならなくなる。
てことで、今日の最初のタスクは、家の前の貝塚の枝払い。そのためにチェーンソーを買ったのでした(笑)。いやぁ、おもしろいほど枝が払えます。途中、電源ケーブルを切ってしまって火花が散った時はビビリましたけどね。でも、はんだ付けをして、復旧。順調に切ったけど、この枝の処理はどうするんだ?

続いて2台分のタイヤ交換。これはマキタのインパクトを買ったから楽勝であることが予想されましたが、やはり楽勝でした。

でも、ふたつタスクをこなしたら、腰が痛い(;_;)
これはおふろに入らねば。

謎は深まるばかり

朝、とりあえず実家に行ってPCのお守りです。なんでそんなことをやらなきゃならんかというと、うちの母親、OSクラッシャーで、win7すらOSレベルで落としてしまうという離れ業をします。なので、win10にした時に管理者権限を奪ってしまうことにしました。でも、その関係で、なにかのインストールとかなにかのアップデートをしようとするといちいち行かなきゃならないということになってしまったという。ま、しゃーないんですけどね。

で、お守りが終わったら組合の飲み会へ。今日は歓送迎会なので、昼呑みです。自己紹介ではてきとーに笑いをとって、よかったよかった。

そして大阪へ。
今日の目的その1は、スキーブーツの調達です。
なにせ、今まではいていたブーツはこんなのです。

これ、LANGEのX9RACINGという20世紀のブーツです。もうかれこれ25年以上はいてます。が、さすがにインナーがへたりまくってアウターが直接あたってる感じで、足が痛いんですよね。そのことに3月に気がついて、じゃあ買おうかと。
ということで、大阪の某有名スキーショップに行って型遅れを探すことにしました。あたりをつけてるのは、やはりLANGEか、あるいはHEADです。ですが、とりあえずサイズが24.5、ラストが95以下、フレックスが130くらいのものを探そうかと。で、見てみると、LANGEとATOMICのがありました。HEADはサイズが25.0しかありません。履いてみたら、楽!でも、ゴソゴソ。そりゃ楽なわけです。
てことで、ここは一発LANGEにチャレンジです。んー、締めつけてくる。相変わらずです。ちなみに、ラストが92+。これはキチキチですね。でも、そのキチキチ感がいい。というか、履いているうちにだんだんフィットしてきます。これはいい!それに比べてATOMICはなんとなくピリッとしません。
てことで、LANGEのZA+なるブーツを買ってしまいました。さてさて、どうなるか…

そして、新大阪へ。またまたインタビューです。
これが困った。聞けば聞くほど謎が深まるばかりです。知りたいことをやっている人なので、きっとヒントがあるはずなのですが、あまりにも天然なので、わからない。どうしたものかと思いながら、1時間半ほど聞いて断念。また、帰ってゆっくりと聞こう。きっとどこかにヒントがあるはずだ。
ということで、近くの奄美系中華料理屋へ。ここであーでもないこーでもないと、ダラダラ話をして、10時過ぎに終了。

回復

朝起きると朦朧としてます。とにかく出勤。
誰もから
「しんどそうなね」
と認定してもらえるのですが
「昨日、心斎橋で」
と答えると、みんなから
「自己責任」
と罵られるのは心外です(笑)。なんしか、テキーラが悪い。
ちなみに、野球部の子どもたちは
「ほんま、しんどそうやわ」
とつぶやいたあとに
へんこつですか?」
と聞いてくれる優しさを持ち合わせていて、ほんとにありがたくももうしわけないなと。
そんなこんなで、会議な一日を終了。
とにかく、家に帰ってお風呂に入って、ビールを飲もう。

