で、K野さんち合宿

帰り道、ちょいと迷い込んだふりをして、「信太○地」へ。前はほんとに迷い込んだのですが、今回は位置の確認が目的でした。なんか、すごく広くて、出られなくて、もうしわけないなと(意味不明^^;;)。
その後、K津中学校に行ってK山さんと会おうかと思ってけど、バスの時間を1時間15分間違えていたことに気づいて、あわててバス停へ。そして、着いたのは四国です。
そのままK野さんの家に行って合宿です。
メンバーはK原さんとかOかもとさんとか。
お宝映像見て「うーん」とか言ってるうちにマッサージをしてもらって(またかよ!)、そのまま爆睡^^;;。

でべそ@南王子村

和泉市で午前にお座敷と言えば、昼ごはんはお好みでしょう。というか、市役所のあたりでそれらしきところを見ていたのですが、「なに考えてるねん」と。「南王子村じゃないか!」と。
てことで、あわてて過去ログを見てみると、かつて「ふみ」に行ったことが判明。そう言えば、あの時「うわ、みんな閉まってる」って思ったんだっけ。ということで、気になってた店に行くことにしました。
お座敷に呼んで下さった方にはもうしわけないけど、最寄りの駅まで送ってもらって、あとは歩きです。歩きが楽しい!
ほどなく、前に気になってたお店に到着。にしても、我ながらよく覚えてます。6年前ですよ(笑)。まぁ、人の名前は覚えられないけど、お好み屋さんの場所は覚えられるってことです。

お店に入ると、すでに地元のおじさまがふたりおられます。
「カスのお好みありますか?」
「あー、ないなぁ。カスになる前のやったらあるけどなぁ。ホルモンやけど」
「あー、あのトンなんとか…」
「トンチャンやな。ここらへんはみんなそれやわ」
ということで、トンチャンのお好みをお願いしました。
とりい出したるは白い宝石です。これを鉄板で軽く炒めます。

そして、生地に投入。練り込みです。

あとは、フタをしながらひっくり返していきます。あまりにも美しい焼き目です。

最後は、驚いたことに、マヨネーズと練がらしとケチャップをトッピングします。

最後にソースをからめて、マーブル的な表面になりました。

混ぜ込まれたトンチャンはこんな感じ。

あくまでも柔らかくジューシーです。が、あまり脂こくないです。やはり、あらかじめ軽く炒めてるのがいいんでしょうね。
生地はふかふかです。おいしい!
それにしても、お店の中の話もディープです。おじさまから、まずは軽くジャブが飛んできました。
「こごり、知ってるか?」
「知ってますよ(^^)」
「ほな、馬の肉、さいぼし知ってるか?」
「知ってますよ(^^)」
「なんや、勉強してんのか?」
「いや、むかし、京都のムラに15年住んでましてん」
ここで右フックが来ました。
「おれ、京都、キライやねん」
まぁそれはそうでしょう(笑)。
「あんた、よう知ってるな。学生さんか?」
ここでクロスカウンターです。
「もう50過ぎですねん」
と、さかさず左ストレートが飛んできました。
「兄ちゃんやろ」「いや、姉ちゃんや」
「わたし、女ですよ」
かろうじて逃げ切りました(笑)。
そのあとは、おじさまふたりとお店のお母ちゃんで、昔話。
「あそこの角っこ、お好み焼き屋やったな」
「あー、洋食言うてたわ。べた焼きやな」
「あそこにあったし、○○ちゃんの家もやってたしな」
なんか話を聞いてると、そこいら中にお好み焼き屋さんがあったみたいです。でもまぁそうなんでしょうね。粉と鉄板があればできるのが「洋食」です。ここらの人は、それを食べて大きくなったんだろうから、やっぱり関西のムラのソウルフードです。
「前に来た時は、ここ閉まってたんで「ふみ」に行きました」
「「ふみ」な、ここの下のところにある。あそこ、閉めはったわ。もう、2〜3年前かなぁ」
そうなんだ…。
さてと帰ろう。
「いくらですか?」
「んー、1080円やけど、1000円でええわ」
すごいわ、いろいろo(^^)o

てことで、恒例のdata

とん玉 580円
ビール キリン一番搾り中瓶500円
スタイル 練り込み系
その他 サイドメニューは豊富です。壁には「こごり350円」とありました。あと「トンチャン炒め」も気になるところです。あと、焼きそば入りのお好みは「モダン」で、焼きうどんだと「ハイカラ」らしいです。この店、虎ファンです。なんでも、チューハイは「掛布チューハイ」らしいです。懐かしすぎます。とにかく地元の人のサロンですね。そして地元の人はとてもフレンドリーです。
独断的評価 ★★★★★(トンチャンは、たぶん奈良の「チヂ」ですね。食感が不思議です。油かすとはまた違いますがジューシーです。あと、このあたりはマヨネーズ入りがデフォルトのようです)

さらに詳細なリンクも更新しましょう。

このネタは芸風が変わるのか?

