あけて生徒交流会

朝、目が覚めると、ちゃんとベッドにいます。
「メガネメガネ」
と探すと
「はい、ここです」
と渡してくれる人がいます。なんでも、みんなでかついで寝かしつけてくれたとか^^;;。
とりあえず、帰る人、朝ごはんを食べる人に混じって、朝からチューハイ飲む人もいるわけです(笑)。
やがて、ほとんどみんな帰ってしまって、取り残された人間は疲れ果てて、もうひと眠り。
目が覚めると11時。いかんいかんと思うのですが、「まぁいいや」には勝てません。
と、誰かが階段を登ってくる音が…。おぉ!現役生がやってきた!
てことで、「京都・在日外国人生徒交流会」のはじまりです。
まずはメニュー決め。今回のテーマは「残りものの整理」です。こんな時、今の生徒交流会の参加者は無敵です。
「そうめん食べたいなぁ…。え、スープが残ってるの?じゃ、そうめん炒めてスープをあんかけにしてかけたらおいしいと思う」
なるほど!絶妙です。
てことで、自転車持ってるSみずくんに買い出しを押しつけて、もうひと眠り。
で、食材が揃ったところで調理開始です。さっさかつくるあたりはいつ見ても感心します。
にしてもマダンセンターでごはんをつくるときは、なぜかごま油に頼ってしまいます。どんな食材が来ても
「味つけどうする?」
「そんなん、ダシ入れて、塩コショウして、ちょっと醤油たらして、最後にゴマ油いれたらええやん」
みたいな会話になってしまいます。バリエーションとしては、そこにコチジャンが入るかプッコチがはいるかぐらいです。
そうめんつゆに、コチジャン入れてゴマ油をひとたらし。うまい!
「ネギとサバの味噌煮を混ぜて…」
ゴマ油入れたらめっちゃうまいと思う」
「だから!ゴマ油に頼るのやめようよ!」
「ほな、オリーブオイルとニンニク」
どこまでも半島文化から抜けられない交流会です。
そんなこんなしょーもない話をしながらも食事は完成。

うまい!
さすがです。クーラーの効いた部屋でおいしいごはんを食べて。そうこうするうちに、昨日の「おさんぽ」の話になって、そこからなぜか40番地の写真の紹介なんかをはじめてしまいました。でも、みんな真剣に見ています。こんな時、単なる昼食会ではないことを感じるのです。
あるいは
「誰か友だち誘ってきてや」
「うーん。やっぱり、中国人であることをちょっと嫌がってる子がほとんどやしなぁ」
「そっかぁ。でも、こんなとこ来て「あ、でも、ちょっとええことあるなぁ」って感じてくれたらうれしいんやけどなぁ」
みたいな会話。
ガッツリ3時間話すのも交流会。遊んで遊んで、ふとこんな話をするのも交流会。
そんこんなで、5時ごろまでうだうだ過ごして、今日の交流会も解散です。

でも、こんなの、今時はやらんわなぁ…。