今日は6月にある「現地研修」の打ち合わせ。というか、正確には「交渉」です。向かった先は心斎橋。ここには「南小学校」があります。今回はここに行こうかと。
この「交渉の場」は、もともと阪大の未来共生の方々が用事があるのに便乗したものです。もともとはそこにわたしひとりが便乗しようと思っていたのですが、某人権教育研究会の会長さん*1も来られることになりました。が、さらにEのいさんがSん悟さんとかFぁよんとかを連れてこられることになって、いったいどうなんねんと。
てことで、用件のトップバッターはKよぽんさん。
「ご協力いただき、ありがとうございました」
の5秒で終了(笑)。
続いてわたし。
「あの、単刀直入に言いますと、来させてください」
で、日程調整をしたらなんとかなりそうだなと。その後、山崎校長さんと話をしたのですが…。
なんかもう、共通の話がいっぱいです。同推教員として解放教育にかかわりはじめたころの話とか、大阪と京都という違いを乗り越えた共通点はおもしろい。さらに、日之出の話が出てきて、メッチャ驚かれてしまいました。会長さんも長くとりくみをされてこられた方なので、テイストが似てるんですよね。なので、えらいノリノリで聞いておられました。
それにしても、「すべてのことに共通のベースがある」ってことをいつも感じさせられるんですが、山崎さんの話を聞いていて、あらためてそのことを感じさせられました。
日之出の子どもたちへのとりくみのベースにあったのは「自分とはなにものか」という問いへの答えを一緒に模索することだったんじゃないかな。でも、それはまさに「我々はどこから来たのか
我々はなにものか、我々はどこへ行くのか
」という問いかけです。それを小学校の子どもたちにするのか?と問われるなら「しなくちゃならない」としか答えようがない。それ抜きに子どもたちと同じ時間を過ごすことはできないし、それを通して「次」がある。その中で子どもたちは育ち、そしてエンパワメントされる。そんなことをずっとやってこられた。
山崎さんの話を聞くことを通して「我々はなにをしてきたのか 我々ないはなにをしてるのか 我々はなにをするのか」を問うことができたらいいな。
そんな思いを持って、わたしたちの用件はおしまい。
そしてE井さんの用件。ところどころにESDとかいうキーワードが聞こえてきますが、何な話だろ。E井さんは「わかりました」って言ってるけど、まぁ、話の内容をキーワードで分類してるんだろな。と思ったら、ヒマなわたしたち相手に、さらに動画を見せる山崎さん。この人、ほんとうに伝えたいこと伝えなきゃならないことがあふれていて、それも机上の話じゃなくて子どもの姿なんだなって思ったら、ますますみんなに話を聞いてほしいと思いました。

で、南小学校をおいとま。
向かったのは「はてな」です。タイ料理…。まぁ、一部のトランスにとってはソウルフードなわけですが、そういう分類だとわたしのソウルフードは「きしめん」とか「味噌カツ」になるわけで、それは違うなと。ということで行ってみたのですが、これがおいしい!タイ料理、いけますね。
ここでSん悟さんと話をして、ちょこっといじってみたりして。
そうこうするうちにKうさん登場。このミスマッチの中にあるマッチングがおもしろい。そんなこんなで「はてな」の時間はあっという間に過ぎていって、二次会に突入。カクタスです。テキーラです。ヤバイです。
結論は、やはりヤバかったです。終電に乗れたのはキセキですが、明日のことは知らない(笑)。

*1:某高校の校長さん

夜桜見物

やはり、桜の季節は一度は夜桜を見たいというものです。てことで、某所でサシ呑みです。
桜と言えば、やはり焼肉でしょう。

それにしても、野菜炒め用の袋なんかがあるからとても便利ですね。調理の必要がないです。外で食べると安い肉でもおいしくなります。
肉を食べながら、桜を愛でながら、話はあいもかわらず「人生」とか「トランスにまつわること」とか。
ほどよく肉も食べて、ほどよくワインも飲んで、今日は早めの退散としましょうか…。

自分も歩いた道

考えてみると、トランスジェンダーとして生きはじめて17年くらい。自分がトランスジェンダーとわかってからなら20年。ずいぶんと長くやってきたなぁと、あらためて思うわけです。
で、あたりを見渡すと、ようやく自分のことに気づき、ようやく自分の生き方を生きていこうと決意された方もおられるわけです。そんな人の姿を見ると、20年前の自分を思い出します。
たしかにあの頃はしんどかったです。これからどう生きていくのか、わからなかった。理解者は近いところにはいないと思っていました。だから、遠くの人とやりとりすることで、なんとか自分を保ってた。
でも、少しずつ少しずつ、「ありたい自分」と「あることができる自分」が近づいてきて、そして「遠くの人」も増えていく中で少しずつ「近くの人」もあらわれてきて。そんなふうにして、現実の中で生きられるようになってきました。あの頃はとほうもない長い時間をかけた気がしてたけど、今振り返ると、ほんの数年のできごとでした。
いま、渦中にいる人も、きっとあと数年して、自分なりの生き方を見つけられて、ふと振り返った時に「あー、がんばってたなぁ」と、「あの頃の自分」に痛さを感じながらも優しく見つめるようになるんだろな…。

カマ節句

さすがにいっぱい毒を履きまくったら、家に帰ったらすっかりおとなしくなってました。
てことで、晩ごはんの時に家族に質問。
「今日はなんの日でしょう?」
もちろんわかるわけもないのですが、
「3月3日と5月5日の間だからね」
とまでヒントを言うと、パートナーは「あー」という顔をしたので、答え合わせです。
「カマ節句なので、かんぱーい」
で、「トランスジェンダーの日」にまつわる顛末を少し話したりして、あとはワイワイごはんを食べましたとさ。