今日は和泉市でお座敷です。なんでも9時半かららしいのですが、てことは6時半発じゃないですか。普段通りですね。
会場に到着して、聞きに来られる方の名簿を見ると、ガチの市職の研修会です。てか、それくらいわかっておけよ。
さてどうしたものか。ネタを変えようか。ということで、「実践編」から「最新ネタ」へとネタをチェンジ。呼んで下さった方はびっくりされてましたけど、そんなん、プレゼンを変えるだけだから簡単ですがな^^;;。
てことで、お座敷スタート。
固い(;_;)ものすごく固い。みなさん、まったく笑顔がありません。渾身のネタですら、「ザワ」としただけです。ハードルが高い。でも、しかたないですね。続ける以外方法はないです。
「最新ネタ」は、途中に「感じる困難」があります。このあたりで、変なスイッチが入るようです。なんか、えらい興奮して力が入ってしまってました。てことで、ビデオを見てもらっているうちに反省してクールダウン(笑)。
あとは、のんびり話しましょう。途中から、ニコリとする人やクスッとする人がおられて、そんな人に勇気づけられながら、無事2時間のお座敷終了です。
終わってから何人かの人に「ありがとうございました」とお礼を言うと「新たな気づきがありました」とか言われて、メッチャうれしかったです。
なんしか、ホッとしました。が、熱くなる自分を発見したのはいいことなのか悪いことなのか^^;;。

お世話になってる人めぐり

今日は終業式。長い長い2学期もようやく終了です。
ちなみに、今日は終業式のあと、薬物乱用防止教育の講演だとか。これ、警察の人が来てやるので、なかなかの迫力です。が、基本「ダメ、ゼッタイダメ」なんですよね。たしかに、薬物の怖さは伝わるんだけど、なぜ薬物にアプローチするのかというのは伝わらないし、なにより「ヒトゴト」になってしまいます。やはり依存の問題をやらなきゃならないと思うのですがね。でないと、根本的な解決にはならないです。
でもあれか。依存の問題をやると、ギャンブルの問題もからんでくるから、今はアレなのかな(笑)。

午後は地域で子どもたちを見守ってくれてる人たちのところへごあいさつまわりです。なんか、和みます。「地域」って、こういうことなんでしょうね。でも、その「地域」がどんどん衰退化しています。そりゃそうです。「地域」で生きることを否定する社会です。だって、「いつでもどこでも転勤できます」なんて人は地域では生きられない。でも、そういう人を社会は要請している。そして、そういう社会が必要とする人は都市部に住み、都市部が栄える。地域では生きられなくなる。どこかでネジを逆にまわさなきゃならないはずなんだけど、誰も怖くてできない。
そんなことを考えていたら、地域の会館に遊びに来ていた人が「これ、食べ」とコロッケをくれました。なんでも、桜井の肉屋まで正月のお肉を買いに行って、そのついでに買ってきたものらしいです。
うまい!
懐かしい味です。中学校の時、学校帰りに肉屋の店先で揚げてたコロッケの味です。
こんなの、都会部には…。ないことないか。例えば「おたふく」って、あそこも都会部にある「地域」だな^^;;
帰りに一軒家庭訪問。教え子の家なので、なんか途中から家庭訪問というより同窓会気分です(笑)。
なんか、やはりわたしは「「地域」の学校の教員なんだな」ってことを再認識しながらお家に帰りました。

今年唯一の忘年会

昼間はがっつり仕事をやって、午後は会議。んー、それ、必要なのかという情報のシェア(笑)。なんか、ほんとうにシェアしなくちゃならないことは秘密裏に動いて、いらない情報のシェアをしてる感じがしてしかたないですね。
で、ギリギリ電車に間に合わない時間に会議は終了。どうしようかと思ったら、車で帰る人が「駅まで載せてあげるよ」と、優しいお言葉。おかげさまで間に合いました。
そのまま大阪まで移動。そして、月一定例の会議です。今日は議題は少なそう。ならば時間があるなと、ちょいと議論をふっかけてみるなど。たぶん、職場よりこっちのほうが楽しいんだけど、それはわたしだけじゃなくて、この会議に出てる人全般に言えるのかもしれません。
で、濃いぃ内容の会議をサックリと終えて、今年唯一の忘年会に突入。まぁ言うなれば、この日のために減酒をしてきたわけです。なので今日は解禁。とは言え、炭酸水は忘れずに。おいしい料理と、今後の生き方を考える会話と、おいしいお酒と。そしてゼロ島さんの弔い酒と。あ、弔い酒の乾杯をさせてもらえたのはうれしかったなぁ。
11時をまわったところで、いつものようにFくださんと退散。でも、きっとみんなまだまだ呑むだろうな(笑)。
帰り、Fくださん、ちょっとしんどそうだったけど、大丈夫かなぁ…。

減酒

今日は一足お先に今学期最終の授業日です。2年生の授業は「終われるのか?」って感じでしたけど、なぜか(笑)終わりました。にしても、40分で「2倍角の公式」と「三角関数の合成」はきつかった(当校比)。
午前にガッツリ授業をやって、午後からは雑務とかあちこちと連絡とりあったりとか。そんなことをしていると、あっという間に4時すぎです。おかしいな。時計、加速してないか?
てことで、定時にあがって、夜は歯医者さん。40分ほど口を開けっ放しにして、無事終了。
さてと、家に帰って、ビールを飲もうか飲むまいか。今日は「飲む」とも「飲まない」とも決めませんでした。それはその時の自分の気持ちに従いたいなって思ったからです。ただ、自分の中に「「飲まない」という選択肢はあるよ」とだけはおいておきました。
で、結論は「まぁ飲むか(笑)」でした。
で、ビールを一本。あとは自家製チューハイをほんの少し。
まぁ、禁酒はきついので減酒です。そのうち「今日はやめとこか」って、ふと思う日がくるでしょう。

町内会長さんの訃報

朝、一本のメールが届きました。メッチャお世話になったウトロの町内会長さん・金教一さんの訃報でした。
いつも「センセ、また飲みに行こうな」って満面の笑みで誘ってくれてました。いつも立派な車に乗っておられたけど、「オレら土方はな、身体を守らんとアカンねん」って言っておられました。そして、たしかにおそろしいほどの安全運転でした。
苦労話をいっぱい聞かせてもらいました。でも、ぜんぜん押しつけがましくなくて、それどころかあったかさを感じさせてもらえる苦労話でした。そして、そんな苦労をしてこられたからこその優しさがありました。うちの生徒で進路が未定の子を引き受けてもらったこともありました。「どんなヤンチャでもええで」と言ってもらいました。3人ほど紹介したけど、残ったのはひとりだけでした。それほどきつい仕事を生涯続けて来られたんですよね。
焼肉のときには「センセ、ここおいで」と言って、目の前にビールを3本くらいおいてくれました。スーパードライで困ったこともあったけど、ここ数年は発泡酒なので、逆にヱビスを買っていって「こっち飲まれませんか」とか言ってましたけどね。
ウトロでしんどい思いをしたことはあったけど、嫌な思いをしたことは一度もありません。それは、ウトロのみなさんのおかげだし、そのうしろにはいつも会長さんの笑顔がありました。
「また一緒に呑もう」と言われてたのになかなか行けなかった。そして、二度と行けなくなっちゃいました。やはり、飲みに行ける時に行かなきゃならないんですね。
でも、きっと天国でも、片足ちょっと引きずって、ニコニコ笑って呑んではるんやろなぁ。

合宿あけ

朝、全身が痛いです。まぁ、シュラフで寝ましたからね。とにかくもそもそ起き出して、朝にやってきたSゅんすけさんと話をしたり。
それにしても子どもたちのパワーはすごいです。たぶん徹夜してるな(笑)。しかも、朝ごはんを食べたら外に行って公園で走りまわってるみたいだし。そうこうするうちに片づけタイム。
わたしはこの日のセミナーの総括会議なんぞを横でしていて片づけには不参加です。ごめんなさいごめんなさい^^;;。

で、みんなで昼ごはん。ようやくここで、ビールも解禁です。なんと、今朝はプシュとはしなかった!Kうさんに「どないしたんや?」と心配されてしまいましたよ(笑)。
でも、ここからは飲んでもええかと、ワインを飲んで泡盛飲んで。飲みながらも子どもたちと話をします。やはり高校に入ってからのカミングアウトはイヤみたいですね。そりゃそうです。でも、カミングアウトするも地獄、クローゼットも地獄というのがトランスの歩む道です。どちらかを選択しなきゃなりません。ほんとにめんどくさいよね。「トランスなんかじゃなければよかった」という、昨日泣いちゃった言葉を思い出しました。心底ではそうなんだろうな…。
ということで、3時くらいに退散。その後、軽くいっぱい総括呑みをして、京都へ。
お風呂に入ったら寝ちゃいました(笑)。
とにかく晩ごはんを食べて、びーるはのまずにサッカー見ようとしたけどムリ。早いけど寝ましょう。

今年は冬合宿

この土日はトランスジェンダー生徒交流会の合宿です。
例年は9月に行ってる合宿ですが、去年から7月にキャンプを入れた関係で、今年からは12月に移動しました。寒いんじゃないかと思わないでもないのですが、まぁこの日の猛烈な寒さに比べたらはるかにマシでしょう(笑)。
てことで、昼間はゴロゴロして夕方に出動。
会場に到着すると、すでに準備がはじまってました。すみません^^;;。
でも、わたしは準備をするはずもなく、てきとーにダラダラしています。まぁ、みなさんやってはるからいいんです。
そうこうするうちに、肉も溶けて、炭もいこって、ビールも到着して、交流会も本格始動です。今回は焼き肉以外に鍋と焼きそばを準備したのですが、子どもたちもさるもの「肉!」とひとことです。まぁええでしょう。子どもたちが肉を食べ終えたら大人の肉の時間です。
おっとその前に忘れちゃいけないファッションショー。
この2学期から「gender identity」に従った服の実現ができた小学生の制服ファッションショーです。この子、今年度最初に中学生の参加者Mーちゃんが、やはり「gender identity」に従った制服の実現ができて、制服ファッションショーをしたんですが、それを見て「ぜったい自分も実現する」って心に決めたみたいなんですね。お母さん、メッチャテンションあがってました。ちなみに、Mちゃんはひとつ年上のKちゃんが「gender identity」に従った制服を実現しているのを見て「自分もやりたい」って思って、1年かけて実現したんです。
こうやって、ほんとうに近いところにロールモデルがいることで、連鎖反応を起こして燎原の火のように広がっていくんですよね。
MちゃんとKちゃん「交流会って意味があったんやなぁ」ってつぶやいていました(笑)。
意味はその時はわからないけど、振り返ってみた時あらためて感じるもの。他者の姿からフィードバックされるもの。それでいいんです。中学生が自分がモデルであったことに気づくなんて、とてもすてきだなと思います。それが交流会です。
なんてことを考えながら、気になっているのは今回初参加の人。はじめは誰ともしゃべれない感じだったけど「焼き場」での会話で笑ってたからひと安心。これからも来てほしいな。

そんなこんなで、SんちゃんとMぎちゃんのダブルマッサージを受けているうちに爆睡です^^;;。

カウンター

今日の夜は阪大の未来共生の哲学の授業のお手伝いです。この授業のお手伝いをするようになってどれくらいになるかなぁ。たぶん4年目?
1年目は、単にお座敷やっただけですけど、次の年からは「対話」のための仕掛けづくりをすることになって、2年目と3年目は水餃子をつくりました。で、今年は4年目。毎年学生さんは変わるから、同じことをやってもいいんだけど、たぶんこちら側が「慣れる」ことが怖いんですね。段取りになってしまうとワクワク感がなくなって、それは参加者に伝わってしまいます。さて、今年はどうするか…。
ということで、今年は簡単に自己紹介をしたあと、映画「coming out story」を見せることにしました。
そのあとは…。対話に一番ふさわしいシチュエーション…。おたふく(笑)?
てことで、こんなことをしました(笑)。

カウンター「いつき」です。メニューはお好み焼き・焼きそば・お茶・炭酸水・スペシャルドリンクです。
でももちろんお好み焼きを食べるのは仕掛けです。カウンターを囲んで、遠くの人とも対話する。そのひとときを演出したかったんですよね。
はじめのうちは映画への質問なんかがメインではあったけど、途中からはやはり「カミングアウト」がテーマになりはじめました。そんな中、すでにみんなに自分のことを話している学生さんにあらためて「なぜカミングアウトしたの?」とか、あるいは
「みんな自分の中に秘密を持っていると思う」
「でも、秘密があることと悩むことは違うんじゃない?」
みたいなところから、「秘密」「悩み」「困難」の違いについて話をしたり。
あるいは「カミングアウトとはなにか?」みたいなことをストレートに話し合ったり。
この1時間でなにか結論が出たり、他者のカミングアウトにインスパイアされて思わず自分もカミングアウトするなんていう劇的なことなんて起こるはずもないです。だから、それがなかったことは失敗でもなんでもない。じゃなくて、「自己を開示するとはなにか」「なぜ自己を開示しようと思うのか」みたいなことを自分への問としてつきつけるひとときがあることに意味があると思うんですよね。それがもしかしたら、先々ふとしたことでカミングアウトにつながるかもしれないし、つながらないかもしれない。そんな小石みたいなひとときを、映画とお好み焼きを通して演出できたらいいな。
そんなことを考えてのカウンターでした。

ちなみに、カウンターの中に座ってる「おばちゃん」、スペシャルドリンクは350mlを一本だけで、ワ○ンもあるのにそれには指一本触れず、あとは炭酸水を飲んでましたとさ。
天変地異の前触れか?
終わってからは研究室でクールダウンと振り返り。ここでも、ビールを250ほどと、日本酒を3勺ほど飲んだだけ。
まぁ、眠たくなってるからこれでいいんです(笑)。